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原発事故いまなお被害 福島で全国研究・交流集会

2014-04-06 16:19:04 | 原発
     しんぶん赤旗          2014年4月6日(日)
原発事故いまなお被害

福島で全国研究・交流集会

    
(写真)各地からの参加者で満席になった交流集会=5日、福島市の福島大学
 東京電力福島第1原発事故の「風化」を許さず、現在の被害状況を明らかにすると同時に、原発のない社会をめざす運動の連携を強めようと「第2回『原発と人権』全国研究・交流集会in福島」が5日、福島市の福島大学で2日間の日程で始まりました。市民、法律関係者、科学者、ジャーナリストら約400人が参加しました。主催は同実行委員会。

 満席となった全体会の会場で開会あいさつした淡路剛久実行委員長(日本環境会議名誉理事長)は、原発事故がいまだに収束していないと強調。「被災地再建のために有効な手だてを見いだせる集いにしたい」とのべました。

 ジャーナリストの柳田邦男さんが基調講演。福島原発事故の政府事故調委員長代理を務めた経験もふまえ、原発事故が終わらない深刻な「広域災害」であることを詳細に明らかにしました。

 厳しい住民帰還の状況や、福島県内の原子炉の廃炉を求める運動の広がりなどを真木實彦福島大学名誉教授が報告しました。

 原発事故の被害者・市民が次々と登壇。「放射能の影響で漁の見通しが立たないほどつらいことはない。しかし、一歩一歩前に進むしかない」(相馬市の漁民)、「福島市でも放射線被ばくの不安が、人間関係にも影響を及ぼしている。次世代のためにも国と東電の責任を問うていきたい」(原発訴訟原告)、「原発労働者は、現場で毎日のようにトラブルがおきていると話している。彼らの安全を守ることは、福島県民の安全にかかわる問題」(渡辺博之日本共産党いわき市議)などと語りました。

 集会では、フランス・リモージュ大学のミシェル・プリウール名誉教授(環境学)が特別講演し、福島大学の丹波史紀准教授が総括報告。桜井勝延南相馬市長も訴えました。

港湾外セシウム濃度急上昇 2日前の13~33倍 福島第一原発

2014-04-06 09:29:06 | 原発
        福島民報より転載
港湾外セシウム濃度急上昇 2日前の13~33倍 福島第一原発

 東京電力は5日、福島第一原発の港湾外にある5、6号機放水口北側の海水で、セシウム137(法定放出基準90ベクレル)が1リットル当たり22ベクレル検出されたと発表した。同港湾外の南放水口付近でも同12ベクレルを検出。いずれも法定放出基準を下回るが、前回計測結果の約33倍から13倍に急上昇した。東電は、4日未明の大雨で放射性物質を含んだ土砂が港湾内外に流出したとみている。


■法定基準は下回る
 東電によると、いずれも4日朝に採取した海水から放射性セシウムが検出された。5、6号機放水口北側のセシウム137の同22ベクレルは、平成23年10月22日の同76ベクレル以降の最高値となる。10ベクレルを超えるのは24年9月22日以来。前回採取日(2日)は同0・66ベクレルで、約33倍に上昇した。南放水口付近の同12ベクレルは24年2月17日に同21ベクレルを記録してから最も高い数値となる。前回採取日(同)は同0・89ベクレルで、約13倍になった。
 安倍晋三首相は昨年9月の国際オリンピック委員会(IOC)総会以来、「汚染水の影響は港湾内0・3平方キロの範囲内で完全にブロックされている」とアピールしてきた。今回、港湾外で放射性物質濃度が上昇し、首相発言との整合性があらためて問われそうだ。
 港湾内では3号機近くのシルトフェンス内のセシウム137が前回採取日(2日)の29ベクレルから290ベクレルに上昇した。4号機近くもセシウム137が25ベクレルから560ベクレルに上がった。
 東電が福島第一原発の免震重要棟西側で降水量を計測したところ、4日午前4時から同5時までの1時間に23ミリの雨量が観測されたという。
 東電は汚染水の港湾外への流出を防ぐため、排水溝にふたを付け、放水口を港湾内に引き込む工事を進めている。ただ、放水口の工事は当初予定から遅れるなど雨水対策は整っていない。
 県原子力安全対策課の渡辺仁課長は「大雨の影響と思われるが、雨が降るたびにこのような状況になるのは望ましくない」と早期の対策を求めた。

( 2014/04/06 08:14 カテゴリー:主要 )

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