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the 10the anniversary of the russian ballet icons gala




ロンドン・コロシウムで。

ボリショイ、マリインスキー、ロイヤル、パリ・オペラ座などからダンサーが集い、パフォーマンスは玉石混淆ではあったが、バレエの終わらない夢を見た。

ガラは、わたしにとっては、フルコースのメインディッシュばかりが続けて出てくるような趣向で、ものすごく好きかと言えばそうでもないのだが、お祭りとしては非常に楽しいものだ。

ロシアの若いバレリーナの目を疑うような美しい体型と柔軟性や跳躍力の一方で、アリーナ・コジョカル(Alina Cojocaru)はひとつ次元が違っていたと思う。もちろん大好きオシポヴァ(Natalia Osipova)も!

努力、才能、美。わたし自身がひとつも持っていないものが舞台の上すぐそこにあり、後半終わり近く、くるみ割り人形のグラン・パ・ド・ドゥの音楽(憎らしきチャイコフスキー)が表現する、「この世のどこにもない完璧な幸福世界」を聞き、号泣しそうになったのであった。
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