花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

中国系の漂着物が来ました 真夏の吹上浜 2014/07/29 (鹿児島)

2014-07-30 17:53:08 | 吹上浜
暑中お見舞い申し上げます。
南海上に2つの台風が発生しました。

鶴丸城跡の蓮


7月30日 鹿児島テレビ


真夏を彩るカノコユリ(鹿の子百合)7月29日


先週の吹上浜は台風10号の影響でうねりが高く、26日には江口浜で水難事故が発生しています。7月29日に吹上浜を散策したところ、台湾や中国大陸から流れてきたと思われる漂着物がありました。波の跡から判断すると27日か28日に漂着したのでしょう。

砂浜の様子 7月29日(以下の画像も同日に撮影)


電池が漂着 水に浮くのでしょう?


浙江(せっこう)の文字がある浮き


おなじみの100円ライター


南方系と思われる太い竹


昨年は7月中旬に台湾北部を強い台風が直撃して、8月初旬までに中国ゴミが鹿児島県西岸一帯に大量漂着しました。今年も台風10号の影響が残る台湾で飛行機事故が発生しています。

夏場は南方からさまざまな漂着物がやって来ますが、昨年は異常な大量漂着でした。今年は今のところ「平年並み」のようです。注意深くゴミを観察しないと気付かないほど少量です。エボシ貝が付着して、表面には画数の多い漢字(繁体文字)や逆にかなり省略した漢字(簡体文字)が確認できます。台湾や中国大陸南部からやって来たものと思われます。

夏の吹上浜と言えばキス釣りですが、台風8号の通過後はさっぱりダメな状態が継続しています。6時半頃から来たと言う釣り人は2時間以上かけて、「キビナゴ」サイズが5匹とのこと。他の釣り人は掌サイズの小さなチヌが釣れる程度でした。

海は静かなのですが


海亀の足跡


咲き始めたハマゴウ


前回も書いたように、キスが殆どいないようです。29日はキス網も早々に操業を切り上げたと聞きましたので、遠投しても釣果は期待できそうにありません。(私が普段行く日置海岸の状況なので、南北に長い吹上浜全体が同様にダメなのかはわかりません。)

海亀は台風8号通過後にも上陸が続いています。台風前に産卵した分は大半が海水に浸り、孵化は難しいかもしれません。これから台風による浸水がなければと願っています。

2つの台風が直撃しなくても海は荒れますので、今後の進路が気がかりです。一方では、海が一旦荒れた後に再びキスが戻ってこないだろうかと期待しています。恵比寿さんにお願いしてみようかな・・・。
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蓮池巡り さつま町 農Cafe山崎 2014/07/27 (鹿児島)

2014-07-27 17:32:33 | 
今年の夏はエルニーニョの影響が予測されていましたが、全国的に猛暑が続いています。こんなときは早朝の蓮花鑑賞がお勧めです。27日は、さつま町(宮之城町)広瀬にある農Cafe山崎の蓮池を訪ねました。

昨年から蓮池に美しい花が咲き、今年6月10日には「農家が営むCafeと農産物直売のお店」農Cafe山崎がOPENしています。グルメや地域情報ページでも紹介されています。

6時過ぎの蓮池と農Cafe山崎


数種類の蓮が咲いています


朝霧が漂う田園風景


東側からの風景


日の出から30分ほど過ぎていましたが、雲が多くて日射しが照り付けることなく撮影には好条件でした。蓮池は広い農道横にあり車が多く交差点も近いので、蓮の鑑賞にはお店の駐車場を利用するよう案内板が表示されています。

蜂が集まっていました


紅色の蓮


白蓮


ここは昨年から蓮が開花していますが、管理が行き届いて花が美しく実に見事です。品種名はわかりませんが複数の蓮花が咲いています。開花時期としては今がピークのようです。

小さめの蓮


縁取りの薄紅がきれい


朝露とハチス


鹿児島県内の蓮池で数種類の蓮が見られるところは、他では大隅半島志布志市の「ふいやしき公園」くらいでしょうか。今年もきれいな蓮花を鑑賞させていただきありがとうございました。農Cafe山崎さんの御繁栄をお祈りします。

昨年の山崎農場蓮池のブログ記事はこちらからご覧ください。
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吹上浜のキスはどこへ行った? 2014/07/22 (鹿児島)

2014-07-23 11:06:05 | 吹上浜
夏休みが始まり20日は「海の日」でしたが、このところ吹上浜のキス釣りはさっぱりダメです。台風8号が鹿児島県阿久根市に上陸したのが7月10日、その後吹上浜ではうねりが続きました。

海が静かになった19日午後にキス釣りに行きました。場所を移動しながら1時間ほど釣り歩いたものの全く当たりがなく、この日はあきらめて海岸の排水口に詰まったゴミを片付けました。

7月19日 午前


重機作業で片付いた浜


東空に湧く夏雲


夏の花 はまゆう(浜木綿)


元気なランタナ


20日の海岸清掃を前にあちこちにゴミの小山がありました。大型ショベルの爪で掻き寄せたようです。この付近は燃えないゴミを先に集めておいたので燃えるゴミだけで山ができていました。

真夏の日射しに負けずに浜木綿が白い花を咲かせ、南方系のランタナはますます元気です。山手には入道雲が湧き上がっていましたが雨を降らせることはありませんでした。

7月22日 午前


美しさを取り戻した砂浜


釣り人はわずかに1人


漂着したポリバケツ


薩摩半島南西端の野間岳が見えます


燃えるゴミは焼却され、不燃ゴミと危険物は回収されて砂浜がきれいになっていました。22日は「若潮」で8時前にはかなり潮が引いており、常連のTさんがただ一人残っていました。90代のTさんは毎日のように釣りに来て、いわば「灯台」のような釣り人。情報を聞くと今朝はキスが1匹だけでした。

他の釣り人は早々に引き上げ、キス網の船もすぐに移動して行ったそうです。真夏の日射しが強いこの時期は日中は魚の食いが悪くなります。それでも早朝はいくらか釣れるものですが、魚がどこかに移動したのでしょうか。全く釣れないということは、魚の食いが悪いのではなく、魚が殆どいないからでしょう。

学校のプールのようなもので、何度投げても魚がいなければ釣れません。台風などで海が荒れると沖合い移動することはありますが、今年はさらに沖合いに移動したのでしょうか。

夏休みが始まり、砂浜がきれいになって海は静かなのに・・・・・思いどおりに行かないのが魚釣りでしょうか?

日が高くなるに釣れて日射しが強烈になったので魚釣りはあきらめて草刈作業に汗を流しました。吹上浜のキス釣りは10月中旬までは可能です。また良い日もあるだろうと期待しています。
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蓮池巡り 鶴丸城跡 2014/07/21 (鹿児島)

2014-07-21 10:56:12 | 
鹿児島で蓮と言えば一番にイメージされる「鶴丸城跡」(黎明館)の蓮を撮影しました。今日は祝日「海の日」ですが月曜日とあって普段の日曜日よりも車の量が少し多いようでした。

昨日は夕立があり、朝焼けを期待しましたが空振りでした。雨の勢いが少し強かったのか蓮の花びらが下側に萎れたものもありました。

日の出前 5時17分


開き始めた蓮花


少し下に曲がった花びら


雨露を残す花びら


葉陰の蓮花


ここは国道10号に面して日当たりが良く、日の出から程なくして朝日が差し込んできます。今朝は東空(桜島側)に少し雲が多く日差しが出始めたのは6時半頃でした。

美しく花びらが広がった蓮花


北側の蓮


石垣と蓮


朝露が残る蓮葉


石垣の上だけが少し濡れていました


早朝から散歩やジョギングする人が見受けられました。鹿児島市役所に近く、図書館、美術館などもあり一帯は「歴史と文化の道」として市民に親しまれています。今が開花のピークと思われます。お堀に咲いているため高い位置から見下ろし撮影できる場所もあり蓮シーズンはカメラマンを楽しませてくれます。
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蓮池巡り 鹿屋田崎池 2014/07/18 (鹿児島)

2014-07-20 18:15:25 | 
7月18日は「ふいやしき公園」の後に鹿屋市田崎池に立ち寄りました。ここも開花ピークを過ぎていましたが、蓮の生育範囲が昨年よりも数メートルほど広がっていました。昨年のブログ記事はこちらからご覧ください。

南側からの蓮池風景


開花時期のピークを過ぎていました


成長したハチス


水草と大賀蓮


空いた水面が狭くなっています


ハチスと蓮花


10時半頃に着きましたが日射しが強いままで、蓮花の微妙な色合いはなく少し萎れている感じでした。ここは大賀蓮と少しだけ黄色の睡蓮があります。昨年よりも蓮の生育範囲が広くて開花ピークの頃は見事だったことでしょう。すぐ横にあるサルスベリは咲いていませんでした。

この勢いで蓮が茂ると来年はさらに広がりそうです。蓮は竹と同じように地下茎を伸ばして繁殖しますので勢いが付けば増殖が速いです。数年後には持て余すことになるかもしれません。

花の撮影には適さない強い日射しのため30分程度で切り上げました。隣接する海上自衛隊鹿屋基地のヘリコプターと大型のプロペラ機を撮影し、桜島フェリーで帰ることにしました。

訓練でしょうか


日が当たりきらめく機体


プロペラは高速で回転しているイメージがありますが、止まって見えます・・・・・シャッター速度が1250分の1でした。大型機は250分の1で撮影しています。

侵食が進む桜島南岳の南西斜面


明日から夏休み 足取りも軽く帰宅する中学生たち


桜島とフェリー


昨年は桜島の噴火を撮影し灰雨に遭遇しました。今年は桜島の活動が比較的穏やかで、7月20日までの爆発回数は191回です。年間1000回近く爆発した頃に比べるとはるかに少なくなっています。

桜島南岳の東側にある昭和火口の活動は続いていますが、南岳火口はほとんど活動しておらず南西側斜面では山体侵食が進んでいます。秋風が吹き始めたら桜島の夜間撮影に出かけようと思っています。
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蓮池巡り ふいやしき公園 2014/07/18 (鹿児島県志布志市)

2014-07-20 17:09:09 | 
今年も昨年と同じ7月18日に蓮花を見に行きました。開花のピークを2週間ほど過ぎた感じでした。

休耕田に咲く大賀蓮


朝日が暑い


広い蓮池


ふいやしき(古屋敷)公園は志布志市有明町(しぶしし ありあけちょう)の蓬原(ふつはら)にあります。錦江湾(鹿児島湾)を隔てた鹿児島市からはフェリーを利用するか、霧島市を経由して最短でも1時間半ほどかかります。

7時20分頃に着きましたがすでに日の出から2時間を過ぎ、蓮池に強い日射しが照り付けていました。ここは休耕田を利用して中野自治会内の「蓬原地区ふるさとづくり 委員会」が維持管理されています。

蓮池の8割ほどは大賀蓮で、昨年からは別品種の蓮も植えてあります。小さな水車がある金魚池には睡蓮が少しありました。池にはカワセミ、ヤマセミなどが来て魚を取るため防護ネットが張ってあります。

左下手が金魚池


花びらにトンボ


朝露に光る蓮葉


表示板にもトンボ


上流部に続く水田 稲穂がついていました


昨年植えられた品種は殆どが花が終わっていました。蓮池には、一天四海(いってんしかい)、紅舞妃(べにまいひ)、浄台(じょうだい)、漁山紅(ぎょざんこう)、碧台蓮(へきたいれん)、錦芯(きんしん)、金輪(きんりん)の表示板が立っていました。来年は少し早めに訪れて花を楽しみたいものです。

蛙と蓮花


葉陰に咲いた蓮花


落ちても美しい花びら


背の高い花


開花のピークは過ぎていましたが美しい蓮花を楽しめました。常連の地元カメラマンの方と写真談義をするうちに2時間ほどが過ぎていました。背の高い蓮花に見送られて次の撮影地である「鹿屋田崎池」に向いました。
昨年の「ふいやしき公園」の様子はこちらからご覧ください。
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梅雨明けの吹上浜 2014/07/16 (鹿児島)

2014-07-16 18:00:16 | 吹上浜
地元テレビ局MBC(南日本放送)ニュースによると・・・・・

気象台は16日、「九州南部は梅雨明けしたとみられる」と発表しました。平年より2日遅い梅雨明けです。平年より2日遅く、去年より8日遅い梅雨明けです。梅雨入りした先月2日から15日までの雨量は屋久島で平年の892.6ミリに対し1412.5ミリ、鹿児島で平年の616.1ミリに対し914ミリなど各地で平年の雨量を大きく上回りました。(引用終わり)

7月15日 KTS鹿児島テレビ


同じく照国神社の中継画面


九州南部の梅雨明けは平年で7月14日、照国神社では六月灯(ろくがつどう)が7月15日と16日に開催されます。毎年空模様が気がかりですが今年は梅雨明けとなりました。六月灯は7月を中心に旧薩摩藩地域の神社や寺院で開催されます。和紙に絵や文字を書いた灯籠をはじめ、歌や踊りが奉納されます。

梅雨明けが近づいたので昨日(7月15日)から吹上浜の海岸清掃を始めました。

燃えないゴミを集めました


昔懐かしいトコロテンの押出容器


引潮時に波乗りの人(右奥)


台風の暴風を免れたオニユリ


15日は朝方雨が降り少し雲の多い日でした。先日の台風8号で砂浜の河川ゴミが流され減少していました。台風の雨は少なく、新たな河川ゴミ漂着はわずかでした。この付近のゴミが少なくなった分だけ、吹上浜北部では増えていると思われます。

昨年砂に埋まった中国ゴミの一部が今度の台風で洗い出されていますが、量はわずかです。発泡スチロールやビニルが無数の砕片になり、国産の清涼飲料水容器やビール空缶が多いのは残念です。

珍しいものではトコロテン押出容器がありました。海岸近くから流れ出したか、どこかに漂着していたものが移動してきたのでしょう。

7月16日 朝の様子


昨日に続いて燃えないゴミ集め


塩分補給の梅干


2代目の風見


16日は朝から晴れ渡り日射しが強かったので作業は午前中で打ち切りました。弱い南西風で汗が引っ込むほどの涼しさはなく、塩分補給をしながらゆっくりと作業を続けました。

画像ではわかりにくいのですが、台風通過後も吹上浜ではうねりが続いています。天気予報では「海上の波は1m」ですが、魚釣りには厄介なうねりです。このようなうねりが続くとき、吹上浜ではキスの当たりが殆どありません。150mほどの遠投ならば状況は違うかもしれませんが・・・・。

野間岳が見えています


出番待ちの釣り道具


今年の梅雨は曇りや雨の日が続き、強い日射しに慣れていないため暑さがことのほか体に堪えます。海はいつもあるしキスがいなくなることもないでしょうが、釣り日和の静かさが戻るのを心待ちしています。
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台風8号が過ぎた吹上浜 2014/07/11 (鹿児島)

2014-07-12 17:34:44 | 吹上浜
7月としては過去最強の台風8号、7日には沖縄県に特別警報が出され、10日朝に鹿児島県本土を通過しました。

11日朝のNHK 台風進路図


7月の台風としては非常に強い勢力に発達した台風8号は速度が遅く、気がかかりな日が続きました。九州の西側で進路を東に変え、10日7時に鹿児島県阿久根市付近に上陸しました。

鹿児島県本土では心配された大雨や暴風にならず、雨戸は閉めましたが冬の木枯らし程度でした。台風に近かった吹上浜では大きなうねりと南西風による波が重なり、砂丘の植物群が波に洗われていました。

9日午後の様子


押し寄せるうねり


11日 朝の様子 風見竹が流失(以下11日の様子)


海岸北側


流失を免れた風見やぐらの一部


9日の南東風は10日は南西に変わり、砂丘の植物群が波に洗われていました。斜面に竹や流木が線状に打ち上げ、風見の竹竿と支柱にしていた流木も一本を残して全部流失していました。見慣れた海岸の変わりようには驚きました。

海亀産卵の標識も全部流失しています。屋久島では海亀の卵14万個が流出したそうです。吹上浜でも殆どが海水を被ったと思われます。

下原海岸


浜の丸海岸


せき止められた小川


川口に堆積した砂


南西からの波が海岸を浸食し一部では高さ1m程度の浜崖が出現し、大波が砂山にゴミを漂着させています。小さな川口は押し寄せた砂で埋もれ、風見の竹竿が折れた状態で引っかかっていました。昨年の中国ゴミが再び波に洗い出され、大きな流木の移動位置から判断すると北側に200m程度流されているようでした。

新たに漂着した漁具の竹竿


釣りや海岸散策の目印のために必要なので、同じ場所に新たに漂着竹竿を立てました。網の位置を示す標識のような簡単なものです。

南海上では台風9号の発生が予測されています。同じような位置なので今後の進路には目が離せません。台風8号が東に進んだのは、南から押し上げる太平洋高気圧が弱いためだろうと思います。梅雨明けはもうしばらくお預け、魚釣りも当分は難しそうです。
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台風8号が接近 大荒れの吹上浜 2014/07/09 (鹿児島)

2014-07-09 17:28:22 | 吹上浜
梅雨明けが待たれる吹上浜に台風8号が接近しています。沖縄県各地に特別警報が発表された大型の強い台風8号は、東シナ海をゆっくりと北上。

9日14時には中心が吹上浜の西側およそ300km付近に達しています。九州南部を直撃すると思われましたが、今のところ鹿児島県本土では大きな被害は出ていないようです。

台風8号の名前は韓国語でたぬきを意味するノグリー(NEOGURI)です。一般にはなじみの薄い台風の名前ですが、鹿児島に高潮被害を出した昭和26年のルース台風は忘れることができません。

台風8号は4日(金)に発生、海水温の高い海上を進み発達して沖縄県宮古島地方に接近、列島沿いに進むのではと心配されています。

7月9日 NHK九州地方の波の高さ予想


7時前 NHKの台風情報


7時過ぎ 進路予想図 フジテレビ


地元MBCテレビ 垂水フェリー運行休止


急速に発達した台風8号でしたが速度が遅く、気がかりながらも対策を先延ばしにしていました。9日朝にはいよいよ影響が出そうなので昼前に吹上浜近くの実家に出かけ、庭先の鉢植え取り込み、野菜支柱補強、戸締りなど台風対策をしました。

吹上浜日置海岸 7月9日 11時28分


波で削られた砂浜 11時29分


砂丘に出ると海はうねりが押し寄せて大荒れ。大波で砂浜が削り取られ、なだらかな斜面の高低差がリセットされて一様になっていました。昨年の中国ゴミを利用した風見オブジェにも高波が届きそうです。

風向きは南東で、斜め沖に向けて白波が立っています。一方で台風による大きなうねりが海岸に押し寄せている状態です。風向きが南西に変われば、風による波とうねりが重なって、さらに高い場所まで波が打ち上げてきます。

13時25分 風が強くなりました


次々に押し寄せるうねり


砂丘にはトンボが多く飛んでいました


台風対策を済ませて再び浜に出てみるとさらに波が高くなっていました。望遠レンズで押し寄せるうねりを撮影しました。砕ける波頭から上がるしぶきが強風に吹き流されています。まだ台風による雨は少ないため、濁っている範囲は岸近くだけです。

風向きを見ると台風は遠い感じ


西風に変わりどこまで波が上がるのか


今ほどに台風情報がない頃は、砂丘から波と風向きを観察して台風の位置や進行方向を予測していました。台風が自分の居るところのどちら側を通るかによって風向きが大きく異なります。台風の眼も何度か経験したことがあります。どうやらこれ以上ひどい風は吹かないだろうと感じました。暴れ者の「たぬき」さんには早く静かに去ってほしいものです。
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台風が気になる 吹上浜のキス釣り 2014/07/06 (鹿児島)

2014-07-07 14:14:15 | 吹上浜
梅雨明けが近いと思っていたら台風が来そうです。6日は雨を気にしながらのキス釣りでした。

潮時は「長潮」・・・・満潮・干潮の変化がゆるやかでだらだらと長く続くように見える小潮末期・・・・・6日、吹上浜の日置海岸に近い串木野の干潮は7時33分、満潮は13時39分で潮位差は約90センチ。

8時44分 浜の様子


キス釣り仕掛け


12時54分 少し波立っています


6日の釣果 42匹


日曜日はキス網が操業しませんので条件は良いのですが、当たりが少なく型も小さいものだけでした。キス網漁が続いたせいか、大き目のキスは全く見かけませんでした。大体今頃はこの程度の大きさが一般的です。

3年物を釣った記憶が残っていると、小さいキスが特に小さく思えるものです。午前中は雨が降らず、潮時を見計らって昼前には釣人が少し増えてきました。それでも1km程度の範囲に南北あわせても10人程度ですから、のんびりしたものです。

最近では仕掛けを自作して針を5~6本程度で釣る人が増えていますが、私は安い市販品の3本針です。2組入って200円です。フグに針を切られなければ釣行3回程度までは使えます。

餌の岩ゴカイは300円分買うと、使い残りを冷蔵庫に保管して1週間以内であれば釣行3回分使えます。餌と仕掛けのコストは1回に付き140円程度という手軽さです。3本針だと餌の付替えに手間取らず、釣れる数も適度で私の釣り方に合っています。

釣れすぎると捌くのが大変なのです。30~40匹くらいが適度な数です。うろこが飛び散るので、外に置かれた古いコンクリート流し台が活躍します。大型浮きの4分の1球体を腰掛に使っています。やぶ蚊に悩まされながらも雨が降り出す前に捌くことができました。

16時19分 雨が降り無人の浜辺


咲き始めたオニユリ


気になる台風8号の進路(7日朝の情報番組 スッキリ!!)


14時頃に降り出した雨は薩摩半島北部で大雨となり警報も出ました。せっかく咲き始めたオニユリも台風で痛めつけられそうです。7日朝のテレビ各局は台風情報を大きく取り上げていました。鹿児島県本土の西側海上に接近して通過しそうで、吹上浜沿岸部にとって最悪のコースです。大きな被害が出ないことを祈りながら、台風情報から目が離せない状態です。
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花浄土/鹿児島

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