花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

冠嶽神社周辺 紅葉は終盤へ 2022/11/28(鹿児島)

2022-11-29 16:24:51 | 
11月28日(月)天気が崩れる前に冠嶽神社周辺へ出かけました。

鳥居のイチョウが色づく 以下の画像は11月28日に撮影


いちき串木野市北東部の冠嶽神社周辺は、鹿児島市郊外の自宅から車で1時間ほどの手軽な場所です。

例年11月下旬が見頃ですが、今日はシニア層を中心に駐車場には20台ほどの車が止まっていました。

鳥居のイチョウが色づくとこの辺りの紅葉は終盤です。急な冷え込みがあると紅葉時期が分散しないのかもしれません。

風が強めで落葉が増えていた


予報では29日は雨、30日から寒気が入り12月1日は冬の寒さとのこと。28日の最高気温は鹿児島市で24.9度、夏日に近い暖かさでしたが南東の風が強めでした。

望嶽亭 花川沿いの紅葉はかなり散っていた


鏡池には水が張られていて、小鳥の姿もありました。

望嶽亭の少し下流部の紅葉


中国庭園と冠岳


帽子が一度飛ばされるほど風は強めでしたが、雲は殆どなく眩しい日差しが照り付けていました。11時前から13時過ぎまで、風に揺れる紅葉などを粘って写しました。

冠嶽神社周辺は山間部のため日当たりの良い昼間が撮影しやすく、15時を過ぎると殆どが日陰に入り、一般的な紅葉撮影には不向きです。

冠嶽八十八ケ所歩き遍路 第二十八番大日如来 遍路姿のお大師様


中国庭園から昇龍橋を渡った少し下流部で、この辺りまで訪れる人は少ないと思います。

木漏れ日と紅葉


見た目には良い感じですが、紅葉がそれほど鮮やかではなく風に揺れて見映えが今一つでした。

大師堂の横では大半が落葉


大師堂入口


大師堂の庭から神社方向 殆どが落葉


大師堂角の風鐸と紅葉


ここでも風が強く揺れる紅葉はきれいですが、残り葉が少なく今一つでした。川面には落葉がぎっしりで紅葉の映り込みがなく残念。

花川の上流部では一部色づいた木もありましたが、色合いが赤よりも茶色に近く昨年に比べると鮮やかさがありませんでした。

まだ緑葉の木もありますが、日当たりが悪いのでこの先葉が色づくことなく枯れそうな感じもします。

この日一番鮮やかだった紅葉


神社鳥居の下流側の木は特に色鮮やかで輝いていました。光が眩しすぎて、手前の葉が濃い赤色を通り越し赤黒に暗く写って難しいものでした。

今季は11月16日からこれまでに数回、朝方から夕方にかけて様々な時間帯で撮影できました。色づきは例年より少し悪かったもののの、何度も楽しめて感謝、感謝です。

来月上旬にかけても神社周辺と、徐福像への道路沿いの所々に色づく木がありますが、撮影範囲が枝先や数枚の葉に限られることが多く、広範囲の紅葉は少なくなります。
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早朝から西・東 写真展を鑑賞 2022/11/25(鹿児島)

2022-11-27 16:04:46 | 日記
11月25日(金)予定を一部変更して朝方は日置へ出かけました。

6時58分 かごしま健康の森公園から 以下の画像は11月25日に撮影


前日は夕焼けが期待ハズレでしたが、今朝も桜島撮影に立ち寄りました。桜島の周辺だけに薄雲がありました。

7時13分 朝日は南岳から顔を出した


冬至にかけて朝日の位置が桜島の南側斜面へ移ります。薄雲はありましたが、朝日が眩し過ぎてすぐに撮影を切り上げました。

10時27分 吹上浜日置海岸


桜島撮影後にこもれびの散歩道沿いの紅葉を撮影、その後西に走り日置市の車屋さんでオイル交換。海は穏やかで釣人の姿がありました。

車屋さんで時間待ちの間に日吉中学校閉校記念誌を手に取ると、開校当時(昭和47年)の日吉中学校の卒業写真に私の恩師の姿があり驚きました。

私が卒業して5年ほど後、昭和47年に日置中学校は旧日吉町内の吉利中学校と統合、日吉中学校が新設開校しました。

その中学校も令和3年4月に小中一貫教育の日吉学園(令和4年5月1日の学園生数246人)に生まれ変わりました。

私が日置小学校6年生の時は1クラス52人で2クラス・・・今は旧日吉町内の小学生と中学生を合わせてわずか246人とは・・・少なさに驚くばかりです。

私の頭の中にあるのは今も日置中学校ですが、その後の日吉中学校も閉校、過ぎ去る時の早さを実感させられ浦島太郎になった気分でした。

移植したえんどう豆は順調


移植の影響はなく茎を伸ばしていました。次回は竹の支柱を添える予定です。

富有柿を収穫


枝先に残っていた7個全部を収穫しました。成熟度合いが不ぞろいで野鳥に先取りされ、これまでに収穫できたのは全体の7割程度。

鹿児島市立美術館へ


予定より遅くなりましたが日置から東の鹿児島市へ、30年以上走ったことのない武岡団地から常盤トンネル路線を利用しました。

かごしまフォトクラブ写真展


祭りや花の撮影などで顔を合わせることの多い方々です。20周年の展示会おめでとうございます。皆様お元気でご活躍何よりです。

私も行った最近の太鼓踊りの写真があり、カメラに残していた動画もみてもらいながら写真談義。祭りの音が記録できて良いですよと、実際にカメラを使って記録方法を説明しました。

Midnight Walker 3 -星にあこがれて- 山野洋介写真展


こちらは映像作家山野さんの個展です。星空と花の写真撮影を長年続けておられます。四国の桜と星空の写真が特に印象に残りました。

大伸ばし作品だけでなく、星と花、桜島噴火のDVD映像も拝見できて感謝、感謝です。

鹿児島市 歴史と文化の道 左手は鹿児島市立美術館


小学生でしょうか数人で校外学習らしく、元気な声で歩道を歩いていきました。

13時54分 朝は少し冷えるが日中は過ごしやすい


青空に筋雲が美しい午後でした。鹿児島市ではまだ初霜は観測されず、木枯らしのようなものも吹いていません。

今朝は日の出前から桜島を撮影、日置で懐かしい記憶をたどり、野菜園の様子を見て、写真展まで足を延ばしました。元気で穏やかな秋を満喫できてありがたいことです。
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健康の森公園 夕焼けは外れ 2022/11/24(鹿児島)

2022-11-26 14:07:07 | 自然観察
11月24日(木)サッカーW杯、日本中がドイツ戦の大金星に湧きました。

11月24日朝 NHK九州沖縄のニュース


二人の笑顔がいつもよりもさらに輝き、うれしい朝でした。昨夜は前半戦を見たところで就寝。日本は殆どボールに触れないような試合展開でしたが・・・一夜明けてみると逆転勝利。

かごしま健康の森公園 以下の画像は11月24日に撮影


公園の東側にある自然観察園は、展望台に通じる「こもれびの散歩道」沿いですが、坂道のため訪れる人の少ない場所です。

夏場はアジサイ、ホタル観察、スイレン、ハスなど、この時期は数は少ないものの紅葉が見られます。

15時55分 休憩所と紅葉 ここにトイレはありません


竹林とモミジ


竹と紅葉の取り合わせは珍しい気がします。鹿児島は温暖地であり、色鮮やかな紅葉になる前に葉が枯れて落葉することが殆どです。

年ごとの気象条件に左右され、特に日差しの有無で見映えが大きく変化します。

色づきは昨年よりも遅い感じ


曇り空で見映えが今一つ


公園開設前からの自然が残る場所で、景勝地や観光地ではなく一般向きではありません。訪れる人は少ないので、静かに紅葉を楽しみたい方にはおススメです。

イノシシ被害で16時半から翌朝9時まで立入禁止


16時20分頃、係の方がバイクで巡回にやって来ました。自然観察園内でイノシシの被害が多発し、ハスの葉とレンコンが食われたとのこと。ミミズを探すのか一部で掘り返されている場所もありました。

夜は電気柵を設置しているそうです。ハスを荒らすなど思いもつかないことですが、ここにもイノシシが多く出没するとは驚きです。

16時39分 少しずつ雲の切れ目が出てきた


駐車場へ戻る道は山蔭に入り、南西の空には青空が見えていました。

16時59分 夕焼けが出そうに思えたが


いつもの撮影スポットです。雲が少しずつ薄くなり良い具合に色づくと期待したものの、ハズレました。

17時31分 日没後16分


日の入りは17時15分でしたが、思ったほど暗くならずレンズを通して風景がしっかり写っていました。

風景写真は思い描いたような場面を撮影できることは稀なことです。その都度嘆くことなく、次には良いチャンスが巡って来るかもと期待しています。
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カメラ散歩 さつま町の観音滝 2022/11/22(鹿児島)

2022-11-23 18:50:40 | 自然観察
11月22日(火)冠嶽神社を後にして市比野経由で観音滝に向かいました。

観音滝リゾート案内板 以下の画像は11月22日に撮影


県道42号川内加治木線を東に進み藺牟田池近くを北進、祁答院黒木地区からさつま町中津川に向かいました。

観音滝一帯の開発が始まった昭和50年代に訪れた後、数回訪れた気がしますが記憶が曖昧です。

穴川沿いの紅葉


夏場に訪れるさつま町広瀬の農家そばヤマサキの蓮池、田原のスイレン棚田の北側、穴川上流部に位置しています。

春は桜並木が見事なことでしょう。上流部に見えるのはガラス工芸館、観音滝は右側山手にあります。

下流側の紅葉


雲がなければ紅葉が輝くことでしょうが、天気ばかりはどうにもなりません。晴れのち雨の予報どおり、急速に天気は下り坂。

橋の向こうはキャンプ場


夏場は水遊びが楽しそうな場所です。河川工事と併せてリゾート地として開発されたのでしょう。

建物の一部は使われず、野ざらしの廃棄物がありました。開発当初の希望や活気を思うと隔世の感があり、少し悲しくなりました。

ここには水路があった


滝に向かう途中の右手に人工的なものでしょうが、二筋の急流がありました。

橋の欄干のカエル


今日は11月22日、いい夫婦の日です。カエルの表情が可愛くてカメラを向けました。

観音様の奥にある観音滝


ガラス工芸館横から入った所の観音滝には広い滝つぼがあり、大きくはありませんが優美な滝です。

12時43分 紅葉はだいぶ散っていて残念


昨日冠嶽でお会いしたカメラマンさんに声を掛けられ驚きました。この方から観音滝の情報を得て私もここまで来ました。タイミングがぴったりで、これも何かのご縁でしょう。ありがとうございました。

展望台から岩場に下りて写すとまた違った雰囲気でしょうが、苔むした岩場は足元が悪そうで無理は禁物です。

滝の向かいにある観世音菩薩像


個人で寄進されたもののようです。滝を見下ろす階段状の展望台はかなり老朽化しており、先々の管理整備は大変だろうと思います。

やはり紅葉があると滝も引き立つ


日差しが強くない方が写しやすいような場所でした。時折雲間からお日様の光が届き、落ち着いた滝の表情が写せて幸いなことでした。

帰りは宮之城方向へ進んだところ車は少なく、雨に降られず1時間15分ほどで帰宅できました。

かつて仕事でお世話になった宮之城の商店街や通りが衰退していることは残念でした。地方の町はどこも程度の差はあれ同様で、これも世の移ろいです。
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桜島の朝日 ドローンと冠嶽紅葉 2022/11/22(鹿児島)

2022-11-23 17:14:59 | 自然観察
11月22日(火)予報は晴れのち雨、桜島を写して冠嶽神社に向かいました。

22日6時48分 かごしま健康の森公園からの桜島


7時12分 桜島南岳火口付近から顔を出した朝日


天気が急速に崩れる日は朝焼けが出やすいものですが、全体に霧が出ていて朝焼けも桜島もぼんやりの朝となりました。

日の出は6時50分、20分ほどかけて朝日が顔を出しました。薄雲と湿気の多い空気がフィルターになり、満月のような眩しくない朝日でした。

前日21日15時3分 冠嶽神社参道橋


前日21日、早い木では色づきが進み紅葉が見頃となっていました。右手の木の下にはライトアップ装置がありました。

21日 川面に映るイチョウの黄色


わずかな流れにごく小さな渦が見えたので何度も写しましたが、うまく表現できませんでした。

21日16時21分 日は西に傾き日影に入った望嶽亭


冠嶽神社周辺は山に囲まれ、太陽高度の低いこの時期は日陰が広がりやすく、紅葉の見映えが悪い時間帯でした。

22日8時36分 朝の光は左手から 以下は22日に撮影


この時間はまだ神社参道に光が十分に届いていませんでした。

8時53分 大師堂に広がってきた朝の光


木間から光が差し込み明暗差は強めですが、背景の紅葉が輝き始めて印象的。

10時19分 ブーンと軽い音が続く ドローンが飛んでいる


ドローンを使って上空からの動画撮影をする方に色々と教えてもらいました。経験の長い方で、今日は大小2機を自在に操り景色を記録、ユーチューブにも投稿されているそうです。

スマホに操縦装置をくっつけ、GPSも利用して機体から送信される映像を見ながら操縦。スマホに4K画質の映像が記録される仕組み。画像の中型機は20万円ほどですが、小型機は198グラムで価格も手頃とのこと。

機体には登録が必要で、小さな文字で20桁ほどの登録番号が記されたテープのようなものが付いていました。

こちらは小型機


最高高度は147mまで、電線などに注意して目に見える範囲で操縦、バッテリー切れ前に機体が自動降下するように設定されていて、ドローンを失くしたことはないそうです。

小型機のバッテリーはごく小さいものでしたが上昇速度は驚くほど早く、気を付けていないと見失うほどの速さで驚きました。

カメラの向きはリモートで自在に変えられ、上空からは冠岳西岳や岩場、海の方も見えていました。細かなことまで教えていただきありがとうございました。

10時57分 お大師さん 鎮国寺頂峰院大師堂の北側


次第に雲が多くなりましたが、時折雲間から柔らかい光が届き、お大師様の表情は穏やかでした。

11時3分 時折明るい日差しが出た


カメラの設定を風景モードで写すと赤や緑が強調され、見た目よりも少し派手目に写りますが、やはり一番大事なのは柔らかな明るい光です。

11時11分 大師堂と紅葉


この木は色合いが赤よりも茶色で、落葉が近い感じです。画像外右手の木はまだ緑葉で、上流部の木も殆どはまだ緑葉でした。

早いものは今週末で落葉しそうですがこれから色づく木も多く、徐福像への道沿いの紅葉も含めて12月上旬までは楽しめそうです。この後さつま町の観音滝に向かいました。
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浜に鵜の群れ えんどう豆移植 2022/11/21(鹿児島)

2022-11-23 13:37:51 | 野菜作り
11月21日(月)野菜園の様子見に日置へ出かけました。

9時15分 吹上浜日置海岸 以下の画像は11月21日に撮影


海岸近くに生まれ、海を眺めながら育ってきました。風はなく穏やかな海、沖合にはゆっくりと北へ帰る引縄漁船が3隻ほど。

何か普段と違うのは、波打ち際近くに多くの鳥が集まっていたことでした。

驚かさないよう ゆっくり近づく


小魚を取っているようで、数羽は波打ち際に立っていました。このところ天気がぐずつき、海の様子が変わり小魚が集まっていたようです。

少しだけ飛んで逃げる


150羽ほどの鵜のようでした。小魚が岸近くに多いようで遠くまで飛ぶことはなく、少し岸から離れて群れはゆっくりと北へ移動して行きました。

海の様子がこれまでと変わり、小魚が寄ってくればブリの群れが近づきそうな気がします。海にいるから海鵜というわけでもなく、川鵜かもしれません。

えんどう豆 大部分が発芽成長


10月29日に種蒔きして、10センチ程度に伸びてきたので栽培棚に移植しました。

同じ日に蒔いたそら豆は13本中の3本が発芽しただけで、移植までにはかなり日数がかかりそうです。

枯れることも考えて間隔は狭く植えた


直播の時は30センチ間隔で、直径10センチほどの丸い穴に3粒ほど蒔きます。3本発芽しても間引きはせずに育てていましたので、今回は狭い気もしますが大丈夫でしょう。

昨年は発芽が悪く3回ほど種蒔きをし直し、その都度移植。結果的には生育に差があり密植でしたが、全体の収量はやや少なめ程度でした。

ネットを挟んで 南北方向2列に植える


様子を見ながら竹の支柱を立てる予定です。50センチほどに伸びる来月下旬ころには、栽培区画全体を漁網で覆って野鳥の食害を防ぎます。

小菊がきれい


母が昔畑に植えていた小菊が今も残っています。買い求めた小菊を仏様に供えた後、挿し木して自家用に栽培したものです。

菊は生命力が強く、今年は肥料も水も一切与えることなく放置状態でしたがきれいな花を咲かせました。

5月頃までに挿し木で新たな苗を育て、適度な肥料と風で倒れないよう対策を施すと花数も増えて見映えが良くなります。

富有柿 なかなか成熟しないが・・・


色づきが進んだものがありましたが、皮が残っていただけで野鳥が殆ど啄んでいました。今年は柿が豊作でまだ食べきれずに残っているので、野鳥にあげても気になりません。

国有地との境界標識


午後、測量の人が2人で作業をしていました。300mほども離れた国道近くの土地を測量するため、最初の起点となる海岸に近いこのポイントから次の標識地点までの角度を順次測量するのだとか。

基本となる正確なものから順次たどって行く、かなり手間のかかる作業、お疲れ様でした。

14時35分 いちき串木野市 市来大里「寺迫の田の神様」


天気が良いので、冠嶽神社周辺の紅葉撮影に向かいました。今日は市来観音ケ池公園横を経由して向かう途中、田の神様に立ち寄りました。

新しい藁つとが巻かれ、田の神様のお椀には赤飯が供えられていました。殆どの田の神様が半ば放置状態の中で、今も感謝の気持ちで大切にされている方々の様子が浮かび、うれしいことでした。
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冠嶽神社と周辺 紅葉始まる 2022/11/16(鹿児島)

2022-11-18 14:56:12 | 自然観察
11月16日(水)いちき串木野市の冠嶽神社周辺を訪れました。

12時9分 冠嶽神社の参道橋 以下の画像は11月16日に撮影


かごしま健康の森公園、田の神様など巡り、予定より遅くなり着いたのは12時過ぎ。雲一つない青空に前回(11月8日)よりも色づきが進んだ紅葉がきれいでした。

中国風庭園「冠嶽園」前の紅葉


NHKの記者さんがビデオを映しながら取材中で、いつも撮影するポイントや見頃など話しました。

この木は入口にあり、背景の白壁と山、青空に紅葉が映える場所です。来週は見頃になりそうです。

高野山真言宗鎮国寺の大師堂 冠嶽神社の向かい側、花川の右岸


ここも色づき始めて背景の岩山との対比、大師堂の風鐸と紅葉の組み合わせが好きです。

お堂の隅を飾る風鐸


大師堂と紅葉 花川左岸の歩道から


花川上流部を望む


上流部は色づきが少し遅れます。西側にある徐福像に向かう道沿い数か所の紅葉も、例年色づきが遅く12月上旬まで楽しめます。

日差しが強い


この辺りは山蔭が多く日照時間は短めですが、昼間は日当たりが良く紅葉が映えます。

冠岳花川砂防公園 望嶽亭横 花川沿いの紅葉


南国鹿児島の秋は短く、きれいに色づく前に落葉することもあり毎年同じような風景ではありません。

望嶽亭


公共事業華やかな2004年(平成16年)、日中文化交流事業の一環として中国で設計・製作した製品を中国人技術者の指導の下、組立施工したものです。

中国風の鏡池、石造りのトイレ、庭園など現在では造れない金のかかった公園です。風景や人物、竜の装飾を施した石橋に当時の勢いを感じます。

日本は失われた20年とも言われる長期停滞の時代ですが、中国は世界覇権を争う大国となり、時の流れが恨めしい気もします。

望嶽亭から 広場と西側風景


すぐ下の鏡のような池に水はなく、紅葉見頃に合わせて整備中と思われます。数年前までは11月23日に岩場での護摩焚きが行われていました。

東側には中国庭園の池がありハスも咲いていましたが、今はスイレンだけのようです。広大な施設の維持管理には苦労されていることでしょう。

公園広場横の紅葉


平日のため広場を訪れる人はまばらでしたが、紅葉時期の休日には多くの人が訪れ物産販売などでにぎわう場所です。

冷え込みで色づきが進みそう


朝の冷え込みが強まり、来週は見頃となりそうです。休日は車が込み合いますので、可能な方は平日がおススメです。

肝心の天候が17日からぐずついていますが、目の覚めるような紅葉を楽しみたいものです。
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カメラ散歩 藤本の七福神岩 2022/11/16(鹿児島)

2022-11-17 15:45:08 | 自然観察
11月16日(水)薩摩川内市樋脇町藤本地区の七福神岩に立ち寄りました。

県道横の看板


七福神岩・七福岩(しちふくじんいわ・しちふくいわ)について、薩摩川内観光物産ガイドのページから引用して紹介します。

薩摩川内市樋脇町市比野の藤本地区コミュニティ協議会のエリアにある新名所です。現在、地元の有志による整備が進められています。

県道36号川内郡山線の郡山越えの峠にある岩峰で、角礫凝(れきぎょう)灰岩特有の地形であり、七つあることから「七福神岩」または「七福岩」と呼称されています。毎年3月中旬には、山桜を見ることができます。(引用終わり)

七福神岩は旧道の山手側


旧道部分を利用して広い駐車区画が整備され休憩用の腰掛もあります。ガードレールよりも山手側は落石注意で立入禁止となっていました。

左側に大きな岩が2か所 左側奥がたまご岩


巨岩の立ち並ぶ景観は宝船に乗り込んだ七福神を彷彿させることから、七福神岩と呼ばれたそうです。(藤本小学校開校百周年記念誌(1982)に記述あり)

薩摩川内市市民活動情報サイトによると、かつてはマツやイワツヅジの名所でしたが、乱掘や松くい虫の被害により荒れていました。

景観復活に向けて、新たな名所にしようと地区住民が立ち上がり、荒れた雑木を整備してモミジ、桜の植栽が進められています。

斜面を登ると北側に紫尾山(1067m)が見えた


一人で七福神岩山の草刈り作業をされていた方の後に従い、急斜面を少し登りました。まだ踏み跡も通路もなく、高さにして10mほどですが斜面に残るわずかな木の根や草が頼りでした。

岩山のすぐ隣に小さな棚田があり、今も耕作されている農家さんの尽力には頭が下がります。

今にも転がり落ちてきそうな? たまご岩 


左は下から見たもので、大きな卵が置かれたような感じですが・・・少し上がってみると他にも岩が組み合わさり木がしっかり根付いていました。

桜の植栽が進められていますが、足元がもろい急斜面です。半ばあおむけのような状態で両手両足を慎重に動かしながら斜面を下りました。

安全な通路ができるまでは登らない方が賢明です。急傾斜で高さもあるため落ちると命にかかわりそうな場所です。

2021/03/11 桜咲く風景の印刷画像を頂いた


駐車場の南側に桜が咲いた風景です。この右手にも岩場がありますが、まだ立木に隠れているため大岩はあまり目立ちません。

ネット上には、七福神岩を上空からドローン撮影したユーチューブ動画もありました。

藤本めぐりマップも頂く


地区を上げて熱心な活動が続く


藤本地区で一番知られているのは藤本の滝です。藤の季節には夜のライトアップもあり、七福神岩も桜の名所として定着することを期待しています。

いつも横目で通り過ぎる場所でしたが、今日は作業をされていたMさんから色々と教えていただきました。感謝、感謝です。
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串木野 鏑楠の田の神様 2022/11/16(鹿児島)

2022-11-17 13:16:25 | 史跡巡り
11月16日(水)冠嶽神社に行く途中で田の神様を訪ねました。

鏑楠(てきなん)の田の神様 以下の画像は11月16日に撮影


広域農道を東側から、いちき串木野市生福方向に向かう上り坂をヤブサメファーム(地鶏放し飼い牧場)方向へ左折、狭い道を500mほど進みます。養鶏所売店手前の竹藪横に田の神像がありました。

ここまでの道は狭い


大規模養鶏所のため車の出入りが多く、撮影していた数分間でも4台。珍しい田の神様ですが、途中の道は狭く離合箇所は限られますので運転にはご用心を。

なぜか竹藪にある田の神様


案内標柱には一石並立、説明版には一石双体と書かれた珍しい男女ペアの田の神様です。一般的に田の神様は一石一体であり、双体のものはいちき串木野市と薩摩川内市に集中しているとのこと。

右側にあるのは別の石像のかけらか


よく見る田の神様とはかなり異質


風化が少なく、表情が判りやすく、苔むした雰囲気が良く、なぜか竹藪脇にあり、かなり異質に感じました。

背面 この先は竹藪が続く


竹藪内の道は狭く車は通らないようですが、下の方には水田があります。ここに移したのか、今は竹藪だが昔は水田だったのか不思議なところです。

11月8日に訪れた、双体の田の神様3体は、こちらからご覧ください。
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えんどう豆 栽培棚を準備 2022/11/14(鹿児島)

2022-11-15 17:02:28 | 野菜作り
11月14日(月)野菜園の様子見に日置へ出かけました。

9時38分 吹上浜日置海岸 散歩の人 以下の画像は11月14日に撮影


12日夜から13日朝にかけて、久しぶりに雨が降りました。空の水容器に溜まった量を見ると10ミリ程度でしょうか。風が強かったようで、今日もまだ波が高く釣人の姿はありません。

別荘横の砂山に車は見えず


200mほど北側の「浜の丸」では、別荘横の砂山に車が5台ほど止められます。今日は荒れ模様の海を見て車はすぐに引き返していました。

筋雲がきれい


昭和30年代には地引網漁の資材置場、藁ぶき屋根の「網小屋」がありました。見晴らしが良くナブラ探しには最適ですが、別荘横から砂山への道は狭く荒れているのが難点。

ヘリコプターが吹上浜沿岸部海上を何度も飛行


普段見かけないヘリコプターでした。10日から19日まで台湾有事などを想定して、自衛隊と米軍が太平洋や東シナ海を含む日本各地で実施している最大規模の共同統合演習「キーン・ソード(鋭利な剣)23」の関連飛行でしょうか。

戦後生まれ、戦争を知らない子供たち、平和ボケなどと言われながら成長しました。人生終盤に中国との戦乱が懸念される時代が来るなど想像もつかないことでした。

休耕地も秋の彩り


休耕地を黄色く彩っているのは有毒の外来植物ナルトサワギクです。小さな野菊のような花が目立ち、種が風で運ばれ鹿児島県内各地に拡大しています。

やがてセイタカアワダチソウのように広範囲に増殖し、日常風景に溶け込んでいくのでしょうか。

えんどう豆の発芽成長


10月29日に種蒔き、3~4日に一度水を掛け、だいぶ伸びてきました。そら豆は13粒のうち一か所で発芽しそうですが、他は種が少し膨らんだ程度。

えんどう豆栽培棚を設置


夏場のキュウリと苦瓜栽培の棚を転用し、東西方向のものを南北方向に移し替えました。

東西方向に植えると日差しのある南側では蔓が過密になります。全体のバランスが南に傾き、実が成熟する過程で新たな蔓が覆いかぶさり、収量が低下します。

寒い時期、野鳥のエサ不足では新鮮なえんどうが狙われます。野鳥が集団で葉を食い荒らすと再生に長期間を要し、収量が大きく減少します。

野鳥の動向を見て、栽培棚全体を漁網で覆って防護します。野鳥が多いときはわずか一日の食害でもひどいダメージとなります。

大根は順調で2列の間を隠すほどに葉が茂り、新たに土寄せをしました。小さなバッタを見かけますが、順調に生育を続けてくれそうです。

ツワブキの花盛り


黄色の花が野山を彩り、秋の訪れを感じさせます。かつては若い茎が春の食材として大事にされていました。

昔からの道を掃除


気持ちがスッキリ


昭和30年代、集落内の道は荷車が通るほどの広さしかなく、雨の日は川になっていましたが、40年代には車の普及に伴い徐々に広がっていきました。

ここは車が通らなかったので、昔のままの狭い道として残っています。道路掃除は適度な運動にもなり一石二鳥です。

咲き始めた小菊 今年は柿が豊作


昔から残る柿の木にも鈴なりです。この先数年は実が付かないのではと思えるほど一杯です。熟した順に野鳥がついばんでいますが大量にあり、Sさんとごく一部を収穫。

16時59分 わずかに顔をのぞかせた夕陽


日の入りは17時20分、久多島の北側に沈みそうですが雲に隠れて一時的に見えただけでした。

早めの点灯が呼びかけられていますが、日没時刻以後も無灯火の車をあちこちで見かけました。自分ではまだ暗さを感じていないようですが、歩行者や他の車にはとても危険なことです。
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花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。