花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

春景色の墓参り 季節は進む 2023/03/29(鹿児島)

2023-03-31 14:08:38 | 日記
3月29日(水)今日までは晴れ予報、鹿児島市南部の墓参りに出かけました。

鹿児島市和田1丁目の妙行寺 以下の画像は3月29日に撮影


例年桜の時期にお墓参りに出かけています。慈眼寺公園を流れる和田川の下流域にある浄土真宗本願寺派のお寺です。画面外左側には幼稚園があり、子供たちの明るい声が響いていました。

ハナズオウ


季節の花が各種あり目を楽しませてくれます。すでにシャクナゲは花が終わりかけ、フジが一部開花していました。

納骨堂内に置かれた仏像


熱心に活動を続けておられるお寺さんです。大型スーパーの駐車場に隣接して、止めやすい位置にお寺の駐車区画があり便利です。

11時36分 鹿児島市平川町 錦江墓地公園


最福寺に隣接する広い墓地です。桜島と錦江湾の景観が素晴らしいところですが、今日は見晴らしが少し悪い状態。

観世音菩薩像


ここは高台のためか桜の開花が少し遅く5~7分咲でした。一部ではツツジも咲き始めていました。

楓の若葉


桜に目を奪われるうちに楓の新緑が広がっています。シャクナゲも多いところですが、多くが開花ピークを過ぎていました。

鹿児島市七ツ島 鹿児島ふるさと物産館 お昼はいつもの海鮮丼 


ワサビ醬油を掛け過ぎないよう注意して、新鮮な海の幸を美味しく頂きました。ここでも値上がりしていて1500円。

他のメニューも殆どが1000円以上。コロナ禍のため3年ほど外食から遠ざかっていたので、特に物価高を感じました。

13時28分 鹿児島市伊敷6丁目 梅ケ渕不動堂 車椅子、ベビーカーは使用不可


鹿児島市南部から高速道路を北に走り、鹿児島北ICを下りて左折、150mほど西側の信号交差点を右折、10mほど先を左手に入ると数台の駐車場があります。

天気が良くて時間もまだ早かったので立ち寄りました。

日差しに輝く桜


普段は人はおらず静けさに包まれています。多くの人が訪れるところではありません。絶景や特別な宗教施設を期待して行くとガッカリされると思います。

所々に祈願所がある


商売繁盛や合格祈願でよく耳にする梅ケ渕観音は、ここから700mほど北側です。

参道を100mほど上がる 突き当りの岩壁を落ちる滝


岩壁をすべるように落ちる小さな滝ですが、平成5年の大雨では大きな被害が発生。ボランティアの方が復旧に尽力されたそうです。

滝の左手に本堂


池と噴水


この時期は緑の中に桜が目立ち、ヤマブキの黄色も見えます。池には鯉が飼われ、噴水が出ていました。

心安らぐ場所


普段は管理人などは常駐していませんので、林の中や岩場など危ない場所に立ち入らないことが大事です。

観光地のようなところではありませんが、身近なところに自然一杯で心安らぐ場所があること、管理されている方々に感謝、感謝です。
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薩摩永野駅跡 桜並木が見事 2023/03/28(鹿児島)

2023-03-30 17:53:05 | 
3月28日(火)昼を過ぎてようやく今日の目的地に近づきました。

13時4分 さつま町求名(ぐみょう) 秦野精密工場裏手の桜園


吉野公園で河津桜を撮影の折に、ウォーキングの女性に教えてもらった桜園です。さつま町役場薩摩支所前の国道504号を東側へ約1km、秦野精密工場横にさくらの幟が並んでいました。

工場横の細道を150mほど北側へ入った所で、近くまで行かないと桜があるのは判りません。

色濃い桜 かなり散っていた


陽光桜でしょうか殆ど散りかけていました。河津桜はすでに葉桜で、今はソメイヨシノが花盛りでした。

桜の季節は有名な場所に人が集まりやすいものですが、ここは地元の方にはおなじみのところかもしれません。

若木なのでこの先も楽しみ


林を切り拓いたような場所に果樹園のように整然と桜が並び、他とはちょっと違った味わいがあります。天気に恵まれて何よりでした。

13時19分 本日の目的地 旧宮之城線薩摩永野駅跡


ようやく到着、まだ桜が散らずにいてくれました。インスタグラムで26日に桜が見頃なことを知り気になっていましたが、まずは日置の草刈りを済ませてからと決めていました。

春休みでもあり、カメラを手にした若い人も多く見かけました。やはり桜が咲き青空が広がると、一段と風景が美しく感じられます。

線路跡を西側へ歩く


さらに進んで大口方面への線路跡


駅跡の一部は近くの工場の駐車場になっており、大口方面への線路跡は車で通行できます。

桜祭り


鉄道記念館の方によると、地元の方が植樹したソメイヨシノです。全体に木がまだ若く元気一杯ですが、テングス病の防除対策をされているそうです。

私が昔お世話になった薩摩町中津川のYさんをご存じの方で驚きました。近いうちに巡りたい金山跡のパンフレットをいただき、ありがとうございました。

こちらは宮之城側から見た駅方向


左手の少し高い側が大口方面への宮之城線の線路跡です。全国的にも珍しいスイッチバック式の駅でしたが、国鉄分割民営化を約3か月後に控えた1987年(昭和62年)1月10日に全線廃止となりました。

吉川の田の神様


線路跡の田圃側にあり、彩色されていてイケメンです。古くからの田の神様に比べると姿形が現代的で、昭和の頃に建てられたもののように感じます。

14時1分 去りがたい桜並木の美しさ


今日は13時頃までに帰宅予定でしたが、予定を2時間以上オーバーしてしまいました。

帰りは祁答院の上手から東側へ県道391号を利用して姶良市蒲生町漆地区に抜けました。これまで2回ほど走りましたが、山間部の3kmほどは今も険しい県道(険道)で、時間短縮にはなりませんでした。

普通車がどうにか離合する程度の林の中を走る道で、落葉や枯枝に埋もれそうな暗い山路で崩落しそうな崖もあり、遠からず廃道になりそうな気もするほど心細い道でしたが、幸いにも対向車はなし。

山中の道路では重機を使って工事中の方が3人、車を止めてご苦労様ですと声を掛けました。

14時55分 ここでまたストップ


姶良市蒲生町の漆地区にも桜がありましたが止まらず西浦を経て県道42号に合流、坂道を下ると左手にきれいな桜並木が見えました。通り過ぎるにはもったいない美しさで脇道に車を止めて撮影しました。

レンゲソウが美しい


一期一会の美しさ、今日は青空に恵まれて何よりでした。それにしても朝早くから何か所も桜を巡りましたが、まだ行きたいところはあちこちにあります。

欲張り過ぎてもいけませんが、元気なうちに多くの花景色を写し止めたいものです。昼食もなしで動き回り15時半過ぎにようやく帰宅。健康に、家族に感謝、感謝です。
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天気に恵まれ 各地の桜を巡る 2023/03/28(鹿児島)

2023-03-30 14:49:55 | 
3月28日(火)朝から快晴となり各地の桜を巡りました。

8時5分 鹿児島犬迫町 かごしま健康の森公園 以下の画像は3月28日撮影


北東方向は風力発電機が並ぶ鹿児島市宮之浦町の牟礼岡。雲一つない空ですが、朝靄がかかったように少し見晴らしが悪い状態でした。

ウォーキングの人がぼつぼつ


桜並木に人の姿を入れて写したいと思うものの、たまに1~2人が通る程度。

日差しが強くなるので健康の森を切り上げて、県道沿いの桜並木を見ながら伊集院市街地へ。

西側の小高い場所にある一宇治城跡の桜も目立っていましたが今朝は通過、いちき串木野市方向へ広域農道を走りました。

9時47分 日置市東市来町の内ノ田池


広域農道の南側にあり、前回は安産神に立ち寄った所です。朝の光に照らされた桜の花に引き付けられ立ち寄りました。

岩ツツジと桜


色濃い紫の花は人気があり、鹿児島県北部では民家の庭先にも多く見かけます。今日は日差しに恵まれて公園だけでなく、道沿いや集落沿いでも多くの桜が目に付きました。

10時3分 いちき串木野市 観音ケ池市民の森 展望台が開設


運動公園横に開設され、テレビと今朝の地元紙でも紹介されました。次々と観客がやって来て美しい桜のパノラマを楽しんでいました。

左奥に見えるのは吹上浜北部の大里川の河口に近い市来市街地のようです。

上から見る桜も楽しい


池の周囲に植えられた多くの桜が満開で実に見事でした。次々と車がやって来て、今日の花見は大いににぎわいそうです。

10時50分 田圃の桜 いちき串木野市上名の鏑楠(てきなん)地区


同じ桜 手前は畑らしい


公民館横にも大きな桜並木がありました。花の季節でないと見られない風景に足が止まりました。

11時7分 冠嶽神社 花川右岸の桜


園児たちがテレビ取材に応じているようでした。近くにある鎮国寺の大師堂一帯は楓の新緑に包まれていました。

シャクナゲも咲いていた 冠岳花川砂防公園


広い公園の外周部に桜が咲き誇り、下流部の徐福橋付近では桜並木が見頃でした。各地の桜に目を奪われ足を引き止められ、今日の目的地にはなかなかたどり着けません。

12時1分 薩摩川内市樋脇町 丸山公園


ここは長いこと桜の季節に行っていませんでした。昨年は桜並木の手前に菜の花があり、カメラマンの人気スポットだったとのこと。

春休みで子供たちも多く見かけた


とうとう12時を回ってしまい予定よりも2時間遅れ。駐車場に戻ろうとすると偶然にもSさんと出会いました。

先を急ぎたいので立ち話ですぐ別れたものの、数歩先で今度は写友のNさんと出会いました。まるで夢を見ているような不思議な気持ちでした。

図らずも桜が引き合わせてくれたわけですが、今度こそは今日の目的地へ直行することにしました。
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天候回復 草刈りに汗流す 2023/03/27(鹿児島)

2023-03-29 18:25:57 | 野菜作り
3月27日(月)菜種梅雨が一段落、桜が気になる中で草刈りに励みました。

野生のフジが開花 以下の画像は3月27日に撮影


例年よりも少し早く野生のフジが咲き始めていました。浜辺は北側に釣り人が3人いるだけで閑散としていました。

ジャガイモは殆どが発芽


種芋を切り分けた個所は少し発芽が遅れています。一株当たり茎を2~3本に間引くのはもう少し先になりそうです。

えんどう豆 サヤが目立ち始めた


例年よりも生育が早めで、サヤがだいぶ目立ってきました。早いものは2週間後には収穫できそうです。

唐芋(サツマイモ)苗床


雑草が一杯芽を出しているだけで唐芋は発芽していませんでした。

気になるのは畦道の所々に深さ15センチほどの小さな穴が掘られていたことです。Sさんの話ではミミズなどを探すテンの仕業ではないかとのこと。

道の雑草が目立っていた


草刈機のエンジンを起動させるためのコイルが空回りするトラブルが発生。取り付け部を外してネジを締めなおすこと2回、どうにか回復。

暑い頃に比べると楽な作業 燃料補給2回、コード取替1回


土に湿り気があるため作業が捗りました。軽くハンカチで額をぬぐう程度で、真夏に比べると楽な作業でした。

こちらも草刈り


昔からの道(里道)です。右側に国道ができる50年以上前には、この先に民家が4軒ありました。残っていた1軒も完全な空き家となりました。

気持ちがスッキリ


今は近所の数人がウォーキングに利用するだけですが、きれいにした方が気持ちが良いものです。

花桃 今が花盛り


各地で桜が見頃を迎えて気になるところですが、野菜園の様子が判り、草刈りを済ませたので一安心です。

18時26分 夕陽は雲に隠れた


花巡りを先にしていては、野菜園や雑草のことが気になり撮影を楽しめません。今日は予定の作業を終えられて何よりでした。
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曇り空 気になる鹿児島の桜 2023/03/25(鹿児島)

2023-03-26 10:45:22 | 
3月25日(土)菜種梅雨の週末、公園の桜が気になり出かけました。

雨は止んだが暗い空 以下の画像は3月25日に撮影


鹿児島市犬迫町の泉石蔵近くの道路脇に咲くカイドウ(海棠桜)です。

9時 鹿児島市都市農業センター 水生植物園


道路脇の桜はまだ3~5分咲程度、蓮池は枯れ茎の中に水草が伸び始め、スイレンの若葉が少し出ていました。

体操に励む人たち


芝生広場では整体運動でしょうか30人ほどの方が集まり、駐車場の隣では土曜日のマルシェが始まっていました。

ふれあい広場では小学生のサッカー


試合を前に各チームが練習に励んでいました。センター内には各種の桜がありますが、画面右側のソメイヨシノは咲き始め。

菜の花は今もきれいですが、この時期は桜に人気が移っているようで訪れる人は少なめでした。

10時10分 かごしま健康の森公園 入口の桜


駐車場の桜


中国から寄贈された獅子石像


東側方向 桜島はまだ雲隠れ


ソメイヨシノは7分咲程度で見頃を迎えていました。青空が広がると桜島も見えて桜との対比がきれいです。

11時39分 吉野公園 入口の案内板


厚い雲に覆われていますが、降らずにすみそうだったので吉野公園まで足を延ばしました。

土曜日ですが、あいにくの空模様で駐車場は7割程度で予想よりも少なめでした。

ここでもカイドウがきれいだった


公園内に数えるほどしかありませんが、河津桜のような色濃く可愛い花です。中国ではボタンと並んで愛好され、美人の形容詞になっているようです。

展望台から開聞岳が見えた


小雨がPM2.5や黄砂を洗い流したのでしょう。北側の霧島連山はまだ雲に隠れたままでした。

見頃のソメイヨシノ


曇り空のため背景の松、手前の芝生の色が落ち着いて見え、白い桜の花が目立っているようです。

花見客は殆どが小人数


私は普段戸外ではマスクを付けませんが、公園内を歩く人は殆どがマスク姿でした。

他人の視線はやはり気になるものです。元の状態に戻るにはまだ少し月日がかかりそうです。

梅の剪定作業 ご苦労様です


地味な作業の積み重ねが、美しい公園の維持には欠かせません。

13時58分 姿を現した桜島


明日午後には天気回復との予報です。ソメイヨシノは花の期間が短いため、都合を見ながら再訪したいものです。
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菜種梅雨 加治木町の黒川岬 2023/03/22(鹿児島)

2023-03-24 14:33:16 | 自然観察
3月22日(水)久しぶりに姶良市加治木町の黒川岬を訪れました。

展望台から川上方向 以下日付のない画像は3月22日に撮影


黒川岬は日木山(ひきやま)川の河口左岸にあり、画面左手の道は国道10号を越えると普通車の離合が難しい狭い堤防道路です。

春先は菜の花と早咲桜がきれいで、ウォーキングが楽しめる日木山菜の花ロードとして親しまれています。

大きな水神様の石碑


日木山川左岸側の国道10号横には建設資材集積所があり大型車が多く出入りしています。黒川岬に通じる道は荒れた軽トラ道で、一般車両の通行は難しそうに見えます。

黒川岬の山桜


この辺りは古戦場、自然林の岩山の中に数本だけ山桜が咲いていました。

南には桜島 画面外右側(西側)は加治木港


南風が少し強めに吹き天気は下り坂、今にも降り出しそうな空模様です。

20日以来ずっと曇りや雨の日が続き、26日までの予報も一時雨マーク。菜の花が咲く3月下旬から4月にかけての長雨は、菜種梅雨と呼ばれています。

2021/04/05 黒川岬からの桜島


黒川岬碑  浪のおりかくる錦は 磯山の梢にさらす 花の色かな

薩摩藩初代藩主 島津家久 黒川記より

錦江湾(鹿児島湾)の呼称の由来となった和歌です。

黒川岬


岬の東側(反対側)は霧島市で、隼人三島( 北から辺田小島、弁天島、沖小島)があります。

大岩の上に石塔などが見える


岬には小さな青島神社がありますが、たまに釣人を見かける程度。私はまだ行ったことがありません。

引き潮時の砂州を歩く 左奥に沖小島が見える


今日は潮が引いて砂州が広がっていました。水際を避けて慎重に歩きましたが、急に足が沈み込むようなことはありませんでした。

天気が良ければ


青空と白い雲、青い海がきれいな景勝地です。ここからは桜島が台形よりも三角形に近いように感じます。鹿児島市街地側から見るのとは印象がだいぶ違います。

2021/11/21 鹿児島市城山展望台からの桜島


ぼんやりと見える鹿児島市街地 右奥は鹿児島県庁


見晴らしが悪いなかでも鹿児島県庁が見えていました。鹿児島港側からは霧島連山は判りやすいですが、海岸部は堤防に隠されて位置関係が思い浮かびません。

向こうに見えるのは鹿児島市吉田町の牟礼岡


南西方向におよそ10kmの牟礼岡には風力発電機が並んでいます。脱炭素、脱原発の流れの中で風力発電施設の拡大が検討されています。

山間部だけでなく沿岸部にも多く計画されており、一部では反対運動も起きています。見慣れた鹿児島の海山の風景も少しずつ変わっていきそうです。
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昭和火口 穏やかな日が続くのか 2023/03/20(鹿児島)

2023-03-20 21:41:06 | 桜島
2月8日に桜島の昭和火口が噴火しました。
2018年4月2日以来およそ5年ぶりの噴火でしたが、今後の活動はどうなるのでしょうか。

6時13分 今朝の桜島 2023/03/20 鹿児島市緑ヶ丘町から撮影


緑ヶ丘町から南東方向に見える桜島南岳まで、直線距離でおよそ13kmです。

昭和火口は桜島の東側(裏側斜面)にあるため、ここからは見えません。

6時33分 桜島(南岳山頂火口)から噴煙が上がる 


6時34分 噴煙先端は雲に隠れる 噴煙高度は火口上1000m


気象庁の噴火に関する観測報
火  山:桜島
日  時:2023年03月20日06時31分(192131UTC) 第1報
現  象:噴火
有色噴煙:火口上1000m(海抜6800FT)
白色噴煙:
流  向:北西
---
火口:南岳山頂火口
噴煙量:中量

6時56分 桜島西側斜面に流れる薄い噴煙


南岳山頂火口の小規模噴火で、火山灰が降る地域に少し影響が出る程度でした。

3月6日には噴煙高度が最高2700mに達する昭和火口の噴火が1時間ほど継続しましたが、南岳山頂火口も含めて桜島の活動は穏やかです。

桜島の噴火回数


昭和火口の噴火割合


鹿児島地方気象台ページ、桜島の月別の噴火回数(2023年3月13日現在)をもとに作成したものです。

昭和火口が活動を再開した2006年以降しばらくは活動は穏やかでしたが、2009年以降は活発化しています。

2006/07/30 活動再開後 ハート形の桜島昭和火口


まだこのころは遠慮がちに小さな火口が見える程度でした。山体斜面に火口があるため、噴石が飛散しやすく大きな花火を見るような感じでした。

2015/01/23 右は南岳山頂火口の噴煙


夜間撮影に度々通いましたが、期待するほどの大きな活動に巡り合うことは少ないものでした。

爆発している時間は長くても2分間程度、真夜中の眠気に負けて撮影タイミングを逃すこともありました。

打上花火と一緒で火柱が上がる前にシャッターを押さないと、消えかかる火の粉が降るだけの気の抜けた画像になります。

2015/01/23 夜の昭和火口 派手に見えるが小規模の活動


今回も数年後には活動が激しくなるのか気になりますが、今のところ前回のように多くのカメラマンが集まるほどのことはなさそうです。

桜島の地下には大正噴火前に匹敵する大量のマグマが蓄積されているそうです。鹿児島県民としては観光資源程度の活動にとどまることを願っています。
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春本番 雑草が伸びる前に 2023/03/19(鹿児島)

2023-03-20 13:18:02 | 野菜作り
3月19日(日)日置に出かけて野菜園の草取りなどしました。

8時51分 吹上浜日置海岸 散歩の人 以下の画像は3月19日に撮影


海は穏やかですが、釣人は北側に一人だけ。ブリ釣りは期待外れでシーズン終了、キス釣りは5月の連休頃から本格化しそうです。

山桜が満開 白木蓮の若葉広がる


前回3月14日は花がわずかで、今年はあまり咲かないのかと思っていたら今朝は満開でした。

道沿いのランタナを少し剪定


落葉が溜まり枯枝がそのままだったので剪定して片付けました。わずか10m程度ですが一輪車3台分のゴミでした。

ジャガイモが一部発芽


3月3日に植え付けたもので、10か所程度で発芽していました。アナグマに掘られたような個所でも、種芋が残っていました。

開花が進むエンドウ豆 ソラマメに支柱


例年よりも成長の悪いソラマメですが、風で倒れかけていたので支柱を立てて紐で括り付けました。

雑草が伸び放題


昨年はこの区画に何も植えなかったこともあり雑草が伸びていました。3m×4mほどの範囲で一輪車1台分もありました。

スッキリとなりました


左側には蔓バラがあり、伸び放題のため花が終わったら全体を短く切り詰める予定です。

こちらも所々雑草が見える


気温が上昇し、雨が増えると短期間で雑草が広がります。生い茂ると作業は大変です。

鍬で軽く耕す


予想よりも短時間、35分程度で作業は終わりました。前回耕したときは土が固くて大変疲れましたが、今回は鍬を持つ手が軽く作業が捗りました。

雑草が生い茂る前に野菜園周辺の道なども草刈りを予定しています。

16時36分 日は西に傾くが日差しは強い


19日の日の入りは18時28分、方位は269.8度(ほとんど真西)。左手に小さく見える久多島(ふたしま)は西南西方向です。

冬場に比べるとまだこの時間は明るく、彼岸の時期でもあり墓参り、お寺参りをして帰途に就きました。
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藤本の七福神岩 山桜が見頃 2023/03/16(鹿児島)

2023-03-18 14:00:52 | 自然観察
3月16日(木)観音ケ池公園からの帰り道、七福神岩に立ち寄りました。

道路脇に植えられた岩ツツジ 以下の画像は3月16日に撮影


七福神岩は鹿児島市との市境に近い薩摩川内市の樋脇町藤本地区にあります。

県道36号川内郡山線の東側山手の岩場に山桜が開花しています。この先を数百メートル上がると市境です。

画面左手を下ると薩摩川内市方向


観音ケ池公園から広域農道を東に走り、県道304号仙名伊集院線を北に進み、薩摩川内市樋脇町の藤本地区へ向かいました。

これとは逆に時計周りで広域農道を西に走り、冠嶽神社近くから旧野下小学校側へ進んだ方が道も広くて近かったようです。

画面右手を上がると~市境の小さな峠~鹿児島市郡山町へ


今が盛りの山桜 交通量は少なめ


最近切り拓かれた岩場


日置市吹上町の妙見神社でも巨岩を見てきましたが、七福神岩はさらに巨大な岩場です。

地元の方の話では岩場の山は薩摩川内市の市有地で、旧道などの駐車場になっている広場は県有地とのこと。

今後多くの人に楽しんでもらうためには、水道やトイレ設備などが課題です。

かつては多くの岩ツツジが自生していた


地元有志によって6年ほど前から景観整備が進められています。坂の上側は最近生い茂った木々が伐採され、大きな岩場が姿を現しました。

太い柱で支えられた山桜


ここにも美しい岩ツツジが植えられています


色濃いきれいな岩ツツジは春を先取りする美しさで人気があります。

卵のような大岩 落ちそうにも見えるが木が生えている


前回は近くまで行こうとしましたが、まだ人が歩くような通路はなく下りるのが大変でした。

岩場はロッククライミングには良さそうですが、崩落の危険性もあるので山や岩場には立ち入らず、広場から景観を楽しむにとどめましょう。

山桜はきれいだが 維持管理は大変な苦労


山桜はソメイヨシノと違って開花期間が短いものです。1週間もせず散ってしまう潔さ、はかなさに引き付けられます。

年ごとに気候が少しずつ違う中、良いタイミングで山桜を楽しめてありがたいことでした。周辺整備に励まれている地元の方々に感謝、感謝です。

昨年11月に七福神岩を訪れた時のブログは、こちらからご覧ください。
コメント (2)
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山桜が美しい 観音ケ池市民の森 2023/03/16(鹿児島)

2023-03-17 17:55:05 | 
3月16日(木)広域農道を西側に走ると道沿いの山桜がきれいでした。

花びらが風に舞う 以下の画像は3月16日に撮影


風は時折吹く程度で、花びらが一杯舞い散るほどではありませんでした。

フキと桜の花びら


道沿いには大きな山桜が何か所もあり、早いものでは完全な葉桜になっていました。

いちき串木野市 観音ケ池市民の森 駐車場北側の山桜が花盛り


こちらも山桜の大木


ひっそりと建つ観音様


公園内にあるため、林の中に控えめに建てられています。

羽繕いをする水鳥


水鳥は2羽見かけただけで、広い池を思い通りに動き回っているようでした。水上を滑空し、着水時に足でブレーキを掛ける様子もみられました。

右側のソメイヨシノは開花の気配なし


平日のため訪れる人はわずかで、ソメイヨシノ開花を前に公園整備作業が急がれ、作業機の音が響き渡っていました。

コロナ対策の緩和とともに、花見がにぎわいを取り戻しそうです。

ため池の南側からの風景


南側に歩道と車道が整備され、一方通行ですが普通車も走行できます。池の西側にあった古いトイレは撤去され駐車区画が増えていました。

すでに一部は葉桜


山桜はソメイヨシノに比べると開花期間が短く、開花と同時に若葉も出始めます。開花時期、花の色など少しずつ違いがあり楽しめます。

ソメイヨシノ以外にもしだれ桜など各種の若木が育っており、将来的にも楽しみな花の名所です。

雲が出始めた


雲のない朝でしたが、昼前には汗ばむほどの陽気になり雲が出始めました。天候に恵まれ各地の山桜を楽しむことができて感謝、感謝です。
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花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。