花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

ミニチュア作品展 ライカ1920 2022/02/26(鹿児島)

2022-02-27 16:22:45 | 日記
2月26日(土)お寺参りなどの後、田中達也さんの作品展を見てきました。

ロシアのウクライナ侵攻 26日朝のNHKニュース


オリンピックが終わるのを待っていたようにロシアがウクライナに侵攻。首都キエフの陥落が懸念されるなか、27日欧米諸国は国際銀行間通信協会(SWIFT)からロシアの銀行を排除すると発表しました。

鹿児島中央駅の西側 西口再開発ビル工事 以下の画像は2月26日に撮影


2023年春の開業を目指し、地上10階建て(25,400㎡)ビルの建設工事が進んでいます。ここは県の総合体育館候補地に挙がったこともあります。

立体駐車場(240台)もできるようですが、駅周辺の交通路は市電路線もあり複雑です。多くの車が集中するため、私には車で行きたくない場所の一つです。

若者たちが行き交う鹿児島中央駅構内を抜けて、チケットをもらっていたミニチュアライフ展示会場のライカ1920へ向かいました。

田中達也 見立ての世界 ミニチュアライフ


ボタンの花が咲く木に迎えられる


撮影OKの会場でした。土曜日でもあり、訪れていたのは殆どが若者でした。多くの人がスマホを向け、中には熱心に一眼レフカメラで撮影する人もいました。

SNSを通じて多くの人に作品を見てほしいという作者の願いがあるのでしょう。一部の作品では手作りのミニチュア作品も併せて展示されていました。

おにぎり? 米粒と人 額の下側にも人がいる


作品タイトルでしょうか「時間がないので巻きでお願いします Rice Planting 」と書いてありました。

そんなに急かされるならばと、米粒を植えているような、人も米粒も一気に巻き込んでしまうような世間の慌ただしさを風刺しているような感じもします。

後で思えばミニチュアで驚かせているだけでなく、見る人の動きや考えを・・・天井から興味深く見つめる作者の目線を感じるような時間でもありました。

作者の田中達也さん


作品作成の様子も紹介されていた


歯ブラシの芝刈


キーボードをビルに見立てたもの


こちらはクリップ 仕事に挟み付けられた人たち?


走る寿司・・・高速道路とビル群 右下には小さな人々


噴煙を上げる桜島大根 白熊


あまり深く背後を考える間もなく、興味を引いたものを次々と写しました。実際に自分で見ると、気分転換になって楽しいものでした。ライカ1920、5階の南国ホールで3月13日まで開催中です。

ビルの外では連絡橋架設工事の準備中


右側はLi−Ka1920、左側は電車通りを挟んで南国センタービルです。

南国殖産系列のビル間 2階部分を連絡橋でつなぐ


台車に乗せられていたのは少しカーブのある鉄鋼構造物


大型作業車がビルの北側に止まり、26日夜のビル間連絡橋設置工事に携わるようです。連絡橋のデッキ部分は長さ33m、今年9月の開通を目指しています。

鹿児島中央駅のアミュプラザは多くの人が行き交っていました。コロナ禍で多くの人とすれ違うのは久しぶりでした。皆がマスク姿ではありますが、簡単には感染が収まらないはずだと思うことでした。
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暖かな日差し 河津桜とメジロ 2022/02/25(鹿児島) 

2022-02-25 18:53:37 | 
2月25日(金)前日に続いて吉野公園で河津桜とメジロを写しました。

ロシアのウクライナ侵攻 25日朝のテレビ朝日 グッドモーニング


軍事侵攻計画はかなり前からできていたようです。戦乱がさらに西へ広がるようなことになると深刻です。チェルノブイリ原発も占拠したと報道されています。

吉野公園 レストハウス東側の河津桜 以下の画像は2月25日に撮影


7時過ぎに出かけましたが、朝日が眩しく運転に難渋しました。7時半頃、吉野では100人ほどの小学生が両側に列を作り登校していました。

車をどこかに止めて写したいほど生命力あふれる光景でした。日本の将来を支える子供たちに幸あれと祈ることでした。

梅と河津桜 公園には霜が少し


紅梅を中心に花がぎっしりです。昨日より冷え込んだためか、訪れる人はわずかで半ば貸し切り状態でした。平日に花の撮影を楽しむことができてありがたいことです。

紅梅が美しい 手前の白梅はまだ蕾が多い


朝日に照らされて紅梅が輝いて見えました。メジロは河津桜に集中し、紅梅の枝先では殆ど見かけませんでした。

レストハウス南側 2本の河津桜も咲いてきた


樹形が少し異なり、東側のものより開花時期が2週間ほど遅くなっています。

手前の白梅が花盛り レストハウス南側 なごみの庭


河津桜にはヒヨドリが1羽いて、集まって来るメジロを追い回していました。

ソテツが沢山 快晴


すぐ西側の河津桜も満開です。昨日はメジロが多かったですが、今朝はあまり見かけませんでした。

来月下旬はソメイヨシノが咲きそう


なごみの庭の東側にはソメイヨシノが多数あり、一部は老木になっています。今朝も日課のようにウォーキングをする人たちを見かけました。

ツグミでしょうか 


今日もメジロ撮影に集中した中で、見かけました。メジロよりは大きくハトよりは小さめで、日に当たり羽がきれいでした。

肝心のメジロは? 殆どの画像がこんな感じになっている


連日チャレンジしましたが、どれもこれも画像を見ると似たようなもので今ひとつです。どのようにダメなのか考えてみました。

1 メジロの動きを追っているうちにピント合わせが追い付かない

 慣れた人に聞くとあらかじめ自分で決めておいた枝に止まるのを待つ

 メジロの動きに負けずに無駄を承知で連写する方がまぐれ当たり(偶然の良いショット)が出るかも?

 大きなサイズと高画質で動画を長時間記録して、良い場面のコマを選び出す方がまし?

2 メジロの動きを事前に察知していない

 次はどこに動くか、どちらへ飛んで行くのか、飛んで来る枝を予知する?

 枝陰で暗い部分はメジロの表情が出ないので、いくら写してもダメ?

こちらは日が当たっている


この後どちらへ飛ぶのか 右側に余裕がなく構図が悪い


メジロの後姿は絵にならない?


いくら写しても思うような画像は写せませんが、偶然にも面白いものが撮れることもあります。趣味を楽しむ中で、過度に思い悩んでは意味がありません。

春の日差しを受けて、可愛いメジロのさえずりを聞き、カメラで姿を追うことを楽しめば良いのだろうと思います。

連写で画像が2000枚ほどにもなり画像整理も大変でしたが、フィル時代に比べれば夢のようなことです。パソコンの空容量を圧迫していますが、早春の思い出として大部分は保管しました。

気温が上がれば梅も花も散りそう


週末には暖気が入り気温が上昇するとの予報です。開花の早かった河津桜では新芽が伸びて花が散り始めています。

昼前には子供たちの姿も


朝方は訪れる人が少なかったものの、暖かい日差しに誘われるように人が増えてきました。噴水先の長い花壇ではハボタンと菜の花が撤去され、植替え準備作業中でした。

早いもので3月は目前。ウクライナの戦火が拡大しないことを願いながら、近いうちにジャガイモを植える予定です。
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天皇誕生日 世情不安な春先 2022/02/23(鹿児島)

2022-02-23 15:45:28 | 日記
2月23日(水)は天皇誕生日、今でもまず4月29日を思い出してしまいます。

今朝のテレビ朝日 グッドモーニング


小室問題で皇室や天皇制にたいする世間の見方がだいぶ変わったと思いますが、この先も皆様が健やかにお過ごしになられますように。

ロシアがウクライナに侵攻 今朝のNHKニュース項目


ロシア系住民保護を理由にプーチン大統領はウクライナの一部地域の独立を承認。平和維持を口実に軍隊を動かし始めたようです。

年数をかけてでもウクライナ全土のロシア編入を狙っているようです。これに対しNATO諸国は厳しい制裁を科すとしてきましたが、実効性は疑問です。

同様に中国が台湾を侵攻・占有した場合、アメリカはどのような動きをするのでしょうか。日本は先兵として戦地に立たされるのか、尖閣諸島の場合はどうでしょうか。ロシアの今後の出方だけでなく、アメリカの動きも注視しなければなりません。

寒い日が続いている テレビ朝日 今朝の天気情報


北陸から北海道にかけて大雪が続き、飛行機の欠航、鉄道の運休が続いています。鹿児島でも今日は日差しがなく寒い一日となりそうです。

昨日は3回目のワクチン接種を受けました。3回ともモデルナで、今回は接種量がこれまでの半分。すぐに接種が終わり、副反応は少なめです。

2回目では発熱、倦怠感、悪寒もありましたが、今回は接種部位の痛みだけです。この先も変異株が続き、数年はワクチン接種に頼るしかないだろうと覚悟しています。

この漫画家を知っていますか

つげ義春さん


雑誌「月刊漫画ガロ」などで活躍し、「沼」「チーコ」「李さん一家」「紅(あか)い花」「ねじ式」「ゲンセンカン主人」「無能の人」など幻想性、叙情性のある作品や私小説的な作品を発表しました。

独特の作風で人気を博し、故・水木しげるさんのアシスタントを務めていたこともあります。このたび日本芸術院に新設されたマンガ部門の新会員候補に選ばれたとのこと。

長年、心の病を患っており1987年以降は活動を休止しています。84歳で健在と知り、うれしくなりました。懐かしい作品に目を通してみたいと思います。

こちらも懐かしい画像 2004年撮影 

北へ帰るツルたち


長島町(当時は東町)の展望台から写したものです。この時は飛行コースがかなり離れていて豆粒写真となりました。

薩摩川内市祁答院町 黒木の梅


小さな川にかかる木橋と白梅、周囲にわずかな田圃が連なる光景です。今は背後の杉山が伐採され、田圃も荒れていますが梅は残っていると思います。

阿久根市大川の枝垂れ梅 開花期には多くの人が訪れ有名だった


あまりカメラを向ける人はいませんでしたが、私は屋根の恵比須さんが好きでした。

見頃となった枝垂れ梅 当時は樹齢90年と言われていた


この数年後、心優しい家主のWさんは不慮の事故で亡くなり、見事な枝ぶりは台風で大半が失われました。

最近では国道3号から山手に少し入った、お寺の早咲き桜が有名なようです。勢いは失われても、Wさんの枝垂れ梅は今も残っていると思います。

天候が回復すれば行ってみたい気もしますが、コロナ禍が続いておりしばらくは自重した方が良さそうです。
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河津桜が満開 薄曇りの吉野公園 2022/02/18(鹿児島)

2022-02-19 14:22:40 | 
2月18日(金)朝方の吉野公園は冷たい風が吹いていました。

TBSテレビ 「THE TIME,」 金曜日の司会は香川照之さん


「7時のうた!今日もいい日に」のダンスは、カーリングの様子でした。短時間ですが・・・今日も誰かに笑顔でありがとう・・・気持ちが明るくなります。

明日は雨予報のため、前回より少し早めの7時40分頃に出かけました。登校時間帯でもあり、吉野の通りは車が渋滞していました。

レストハウス東側の河津桜が満開 以下の画像は2月18日に撮影


8時20分頃、公園駐車場に止まっている車は普段より少なく15台程度。河津桜のすぐ横には早くから訪れたカメラマンが1人。

写真団体2か所に属し、石橋記念公園の河津桜も写しているという方でした。いろいろ写真の話などにお付き合いいただき、ありがとうございました。

レストハウス南側2本の河津桜はわずかに開花。東側のものと比べるとかなり樹形が違い、開花が遅いためあまり知られていません。

北側の河津桜も見頃


木が成長してだいぶ目立つようになってきました。こちらにもメジロがいましたが数は少なめ。

梅が咲きそろう 下がり枝は河津桜


早咲きのものはだいぶ散っていましたが、全体としては今が見頃。水仙は花が少なくなりました。

寒さもあり訪れる人は少なめ


梅と水仙を背景に、きれいな服で着飾った幼子の写真を熱心に写す若いお母さんたちを見かけました。

若者の言葉では・・・サクジロウ


桜にメジロで、サクジロウと呼ぶらしく、梅の場合はウメジロウ。木全体では15羽程度もいたようですが、枝先を飛び回り花に隠れてうまく姿が写せません。

枝を飛び移るメジロ


メジロの辺りを拡大すると


ネット上では様々な表情や瞬間の画像を見かけます。動画で撮影して良い場面を切り取れば簡単そうな気もしますが、根気のいることです。

こちらは梅の枝に止まった野鳥 鳴き声は可愛くなかった


水仙近くの野鳥 同じ鳥のように見える


昼前には晴れ間が広がった


風が時折強く吹き、東側の松の木が音を立てて大きく揺れていました。

公園北側広場では、近くの幼稚園児が運動を楽しむ様子がありました。

木の下にはフキノトウ


枯葉の間から顔を出し、春を感じさせるフキノトウです。河津桜は開花期間が長いので今月中は楽しめそうです。

明日(2月19日)は二十四節気の「雨水」、山桜が咲き始める本格的な春間近。近いうちに3回目のワクチン接種を受ける予定です。
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日差しに誘われて 吹上町入来浜 2022/02/14(鹿児島) 

2022-02-16 17:58:52 | 吹上浜
2月14日(月)日置市吹上町の早咲き桜の前に、入来浜に立ち寄りました。

若宮神社展望台から見る吹上漁港 以下の画像は2月14日に撮影


伊作川の河口近くに漁港と漁協があり、河口南岸に伸びた堤防の先には船着場もあります。日置からは西南西沖合の久多島(ふたしま)が、ここからは北西方向に見えます。

漁協横の広い無料駐車場 20台ほど止まっていた


ここは海岸まで近く、トイレ、足洗い場が整備され、釣りや潮干狩り、浜遊びにとても便利でおススメの所です。

吹上町は古くからの温泉地でもあり、手軽なレジャーにはもってこいの場所です。ここ数年、若者だけでなくシニア世代にまで冬の釣りが人気です。

海が穏やかな日は、ブリ、サゴシ、ヒラメなどを狙って平日も多くの釣人が吹上浜にやって来ます。

ジギングの釣人たち


予想通り南側の砂浜には多くの釣人の姿がありました。堤防先端部にも数人いるようでした。大きな魚を釣る行為そのものに価値を見出す、スポーツフィッシングとして楽しむ人も多いようです。

私たちの世代の魚釣りは食糧確保が目的でしたので、釣った魚をリリースする感覚がどうにも理解しかねます。

打ち上げられたカタクチイワシ


釣人の待機場所か 竹で組まれた竿受け


吹上浜沖合への風力発電機設置反対署名を集めているという人にも出会いました。自然エネルギーの活用自体は悪くないでしょうが、設置工事や設備管理、さらには将来の設備撤去などまで考えると賛成しかねます。

目先の利益を狙う者が、誠意をもって事業を運営、管理するとは思えません。紫尾山周辺でも風力発電機設置の計画が進んでおり、鹿児島の豊かな自然が踏み荒らされるようで嫌な気分です。

2月とは思えない暖かい日差し


南西方向の山は薩摩半島の西端部、小さな三角形の山頂部が特徴的な野間岳(591m)です。

北側の風景 昼過ぎから快晴に恵まれた


伊作川南の堤防の向こうには、吹上浜北部の江口浜方面がわずかに見えます。

少し浸食された浜崖


昨年は台風被害がなかったものの、ここでは浜崖が迫り砂浜が少し狭くなっているように感じました。

海に入って竿を振り続ける


見ている範囲では釣れる様子はありませんでした。腰まで海につかりながら、休むことなく仕掛けを投げ込んでは巻く釣人もいました。

遠目にも動きが良いので、殆どが若者でしょう。コロナとは無縁の潮風に当たって健康的で何よりです。頑張るうちには釣果も期待できます。

散歩の人の他、若い親子連れの姿も


小さな子供連れの家族も見かけました。お父さんは釣りに集中、子供たちは波打ち際で遊び、お母さんは大きなベビーカーで幼子を抱いていました。

近所の方でしょうか、愛犬と散歩の人も何人か見かけました。午後からの日差しに恵まれ、農作業の前後には、各地で梅や桜を楽しむ充実した一日でした。
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中田尻自治会 伊豆の踊子 2022/02/14(鹿児島)

2022-02-16 15:50:33 | 
2月14日(月)は日置の農作業後に吹上町の桜を見に行きました。

日置市吹上町 中田尻自治公民館 以下の画像は2月14日に撮影


入来浜自治会の桜が日陰になったので、直線で4㎞程度北東側の中田尻地区へ向かいました。吹上中学校横で国道270号から県道296号に入り、山手側に向かいます。

公民館の北側から西側にかけてL字型に桜があり、訪れた人に聞くと「伊豆の踊子」とのこと。

17時過ぎ 夕日に照らされた桜 公民館入口側


ここではまだ日差しが残り、桜の花が引き立っていました。17時を回ってもまだ多くのメジロが花枝を飛び回っていました。

公民館入口右手の大きな田の神様 周囲はのどかな田園地帯


鹿児島県指定の有形文化財です。鹿児島県教育委員会のページから引用して紹介します。

像の高さ 96cmは田の神としては高いもの。白質の粗い凝灰岩で作られ,風化しやすいため顔面はくずれていて表情は不明である。

頭巾風にシキをかぶり,長い袖の衣にひだの多い袴をつけている。右手に小さいメシゲ,左手にカギ状の長い鍬を持っている。

雲竜紋のある台石の下に角台石があり,その正面に「奉供養 享保二丁酉年正月十四日」と刻んである。

享保2(1717 )年のもので,薩摩半島の金峰,吹上を中心に多く見られる僧衣立 像の背の高い田の神のうち,最も古く典型的なものである。(引用終わり)

公民館北側 水路沿いの桜


鹿児島県道296号沿いですが、東側の山手に行くと急に道幅が狭くなります。昼間は砕石場に出入りするダンプカーが多く、離合個所が限られるため走行しない方が無難です。

ここでも色付いた葉がわずかに残っていた


詳しいことは判りませんが、ここの桜も伊豆の踊子のようです。入来浜自治会の桜と同様の経緯で植えられたものかも知れません。

メジロが写せた


車の通りは少ないので、メジロのさえずりも記録できる動画撮影がおススメです。

背景の明るい緑に映える


伊豆の踊子を、吹上町内の2か所で見ることができて幸いなことでした。

訪れた人が数組


夕方の散歩の人、車で立ち寄る人などがスマホを向けていました。

山手側へ走ると鹿児島への帰りには時間がかかるため、西日をまともに受けましたが国道270号に引き返し、いつもの道で家路につきました。
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入来浜自治会 伊豆の踊子 2022/02/14(鹿児島)

2022-02-15 18:57:35 | 
2月14日(月)畑作業を終え、日置市吹上町に早咲きの桜を訪ねました。

吹上町入来浜自治会 公民館の庭に咲く 以下の画像は2月14日に撮影


鹿児島市からは伊作峠を越えて吹上町の市街地を西側に走り、入来浜を目指すと大きな工場と養鶏場の先、道路左側に案内幟がありました。

公民館はトイレが開放されていました。実家のある日置からは車で15分ほど、身近なところで美しい桜を見ることができてありがたいことでした。

桜の由来などの看板があり、子供でも読めるようふりがな付きでした。親孝行の婦人2名の顕彰石碑もありました。自治会の方々の心遣いに感謝申し上げます。

16時を過ぎて、半分以上が日陰になっていた


地元紙の南日本新聞に2月9日付けで「桜に合わせ集落写真展」の記事が掲載され、早咲きの桜「伊豆の踊子」が見頃を迎えたことを知りました。

吉野公園の河津桜は毎年撮影していますが、こちらは初めてです。指宿市のフラワーパークには多くの伊豆の踊子があり、早咲き桜として有名です。

南側に咲く 伊豆の踊子


熱海市在住の造園師、故・石井武夫さんが昭和40年に伊豆半島で発見した早咲の桜です。川端康成の名作に因んで命名されました。この地に移住された石井さんから昭和50年(1975)に寄贈されたとあり、50年近い歳月が流れています。

大きく成長した桜 西側は小高く日差しが隠れていた


北側の様子


日差しが当たる時間帯はさらにきれいなことでしょう。多くのメジロが枝先を飛び回り、他にも4人ほどが訪れスマホを向けていました。

色付いた葉がわずかに残っていた


優しい花色 開花後も花が長持ちする


一般的な山桜や、ソメイヨシノと違って花が長持ちするのが特徴です。開花後10日から2週間程度は楽しめます。

山陰からわずかに届く日差し


ネットで伊豆の踊子を調べていると、吹上町内にもう一か所あることが判りました。日は傾いていますが、ダメもとでそちらに向かいました。
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雨上がり 梅を訪ね畑を耕す 2022/02/14(鹿児島)

2022-02-15 17:01:45 | 野菜作り
2月14日(月)夜明けまでに小雨は上がり、日置へ出かけました。

向江山の中腹 彼岸田に立ち寄る 以下の画像は2月14日に撮影


日置市日吉町の住吉地区の南側に残る小さな棚田です。雨上がりの畑が乾くのを待つ間に立ち寄りました。

アメダス鹿児島によると2月14日の雨量は3mm、最低気温は9.5度、最高気温は16.3度でした。

石積の棚田 田起こしが始まっていた


8枚ほどの狭い田圃が今も残り、耕作者は2家族だけ。吹上町から通う耕作者はお元気なようで、小さな野菜用区画も耕してありました。

鉄道線路跡近くの梅 背後左は城山(じょうやま)


鹿児島交通線(南薩線)の線路跡地の近くにきれいな梅が咲き、山手側を振り返ると南方神社(諏訪神社)がありました。

砂山から海面を注視する釣人たち


地元の常連さんたちのようでした。午前中はまだ雲がかかり風は弱いものの、ナブラは見当たりませんでした。

渚に集まるカモメ 穏やかな海


小魚を見回るカツオドリは見かけず、カモメも休憩中の感じでした。昼過ぎには雲が遠のき、晴れ間が広がってきました。

春の香りを漂わせる沈丁花


雨上りのしっとりした空気に花の香りが溶け込み、鼻をくすぐるほどでした。

エンドウ豆 3回目に種蒔きしたもの


Sさんのエンドウ豆が虫の被害でダメになったと聞き、数株あげました。根がびっしり出ていて今後の成長が望めそうでした。

ソラマメ 脇芽が出てきた


例年よりも発芽、移植が遅れましたが、ここ数日の雨と気温上昇で順調に生育しているようです。

鶏糞堆肥を撒いて再び耕す


今月末頃のジャガイモ植付を前に、鶏糞堆肥10kg程度を散布して耕しました。肥料が多すぎると茎葉が茂り過ぎて、春の嵐で茎が折れやすくなります。

例年通り、種芋3kgのうち大きめのものは切り分け、種芋数は50個程度。畝幅60cm、畝と畝の間を鍬の幅3倍程度の50cm、種芋の間隔を30cm、延15m程度に植付予定です。

ジャガイモ予定地以外もついでに鶏糞堆肥を散布して耕し、周辺から入り込んだ雑草も一部取り除きました。鍬を動かすうち汗が流れ落ち、畳1枚ほどを耕すたびにタオルで汗拭きでした。

ミカンを梅の枝に刺す


畑横のミカンが落ちていたので小さいものを2つに切り、梅の枝に刺しました。すぐに2羽のメジロが来ましたが、ヒヨドリなどは見かけませんでした。

ジョウビタキはこの日も周囲を飛び回っていましたが、例年ほど野鳥の鳴き声がせず姿も見ません。今季は野菜の食害は免れそうです。
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暖かい祝日 北へ帰るツルたち 2022/02/11(鹿児島)

2022-02-12 22:36:33 | 自然観察
2月11日(金)建国記念の日、好天を予想してツルを見に行きました。

6時39分 出水市 潟公民館横からの東空 以下の画像は2月11日に撮影


2月11日、鹿児島の日の出は7時3分、すでに東の空が色付いていました。

5時前に出発、いつも通りに入来峠を越えて薩摩川内市に入ると、意外なことに樋脇町から東郷町までは霧が深く減速走行しました。

冷え込みは弱く鹿児島市の最低気温は4度、日中も快晴が続き最高気温は15.9度まで上がりました。

6時59分 朝日が出る前に飛び立ち始めた 東干拓地


東干拓地の衛生センターへ通じる道にはすでに15台ほどの車が並び、撮影待機中でした。霜が降りていましたが、風はなくあまり寒く感じませんでした。

7時12分 朝日の少し右側は霧島の韓国岳(1700m)


朝日は10分もすると眩し過ぎるほどになりました。大きな望遠レンズなどを駆使して、800~1000ミリ相当で朝日とツルの組み合わせを写す人には好都合だったかもしれません。

雲がなく単調な空模様でしたが、次々に飛び立つツルの群と朝日の輝きを楽しむため動画も記録しました。

ツル観察センターへ移動 雲一つない青空


車内で朝食を済ませ、目の前の保護区域内のツルを写すことにしました。偶然にも長年会う機会がなかった写友のTさんと再会しました。

マスク姿のため、気付いたのは声や話しぶりからでした。再会を喜び合い近況など語り、写真を楽しめる健康に感謝することでした。

電線に一杯止まったカラス


ツル保護区域内ではツル以外にも多くの野鳥が見られ、特に多いのがカラス。普段見かける留鳥のカラスではなく、渡り鳥のミヤマガラスのようです。

ツルの保護区域一帯は干拓地ですが、標高わずか1.4mとは驚きました。波静かな内海の八代海(不知火の海)ですが、熊本では台風による高潮被害が出たこともあります。

柵内の近くにいた幼鳥


春の光を受けて羽毛がきれいに見え、幼いツルが餌をあさっていました。来月頃にはこのツルも親たちと一緒に遠い北の地に帰って行きます。

8時43分 ツルの餌撒き風景 冷凍餌


軽トラックの荷台から大きな冷凍餌が落とされていきました。真っ先にやって来たのはカラスたちで、餌に近づくマナヅルは少なめでした。

白い鳥の群もやって来た


カラスよりは大きく、ツルよりずっと小さく、コサギでしょうか、真っ白な姿がきれいでした。

9時52分 飛び立ち始めたマナヅル


マナヅルの殆どがあまり動かず空を見上げる姿をしていましたが、やがて次々と飛び立ち始めました。

高く舞い上がり旋回するツルの群


列をなして北へ帰るツルたち


出水市ツル博物館のツル北帰行情報によると、2月11日はマナヅル1027羽、ナベヅル277羽が「渡去」したとありました。

今季は昨季よりも14日遅れて、2月1日から北帰行が始まり、2月11日は最も「渡去」数が多くなっていました。

こちらは着地体制のマナヅル


北へ帰る準備運動を済ませて、今日は舞い降りて来たようです。

頭上を飛ぶマナヅル


颯爽とした姿 ナベヅル


数の多いナベヅルは大半が3月中旬頃まで、出水のツル保護区域内に留まります。

今日は天気に恵まれ、北へ帰る多くのツルを見ることができました。帰り道も日差しが一杯で、車の窓を開けて走りました。

まだ寒い日もあるでしょうが、すでに日差しは春です。そろそろジャガイモの植付準備をしようと思います。
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春を先取り 石橋記念公園 2022/02/10(鹿児島)

2022-02-12 15:34:17 | 自然観察
2月10日(木)午後から天気回復、所用後に石橋記念公園に立ち寄りました。

石橋記念公園の保存石橋 西田橋 以下の画像は2月10日に撮影


西田橋を移設した石橋記念公園は鹿児島駅のすぐ北東側、稲荷川の右岸河口近くに平成12年(2000)に開園しました。

平成5年(1993)8月6日の豪雨で、鹿児島市内の甲突川に掛かる五石橋のうち新上(しんかん)橋、武之橋が流出。

稲荷川対岸(左岸)の祇園洲公園には鹿児島市が移設した玉江橋と高麗橋の他、石工の岩永三五郎像、薩英戦争砲台跡などがあります。

石橋記念館の北側 人気の河津桜


河津桜が数本あり今が5~8分咲きで、メジロが飛び回り、カメラやスマホを向ける人がたちが集まっていました。

河津桜と松の緑 青空に白い雲


10日は夜明け頃まで雨模様でしたが、昼前から天気が回復し青空が広がりました。立春を過ぎてお日様の力が増して寒さを感じません。

橋のたもとには色鮮やかな紅梅


石橋の移設を巡っては現地保存派と移設推進派が世論を2分し、当時の土屋知事は心労が重なり、平成8年(1996)1月に体調を崩し休職、6月には辞職に至った苦い思い出があります。

稲荷川 南側河口からの桜島


引潮時でわずかに砂州が出ていました。2月初旬は寒い日が続き、桜島も度々雪化粧しました。

桜島フェリー 背後の山は大隅半島の高隈山系


桜島と鹿児島市街地を15分ほどで結び、大人片道200円。大災害時の避難経路として備えるため24時間運航しています。

野鳥の群 水面近くを一団で移動


黒い鳥の群はカラスではなく、鵜のようでした。川鵜と海鵜は似ていて、海にいるから海鵜ではなく、それぞれ体に微妙な違いがあるようです。

桜島を背景に野鳥の大きな群が飛んでいる写真を時々見かけます。この辺りに通えば、案外と撮影機会が多いのかも知れません。

河津桜 日が傾き人の姿は消えていた


17時で道路横の駐車場が閉鎖されるため、もう一度河津桜に立ち寄りました。すでに周辺の人の姿はないものの、まだ日差しは明るく河津桜の花が一段ときれいに見えました。
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花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。