花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

朝のコスモス畑 鹿児島市都市農業センター 2015/10/29 (鹿児島)

2015-10-29 11:47:33 | 
今朝は5時前に目覚め、朝焼けを期待して都市農業センターに出かけました。

5時51分 夜明け前の東空


穏やかな桜島


右側の展望台から撮影


6時13分 明るくなり始めた都市農業センター


10月29日、鹿児島市の日の出は6時30分。期待した朝焼けは全くなく、地平線にわずかに雲が見えるだけでした。桜島は9月28日を最後にこの一ヶ月は噴火が観測されていません。わずかに煙が見える日もありますが、あまりにも静かでさびしいほどです。6時20分頃、明るくなり始めたコスモス畑へ移動しました。

日差しが当たり始めたコスモス












雲がないため急速に明るくなり単調な日の出でした。空気が乾燥しているのでしょう、朝露はあまり見られませんでした。コスモス畑をあちこち回り2時間ほど撮影しましたが、今ひとつ手ごたえのない朝でした。変わった花もありましたのでご覧ください。









次第に日差しが高くなり、一面に光が回ってきました。











全体的には花のピークを過ぎようとしており、雨になればかなり散ってしまいそうです。さすがに日の出前に訪れる人は少なく散歩、農園に向う人が数人いただけでした。写真愛好家も5人程度。久しぶりに早朝の爽やかな空気を吸いました。

風景・花撮影によく回っていた頃は、殆どの撮影地には日の出前に到着するように行動していました。最近はのんびり過ぎて何の収穫もありませんが、元気で撮影を楽しめることに感謝しています。
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コスモスが見頃 鹿児島市都市農業センター 2015/10/28 (鹿児島)

2015-10-28 17:17:56 | 
10月28日(水)、鹿児島市都市農業センターはコスモスが花盛りでした。お天気次第でしょうが、見頃は日曜日までと思われます。

コスモスの花畑


10月28日 9時の予想天気図 グッドモーニング


7時前の桜島ライブ画像 NHK


昨日は久しぶりに雨が降りました。夕方ほんのわずかな時間でしたが、野山には恵みの雨でした。天気図は西高東低の冬型、桜島上空には雲が出ていました。満開のコスモスと青空に白い雲のイメージで10時過ぎ撮影に出かけましたが、天気が良くなりすぎて雲は殆ど消えていました。

シンボルツリーと白い雲


コスモス園は中ほど下 水生植物園は中上の外側


貸農園脇には夏の名残のカンナ


園児の列


花影も可愛いコスモス


つきでたコスモス


望遠レンズで撮影


色とりどりのコスモス






自撮棒が活躍


ハーモニカの調べ


ツワブキの花も見かけました


平日でしたが幼稚園児や社会福祉施設の団体客が多く訪れていました。弁当を広げる人、散策する人、撮影に熱中する人など、それぞれにコスモスを楽しんでいました。

地元紙によると今年は長雨で種が流出し一部成育が悪かったようです。西側では花の列が少し途切れていましたが、全体としては酔うほどの花の海でした。

日陰では少し肌寒く、日向で観覧する人が殆どでした。ハーモニカに合わせて「古里」の歌声が流れてきて心が和みました。



南側にある水生植物園の蓮は全て枯れ、睡蓮も花が終わっていました。
きょうは県北部に霜注意報が出され、南国鹿児島にも冬の気配が近づいています。
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二兎を追わず 吹上浜でキス釣り 2015/10/24 (鹿児島)

2015-10-24 21:12:06 | 吹上浜
鹿児島の三大行事の一つ、日置市の「妙円寺詣り」関連イベントが10月24日と25日に開催されています。24日午後は徳重神社に日置市内の郷土芸能が奉納されるため、撮影に行くか迷いました。

このところ夏日続きの快晴で、日差しが強すぎて撮影条件が今ひとつ。今年は台風の後片付けと手のケガで9月に魚釣りができなかったので、今日は魚釣りに決めました。

浜へ下りるいつもの道


道の右手には実が一杯のシャリンバイ


9時1分 海は穏やかで引潮に向かう頃合


今年は沿岸で操業するキス網が2隻ほど減ったように感じます。例年ならば釣り人の目の前まで網を入れることが多いのですが、網入れの範囲や回数が減少しています。釣り人にはありがたいことです。南の「帆の港」海岸から出漁してくるのは5隻程度のようです。

9時19分 今日はいつもより少し北側


常連のTさんの姿がありました。健康のために毎日のように浜に来るTさんは90代の超元気な釣り人です。串木野はかすんで見えませんが、戸崎、江口浜の位置を示しています。

10月24日 戸崎の潮汐表


引用元は日本沿岸736港の潮汐表「tide376.net」です。これまでは串木野港の潮汐を参考にしていましたが、吹上浜日置海岸では「戸崎」港の潮汐時間帯が適合するようです。戸崎港は串木野港の南東方向に位置し、潮汐時間帯は串木野港よりも30分ほど遅くなっています。

12時46分 北西風が吹き白波も出始めたので切り上げ


釣果は64匹 型は小さめでした


23日は午前中は東よりの風が続き海面は穏やか、14時頃から北西風になり少し白波も見えました。24日は11時過ぎから北西風が吹き出して12時頃には釣りにくい状態になりました。普段使っている10号錘を20号錘に変更したら道糸は張るのですが、リールの動きが重くて当たりもつかみにくくなり釣りのペースがダウンして引き上げ。

16時23分 波高は1mほどになっていました


道沿いのランタナ


昔園芸店で買ったものを地植えにしたら盛大に生い茂っています。季節は「霜降」ですが連日の夏日で日差しの強い状態です。来週は気温が低下傾向と予報されています。寒気が入れば一転して海は明るさを失い魚群も遠のきます。キス釣りをのんびり楽しめるのも残りわずかかもしれません。
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2015 川辺町下山田東区太鼓踊り 南九州市 2015/10/19 (鹿児島)

2015-10-21 17:14:32 | 祭り・伝統行事
10月19日(月)8時過ぎから、南九州市川辺町竹屋神社に奉納されました。

今年は下山田東区が奉納(帰陣)


太鼓踊りの詳細について鹿児島県ホームページから引用して紹介します。

南九州市川辺町の勝目地区に伝承されている太鼓踊り
(上山田太鼓踊り,中山田太鼓踊り,下山田東区太鼓踊り,下山田西豊年太鼓踊り)

 勝目地区の太鼓踊りは,上山田・中山田・下山田の3地区4団体で構成されています。4年に1度交代で,竹屋神社の豊祭(ホゼマツイ)に奉納されるため,「ホゼオドイ」とも言われます。勝目地区の太鼓踊りは,慶長年間の朝鮮出兵に従軍した際に,それぞれ「出陣」(上山田),「凱旋」(中山田),「帰陣」(下山田2団体)の様子を踊ったと伝えられています。

2013年 中山田太鼓踊り(凱旋)


 「中入り」(鉦と小太鼓)という花笠と振袖を着用した4人を中心に,脇太鼓(ワッデコ)が囲むようにして踊られます。脇太鼓は,浴衣に博多帯,サラシの鉢巻で,上山田と下山田では背中に武具(ナギナタ)を背負います。中山田は,凱旋の踊りのため,武具を背負っていません。

2014年 下山田西区太鼓踊り(帰陣)


また,下山田の武具は激戦のため刃こぼれした様子を表現しています。踊りの隊形も4団体とも若干異なっていますが,3集落で1組の踊りとなっています。現在上山田太鼓踊りが県指定文化財に,他の3団体は市指定文化財に指定されています。(引用終わり)

8時1分 奉納が始まる


台風で木の枝が折れて明るくなった境内


広く輪になって踊る


社殿前から東側を撮影


明暗差の大きい境内


鹿児島県内に伝承されている太鼓踊りの中では珍しく早朝から踊られます。真夏よりも日の出が1時間ほど遅いため特に早く感じられます。撮影者の感覚なので踊りの一行にとっては通常時間帯でしょう。

日程表によると6時50分から準備開始、8時から竹屋神社での奉納後に農協、市役所、事業所、病院、公民館など26箇所で踊ります。昼食、夕食は地元研修館を利用し、終了時刻は22時35分の強行日程です。昔は24時近くまで踊っていたそうです。

8時32分 力強く踊りながら境内から退出






隊形は殆どが大きな輪になり、相撲の土俵のような状態で踊子が並びます。中ほどが広く丸い空間になり、画面中央に隙間が出やすくなります。踊子の背中側から撮影しますが、すぐ後ろは木に囲まれて下がれないため脚立利用が効果的です。

ズームレンズの広角側を多用すると変形を生じ描写が大まかになり撮影しにくい感じがします。踊りながら境内から退出する場面は良かったのですが、全体的には明暗差もあり撮影結果は今ひとつでした。昨年と同じく写真愛好者のマイクロバスも一台来ていたようです。年々撮影者が多くなり、手持ちでビデオカメラを構えている人も多く、邪魔しないよう撮影場所移動には気を使いました。

中入りの青年たち


トラック4台に分乗


8時41分 竹屋神社を後にする


稲刈り真っ盛り


昨年は竹屋神社境内での踊りは15分程度でしたが、今年は30分程度踊られました。雲ひとつない快晴で汗だくの踊子も多く、23時近くまでの踊りは大変なことだったと思います。私は魚釣りの予定があり、竹屋神社での撮影だけでした。今年も勇壮な踊りを見せて頂きありがとうございました。
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2015 収穫の秋 馬頃尾太鼓踊り 2015/10/12 (鹿児島)

2015-10-14 20:26:18 | 祭り・伝統行事
馬頃尾(まころべ)太鼓踊りは毎年10月12日に薩摩川内市祁答院町の南方神社に奉納されています。
今年は体育の日と重なり学校や役所などが休みのため、神社奉納後はお寺の慰霊塔前で踊られました。例年は市役所支所や近くの幼稚園、中学校などでも披露されますが、一定していないようです。

9時51分 南方神社に近づく一行


馬頃尾集会所前の物産館「祁答院ロード51」広場で踊って、9時半頃に南方神社へ歩いて向かいます。神社近くで待っていると10名ほどのカメラマンと踊りの一行がやって来ました。鳥居前で軽く踊り、神事の間は境内で休憩、10時15分頃から奉納が始まりました。









10月12日の南方神社例祭には川東バラ踊りが奉納されることもありますが、この日は太鼓踊りだけでした。そのため殆ど休憩なしで2種類の踊りを続けたので皆さん大変疲れたそうです。弱い冬型の気圧配置で雲の多い空模様でした。2013年の川東バラ踊りの様子はこちらからご覧ください。

かーごーめー、かーごーめ 懐かしい歌声です


11時13分 黄金田を背景にお寺に移動する一行


11時半 お寺の戦没者慰霊塔前での踊り


南方神社での記念撮影


お寺での踊りが終わって一行とはお別れしました。その後1~2ヶ所で踊り、集会所方向へ戻るようなことを聞きました。

せっかくの太鼓踊りも農繁期で観覧者が少ない気がするのは惜しいことです。今年も元気な太鼓踊りを見せて頂きありがとうございました。
2013年の馬頃尾太鼓踊りの様子はこちらからご覧ください。
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さつま町 園田ビオトープを訪ねる 2015/10/12 (鹿児島)

2015-10-13 17:23:35 | 自然観察
秋風と言うよりは少し肌寒さも感じる10月12日、さつま町中津川地区の尾原集落内にある「園田ビオトープ」を訪れました。

自然の生物生息空間が保持され、身近な水辺の生物(草花・昆虫・小魚など)が観察できる場所です。さつま町が平成21年度に整備し、5年近くが経過しています。

案内看板


ツリフネソウと小さなトンボ


セイタカアワダチソウ


一般的な公園と違って自然な生物生息空間が保持されています。蛇や蜂など危険な生き物も生息していますので、観察には注意が必要です。小さなトンボがすぐに目に入りました。セイタカアワダチソウも数本見かけましたが、これは植生を大きく崩しそうな感じです。

ミゾソバ


日本画のような秋景色


ツリフネソウ


風にそよぐツリフネソウ


ツリフネソウ(釣舟草、吊舟草)は以前よりも数が増えていました。今年の長雨や台風の影響なのか低地側に生えていたガマはわずかになり、ツリフネソウが茂っていました。ミゾソバの花も多く望遠レンズで撮影すると日本画のような風景でした。2013年10月に訪れたときの釣舟草ブログ記事はこちらからご覧ください。

園田の滝


滝への道は荒れています


ビオトープの近くにある園田の滝に立ち寄りました。滝へ行くにはビオトープ駐車場の20mほど手前にある道を下りていきます。その先の水田跡地は凹凸があり水溜りも多く歩きにくい状態です。台風の被害で杉の倒木が横たわり、竹林は枯れた竹が折り重なり行く手をさえぎっていました。

滝は美しいのですが、草木が茂り放題で足元が見えません。イノシシが土を掘り返した場所もあり、かなり危険なため滝へは行かないほうが無難です。
水量の多い2013年6月に訪れた園田の滝ブログ記事はこちらからご覧ください。

こちらは永江の滝 園田の滝の南方に位置する


永江の滝は道路沿いから見えて、展望所もあります。景観を保つため伸びていた木の枝が伐採されていました。近くまで行けそうに見えますが、滝の落ち口付近は滑りやすい岩場のため危険です。道沿いから眺めるだけにして、決して近寄らないでください。
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吹上浜 久しぶりにキス釣り満喫 2015/10/07 (鹿児島)

2015-10-09 15:06:37 | 吹上浜
10月に入り南国鹿児島にも秋の空気が入ってきたようです。
この夏は長雨にたたられ海が濁り、8月下旬には台風15号の直撃もあり吹上浜のキス釣りには悪条件の日が続きました。

10月7日 台風23号は北海道へ NHK朝の天気予報


超大型台風でしたが、さすがに鹿児島へ直接の影響はなく海上のうねりも吹上浜へは届きませんでした。

青空に咲き誇るサキシマフヨウ


野菜畑は花畑に変貌


台風直撃で実家や借りている野菜園周囲で倒木があり、竹薮にも大きな被害が出て後片付けに追われました。9月12日の作業中にサボテンの棘が右手甲に刺さり、ケガが治るまで半月ほどかかりました。(9月後半の吹上浜の様子は伝聞情報です。)

祭撮影にはどうにか出かけたのですが、魚釣りも農作業もできず野菜園はいつのまにか花畑になっていました。茂っているのはコガネタヌキマメと百日草です。どちらも昨年のこぼれ種から伸びだしたもの。普段ならこまめに抜き取るところが、そのまま伸び放題。この下にサツマイモがありますが全く見えません。

吹上浜日置海岸 昼食後13時前に引き上げ


7日は長潮で潮位の変化が少ない日です。水曜日のため釣り人は見える範囲に2名だけという、ほとんど貸切状態でした。海から吹き寄せる北西のそよ風はさわやか、白波が立つこともなくのんびりと釣りを楽しみました。

7日の釣果は40匹


9月は天候が安定し下旬にはキス釣り大漁の日があったようです。連日の大漁で魚捌きに疲れて、3日目には釣りに行かなかったと聞きました。キスは小魚で中骨を取り除く3枚下ろしは結構面倒で手間取ります。

10月8日は若潮


サゴシが湧くころですが、7日、8日は沖合いにも見当たりませんでした。9月下旬にサゴシの群が岸に近づき、2人で100匹以上釣ったらしいと聞きました。ものすごい数ですが群が居続ければありそうな話です。キス釣り中に小アジが釣れたとの情報もあり、サゴシが集まったのでしょうか。伝聞情報ですが話半分に聞いても釣り人をそわそわさせるような話です。まだチャンスはあると思うので、こまめに浜を見ることにしましょう。

釣果は67匹


8日は波打際の濁りが薄くなり、食いが良い状態でした。この時期は近場に魚が集まり投網にも入るほどです。釣りを始めたのが一番引潮の状態でしたが最初から心地良い当たりが伝わってきました。13時過ぎには小さなクーラーに入らなくなり、北西風が少し出てきたので切り上げ。

その後野菜園で大根の種蒔準備などしていたら、魚捌きが遅くなり18時頃までかかりました。夕日はすでに沈んでいましたが遠く甑島が見えて残照がきれいでした。夜はキスの天ぷらを美味しく味わい、海の幸と家族の健康に感謝することでした。





吹上浜のキス釣りは10月中旬頃まで可能です。北西風が強く日中も肌寒くなると殆ど釣れなくなります。出水平野に鶴が飛来する頃、吹上浜のキス釣りシーズンは終わります。風が弱く暖かい日には例外的に11月にも釣れるようです。
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花浄土/鹿児島

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