花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

季節は進む 稲刈り始まる 2023/09/29(鹿児島)

2023-09-30 17:18:52 | 
9月29日(金)今日も晴天、鹿児島市北部(旧吉田町)の彼岸花を巡りました。

8時57分 今一つぼんやりした桜島 以下の画像は9月29日に撮影


鹿児島市緑ヶ丘町からの桜島です。長く雨が降らず、大陸からPM2.5が飛んで来ているようです。

鹿児島の降水量は9月18日に29ミリ降ったものの、その他は5ミリ未満で少雨傾向が続いています。

吉田地区の水田


彼岸花は全般にピークを過ぎていましたが、遠目にはまだきれいでした。

この辺りは今が花盛り 農家さんは忙しい


自宅から道路を挟んだすぐ下に水田があり、近いうちに稲刈りとのこと。庭先に運び出した長い竿を土手の下へ降ろしていました。

ススキの穂が出始めていた


9月に入っても気温は高めで、鹿児島では最高気温が30度を超える真夏日が続いています。

例年では9月も台風の影響を受けますが、今年は8月上旬の台風6号を最後に台風の接近がなく珍しいことです。

コスモスが一杯咲いていた


9月10日には数輪でしたが、今日は花盛り。例年では稲刈りの早い水田はまだこれから、近くでは草刈機の音が響き渡っていました。

こちらも目に付くキバナコスモス


コスモスよりも少し開花が早い気がします。単色なので数多く植えてあると目に付きやすい花です。

腰を屈めて白い雲と彼岸花


長時間粘ると雲の表情が様々に変化して面白そうですが姿勢が窮屈。足元も悪いので無理せず適度に切り上げました。

野生化した朝顔 道路にも伸びていた


昭和の頃の鹿児島では見られなかった花景色です。南方系の朝顔が一時流行したものの、勢いが強すぎて持て余され野に放たれたものでしょう。

気候の温暖化で冬場に地上部が枯れても根が丈夫で、農村部で年ごとに生育範囲を拡げています。

電線に届きそうな葛


勢いが強く高いところまで蔓を伸ばしています。所によっては道路標識、バス停の表示板、カーブミラーなども覆い隠すほどです。

掛け干し風景と彼岸花


コンバイン収穫が増えている中、昔ながらの掛け干し風景も多く残っています。

車窓から気付いてかなり先に車を止め、歩いて引き返して撮影しました。

車で走っていると目に付く風景が圧縮されて、見た目以上に良く見えることが多いものです。運転に集中しないと危険が潜んでいます。

大きな豆 ナタマメ


吉田地区では栽培に向いているようで目につきます。川沿いの畑に鉄パイプで大きな棚が組まれて栽培されていました。

30センチほどもある大きなサヤが目を引きます。福神漬けなどの食用のほか薬用にも使われるようです。

色づき始めた柿


子供の頃は少しでも色付けば口にしていました。現在のような食用品種の大きな柿は殆どなく、あまり甘くないものでした。

昭和40年代まではどこの庭先にも梅、枇杷、柿、ミカンなどが植えられていました。学校の卒業記念として苗木が配られることもありました。

各地の稲田はきれいに色づき、来月上旬には稲刈りが始まります。季節はすでに秋、鹿児島の暑さも和らぐことを期待しています。
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かごしま国体近づく 美術館周辺 2023/09/27(鹿児島)

2023-09-28 15:37:00 | 日記
9月27日(水)鹿児島市立美術館へ写真展鑑賞に出かけました。

鹿児島市立美術館 以下の画像は9月27日に撮影


朝はゆっくりで9時半開館の鹿児島市立美術館です。ここでは鹿児島市内の写真団体を中心に写真展が開催されています。

今回はJRP(日本リアリズム写真集団)鹿児島支部の展示会


JRPのホームページから引用して団体の趣旨を紹介します。

日本リアリズム写真集団(JRP)は、写真の創造活動を通じて、表現の自由を守り、日本の平和と民主主義の発展に寄与しようとするプロおよびアマチュアの写真家、評論家、編集者などで構成する自主的な創造運動の団体です。

私たちは、すぐれた日本文化の伝統と写真の歴史的成果に学び、自由で人間性あふれる文化と社会の発展をめざして、個性豊かな写真表現を追求します。(引用終わり)

久しぶりに写真家のKさんとお会いし、祭り撮影のことなどゆっくりお話しができて楽しいひと時でした。

道沿いの花壇 ポーチュラカ


今回の写真展では八重の棚田として知られる郡山の棚田の四季が、農家さんの作業風景を中心に展示されていて特に印象的でした。

20年ほども前の稲刈りの休憩写真がありました。私も何度か会話した農家さんのご家族で、再会した気持ちになり大変懐かしいことでした。

鶴丸城跡(黎明館)の御楼門


2020年に復元されて3年目、だいぶ見慣れてきました。どこかにハスの花が残っているようで探してみました。

まだ数輪咲いていた


御楼門の北側に数輪咲き、夏場と変わらない大きな蕾も一つありました。

鹿児島県立図書館 立木の大掛かりな剪定作業中


色付くときれいなイチョウですが、バッサリと枝が落とされてかなり不格好。クレーン車を使って周辺の木でも作業が進められていました。

ランタナの黄色い花


蛾の一種、ホウジャクが飛んできて花の蜜を吸っていました。蝶のようにひらひらではなく、素早い動きで蜂と見間違えるほどです。

鹿児島のシンボル 西郷銅像


築山の植木が普段より短めに刈り上げられていました。10月には鹿児島国体が開催され、多くの方が西郷銅像を訪れることでしょう。

完成当時の西郷銅像


撮影ポイントに置かれている案内板です。作者と大久保さんも写っています。

没後50年祭記念として鹿児島市出身の彫刻家で渋谷「忠犬ハチ公」の制作者・安藤照が8年をかけ製作し、昭和12年(1937年)5月23日に完成しました。

かごしま国体開催に伴う交通規制の予告


コロナ禍により当初予定の2020年は開催中止、来月7日に特別国民体育大会として開会式を迎えます。

天文館の商店街 鹿児島市「温もり つなぐ 特別国民体育大会」 


愛称は「燃ゆる感動かごしま国体」、スローガンは「熱い鼓動 風は南から」。昭和47年の第27回国民体育大会(太陽国体)以来,51年ぶりに鹿児島で開催されます。

聖火の中に描かれた桜島 かごしま国体鹿児島市実行委員会ロゴマーク


27日、鹿児島の最高気温は33.2度で平年より4度ほども高めでした。歩き回るうちには額から汗が流れ続けました。

国体開催が迫る中、この先も鹿児島では暑い日が続きそうです。
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草藪を耕す 大根種蒔き準備 2023/09/25(鹿児島)

2023-09-26 14:39:59 | 野菜作り
9月25日(月)日置へ出かけ、大根の種蒔き準備をしました。

8時58分 吹上浜日置海岸 北側の風景 以下の画像は9月25日に撮影


東寄りの風で雲が広がり、遠く北側の串木野にはわずかに雨が降る様子が見えました。強い日差しがなく畑仕事には好都合です。

南側に釣り人が一人


平日でもあり釣人は見える範囲で4人ほど。先月の台風以後はたいして雨も降らず、今月も台風の影響がなく海は穏やかな状態が続いています。

波打ち際近くには茶色の海藻が発生していました。波静かな日々が続き、例年5月頃に発生する海藻がこの時期にも現れたようです。

キスは小さくてすぐにリリースされていました。台風や大雨で海がかき回されないと様子は変わりそうにありません。

彼岸花が花盛り Nさん宅


家人が年に一度帰省される程度の空家ですが、今年もきれいに咲きそろっていました。

Kさんの畑でも彼岸花開花


草刈がされていないため見映えは今一つです。今年はオクラが栽培されていて、今も一部で黄色い花が咲いています。

畑仕事の前に道沿いの花木を剪定


真夏のような暑さが続く中でも道沿いのランタナが伸びていたので剪定。ついでに放置していたアジサイの枝も切り詰めました。

一か所取り掛かると、あちこちに作業が必要なところが目に付き、ゴミ捨てまでかなり時間がかかりました。

Sさんから、唐芋(サツマイモ)にアナグマ被害の出ている畑があると聞きました。私の所は網で囲っているため今のところ被害は見られません。

11時8分 ようやく今日の畑仕事に着手


例年では7月上旬には撤去する唐芋の苗床です。今年はイノシシ被害が出た場合の植替え対策のため撤去せずにいたら草藪になりました。

漁網に絡みついた草と唐芋の蔓


周囲を囲んでいた木の枠や竹は腐っていました。網が切れないように絡んだ草を外すのに手こずりました。

苦土石灰を撒いて軽く耕す


雨不足の影響でしょうか、土が固くて驚きました。大根が伸びるために必要な深さまで鍬が入りません。

種芋として植えこんだ唐芋は殆ど見当たらず、唐芋の蔓もわずかしかなく、周辺に茂る雑草の根が多く入り込んでいました。

13時30分 今日の所は深くまで耕さず


1週間程度は間を空けて、鶏糞肥料と化成肥料を入れる予定です。雨が降らないと発芽後の水遣りも必要になるので、しばらくは雨待ちです。

往復で2時間近くを毎日のように通えば別でしょうが、週に1~2回ではうまく管理できません。お天道様の様子を見計らう方が懸命です。

わずかに小雨が降った


雨を願っていると少しだけ雨が降りました。草木の葉に雨粒が付く程度で、地面が濡れるほどではありませんでした。

昨年の種蒔きは例年より遅めの10月8日でした。期待するような天候が訪れるのか判りませんが、まずは大根栽培の準備が進んだので良しとしましょう。
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花尾神社大祭 子供たちが活躍 2023/09/23(鹿児島)

2023-09-24 21:01:18 | 祭り・伝統行事
9月23日(土)秋分の日、秋の大祭は4年ぶりの通常開催となりました。

11時24分 花尾神社は右手の林の中 以下の画像は9月23日に撮影


秋分の日に花尾の太鼓祭り、大平の獅子舞、岩戸の疱瘡踊り、西上の太鼓踊りの民俗芸能と時代行列「蟻の花尾詣で」が奉納されています。

2020年と21年はコロナ禍で踊りなどの奉納は中止、昨年は規模を縮小して再開、今年は通常開催でしたが、岩戸の疱瘡踊りはありませんでした。

花尾の太鼓踊り


神社境内に着いた直後に太鼓踊りが始まりました。同級生T君の隣にいた動画撮影の方に、こころよく場所を譲ってもらいました。

昨年とは様変わりでカメラマンの多さに驚かされる中、すぐに撮影できて感謝、感謝でした。

日差しが出て明暗差が強くなった


境内は高い杉木立に囲まれているため、日差しが出ると明暗差がひどくて撮影は難しいものです。

かぶり物で陰になった顔の表情は殆ど写らず、一部を動画記録した後は撮影をやめて踊りを楽しみました。

11時半からの花尾太鼓踊りは途中に水分補給の小休止を挟んで、48分間にも及ぶ長いものでした。

大平の獅子舞


花尾小学校の子供たちを中心とした元気な踊りに大きな拍手が送られました。

棒踊り


この日のために練習を頑張って来た子供たちを、遠くから見守る親御さんたちの姿がありました。

小さな獅子たち


獅子の大きな面をかぶって楽に合わせて境内を一回りしました。子供たちには良い思い出になったことでしょう。

蟻の花尾詣で


鹿児島市中心部の鶴丸城跡から17.5kmを歩いて参詣した一行のインタビューがありました。

いつものベテラン司会者が今年も祭りをうまく進行し、祭りの内容などを判りやすく説明してくださいました。

撮影に熱中して太鼓踊り入場列の先頭を塞いで群がるカメラマンを、手慣れた話しぶりでやんわりと誘導されていました。

人の振り見て我が振り直せとは、まさにこのことです。撮影では自己本位にならず、観客などの多い場所では周囲への気配りが大切です。

西上(にしかみ)太鼓踊り 間もなく入場


木間から差し込む光が印象的でした。いつの間にかカメラマンが集まっていました。

出店もあった 懐かしくも嫌な思い出


幼い頃の祭りの日を思い出す光景です。普段よりも多くもらったお小遣いを手に、あちこち出店を巡りました。

新聞紙大の厚紙の下半分ほどに20個ほどの甘納豆の袋が貼り付けられたくじ引きセット。上の方に飾り付けてあるのは子供の目を引く景品が数点。

5円か10円で甘納豆一袋、ハズレが多く何度も買うのに良い景品に当たらず・・・全部の袋が売れても良い景品の一部はまだ残っていました。

最初から当たり券は一部しか入っておらず、目を引く景品は単なる子供だましでした。買い続けると当たると思ったのに、世の中にはインチキがあるんだと知りました。

人の一生を思えば普段の暮らしの中にも同じような事柄が潜んでいたり、気付かずにうまく騙され続けて生きているのかもしれません。

社殿側を写す 西上太鼓踊り


逆方向からの祭り風景も杉木立に囲まれてきれいでした。朝からの彼岸花巡りと昼食抜きの空腹で疲れて、祭り半ばの13時半頃に撮影を切り上げました。

今日の祭りは昼時を過ぎてもずっと続き、車に戻ると前後に連なっていた車は数台残るだけでした。今年も元気で花尾神社の大祭を撮影できてありがたいことでした。関係者の皆様には大変お疲れ様でした。
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祭りの前に 郡山の彼岸花 2023/09/23(鹿児島)

2023-09-24 13:56:42 | 
9月23日(土)秋分の日、花尾神社の祭り前に彼岸花を撮影しました。

9時14分 鹿児島市西俣町(旧郡山町) 以下の画像は9月23日に撮影


吹上浜に流れ込む神之川左岸堤防の彼岸花です。耕地整理された広い水田地帯ですが、歩いて回ると畦道には多くの彼岸花が咲いていました。

過疎高齢化が進み耕作放棄地が年々拡大、彼岸花の多くは姿を隠して消滅しかかっています。

水田地帯の東側、道路横には西俣上の田の神像がありますが、水田が見通せないほど周囲に草木が茂っていました。

どこの田圃にも電気柵が設置されていた


この辺りでは数年前は見かけなかったものですが、それぞれの田圃に電気柵が設置されていました。

滑水力最強の文字があり新製品かと思いましたが、雨避けに商品看板を再利用しているようでした。

この辺りは咲き始め


日当たりの違いでもなさそうですが、この辺りはまだ咲き始めでした。ごく一部ですが10月になってから咲く場所もあり、山里巡りの楽しみです。

9時32分 雲が薄くなり日差しが出てきた


朝方は雲が厚く、今日は祭り撮影に好都合と思っていたものの次第に天候が回復してきました。

かごしま自然百選「郡山の轟の滝」 轟の滝(とどろきのたき)


水田地帯の1kmほど上流部にある、名前の割には小さく手頃な滝です。2段で流れ落差は数m、滝壺は広く水遊び向き。

川の流れは緩やかで夏には子どもたちの川遊びの場になっている親水公園です。

小鳥も見えた


距離が遠く簡単には写せそうにありませんが、一瞬きれいな青色の小鳥を見かけました。

滝が流れ落ちるすぐ横の岩場に彼岸花が咲いていたこともあります。駐車場が狭いので注意が必要です。

滝の400mほど上流部


ここは昔ながらの田圃で彼岸花が咲いています。青空が広がり白い雲が流れ秋の気配を感じる風景です。

花尾神社の祭りが気になりますが、彼岸花巡りを続けた方が楽しそうな気もしてきました。

10時59分 向江谷公民館前 花尾太鼓踊りの一行


車中から踊りの人たちを見かけたので通り過ぎて花尾神社近くに車を止め、歩いて引き返してきました。

向江谷公民館横の広場で軽く踊り、1kmほど先の花尾神社へ向かうところでした。昨年は規模を縮小した祭りでしたが、今年は通常開催です。

境内での太鼓踊り奉納は11時半からの予定。祭りが気になりますが、道路向かいにもきれいな彼岸花が咲いていました。

まずは花を写したい ごく小規模な棚田と彼岸花


段々に小さな水田が残り、畦道には彼岸花、山手に民家が並んでいます。昔ながらの風景が今も続いているような美しさでした。

斜面に植えられた彼岸花


白花と黄色の花もありきれいでした。祭りがなければゆっくりと写したいところですが、時間が迫って来たので花尾神社へ急ぎました。
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山間の彼岸花巡り 今日も大汗 2023/09/22(鹿児島)

2023-09-22 18:40:15 | 
9月22日(金)山間の水田地帯を歩き回り、彼岸花などを撮影しました。

萩別府公民館近く 彼岸花と背景は萩 以下の画像は9月22日に撮影


彼岸花は各地とも同じような時期に咲き出すので、どこで写そうかと思い迷っている間に花が終わることもしばしばです。

かごしま自然百選の「萩別府地区のシラス壁の坂」(鹿児島市犬迫町)の近くに咲いていた彼岸花です。今年は少し早めに訪れました。

9時18分 シラス壁の坂道を歩く


軽トラが通るだけのごく狭い道で、切り立ったシラス壁は10数メートルもあり、まだ日が差し込まず足元が薄暗く感じました。

シラス崖の上は孟宗竹と照葉樹の自然林です。竹や木の枝が落ちてくるので、風が強い日や雨・雪の日の通行は危険です。

近くの萩別府公民館庭先に車を止めて、下流域の上西之谷公民館まで2時間半程度かけて往復しました。

水汲場跡のような場所


坂を下ると右手に小さな稲田があり、左手には湧水を汲んでいたような雰囲気の場所が残っています。

水路に沿って水田が残っていますが半分以上が休耕状態で草藪になっています。

彼岸花が咲いていた


稲田全体にイノシシ対策がされていますが、稗が目立つ稲田も目につきました。

水路沿いの農道では所々で小さなシラス崩落跡を目にしましたが、通行に影響はありません。

電気柵に守られた稲田


やや下流部ですが、今年も畦道がきれいに管理され彼岸花が咲きそろっていました。

耕作中の水田はイノシシ除けの電気柵が設置されているため、撮影に夢中になると足元が危険です。

休耕地では畦道が草藪になり、小さな水路や段差が判りにくく足元に注意が必要です。ゴム長靴で歩く方が安心でしょう。

ここ数年休耕のような場所


おそらく今後作付けされる可能性はほとんどなさそうな場所です。彼岸花が咲いていましたが年ごとに草に埋もれていく感じです。

谷間に草刈機の音が響く


高齢と思われる女性が草刈作業を黙々と続けていました。私は単なるカメラ片手の趣味の世界で、気恥ずかしいことでした。

一つだけ目に付いたホトトギス


まだ時期が早かったのか、小さな蕾を一か所で見かけただけでした。

クサギ


林の下などで白い花を咲かせ、紫の実が目に付きます。

よく見かける野草 アキノノゲシ


こちらもよく見かけますが、今日はグーグルの画像検索がうまく行かず、秋の野草で類似画像を探したものの見つかりませんでした。

今日も大汗が流れましたが、家でじっとしているよりもずっと良い運動になりました。

9月28日、グーグルの画像検索ができて、アキノノゲシと判明しました。
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暑さ続く 藪払いで作業進まず 2023/09/20(鹿児島)

2023-09-21 15:44:32 | 野菜作り
9月20日(水)今日は彼岸の入り、日置へ出かけて最初にお寺参り。

お寺境内の白い萩 以下の画像は9月20日に撮影


赤い花に比べると萩の白花はあまり見かけず、駐車場入口に1mほども枝を伸ばして咲く姿が印象的です。

本堂内には地獄極楽絵図が掛けてあった


8枚の大きな掛け軸が並び画面外左手には仏様の姿もありますが、やはり目に付くのは赤い炎が印象的な地獄絵図です。

朝方のお寺参りで気持ちが落ち着き、お墓参りもできて何よりでした。

20日の最高気温は東市来で32.8度。平年を4度上回る暑さで、予定以上の藪払い作業となりヘロヘロに疲れました。

9時6分 吹上浜日置海岸 漂着した木の位置に大きな変化なし


8月に台風6号が接近した後は風の弱い日が続き、海岸の様子は前回9月4日とあまり変わっていません。

波静かなためか浸食された砂浜の回復が見られず、雨が少ないので河川ゴミや南方系のプラゴミ漂着もありません。

水は殆ど溜まっていない 9月4日に空にしておいたもの


駐車場に置いた容器内には水が1センチ程度溜まっているだけ。日差しで蒸発もするでしょうが、半月ほどの間にわずかしか雨が降っていないようです。

日置市東市来のアメダス観測点の雨量は9月4日~20日までに70ミリで、18日は49ミリを観測しています。

夏の雨は馬の背を分けると言われるほど局所性があり、南へ8kmほども離れた日置では殆ど降らなかったと思われます。

唐芋(サツマイモ)は元気 葉が萎れた様子はない


今年はイノシシやアナグマの被害は見られません。昨年はこの時期に大半の芋を食われてしまいました。

足跡が小さいことからアナグマの食害かと思いましたが、根こそぎ芋を取っていて食べ残しも見当たらずイノシシだったようです。

6月頃に近くでイノシシが1頭駆除され、Sさんの唐芋にも被害はないが試し掘りではまだ筋の多い芋だったとのこと。このまま獣害なく収穫の秋を迎えられたら幸いです。

暑さにも負けず咲くムクゲ


例年よりも木に勢いがありませんが、前回よりも花数が増えていました。今日は大根と、えんどう豆栽培区画の準備作業を予定していました。

南側へ伸び出したバラの枝先


雨は少ないのにバラの枝が外側へ長く伸び出し、ランタナも全体的に茎を伸ばしていたので剪定作業をしました。

実家の庭先には竹が伸び出していて、鎌で切って回るとあちらにもこちらにも。蜘蛛の巣に邪魔されながらの作業でしたが放置するとさらに厄介。

花が増えてきたフヨウ


剪定枝の後片付けなどするうちに12時を回り大汗が流れて、予定していた大根区画準備作業などは先送り。

この後は竹藪脇に残る実家の氏神様に柴や米、塩などお供えし手を合わせました。

長年空家になっているNさん宅の彼岸花 


藪に囲まれて雨不足の影響が少ないようで彼岸花が咲きそろっていました。ここも竹藪にならないよう毎回見回り、伸び出した竹を切っています。

Kさんの畑とMさんの住宅跡の彼岸花は雨不足で、まだ数本が咲いているだけでした。

13時22分 釣人は貝採り


平日の昼間でもあり見渡す範囲内に釣り人は4~5人程度。Sさんの話ではキスは型が小さくてダメとのこと。

例年なら午後は海風が出て小さな白波が見えるほどですが、今年はまだ夏を引きずっています。

藪払いが予想以上に手間取り大汗を流して疲れましたが、お寺参り墓参りなどができて気持ちが安らぎました。
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暑さには閉口 吉野公園の彼岸花 2023/09/18(鹿児島)

2023-09-19 17:30:00 | 
9月18日(月)敬老の日、吉田倉谷の後は吉野公園に立ち寄りました。

9時47分 久しぶりの吉野公園 以下の画像は9月18日に撮影


彼岸花の様子を見るため、アジサイやバラの季節以来久しぶりに訪れました。

吉田からは近道もありますが、判りにくく狭いのが難点。遠回りのようでも広い道を行った方がはるかに楽です。

若い頃は吉野公園で8月に職場間の親善ソフトボール大会がありました。当時はあまり暑さを感じなかった気がします。

9月は6時開園 


ウォーキングや犬連れ散歩の利用者が多く、9月は朝日が出る頃には開園しています。

広い駐車場がありますが、11~2月は17時には閉鎖されるため夕暮れ時の桜島撮影などには不向きです。

野菜園のサツマイモ


公園内ではアナグマが目撃されています。サツマイモへの食害が気になりますが、畝が掘り返されるような影響は出ていないようでした。

一部のイチョウは少し色づいていた


イチョウの反対側の画面外右手にはグランピング施設yoshizora(よしぞら)が営業しています。宿泊施設のため利用者以外の立ち入りはできません。

彼岸花とパンパスグラス


トイレ近くにあり、意外な組み合わせですが秋を感じる植え込みです。

桜並木と彼岸花


今朝の雨も影響したのか桜の葉がだいぶ落ちていました。彼岸花は6区画ほどに植えられていますが、見頃の区画と咲き始めの所が半々でした。

撮影の人は予想よりも少なめで、カメラやスマホを手にした人を数人見かけた程度。いつまでも続く暑さが影響して訪れる人はわずかなようです。

18日の鹿児島の最高気温は31.9度、最低気温は24.3度。祝日ですが公園入口のキッチンカーは一台だけでした。

木間からの日差し


薄雲が通り過ぎると日差しが強くなり、写した画像は見た目以上に明暗差がありました。

彼岸花の区画はある程度広いのですが、それ以上に公園が広すぎて遠くからはどこに彼岸花があるか目につきにくいほどでした。

彼岸花は多いが撮影には工夫が必要か


現在の数倍程度の範囲に植えると目立つでしょうが、まだ暑さが残る時期なので、桜が咲くころのような賑わいは期待できません。

桜島 中腹以上は雲隠れ 右側には釣船一隻


対岸の桜島海岸まで約2.6km、北岳山頂までは約7km。湿気が多いようで中腹以上は完全に雲隠れ、空気が澄んでくると姿を現すのでしょう。

ぼんやりとかすむ鹿児島港と市街地 入港する桜島フェリー


鹿児島港まで約4km、こちらもぼんやりとした風景で、展望台のすぐ下から心地良い列車の走行音が聞こえてきました。

梅の木は一部で完全に落葉


このところ雨が殆ど降らなかったためか、一部では完全に落葉してまるで立ち枯れ状態。

生命力の強い木ですから簡単には枯れず、年明けには次々と開花して春の訪れを告げることでしょう。

11時2分 コスモスを植える準備作業


真夏とほとんど変わらないような暑い日差しが照り付けて、撮影機材をリュックで背負い歩き回るうちには汗びっしょりになりました。

コスモスを植える準備とのこと。暑い中での作業、大変お疲れ様です。秋を代表する花コスモス、楽しみにしています。
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雨上がりで美しい 倉谷の彼岸花 2023/09/18(鹿児島)

2023-09-19 15:25:48 | 
9月18日(月)敬老の日、雨上がりを予測して吉田の倉谷へ出かけました。

7時29分  雨が止んだ 以下の画像は9月18日に撮影


鹿児島市宮之浦町(旧吉田町)の倉谷地区です。前回9月10日に訪れ、彼岸花が美しく見える雨上がりの撮影タイミングを見計らっていました。

今朝は6時過ぎから降り出し、7時過ぎに雨の中を向かいましたが、現地に着くとちょうど止んで撮影には好都合でした。

今が花の時期 クズ


夏の暑さや日照りにも耐えて存分に蔓を伸ばし、花を咲かせていました。

水滴が美しい


雨上がりの生命力あふれる感じが好きです。足元は安全第一にゴム長靴で、傘を持ち歩きましたが再び雨が降ることはなく幸いでした。

倉谷の湧水


車通りの多いところであれば水汲みの人でにぎわうことでしょうが、県道からかなり入っていて地元の方が利用する程度のようです。

林に囲まれた狭い水田


休耕になっているのではと心配しましたが、今もきれいに管理されていました。

彼岸花の近くにはイノシシが掘り返したような跡がありました。ミミズなど探しているのか、彼岸花の球根は有毒なためかイノシシも避けているようです。

モグラやネズミを寄せ付けないよう、昔は水田地帯の畦道に彼岸花を多く見かけるものでした。

石の祠 神社跡地でしょうか


集落内の道沿いに石の祠がありました。山間の水田地帯から山手にかけて谷筋に沿って民家が点在しています。湧水があり古くから人々が暮らしやすい土地柄なのでしょう。

8時26分 日差しが戻り始めた


今朝は1時間ほど降ったでしょうか、野山を潤す適度な雨でした。

草刈がされた畦道


前回は草刈直後で全く出ていなかった彼岸花が咲きそろっていました。農家さんの管理が届いていることで美しい彼岸花が保たれています。

耕作放棄地でも彼岸花は生き残っていますが、草藪になると勢いが弱くなりやがて消滅してしまいます。

8時43~45分 雨の影響か山の木が折れた 左から右へ


突然タァーンと大きな音が響き驚きました。川沿いのシラス崖の上に生えている大きな木の枝が折れた音でした。

数分のうちに何度か音がして木が揺れ動いたものの、周りの木に支えられて枝が落ちることはありませんでした。

9時13分 階段状の水田地帯


棚田というほどの高低差はなく、1m以内の段差で田圃が5段程度続き、畦道は緩やかなカーブを描いています。

少し下流側では耕作放棄地が年ごとに増えています。やがてこの辺りの水田も姿を変えていくのかもしれません。

美しい雨上がりの彼岸花を存分に写すことができて幸いでした。この後、南側へ直線で6kmほど離れた吉野公園まで足を伸ばしました。
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少しずつ秋へ まだ気温は高め 2023/09/15(鹿児島)

2023-09-15 18:06:05 | 自然観察
9月15日(金)かごしま健康の森公園では東側に一部朝焼けが見えました。

5時46分 東の空 わずかな朝焼け 以下の画像は9月15日に撮影


今朝の日の出は6時1分、東の吉野方向に朝焼けが出ていましたが、手前の雲に邪魔されて空全体に広がることはありませんでした。

昨夜はセリーグで阪神タイガースが優勝。おめでとうございます・・・6チームの中で18年ぶりのアレが・・・現実のものになりました。

2005年以来で関西地区は大いに沸き立っています。万博の先行きが危ぶまれる中、上げ潮に転じて頑張ってほしいものです。

6時26分 桜島山頂部は雲隠れ


朝日は雲に隠れてうすぼんやりした風景が広がり、昨日朝方の雨の影響か一部でわずかな霧が出ていました。

8月からの降水量(mm) 3か所を比較


気象庁のアメダス観測データをもとに、鹿児島、東市来(日置市)、大隅半島側の吉ケ別府(鹿屋市)の雨量を比較したものです。

大隅半島側は夏場に東風の影響を受けやすく雨量が多めです。鹿児島では8月24日に時間雨量60ミリほどの局所的大雨が降り、24日と25日の気温データが欠測となっています。

例年でも吹上浜北部(日置市)は夏場のにわか雨が少なく、東市来の雨量は台風6号の後は平年よりも少なくなっています。

朝日を浴びて輝くサルビア


鹿児島市の平均気温は平年よりも高め


最高気温も全般に高め


最低気温が高め


殆どで平年を上回り最低気温が25度を超える熱帯夜が続いています。

芙蓉の花盛り


鹿児島は東市来よりも気温が高め


鹿児島は海岸近くの市街地、鹿児島市東郡元町に観測点(鹿児島地方気象台)があり、全般に気温が高めです。

海岸に近いことから夜間の気温が下がりにくいようで、冬場の気温も伊佐市大口や、さつま柏原などの内陸部に比べるとかなり高めです。

芝生広場に集まる小鳥(スズメとハトの中間ほどの大きさ)


30羽以上が芝の間で虫を探して歩きまわっていました。市街地に密集して嫌われ者になっているムクドリのようです。

近寄ると一斉に飛び立って逃げるので撮影しにくいものでした。

いまだに9月15日と聞くと、敬老の日を連想してしまいます。長寿社会といわれて久しいですが、健康で日々を楽しめることはありがたいことです。健康に家族に感謝、感謝です。
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花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。