花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

梅雨入り遅れ 紫陽花が色付く 2016/05/30 (鹿児島) 

2016-05-31 16:29:42 | 日記
九州南部の梅雨入りは平年では5月31日頃となっています。
昨日は晴れたものの、大陸からのPM2.5飛来でぼんやりした一日でした。

今年の梅雨入りは大方の予想よりも少し遅れて6月中旬との予測もあります。ちなみに九州南部の梅雨明けは平年では7月14日頃です。

PM2.5予想図 5月30日(月)15時 テレビ朝日グッドモーニングから引用


吹上浜日置海岸から江口方面 以下の画像は5月30日に撮影


花盛りになったウチワサボテン


28日と29日は雨でしたが雨量は少なく、小川の流れは砂浜に吸い込まれていました。北側は神之川付近から、南は吉利付近から先が霞んで見えませんでした。沖合に浮かぶ久多島も終日見えないままでした。

畑の隅で咲き始めた紫陽花


こちらは今が花盛り


この花も元気一杯


いずれも挿木で殖やしたものです。数年を経てしっかり根付き生育が旺盛です。年に数回肥料を与えていますので存分に枝葉を伸ばしています。

真夏の厳しい日差しを避けるため、日中は3時間程度日陰になる場所に植えています。雨の日はさらに彩り鮮やかに、梅雨空のうっとうしさを払いのけてくれます。

夏野菜は順調に生育


棚の上に届きそうな苦瓜


苦瓜は支柱にそって順調に伸びて棚の上に届きそうな勢いです。脇芽から蔓が何ヶ所も出ていたので、予備を一箇所だけ残して他は取り除きました。

気温の上昇とともに急激に生い茂ります。昨年は棚に漁網を掛けていたので棚の上で何層にも蔓が絡まりあい、実った苦瓜が収穫できないほどでした。

さらに茂った苦瓜棚全体で台風をモロに受け、棚全体が崩れてしまいました。今年は風通し良く成長してくれると期待しています。

サツマイモを一箇所植え継ぎ


2回目のサツマイモ植付は全て活着し、最初に植えたものと変わらないほど元気です。最初の植付けでは大雨で葉が畝に張り付き強い日差しで傷んだものの、2回目は適度な雨で葉の損傷がありませんでした。

一箇所苗が消滅していましたので、土をかぶせておいた予備苗を植え込みました。白い根が何本も出ていて元気そのものです。

小菊の挿し芽


畑の隅や庭先などにある小菊を剪定し、先端部10~15センチ程度を挿し芽しました。毎年茎が徒長して開花する頃には曲がって倒れていました。今の時期に地表15センチ程度で剪定すればしっかりした脇芽が出るとの情報がありました。ダメ元でしっかりした茎が出ることを期待しています。

先端部は捨て去るのも惜しいので挿し芽にしたものです。半日陰になる花桃の横に置いて発根を待つことにしました。

大名竹のタケノコ


このところ雨が降り日差しも照りつける天候で、急にタケノコが出始めました。昨年の台風で多くの竹が倒れ、軟弱な細い竹も伸びて日当たりが悪く竹藪全体が弱っています。

まずは竹藪を片付けたいところですが、この暑さではどうにもできません。ある程度はタケノコの伸びるに任せて、本格的な片付けは冬場になりそうです。

夕暮れ時も視界が悪い


普段であればかすかに甑島が見える時間帯ですが、見通しの悪い夕暮れです。南方からのウネリが届くのはまだ先、梅雨後半になってからです。今は海が静かな時期なのでキス釣りに期待していますが、この先どうなるでしょうか。
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梅雨近し 2回目のサツマイモ植付け 2016/05/23 (鹿児島)

2016-05-24 21:27:49 | 野菜作り
5月20日(金)、梅の実が大きくなりました。
昨年は3kg程度の収穫でしたが、今年は10個程度しかありません。

畑の梅 今年は不作


昨年夏にはルース台風以来と言われる暴風が吹き、年明けには記録的な寒波がやって来ました。その後、例年並みに花が咲いたものの殆ど結実しませんでした。

苦瓜棚に横支柱を追加


前回は日没で未完成の苦瓜棚に、東西方向の支柱を追加しました。天井部分が15~30センチ角程度の格子になりました。

竹は周辺にいくらでもあるので、タケノコ探しと竹藪の片付けをかねて10本ほど切り出しました。普段は笹を散らして厄介な竹藪ですが、野菜つくり資材としては重宝します。

サツマイモ苗の採取と保存


20日は晴天続きのため、最初に野菜に水遣りをしました。次に苦瓜棚を補強し、最後にサツマイモの苗を採取しました。当分雨が見込めないので、採取した苗に土をかぶせ発根を待つことにしました。

夕暮れに咲く小待宵草 ここまでの画像は5月20日撮影


海岸近くの砂山などに小さな黄色い花を咲かせています。繁殖力が強く生態系を崩すことから、外来生物法により要注意外来生物に指定されていることを知りました。

5月23日9時の天気図 気象庁ホームページから引用


北海道で真夏日を観測する記録的な暑さが続きましたが、西側からようやく雨の気配が出てきました。24日は雨予報もあり、23日(月)に2回目のサツマイモ植付けをすることにしました。

実家庭先のグミ 以下の画像は5月23日撮影


ビックリグミよりも小さなものですが、実が数個付いていました。子供の頃、ビックリグミは貴重な甘い果実で嬉しいものでした。枇杷は殆どの農家庭先に植えてありましたが、数少ないビックリグミが祖父の家にあり田植え時の楽しみでした。

夏野菜は順調に生育 


苦瓜(ゴーヤー)は1m程度に伸び、キュウリは根元近くに小さな実が付いています。ナスは保護カバーを押し出すほどに茎葉が茂ってきました。

まずはジャガイモの一部を収穫


タケノコ探しの後は、ジャガイモの収穫です。4月末の長雨で早めに葉が枯れてしまい、芋の肥大が途中で止まった感じです。昨年の凶作に比べると、それなりの収穫でありがたいことです。

苗を土から取り出す


発根した黄金千貫


ジャガイモを半分収穫し、そこに畝を2列作りました。今年は畝を高くせず、なだらかなカマボコ型にしました。畝を大きく高くすると、マルチシートがかぶせにくくなり芋が肥大し過ぎる傾向があります。

デンプン原料や焼酎原料用に出荷する場合は大きさや重さが大事ですが、巨大な芋は焼芋用には適していません。青果用サツマイモは火が通りやすい小ぶりなものが好まれます。

20日に採取して土をかぶせておいた苗の大半から白いひげ根が出ていました。苗はしなびて茎がしんなりとしていますが、葉が枯れずに発根していると殆どが活着します。

発根状態は品種による強弱があり、「黄金千貫」と「紅系」はよく根が出ています。「安納芋」では発根が少なく、生育力の弱い「なると金時」では僅かに白根が見える程度でした。

植付けのすんだ畝


手前2列が今度植えた黄金千貫、奥の方は最初に植えた畝、右下は残っているジャガイモの畝です。同様に西側のえんどう豆とソラマメ後にも畝を3列作り、安納芋、なると金時、紅系を植え付けました。

花が咲き始めたウチワサボテン


昨年は台風後の片付けでトゲが刺さり、2週間ほど不便な思いをしました。黄色い花に昆虫がいました。小さな昆虫はトゲに刺さることはないのか少し気になります。

いちき串木野市方面の風景

18時前、南東風が強くて海岸は静かです。雲が多く夕日は見えませんでした。
吹上浜日置海岸のキス釣りは5月上旬は型・数とも例年並みでした。中旬以降は雨で海が濁りキビナゴサイズで数も少なく全くダメだと聞きました。

鹿児島は南北に長く、奄美地方は5月16日に梅雨入りしています。九州南部の梅雨入りは平年では5月31日ころです。

一雨降れば植えたサツマイモが完全に活着し、畑作業は一段落。
今度はキス釣りも楽しみなことです。
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霧島・鹿ケ原のミヤマキリシマが見頃 2016/05/19 (鹿児島)

2016-05-20 11:41:17 | 霧島連山
初夏の霧島を彩るミヤマキリシマが見頃です。
19日(木)は高千穂河原に近い鹿ケ原のミヤマキリシマを楽しんできました。

高千穂河原への道沿い


伐採された被害木


今回は霧島神宮前を通り高千穂河原に向かいました。この辺りは数少ないミヤマキリシマが木漏れ日に輝き、訪れる人々を出迎えてくれます。周辺では病害虫防除対策でしょうか、所々で松の木が伐採されていました。

自然環境に配慮した最小限の道幅しかなく、駐車可能な路側帯は殆どありません。車を広い場所に停めて撮影に向かいました。高千穂河原に行くとミヤマキリシマの群生がありますが、道沿いに輝く花には惹きつけられます。

東風が強い日 気象庁ホームページから引用


登山情報 高千穂河原ビジターセンター


風速10mの強い風で帽子が飛ばされそうで、バンダナをかぶりました。天気は晴れ時々くもりで、高千穂峰は殆ど雲に隠れていました。

貸出用の杖


使用代金100円の手軽な杖です。
山歩き専用の杖なので観光目的で訪れた人には手軽で便利でしょう。

高千穂河原は駐車場のすぐ近くに散策路があり、中岳方向に少し登ると広大なミヤマキリシマ群生地があります。健脚の人は高千穂峰登山も楽しめる霧島観光の拠点です。

えびの高原の硫黄山では噴火警戒のため一部地域が立ち入り規制されていますが、韓国岳への登山や周辺の池巡りなどは可能です。

鹿ケ原は高千穂河原駐車場から歩いて20分ほど。
高千穂峰と中岳の中間に位置し、昨年からススキなどの草刈りが行き届き、ミヤマキリシマの新名所として注目されています。

高低差が緩やかでシニア層の散策には手頃な場所です。新燃岳から中岳にかけては現在も立入規制されており、今年は鹿ケ原を訪れる人が増えていました。

ミヤマキリシマのお花畑 9時54分


画面外右手に高千穂峰、左側には中岳があります。画像左奥が矢岳1,132mです。
鹿ケ原は一昨年まではススキが生い茂りミヤマキリシマは遠慮がちに花を咲かせていました。一部には蕾も残っていますが、全体的には今が花盛りです。

一眼レフカメラを持った撮影目的のシニア層も多く見かけました。数人とカメラのこと、花のこと、新燃岳の噴火など話していると時間を忘れるほどでした。

強風で枯れた木の枝が落下しそうで気になりましたが、下山してきた人の話では矢岳では風が弱いとのこと。雨も降らずにすみそうで、何度も休憩しながら中央ルート往復で矢岳まで登りました。

矢岳の山ツツジ 14時02分


ミヤマキリシマと同様にツツジですが、こちらは一般的な山ツツジです。木に付着して根を伸ばし花を咲かせています。本体の木が枯れて枝もだいぶ落ちています。周辺の木も倒れてツツジの生存には厳しい状態です。やがて消滅するかも知れません。

人影のなくなった鹿ケ原 16時28分 背後は中岳


高千穂峰は現れず 16時36分


日差しが西に傾き、普段ならカメラマンが残っているような時間帯です。強い風に吹かれ汗ばんだ体が冷え込んで寒くなり、17時過ぎ鹿ケ原を後にしました。

矢岳方面のツツジは山頂付近も含めて、昨年よりも花が極端に少ない状態でした。三脚とカメラの重い機材を担いで歩きまわり疲れました。元気で山歩きを楽しめたことに感謝し、来年に期待しています。
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サツマイモは活着 苦瓜棚を作る 2016/05/17 (鹿児島)

2016-05-18 16:53:27 | 野菜作り
5月8日(日)雨の中でサツマイモを植え付け、9~10日も雨でした。

5月8日 植え付けたサツマイモの苗


昨年は5月8日に採取した苗を日陰に置き、土をかぶせて発根させ5月14日に植え付けています。今年は雨続きを見込んで、苗を採取直後に植え付けました。

5月11日 吹上浜に流れ込む小さな川


日置市東市来町のアメダス観測による雨量データは、8日19mm、9日63mm、10日123mm。この時期としては大雨でした。普段は砂浜に吸い込まれる小川の流れが広がり、砂山を大きく削り取っていました。

5月11日 強い日差しにサツキが花盛り


8日から10日まで続いた雨が上がり、昼前から強い日差しが照りつけました。

5月11日 倒れこんだサツマイモの苗


5月11日 日差しに焼かれた葉


驚いたことに植えつけた苗が倒れています。葉がマルチシートに貼り付き、日差しに焼かれて枯れ上がっていました。雨続きで活着するとの予測が外れてガッカリです。

根付かなければ植え直しです。大雨で苗が倒れこむとは考えもしませんでした。露地の野菜つくりは大きく天候に左右されることを思い知らされました。

5月13日 起き上がったサツマイモの苗


13日には再び驚かされました。倒れていた苗が全て起き上がっているではありませんか。苗が根付いて茎が立ち上がったようです。

5月17日 吹上浜の様子 以下の画像は5月17日撮影


海岸清掃作業が行われたのでしょう、所々にゴミを焼いた跡がありました。北西風が少し強めでバッチ網は操業していましたが、海は濁り釣り人の姿はありませんでした。南方系のゴミもたまに見かける程度で海藻は発生しておらず、河川からの小さいゴミが少しだけ漂着していました。

殆ど根付いたサツマイモ


芯はしっかり


一部を植え直し


葉が殆ど枯れていますが、発根しています。やがて新芽が伸び出してきます。茎が折れた苗は特に生育が遅れるため植え直しました。日除けにマサキの枝を挿しました。

大半を植え直しと思っていましたが、さすがは救荒作物です。
次回のサツマイモ植付は苗の育ち具合と天候を見て、6月上旬までに予定しています。

発芽してきた苦瓜(ゴーヤー)


昨年秋ソラマメの種まき準備中に、苦瓜が多数発芽していました。17日、一本だけ発芽していたので別な場所に移しました。昨年植えた品種が食べやすかったので、順調に育ってくれることを期待しています。

こちらはすでに蔓が伸びた苦瓜用の棚


手前の3本はナス、その先にはキュウリが2本。棚の下には苦瓜が2本あり、すでに50センチ程度まで伸びています。えんどう豆とソラマメの支柱を再利用して苦瓜用の棚を作りました。

南側のキュウリは苦瓜棚の南面を共用する予定です。
昨年は棚の天井部分に漁網をかぶせました。網目が6センチほどで狭かったため苦瓜が茂りすぎました。棚の上部についた実が収穫できず、台風の影響を強く受けて棚が壊れました。今年は風通しを良くするため、細い竹を格子状に組み合わせています。

見かけの悪い苦瓜棚


南北方向には20センチほどの間隔で竹を配置しました。東西方向の竹組は今後作業を進める予定です。棚を作ることで日差しを十分受けて蔓が成長します。根元は日陰になり生育が一層促進され、最盛期には2本の苦瓜から一日当たり5本以上収穫できます。不格好な棚ですが苦瓜が茂ってくると気にならないでしょう。

道路側には朝顔棚


冬場に竹藪を開梱したところに朝顔棚を作りました。竹は全部除去する予定でしたが海からの強い風を防ぐため残してあります。

タケノコの季節


地元ではデモダケと呼んでいる大名竹です。孟宗竹よりもずっと小さいですが、えぐ味が殆どなく美味しい食材です。米ぬかで茹でる手間がいらず、炭火で炙って食べても美味しいです。

海岸近くに自生している竹藪から採れる程度で市場に出回るのはごく僅かです。採取期間は梅雨時期の1ヶ月程度。山菜の一種であり、放置すると誰かが採っていきます。この時期、自分の竹林はこまめに見回っています。
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走り梅雨のなか サツマイモの植付け 2016/05/08 (鹿児島)

2016-05-09 18:36:40 | 野菜作り
大型連休終盤の鹿児島は天気がぐずつき、早くも走り梅雨状態となりました。

5月8日12時の天気図 気象庁ホームページから引用


南海上に前線が停滞し、鹿児島では9日から10日にかけても雨予報。
雨や曇りが続くとサツマイモが活着しやすく、植え付けには最適なタイミングです。
以下の画像は全て5月8日に撮影したものです。

苗床で伸びたサツマイモ(唐芋)の蔓


鹿児島でカライモ(唐芋)と呼んでいるサツマイモの蔓が伸びてきました。3月14日に種芋を伏せ込んだものです。4月下旬に雨が多く例年よりも成長が早く、ネットを持ち上げるほどに蔓が茂っています。

蔓を先端から25センチ程度で切り取り、畝に挿して発根させます。種芋から伸びた蔓を切らずに放置すると脇芽が出ず、日当たりが悪く蔓がもやし状になり元気な苗が得られません。

雨の中で畝にマルチシートを張り苗を植付け


5月4日に鶏糞と化成肥料を入れて長さ5m程度の畝を9列作りました。
野菜つくりの教材でサツマイモは酸性土壌に強いと知り、今年は試験的に苦土石灰を散布していません。西側の2列にマルチシートを張り終え、夕暮れのため作業を切り上げました。

記録を調べてみたら、昨年は5月8日に苗を採取しています。
その苗を日陰に置き、土をかぶせて十分発根した5月14日に植え付けています。
今年は植付が早い気がしましたが、苗の採取時期は昨年と同じでした。これからの成長が楽しみです。

25センチ間隔で植付け


雨が降り続く中、畝の形を整えてマルチシートを張りました。農家の広い畑では大半がマルチシートを利用しており、私も自家消費程度ですが利用しています。

マルチシート利用のメリット
地温の確保、土が乾燥せず畝が雨で崩れない、追肥が不要、土が固くならない。畝の谷間以外は雑草が殆ど生えず、除草作業が大幅に軽減されます。

デメリットとしては
マルチシート表面の温度が上昇するため植付直後に晴天が続くと苗が根付く前に枯れやすく、栽培初期は強風でシートが畝から浮いて外れやすい、収穫後に産業廃棄物となることです。

今年は新しいマルチシートを一巻購入しました。
シート代は厚さ0.03mm、幅95cm、長さ100mのものが1400円程度でした。
長さ5mの畝では前後を土に埋め込むため6m程度が必要です。破かないように丁寧に保管すれば3シーズン使えて、真夏に除草しなくて済むのは大助かりです。

最初に植え穴を決めて作業に着手


植え付け作業で注意したこと
シートの再利用を考慮し、畝の長さをそろえて植え穴間隔も一定の25cmとする。
目盛りをつけた竹の棒を利用して最初に等間隔で軽くシートに穴を開ける。

竹を差し込んで植え穴を深くし、苗を差し込み、周囲の土をシート上から軽く押さえる。
風向きを考慮して苗の先端は東または北向きとする。
雑草が生えないよう、植え穴を広げ過ぎない。

雨が降り続き畝の間がぬかるみましたが、3時間ほどで作業を終わらせました。

ゴーヤー(苦瓜)が伸びる


すでに仮支柱を越えて伸び出しています。2本植えてあり、真夏には生い茂って緑のカーテンになることでしょう。昨年は棚天井に張った漁網に幾重にも蔓が絡み、天井上の果実収穫ができませんでした。今年は天井に漁網を張らず、隙間の広い竹格子にする予定です。

花が終わりそうなグラジオラス


雨粒をはじいて美しいマサキの若葉


雨の中でもかすかに香るスイカズラ(忍冬)


引潮の砂浜


16時過ぎ、まだ雨が降り続く浜に出てみました。

10時過ぎには釣り人の姿がありました。まだサイズは小さいものの、キスが30匹ほど釣れたそうです。海流の影響でしょうか、砂浜が遠浅になっているのが気がかりです。

引潮時の沖合に現れる砂州が全く見られません。
この先梅雨から夏場の台風時期を経て砂浜の様子は変わりそうですが、全体的に砂の量が減ったのでしょうか。

江口浜と同様に砂州が出ないのは気になります。幼い頃から見慣れた浜の風景が変わってしまうのは残念です。
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吹上浜砂の祭典 A Gift from the Sea  2016/05/01  (鹿児島)

2016-05-03 16:39:44 | 吹上浜
大型連休中の恒例イベント、吹上浜砂の祭典が5月1日に開幕しました。
今年のテーマは「海~A Gift from the Sea~」。国外から彫刻家4名が招待され、国内の砂像制作団体や子供たちが参加しています。海神、魚や船、人魚など海にまつわる様々な砂像が展示されています。

5月1日は日曜日 予定より10分早めて入場開始


砂場の会場を楽に移動 貸出の砂上車椅子


オープニングイベント 9時24分


日曜日の開幕となり予定を早めて8時50分から入場開始。家族連れを中心に次々と観客が訪れ、熊本地震犠牲者へ黙祷を捧げた後オープニングイベントが始まりました。

正面中央は報道関係の人が集まっていたので、邪魔にならないよう側面からの撮影です。園児の掛け声に合わせてテープカット、手から放たれた風船はきれいな青空に吸い込まれて行きました。

竜宮 制作団体:南さつま地区郵便局


砂像の一部には熊本地震復興の応援メッセージと、くまモン(熊本県PRマスコットキャラクター)、ひごまる(熊本市イメージキャラクター)などが刻まれています。砂像制作期間中は長雨のため作業が難航したそうですが、29日から晴天が続き見事な砂像ができあがっています。

因幡の白兎 制作団体:福岡県芦屋町砂像連盟


メイン砂像地の斜面


砂像の裏手 夜の花火セット作業


5月1日から5日まで、夜は音と光のファンタジーが繰り広げられます。砂像がライトアップされ、15000個のLEDによる光の回廊が出現。19時45分からメイン砂像背後で花火が打ち上げられます。

飲食物産ゾーン


色とりどりの看板や幟が立ち並び、昼前から多くの人が訪れていました。

異色の砂像 小泉元総理でした 米俵百俵の精神


ふるさと納税へのお礼として制作されたものです。制作団体:日本砂像連盟

海に生きる 制作団体:チームかつとも


私が一番印象に残った砂像です。海に生きる人々の逞しい姿が印象深く刻まれています。ブログ内に掲載した画像は砂像のごく一部です。

5月5日まではゴールデンステージ、6日は休園日。セカンドステージは7日から31日まで開催されます。ぜひ会場に足を運んで砂像をご覧になってください。
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連休の吹上浜に釣人 野菜苗を植付け 2016/05/01 (鹿児島)

2016-05-03 14:15:09 | 野菜作り
4月下旬の長雨が上がり、大型連休に合わせるように29日から晴天が戻ってきました。
5月1日(日)午前中は吹上浜砂の祭典を見て、昼前に日置市の実家に到着。
吹上浜日置海岸には数人の釣人、海辺で遊ぶ家族連れも見かけました。

昼頃の南側海岸の風景


新芽が伸び始めたウチワサボテン


キス釣りの人に話を聞くと、朝方はキス網が入り魚の食いが悪いとのこと。それでも小型クーラーに8分目ほど釣れていました。まだサイズは小さいものが主で、キビナゴより一回り大きい程度のキスもまじり、包丁捌きの練習になりそうでした。

日曜日は漁協が休みでキス網は操業しないものでしたが、天候回復で漁協も休まずに魚を受け入れたのでしょうか。

心地良い風が吹き、波はなくキス釣りには良い条件でした。海藻は発生しておらず、長雨で海底にゴミが少し残る程度。まずは順調な釣シーズン開幕です。

砂山の自生サボテンは昨年の台風で傷めつけられました。冬の厳しい冷え込みもあり、枯れそうになっていましたが回復し始めています。トゲが鋭いので近づかないようにしましょう。

昨年は台風で倒れたサボテン片付中に右手の甲にトゲが刺さりました。折れて中に入ってしまい、病院で切開治療を受けました。車の運転やパソコン操作、入浴など、2週間ほど不自由な思いをしました。

1月から4月の気象状況
元データは気象庁のホームページからダウンロードした東市来の観測値です。
2014年からの3年間分を旬別に整理してグラフにしました。

平均気温   3月は気温が低い時期もありましたが4月は順調に気温上昇


雨量     4月下旬に長雨となり雨量が多かった


日照時間   4月上旬と下旬は日照時間が減少


今年の4月も昨年のような長雨と日照不足の時期がありました。特に下旬は長雨のため野菜園での農作業が遅れてしまいました。

植え付けたナスとキュウリは接木苗


接木苗は普通苗の3倍程度、@210円+消費税で購入しました。生育が旺盛で丈夫なため毎年接木苗を植えています。ナスは「筑陽」、キュウリは「夏すずみ」です。

ゴーヤーは生命力が強いので短果実と表示された普通の苗を植えました。昨年は2株を植えましたが食べきれないほどの豊作でした。

手抜き突貫作業で肥料を入れる


本来は植付けの2週間程度前に元肥を入れて植付け場所を準備します。苗を購入したのは4月23日。出荷された日から数えると、すでに10日以上経過していると思われます。

この先2週間待つわけには行かず、苦土石灰、元肥の鶏糞、化成肥料を一気に混ぜ込みました。気休め程度に肥料分のない土を少し置いた場所に植え付けました。

肥料成分が急激に根元を刺激して、苗が肥料負けを起こしそうな気もします。接木苗で根元は強いだろうと期待して乱暴な植え付けです。

根が回っているナス接木苗


苗を守る風除けを設置


苗には小さな支柱を添えて軽くヒモで結んでいます。風除けに、半分に輪切した肥料袋を使います。内側の四隅に竹を支柱にして苗を囲み、直射日光を減らし、風で折れるのを防ぎます。天候が安定し苗がしっかり根付いたら囲いを外します。

キス釣りが気になりますが、野菜園ではサツマイモの植付け、ゴーヤーの棚、キュウリの支柱設置など作業が続きます。

「半農半漁」気分で忙しさを楽しむ季節になりました。今年の立夏は5月5日です。
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花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。