花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

磨崖仏と桜 川辺の岩屋公園 2024/03/29(鹿児島)

2024-03-31 18:28:25 | 
3月29日(金)知覧平和公園から川辺の岩屋公園へ移動しました。

11時35分 万之瀬川沿いの岩屋公園 以下の画像は3月29日に撮影


こちらは家族連れ中心で人は少なく、赤い欄干の花園橋から見える風景はゆったりとしていました。

堤防斜面に見えるのは水位表示板でしょうか、色によって通常、注意、危険水位を表しているようです。

やすらぎ観音


花園橋を渡ると左手に立派な観音様の立像があります。

公園内なので供花や線香台などはなく、宗教性が強く出ないよう配慮されている感じです。

川沿いの散歩道 桜の下を歩く人たち


飛行機雲を多く見かけた


まだこの時間帯は黄砂の影響が少なかったようで、空が濁っている感じはしませんでした。

清水(きよみず)磨崖仏群 この先は崖崩れの危険性があり通行止め


桜とツツジの咲く広場を下流側に進むと、右手の高い岩壁に大規模な清水磨崖仏群があります。

800年ほど前の平安時代から明治時代にかけて、当時のお坊さんなどによって彫り込まれた仏像や梵字の数々(およそ200基)です。

通行止め地点の下流側に多数ありますが、安全対策が極めて困難なようで通行止めが常態化しています。

十一面観音 ここまでは普通に歩いて行けます


阿弥陀仏 十一面観音の右上に刻まれている


左手(左岸側)は磨崖仏の展望台 後で立ち寄った


駐車場に戻って左岸側に向かう


川面には伝って行けそうな大きな飛び石が並んでいますが、前日の雨で水面下でした。夏場は水遊びが楽しそうです。

偲ぶ橋の手前右手 洞窟入口の仏様 


以前は季節の花が手向けてありましたが、今は管理する人がいないようです。

偲ぶ橋から上流部の風景


左手岩壁の複数個所に磨崖仏群があるものの、上流側のすぐ先で通行止めのため引き返してくる人が見えました。

ここよりも下流側にも模様などが彫り込まれていますが、見た目に判りくい地味な存在でおススメしません。

右岸上流側から見る偲ぶ橋 こちらまで訪れる人は少ない


左岸の展望台から見た磨崖仏 遠すぎて良く判らない


左岸展望台までの通路沿いには彼岸花があり、県内でもかなり早咲きで秋景色を楽しめます。

左岸展望台からの上流側風景 遠くに赤い花園橋


画面外左手には池と金閣寺のような形の和風カフェ「サクラノヤカタ」があり、屋根の頂点には鳳凰が止まっています。

ここは知覧の平和公園よりも広く川沿いにあり、山桜、彼岸花、紅葉など季節の花や風景写真にはうれしい撮影ポイントです。

久しぶりの南薩路は天候に恵まれ黄砂の影響を受けず、桜と新緑を楽しむことができて幸いでした。
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桜トンネル 知覧平和公園 2024/03/29(鹿児島)

2024-03-31 15:17:38 | 
3月29日(金)桜が見頃とテレビで知り、10年ぶりほどに訪れました。

3月29日 NHK朝のニュース


小林製薬の「紅麴」サプリで死亡入院などの医療被害が判明。同社の紅麹を原料とする他社製品も多く、社会不安が広がっています。

9時40分 うれしい青空 以下の画像は3月29日に撮影


薩摩半島南部の南九州市知覧町は、朝から青空に恵まれました。

高速道路の先、指宿有料道路を谷山で下り、知覧を目指す山中は道路が良くて速度が出やすく運転に緊張。

鹿児島市と枕崎市を結ぶ南薩縦貫道路のうち、川辺ダムICから知覧ICまでは無料の自動車専用路線です。

知覧平和公園の桜 ほぼ満開 まだ蕾もある


知覧ICから左折、東へ1.2kmほど先の信号交差点を直進して公園に入ります。

出入り口は一方通行ですが、入り口はやや左にズレていて少し戸惑う感じ。

落葉掃除 楠の落ちが多い


送風機で集められた落葉は清掃車が数回往復するときれいになりました。

特攻平和会館の展示と慰霊施設には多くの観光客などが訪れ、周囲には公園や球場、陸上競技場などの整備が進み、広い駐車場がありました。

桜のトンネル 公園出口の風景 西側の知覧IC方向


中央分離帯にも桜があり、出口入口の通路それぞれに桜トンネルがあります。

桜トンネルが人気でスマホを手にした人が、道路中央に歩きだしてくるので運転注意です。

飛行機 特攻隊員 見守る母の像


特攻平和観音堂 東側の石塔と桜


特攻平和会館に翻る国旗


平和の母 平成9年設置


10時50分 だいぶ人が多くなった


県外ナンバー車を多く見かけ、一眼レフカメラを手にした人も数人いました。

鹿児島県内有数の観光地であり、花風景にも人物の写りこみは避けられません。

気になる場合は早朝や夜間ライトアップ撮影を狙った方が良さそうです。

土産物店などの前に人が増えてきました。この後はお隣の旧川辺町の岩屋公園へ移動しました。
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カメラ散歩 美術館周辺の春 2024/03/27(鹿児島)

2024-03-28 18:00:13 | 
3月27日(水)天候に恵まれ鹿児島市立美術館へ出かけました。

9時49分 ツツジが花盛り 以下の画像は3月27日に撮影


鹿児島市立美術館の中庭、北東側の中2階的な花壇です。広い道路は鹿児島市から宮崎、大分を経て北九州市へ通じる国道10号です。

この場所は周囲よりも一段高く目につきにくく、ここまで足を運ぶ人が少ないのは惜しいことです。

今回が7回目 黎明フォトクラブ写真展


県内の60~80代の11人が所属し、動物や昆虫の表情、身近な夕景色、古くからの温泉地の表情などを撮影した作品展でした。

私が普段写すような風景も多くあり、熱心に同じところに通い続けた作品には元気づけられました。

月例会などの活動風景を紹介するコーナーもあり、判りやすい展示でした。

皆様いつまでもお元気で、ともに写真を楽しみましょう。ありがとうございました。

オードリー・ヘプバーン写真展 美術館で開催中


世界中に多くのファンを持つ女優さんの写真展は、5月6日まで(休館日を除く)、主催は地元紙の南日本新聞社と鹿児島市立美術館。

10時33分 西郷さんの銅像 軍人の姿


美術館敷地の南西側の築山にあります。周囲の楠が新緑になり、ツツジが咲いていました。

時々撮影時刻を書いているのは、光の当たり具合(方向など)を見てもらうための参考情報です。

中央公園の水場 楠の落葉


楠は新緑が芽吹くと古い葉が一斉に落ちます。大量の落葉で公園や歩道の掃除は大変。

枯葉も混じる中で色づいた葉は美しく、目に留まりました。

西本願寺鹿児島別院から見る東側 山形屋3号館


古くから広く親しまれている山形屋デパートの3号館です。ここからは大きな1号館、2号館は隠れて見えません。

かつては山形屋の上層階からは桜島が見えて、大食堂からの眺めがきれいでした。現在は鹿児島銀行の大きな建物が桜島を完全に隠しています。

山形屋でも大規模増築の計画がありましたが・・・国内経済の長期停滞と鹿児島市内での大規模商業施設の新設分散、さらには若年層の利用減少もあり・・・計画は中断、実現していません。

今日目に付いたのは紫色の岩ツツジと山門横の桜でした。

瓦屋根と桜


ソメイヨシノではなく山桜に近い種類でしょうか。まだ花が残っているうちに見ることができて幸いでした。

老舗の和菓子店 明石屋本店(鹿児島市金生町) 創業安政元年(1854)


お寺参りの後にはよく立ち寄り、今日も父が好きだった小豆入りの和菓子を買いました。

マイカーのない昭和40年代、実家から日置駅まで歩いて20分。伊集院で国鉄に乗り換え、日置駅~西鹿児島駅は早くても1時間ほど。

バスでは停留所まで歩いて10分、バスは北側の湯之元から国道3号経由で鹿児島市中心部まで1時間半ほど乗車。

父は体が弱く全く酒が飲めず、仕事の上でも大変苦労しましたが、お茶とお菓子が好きでした。

道路沿いの植え込み ツツジが開花 道路の左手は西本願寺


鹿児島東郵便局横の通りには例年よりも早くツツジが咲き始めていました。

色合いの違う花も見える


別品種の株があるようにも見えませんが、一部では花色が少し変わったものが目に付きました。

宝山ホール前のツツジ 


ここにも色濃いツツジがあり花盛り。美術館のものと花が似ていますが、しっかり咲いた様子を見たのは初めてな気がします。

11時36分 歴史と文化の道 この先(北東側)左手には黎明館


画面外の左手が美術館です。数人連れの観光客らしい人たちをあちこちで見かけました。

桜島はこのところ穏やかで、今年3月27日までの爆発回数はわずか12回。火山灰が降らず、道路も街並みもきれいです。

この後は黎明館まで散策し、水面に新しい葉を伸ばし始めたハス、咲き始めのソメイヨシノなど撮影。

昨日は荒れ模様の日置で唐芋苗床作業を終えて、今日は晴天に恵まれました。

殆ど雲のない青空は単調な気もしますが、雨空に比べればはるかにありがたく、春景色が一段と美しく感じました。
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1週間遅れ 唐芋苗床作る 2024/03/26(鹿児島)

2024-03-27 20:20:12 | 野菜作り
3月26日(火)菜種梅雨で遅れていた唐芋の苗床を作りました。

26日NHK朝のニュース 世界が注目する大谷選手の記者発表 


日本時間で6時45分からのアメリカ大リーグ大谷選手の記者発表。質疑応答には応じない、15分程度の一方的な発表でした。

通訳の水原氏が違法スポーツ賭博で多額の借金を抱え込み、大谷選手の口座から5回に分けて総額450万ドル(約6億7500万円)を送金。

大谷選手は結婚を発表して絶頂期・・・韓国での試合前に初めて知った、だまされていたという主張でしたが・・・。

9時49分 吹上浜日置海岸 西風で大荒れ 以下の画像は3月26日に撮影


明日は晴天予報ですが、少しでも早く唐芋(サツマイモ)苗床を作りたくて日置へ向かいました。

3月20日と同様に春の嵐で、排水溝の水が海に流れ込んだ跡がありました。

お湯にしばらく浸して野菜園へ


大きすぎて包丁が入らない唐芋(サツマイモ)を室温保存していました。12個のうち3個は腐っていました。

発芽を促すため、40度のお湯に15分程度浸してから野菜園に運び込みました。

えんどう豆の手前に苗床設置


早ければ5月中旬から市販苗で唐芋を植え付けます。今年は手前(南側)に鶏糞肥料を2kg程度混ぜ込んで苗床を作りました。

日置では彼岸の頃に唐芋苗床を作っていました。今年は花巡りをするうちに菜種梅雨もあり遅くなってしまいました。

強風は止まず空は暗く、一時小雨も降るあいにくの空模様でした。

種芋は9個 適当に並べる


右側2個はでんぷんや焼酎原料となる白系の芋です。粉っぽくて青果用には適さず、一般には苗が流通していません。

次の3個は形が良い紅系のもので、左側の4個は表面がデコボコで見た目も良くない紅系芋です。

品種としては、紅はるか、紅さつま、シルクスイートのいずれかだと思いますが植付、収穫時にはっきり区分しなかったので不明です。

ここ数年は苗が長く充実している市販苗を多く植え付けています。

自家栽培苗は根付かなかった個所の補植、栽培畝の一部延長などの予備用としています。

ビニルシートで簡単温室


半円形の支柱を3本立ててビニルシートを被せて温室を作り、シートが飛ばないよう上から2か所支柱で止めています。

発芽したら新芽が焼けない程度にシートを開けて温室内温度を管理するか、シートを剥がしてアナグマ対策のネットに取替ます。

強い風で倒れ込んだソラマメ


前回の追肥が効きすぎて茎が伸びたところに、春の嵐で押し付けられるように北側へ茎が傾いていました。

横の支柱を追加して、伸び過ぎた茎の先端部を20センチ程度切り落としました。

先端近くまで花芽があり見た目は良いのですが、先の方まで結実することはありません。

ジャガイモは殆ど発芽


48個を植え付けて1個だけ発芽していません。もう少し伸びたら茎数を3本程度に間引く予定です。

咲き始めたナニワノイバラ


名前のとおり一般的な園芸種のバラよりも野生種に近く、野菜園の養分を吸い取ったように生い茂っています。

白い花が一杯咲いてきれいですが、鋭いトゲのある枝が茂り過ぎるため、庭先に植えると持て余します。大き目の鉢植え程度にしておくほうが無難です。

13時26分 青空が広がった


急に空が晴れ渡りました。もっと早く天候が回復していたら、今度は作業に汗が流れたことでしょう。

次は野菜園の落葉掃除と草取り、草刈作業ですが、まずは唐芋苗床ができて一安心。

彼岸過ぎながら、帰りには実家近くの墓参りとお寺参りもできて心が落ち着きました。
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カメラ散歩 加治木の高岡公園 2024/03/22(鹿児島)

2024-03-25 19:04:50 | 
3月22日(金)所用を済ませた午後、高岡公園に立ち寄りました。

14時42分 姶良市加治木町の高岡公園 以下の画像は3月22日に撮影


天候に恵まれた22日、鹿児島県内の小学校では卒業式が行われました。

新緑が目に付く高岡公園は加治木港から北側へ3km程度、標高155m。山桜は花が終わり若葉が広がっていました。

南には桜島と鹿児島湾(錦江湾)


加治木の街が一望でき、中ほどの流れは網掛川、河口の左手が加治木港です。

この川で漁師が漁をしていたところ、地蔵菩薩の木像が網に掛かって引き揚げられたという故事から網掛川という名前が付けられたそうです。

咲き始めたツツジ


東側 高速道路加治木料金所 隼人IC方向


若葉が広がるモミジ


足元にはスミレ


マムシグサでしょうか


花見の準備が進む


斜面や通路の草刈が済んでいて、電線に照明器具がぶら下がっていました。

ごく一部で開花


多くの桜(ソメイヨシノ)がありますが、園内を探した中で目に付いた花は数輪だけでした。

クヌギ


まだ蕾段階のようですが、枝先に黄色く一杯ぶら下がり目立っていました。

こちらのツツジは開花が進んでいた


楽しく遊ぶ親子


平日ではありますが、小学校卒業式で休みの学年も多かったのでしょう。

お父さんお母さんと子供たちが、広い広場で遊んでいました。親子でしっかりとキャッチボールをする様子もあり、頼もしいことです。

予報通り翌23日から25日まで曇り時々雨の菜種梅雨が続き、桜の開花が待ち遠しいことです。
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カメラ散歩 本名川沿いの渓谷苑 2024/03/21(鹿児島)

2024-03-24 14:56:53 | 
3月21日(木)加治木からの帰り道、桜が目に付いて立ち寄りました。

鹿児島市吉田町 渓谷苑横の本名川 以下の画像は3月21日に撮影


本名川の西側には県道25号鹿児島蒲生線が走り、東側には天然温泉渓谷苑があります。

平成5年(1993)8月の豪雨直後、鹿児島市と鹿児島空港を結ぶ殆どの路線が土砂崩れで通行止めとなりましたが、この辺りは崖地ながらも奇跡的に通行可能でした。

大げさに聞こえるかもしれませんが、まさに鹿児島にとっては生命線のような区間でした。

16時30分 桜が美しい渓谷苑 山間にあり特に目立ちます


渓谷苑のインスタグラムから引用紹介します。

『滝行』が気軽にできる場所 ホッと癒される天然温泉♨️渓谷苑

豊富な水と自然に囲まれた渓谷苑、苑内にはパワースポット『女山滝(めやまだき)』があり、早朝営業の♨️立ち喰い蕎麦に始まり、流釣り場あり、そうめん流しあり、宿泊もできて 1日満喫できる癒しスポットです。
定休日 月曜(祝日時は翌日休)www.keikokuen.com(引用終わり)

駐車場横ではビワの実が成長


背後の山桜は前日の春の嵐で大半の花が散った感じです。

美しいツバキ 大虹でしょうか


マツの新芽が鮮やか


岩ツツジもありました


女山滝(めやまだき)


高さ20mほどもありますが滝壺はなく、滝行には程良い水量かも知れません。

モミジの新緑


春を告げるクロモジ 黄色の小さな花が目立つ


渓谷苑入口の橋


満開が近い


青空に見上げる桜が美しい


ソメイヨシノだと思いますが、他よりも開花が早いようです。

山に囲まれていることで春の嵐に散ることなく、桜を楽しめて幸いでした。感謝、感謝です。
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カメラ散歩 加治木の黒川岬 2024/03/21(鹿児島)

2024-03-23 20:18:27 | 自然観察
3月21日(木)加治木での所用後、黒川岬の見える堤防に立ち寄りました。

15時12分 加治木港からの桜島 以下の画像は3月21日に撮影


加治木港は鹿児島湾奥部(北側)の地方港湾で、JR加治木駅から南へ直線で1.2kmほどです。

画面外すぐ右には砂を積み込む重機が待機中、少し砂煙が舞って人の姿はありません。

加治木港の東にある黒川岬


セメントやアスファルトなどの広い工場が隣接し、砂やセメントなど建設資材が貨物線で運ばれてきます。

菱刈金山の鉱石はここから四国の精錬場へ積み出されています。

黒川岬展望公園の案内板 この後右側の堤防を先端まで歩く


小さな公園には6台ほどの駐車場とトイレが整備されていますが、道の一部に離合困難な個所があります。

波静かな内海の先に桜島を望む景勝地ながら、道路事情が改善されていないことは残念です。

15時20分 内海で波は穏やか 風向きは北寄り


21日の潮汐は中潮、加治木港の満潮は17時23分。日木山川の河口部で南には桜島が見えます。鹿児島市からは台形、ここでは緩やかな富士山形です。

上流部の国道10号北側には堤防に沿って菜の花ロードがあり春先は人気です。

黒川岬 この付近は古戦場だったそうです


日木山川の左岸には大型トラックが出入りする広い砂置場がありますが、岬へ通じる道は草の生えた狭い軽トラ道です。

一般の車は傷がつきそうで、公園側から風景として眺める方が良さそうです。

岬の岩場に石灯篭が見える


前日20日は鹿児島では暴風に近い春の嵐でした。岬の山桜は花が終わったのか、風で吹き飛んだか目に付きませんでした。

堤防のすぐ右手 港側にある小さな砂地 レジャー船が2隻だけ


ここは砂地になっていて、わずかですが吹上浜で見かけるハマゴウが生えていました。

左側の堤防を先端まで歩きました


桜島の活動は今年も穏やかで、3月21日までの爆発回数はわずか12回です。

堤防の先端部から 右奥に県庁が見える 直線距離22km程度


右手の山は寺山公園辺りです。

加治木港と生コンプラントなど


東側には隼人沖の3島が見える 左から辺田小島、弁天島、沖小島


岩場には石灯篭や石塔のようなものが点在


夏場の水遊びシーズンであれば、川の水量が少ない引き潮時には歩いて行けそうな感じもします。

2020年3月に訪れた時の画像 引き潮時で子供たちが遊んでいた


この時のブログには、加治木港の漁船などの画像を掲載しています。こちらからご覧ください。
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薩摩永野駅跡 吉川の田の神様 2024/03/16(鹿児島)

2024-03-18 18:19:46 | 史跡巡り
3月16日(土)鶴田の岩ツツジ山の後、薩摩永野駅跡に向かいました。

11時53分 薩摩永野駅跡に向かう途中 中組の田の神様


さつま町求名の国道267号の道路横が広くなっている個所で、田の神様を見かけました。

案内板も何もありませんが、真昼の日差しが当たり存在感がありました。

草刈はしてあるが


顔の表情は失われていますが、しっかりした形の田の神様です。耕地整備や道路拡幅などでこの地に落ち着き、今は祭る人がいないようで気の毒なことです。

12時37分 薩摩永野駅跡の西側 吉川の田の神様


旧国鉄宮之城線の薩摩永野駅記念館から西側へ260mほどの地点にあり、記念館周辺だけを見て田の神様に気付かない人も多いことでしょう。

かなり新しい現代的な田の神様


小型の田の神様で、色濃い彩色が施されたイケメンです。

線路跡 宮之城側から東側を見る 右側に田の神様


左側は大口方面に通じ、桜並木の右側は一段下がっていて宮之城方面です。

地元の方が大切に管理


近くに永野金山跡があり、地域おこし活動に取り組んでおられます。

今年は菜の花が良く育ったようで、準備した苗がだいぶ余ったようです。

桜並木が美しい


線路跡に沿って多くのソメイヨシノが植栽されています。昨年は3月28日に訪れて満開の桜を楽しみました。

南側には中岳(650m) 弾薬庫整備の適地調査が予定されている


さつま町が要望していた弾薬庫設置について、薩摩永野駅跡の南に位置する中岳周辺(国有地)で適地調査が予定されています。

北薩横断道路の永野ICに近く交通の便が良い場所です。

3月7日に町は初の説明会を開催しました。人口増や地域活性化につながることを期待する声の一方で、自然豊かな場所にふさわしくないと不安を感じる人もあるようです。

この先の展開が注目されますが、まずは線路跡の桜並木満開の景色を楽しみたいものです。
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さつま町広瀬 内小川田の田の神様 2024/03/16(鹿児島)

2024-03-18 15:56:52 | 史跡巡り
3月16日(土)、鶴田の岩ツツジ山に行く前に立ち寄りました。

10時1分 さつま町広瀬 穴川の南 内小川田の田の神様


グーグルマップを見るうちに気付いた田の神様で、良い機会だったので立ち寄りました。

女性的な表情


優しい表情の田の神様で、丁寧な彩色が施されていました。季節の花が供えられ、大事にお世話されていることが窺えました。

立姿


田の神様のスタイルは、立った状態、腰を屈めた状態、片足を持ち上げた状態など様々です。

地蔵型、神官型、農夫の姿など様々で、石に田の神と彫り込んだもの、なにも記されていない自然石など様々です。

大きさも大小様々にあり、田んぼを見守ってこられた中には耕地整理などで撤去されたもの、行方不明になったものなど様々なようです。

13時7分 帰り道にも立ち寄った


強い日差しが当たり、午前中とは表情が少し違って見えました。

すぐ上は個人の墓地


個人の墓地がすぐ上にあり、南側には北薩横断道路の高架橋があります。

北薩横断道路 この区間は3月17日に開通


さつま広橋と佐志インターチェンジ間の「広瀬道路」(5.8キロ)は3月17日に開通しました。

地元紙南日本新聞によると、北薩横断道は霧島市の鹿児島空港と阿久根市の国道3号を結ぶ延長64km。

広瀬道路開通で北薩横断道は約31kmが開通、整備率は48%になりました。

未開通は阿久根高尾野道路(阿久根・出水市、8.9km)、宮之城道路(さつま町、10km)溝辺道路(霧島市、14km)の3区間。全線開通時期は未定とのこと。
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さつま町久富木 角郷の田の神様 2024/03/16(鹿児島)

2024-03-18 15:34:59 | 史跡巡り
3月16日(土)旧国鉄宮之城線跡地を、入来から北側へたどりました。

9時34分 角郷(すみごう)の田の神様


鹿児島の言葉(方言)で言うならば「すんごう」、「すんご」でしょうか。ここは旧国鉄宮之城線の線路跡近く、腕木式信号機で知られています。

腕木式信号機(止まれの表示) 政治家の看板が2枚


線路跡は画像外の左手先、薩摩山崎駅跡へ続いています。川に架かる鉄橋は撤去され橋台が残っています。

のどかな水田風景で政治家の看板2枚が指定席のように立てられていました。

今朝(3月18日)のテレビは、世論調査で岸田政権は支持率20%の危険状態、政権交代を望む声が勝るとのこと。

大げさに言えば、皆が熱病に罹ったように「政権交代}を唱えたのは2009年。

そろそろテレビで言いふらす頃とは思っていましたが、悪夢を現実にして見せた民主党政権時代を思い出しゾッとしました。

車が向かう先は入来方向(線路跡)


交差点角近くにあり、車で走っていると見落としそうな場所です。

画像ではわかりにくいですが、政治家看板の後ろが田の神様です。

藁ツトにはサトイモ


田の神様には藁ツトが掛けられ、サトイモが入っていました。

ネット情報を調べると、山崎小学校近くにも田の神様がおられるようです。

線路跡には数本だが桜もある


周囲には水田が広がり遠くに山並みが見えます。ソメイヨシノは開花時期がどこも同じで、思うほどに多くの花巡りができず残念です。

今日の目的地は鶴田の岩ツツジ山ですが、その前にもう一か所田の神様を訪ねました。
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花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。