花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

昭和の日 気付けば夕暮れ 2020/04/29(鹿児島)

2020-04-30 17:06:21 | 日記
4月29日(水)みどりの日、気温差はありましたが穏やかな一日でした。

4月29日は祝日「昭和の日」ですが、昭和前半は「天長節」(1927〜1947年)、その後は「 天皇誕生日」(1948〜1988年)。

昭和天皇崩御後は自然の恩恵に感謝する「みどりの日」(1989〜2006年)になり、さらに「昭和の日」(2007年〜)と変わりました。

日置市日吉町 彼岸田の棚田 以下の画像は4月29日に撮影


29日、日置市東市来の最低気温は6.5度、最高気温は21.0度でした。4月は平年よりも気温が低く、20日からは雨なしが続いています。

向江山(標高304m)の西側に残る棚田、彼岸田(地名)では田起こし作業が進んでいました。年に数回立ち寄り季節ごとの風景を撮影しています。

珍しい紫の花 ペトレア つる性の花木


多くの蜜蜂巣箱 今は分蜂期 


趣味の農業を楽しむ方が棚田跡に野菜園を作り、山手には蜂の巣箱がありました。農業技術者の方で養蜂のこと、マルベリーの挿木のことなど教えてもらいました。

驚いたのは蜜蜂は砂糖水などで誘って自然のものを集め増殖させるということ。巣箱と蜂1000匹とかのセットで買い求めるイメージがあったので意外でした。

12時9分 昼時の吹上浜日置海岸 キス釣りの人


この日は10時頃ホームセンターに立ち寄り、彼岸田の後は八幡神社を参拝しました。50年ほど前に祖父と寄進移植した3本のイチョウは元気に若葉を広げていました。日差しを求めて背伸びし、途中までは杉のような樹形です。

実家に帰り着いたのは昼時。吹上浜は弱い海風で波静か、キス釣りの人もいましたが、人と竿の動きを見ていると釣れる様子ではありませんでした。

緑のミント 黄色のメキシコマンネングサ


庭先のあちこちに沢山メリケントキンソウが生えていて驚きました。昨年の種が草刈作業で拡散され、気温上昇で発芽したようです。小さなものは5ミリ程度ですがあちらにもこちらにも。根まで抜かないと再度発芽しそうで半時間ほどかけて取り除きました。

ジャガイモに土寄せ


野菜苗とえんどう豆、おたふく豆(ソラマメ)、唐芋苗床に水をかけ、ジャガイモには土寄せ。折れた茎から脇芽が出ていますが、雨が降らず全体に勢いがありません。花も咲き始めたので今季最後の土寄せをしました。

竹藪側の片付け


笹が落ち、竹の根が伸びてきていたので軽く掘って片付けました。今年切った竹からも新芽が出ていたので山鍬で除去。思った以上に手間取りました。

残っていた山芋を収穫 10kg程度


竹藪を開墾した場所に植えたもので、豊作で食べきれず残していました。寒さのためか腐ったものもありましたが殆どは紫の新芽が出ていました。

唐芋(サツマイモ)畝に肥料を入れる


倒れ込んだえんどう豆の収穫に手間取りました。すでに夕日の影が長く伸びていますが、もう一仕事。唐芋畝に鶏糞堆肥を少し入れ、土寄せ用の新しいレーキを試しました。

雨が降っていないため土はさらさら乾燥しています。今肥料を入れて置けば雨の後に畝を整えてマルチシートをかぶせ準備完了。都合に合わせて唐芋を植えることができます。

18時54分 久しぶりに日没を見る


快晴で風も弱く夕暮れまで明るかったので、時が過ぎるのを忘れてしまいました。今まさに夕日は沈もうとしています。

4月29日、鹿児島市の日の入りは18時56分、方位287.8度(西北西方向)。直線距離でおよそ54km、下甑島の北部に日が沈みました。

あちこち動きまわった一日でした。早く恵みの雨がほしいところですが、野菜園の準備は少しずつ進んでいます。気長に雨を待つことにしましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カメラ散歩 藺牟田の春 2020/04/26(鹿児島)

2020-04-27 17:47:58 | 自然観察
4月26日(日)藺牟田池は車が多く散歩、ジョギングの人が目立ちました。

閉鎖されていた竜仙人峡 めおとりゅうはし 以下の画像は4月26日に撮影


大きな水車、世界一郷水車がある薩摩川内市祁答院町の竜仙峡は売店、温泉、食堂も閉鎖されていました。上流部に架かる橋の夫婦竜も寂しそう。県内各地で小規模観光施設の閉鎖縮小が目立つようになりました。

私の世代は戦後の貧しい生活から飛躍的な経済成長を経験しました。あれもこれも便利になり感謝の気持ちで一杯です。一面的ですが極端に言えば、昔に比べて今の暮らしは物質的には極楽のようなもの。

昔は電気はありましたが、水道もなくテレビも電話もない。まして車などアメリカの映画にあこがれるものでした。現代の子供たちは逆にこれから経済が縮小し、生活レベル低下で辛い思いをするのではないかと案じてしまいます。

山道沿いで見かけたムベの花


あいにくの曇り空


日曜日でもあり訪れる人は多く、子供連れやシニアカップルが目立ちました。湖畔歩道のウォーキングだけでなく、周回道路では本格的なマラソン練習や競技用自転車も見かけました。

ハルジオンに集まる虫たち


苔に絡まれた湖畔のツツジ 枯死したツツジもあった


ベッコウトンボ 見かけたのはわずか1匹


先に藺牟田池の西側、山道沿いのツツジなど撮影してから湖畔に向かいました。すでに正午を回り少し風もあったためか、注意深く探しましたが見かけたベッコウトンボは一匹だけでした。

偶然見かけたアナグマ 撮影できたのは初めて 猫より一回り大きい


物音がするので見ると目の前5mほどの所にいました。前足で落葉をかき分けるようにゆっくり進んできました。人の気配を感じても慌てずマイペースで動き、視界から消えました。

ヤマツツジとウツギ


ヤマツツジは早咲きのものでは花が終わり、ウツギは今が花盛りでした。

田圃の畦に残る野仏


近づいてよく見ると顔が削られています。メシゲや鍬、茶碗を持った田の神様のスタイルではなく石仏です。明治初期の廃仏毀釈で難に会い、打ち捨てられていたものをここに祭ったものではないかと思います。

帰りにも野焼きを見かけた


撮影した時には遠くて気付きませんでしたが、お父さんと姉妹のようです。両親や祖父と農作業をした昔々の記憶がよみがえりました。親から子へ、さらに孫へ、大切な故郷と農地が守られていきますようにと願うことでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カメラ散歩 天貴美の里山 2020/04/26(鹿児島)

2020-04-27 16:11:03 | 自然観察
4月26日(日)野焼きに気付き、さつま川内市入来町の里山に立ち寄りました。

入来町浦之名 天貴美(あまきび)の田の神 以下の画像は4月26日に撮影


薩摩川内市から加治木方面への県道42号のすぐ横、北側田圃に祭られています。目印となっていた横の木が伐採され、気付きにくくなっていました。

土手に残るポピー たまに見かけます


広い田圃と集められた石 用水取り入れ調整用か?


長年耕作されていると思われますが、水路に詰まった石でしょうか。田圃の中から出る石だとすれば、耕作作業も大変だろうと気になりました。

川向でも煙が上がる


田起こしが進み、田圃には新しい畦がきれいに整備されていました。県道の南側へ進むと川向でも草を焼く煙が見えました。

遠くの花に誘われて山裾を歩く ツルニチニチソウ


野生の花ではなさそうですが、やはり上には竹に隠れた廃屋がありました。小さな川の上流部にかけて小さな田圃が続いていたので歩いてみました。

取水口近く 竹藪に変わった田圃


さらに上流の北西側に残る棚田跡


こちらは上流北東側 耕作放棄された棚田


イノシシのワナ 新しい餌が入っていた


残されていた電気柵や掛け干しの竿を見ると耕作放棄されて数年程度でしょう。農家の高齢化と地域の過疎化が進み、耕作条件の悪いところから順に耕作放棄地となっています。

イノシシ、シカなどの獣害があり大型農機が入らない山間部棚田は大半が耕作放棄されています。時代の流れとは言いながらも、かつてはこの地にまで農地を開き食料を確保してきた先人の努力には頭の下がる思いがします。

山笑う季節 牧草の取込み作業


山を下りて見ると先ほどの田圃では牧草の取込み作業が行われていました。大型農機の他に軽トラック、手伝いの子供たちの姿もありました。

新緑の季節は山の緑も個性さまざまで表情があり、山が明るく笑っているように見えます。「山笑う」は俳句の季語にもなっています。この地を2時間近くも歩き回った後、目的地の藺牟田池に向かいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初夏近づく 唐芋畝を準備 2020/04/24(鹿児島)

2020-04-25 17:58:03 | 野菜作り
4月24日(金)鹿児島では寒の戻りが長引いています。

吹上浜日置海岸 海面を走る雲の影 以下の画像は4月24日に撮影


雨は降らないものの4月20日から冷たい寒の戻りで北西の風が吹き続けました。23日には霧島連山の韓国岳が雪化粧しました。この時期としては珍しく、24日も厚手の長袖シャツだけでは肌寒く感じました。

平戸ツツジが咲きそろう


若葉が広がった白木蓮と枝を伸ばした平戸ツツジがきれいでした。実家の周囲は竹藪が多く、30分ほどかけて伸び出した竹や倒れた竹などを片付けました。

ムラサキカタバミ ありふれた花だが素朴で美しい


ジャガイモは一部で回復傾向


強風で半分近くの茎が折れましたが花が咲き始め、折れた茎から脇芽が出ているものもありました。

大根の花


生育が特に遅く小さかったので収穫せずに残した一本です。花が一杯咲いて一部で種ができ始めていました。昭和30年代頃までは種代節約のために自家採種も行われました。

マルベリー(桑)に実が付いた 4月4日に植付けたもの


ごく小さな粒が集まった実が膨らみ、少し色付いてきました。よく見ると葉の先端に虫がいます。甘い果実は虫が先に食べてしまうかもしれません。

野菜苗に水を掛ける


唐芋(サツマイモ)畝を準備


農業資材店のコメリで唐芋の苗を見かけました。1本あたり40円ほどの高値でしたが、まもなく5月、唐芋を植え始めるころです。昭和の頃は苗はそれぞれ自家生産していました。

まだビニル資材もない時代で、苗の生育は遅く植付は早くても5月後半頃でした。6月一杯までに植え終わるため近所で苗を融通し合うものでした。

雨の後に肥料を少しだけ入れ、畝を高く整えてマルチシートをかぶせる予定です。厚さ0.03ミリのシートを使っていますが、丁寧に扱えば2~3年は使えます。雑草が生えず、初期の地温上昇効果もあります。植付けが遅れると高温障害で苗が傷みやすいので早めの植付が必要です。

えんどう豆と甘夏ミカン


えんどう豆は茂り過ぎた蔓が南側に倒れ込み、内部のサヤが充実せず昨年よりも減収見込みです。来年は南北方向畝に戻す予定です。甘夏ミカンはまだ枝先にしっかり付いていますが、一部で花も咲き始めました。

桜島で噴火連続 18時37分 鹿児島市都市農業センターから


日置からの帰り道、伊集院の土橋を過ぎたところで桜島の噴煙が見えました。18時半頃から30分ほど噴火が連続し、大量の火山灰が垂水・鹿屋市方向に流れ続けていました。

夏場には風向きが南東の日が多く、鹿児島市街地も火山灰に悩まされることになります。霧島では新燃岳で地震が多発しており、口永良部島でも噴火が発生しています。鹿児島は火山県そのものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吹上浜 潮騒を耳に畑仕事 2020/04/20(鹿児島)

2020-04-21 18:50:16 | 野菜作り
4月20日(月)朝方には雨が上がり、夏野菜の植付には好都合の一日でした。

4月20日午前9時の天気図 NHK朝の天気情報


排水溝の水が海へ流れ出していた 以下の画像は4月20日撮影


低気圧は東に去り、雨は上がりました。日置に近いアメダス観測地点、東市来の19日の雨量は44ミリ。吹上浜では北西の風が強く終日荒れ模様でした。

意外にもジャガイモの茎が折れていた


半分程度で茎が折れていて驚きました。北西風は殆ど影響のない場所ですが、雨雲が通過するときに南寄りの突風が吹き込んだものと思われます。

順調に生育していたので残念ですが、まだ花が咲く前です。いくらかは脇芽が出て回復することを期待しています。

えんどう豆とおたふく豆(ソラマメ)には影響が少ない


えんどう豆は蔓が茂りネットを越えて南側に重なり合っています。見た目には花が咲き良さそうですが、サヤに日が当たりにくく実の充実が遅れています。

おたふく豆を今季初めて収穫。強風被害はなさそうで当分収穫できそうです。

気を取り直して トゲが危険な外来植物メリケントキンソウを退治


草刈もしましたが根がしっかり残り再び伸びだしたもの、他の草に隠れていつの間にか大きくなったものが目立ちました。大きいものは抜き取り、小さいものには除草剤を噴霧しました。

マルベリー(桑) 植付けて17日目 強風被害はなく生育順調


さらに小枝が伸びて花が付いています。幼い枝に比べて葉は大きく、生命力の強い植物だと実感しました。

今年もキュウリ、苦瓜、ナス


キュウリとナスは接木苗です。一般の苗よりも高いですが、根元がしっかりしている分だけ管理しやすく早くから収穫できます。

キュウリの台木はカボチャのようです。キュウリが茂り台木からの発芽に気付かず、地面を這った蔓にカボチャの実が付いたことがありました。

マルチシートが便利 雑草が生えないが真夏は高温障害に注意


昨年よりも東側の場所で栽培


接木苗は連作障害が起きにくいとされていますが、できれば栽培箇所を変えた方が良いです。接木苗の苦瓜を同じような場所に植えて2年連続で立ち枯れしました。今年は完全に場所を変えたので大丈夫でしょう。

苗がしっかり活着して独り立ちするまで風除けのため、肥料袋を半分に切った囲いを付けます。鹿児島の野菜園では昔ながらの風景です。今後成長に合わせてネットを張り、支柱で四角い柵を立ち上げ、蔓ものが良く茂るよう竹で天井棚を作ります。

平戸ツツジ


実家の白木蓮が大きくなり、日当たりを求めてツツジの枝も3mほどに伸びています。公園や道沿いで見かける剪定されたツツジとは少し変わった雰囲気ですが、ありのままに逞しい姿です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1人10万円 コロナ騒ぎ収束は? 2020/04/18(鹿児島)

2020-04-18 17:20:44 | 日記
早いもので4月も後半、鹿児島は初夏を感じ始めるころです。新型コロナウィルス感染症について、朝のNHKニュースで振り返ります。

まずは今朝 4月18日のニュース項目 鹿児島県の感染者は6名


アナウンサーが距離を取って立つ、ソーシャルディスタンスSocial Distance(社会的距離)。横文字の方が伝えやすいのか、不安をあおる言葉がロックダウン(英語: lockdown)都市封鎖です。

まさに急転直下で1人10万円給付が決まりました。国難に乗じて政権批判を強める一部の政党やマスコミもありますが、10万円もらえるのはありがたい。ここは素直に感謝して、皆が協力してコロナ感染収束を目指すのが第一でしょう。

1月17日はどうだったか


中国で死者2名との報道があり、阪神・淡路大震災とゴーン被告逃亡の話題が出ています。中国では1月24日(金)の大晦日から1月30日(木)までの7日間が春節連休。日本にも多くの観光客が訪れる見込みで、感染を懸念する声が出始めました。

1月29日 武漢市への交通は1月23日にすべて遮断された


邦人救出のため中国武漢へチャーター機が飛び、真夜中に集合した人々を乗せ29日の朝が明けないうちに日本へ飛び立ちました。今思えば素早い対応で、その後の隔離対策に協力したホテルの対応が称賛されました。

2月1日


国内で感染者が出始め、中国人のマスク買い占めが非難されました。この後もマスクは入荷するたび即売り切れ。取扱店では客からの絶え間ない問い合わせに追われ、朝から長い行列ができ、ネットでの高額転売が話題になりました。

2月5日 クルーズ船ダイヤモンドプリンセスが2月3日横浜港沖合に到着


クルーズ船ダイヤモンドプリンセスでの船内感染拡大が連日報道されました。イギリス船籍で運航はアメリカの会社。国会では日本国内の感染者数に含めるべきではないとする意見が出されました。

日本側は外国船内の検疫を行ったという立場でした。国際的には感染症対策でやってはならない最悪の実例だと厳しい非難を受け続けました。船主、運航会社から日本国の対応への謝意が示されないのが不思議です。イギリスもアメリカも日本以上に感染がひどくそれどころではないのでしょう。

2月12日 プロ野球の三冠王野村克也さん(84歳)2月11日に死去


昔の流行病疫であるスペイン風邪などに倣って武漢肺炎や中国肺炎と名付けることにWHOが強く反対。新型コロナウイルスは「COVID-19」(コビッド・ナインティーン)と呼ばれていますが日本国内では新型コロナウィルス感染症、一般にはコロナとされています。

WHOは中国を擁護する姿勢を取り続け、早い段階での警戒を呼び掛けなかったことも世界的拡大の要因です。3月14日、アメリカはWHOへの拠出金を時停止すると発表しています。現在の中国(中華人民共和国)は一党独裁による最新技術を駆使した超監視社会です。民主主義国家のような言論の自由はなく、中国が発表する各種統計値を疑いもなく信じることはできません。

2月25日 


2月27日、政府は私立を含め全国全ての小中学校、高校、特別支援学校に、3月2日から春休みに入るまで臨時休校とするよう要請する考えを示しました。

このころには中国から世界に感染が拡大し始めました。韓国では宗教施設で大規模感染が発生、イタリアでは北部を中心に爆発的感染となります。アメリカでも感染が拡大し株価が暴落しました。

2月29日


国内でマスクだけでなく、トイレットペーパーの買い占め騒ぎが起こりました。かつて石油ショックで経験し、多くの人があざ笑っていたような光景が再現されました。マスコミによるあおり的な報道も騒ぎに拍車をかけましたが、工場在庫は豊富でやがて問題は解消されました。

学校が突然休校となり各地で卒業式が簡略化されました。私が見た小学校では在校生は参加せず、広い範囲に保護者が1m以上の間隔を開けて腰掛けていました。卒業式定番のコーラス曲も全員マスク姿で歌い、式後の集合写真撮影の段階でやっと皆のマスクが外れ笑顔が見られました。

3月11日 大相撲春場所は8日から無観客で開催された


3月12日 東京株式市場では13日に株価が大暴落


感染拡大が続き東日本大震災の関連行事も中止・縮小されました、イタリアでは死者も増え、町から人の姿が消えました。日常の挨拶で握手,抱擁の習慣があり、キスなどすれば感染しないのが不思議なくらいです。

日本でも感染が拡大していますが、これらの国と比べると感染者、死亡者ともにかなり少ない状態です。海外ではコロナの遺伝子が変異して毒性が強いのか、医療体制の違いもあるのでしょうか。日本では社会保障費の負担が大きすぎると言われますが、相応の体制と能力が保持されていることが判ります。

3月14日


3月19日 東京オリンピックの一年延期が3月24日に決まる


朝のニュース項目は殆どコロナ一色となりましたが、一部の政党はいまだに桜を見る会、森友学園で政府攻撃を続けていました。日本は個人の権利を保護しており、憲法上の制約があり強制的な外出禁止令などは出せないとされています。

各自の良識に訴えた外出自粛要請にとどまっていますが、東京の通勤風景を見ていると感染しないのが不思議なくらい多くの人が歩いています。人との接触を8割減と言われても、まず無理でしょう。オリンピックが延期になり、学校も一部で休校が続いています。3月29日、多くの人に親しまれたコメディアン、志村けんさん(70歳)がコロナ感染により亡くなりました。

月末には大型連休が始まりますが殆どの大規模集客施設は閉鎖され、イベントも軒並み中止。鹿児島でも大きな商業施設の休業や営業時間短縮が始まっています。初夏の力強い太陽光線がコロナウイルスを退治してくれるのを待ちましょう。今は我慢です。

先の見えない不安はありますが、近いうちにアベノマスクも届くでしょう。10万円をもらえそうですから、使いみちを考えながらじっと我慢しましょう。思い返すままに書き連ねましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あれもこれも 春の畑は忙しい 2020/04/15(鹿児島)

2020-04-16 22:23:16 | 野菜作り
4月15日(水)日置に出かけ、草刈と夏野菜の準備をしました。

曇りの一日 花を閉じているマツバギク 以下の画像は4月15日撮影


雨も降りそうな空模様でマツバギクは花を閉じていました。一時的に日差しが出た時間帯には花が開いていたので、光には敏感なようです。

吹上浜は13日の強風による砂浜の浸食はわずかで、漂着物も少ない状態。見える範囲に釣り人の姿はありませんでした。

要注意植物 メリケントキンソウ あちこちに増殖


5月頃、小さなイガグリのような実をつけます。葉が枯れても実は固く小さな鋭い棘が肌に刺さる危険植物です。

昨年見かけて今年は表土ごと削り退治してきましたが、気温上昇であちこち発芽増殖しています。花が咲く前に駆除するため草刈をしました。

道沿いのユリが伸びた


ユリが順調に伸びて早くも小さな蕾が見えてきました。草刈後に熊手で掃除。落葉も雑草も片付いてスッキリ。

ジャガイモに2回目の追肥と土寄せ


北側を竹林に囲まれているため13日の強風被害は軽微。3株ほどで茎が折れただけで順調に生育しており、この後追肥をして前回よりも多めに土寄せをしました。

シラン(紫蘭)が咲く 昨年雑草に囲まれていたので花が少なめ


柿の若葉が伸びる 花芽も見える


富有柿です。昨年は鳥が先に食べたようで、8個ほどの果実のうち収穫できたのは3個でした。花芽は多いように見えますが良くても昨年並み程度でしょう。

枝先に残るミカンは少しずつ収穫 えんどう豆は初収穫


下の黄色のミカンはサワーポメロ(ボンタンの一種)でさっぱりした甘味。左の2個は古い木の夏ミカンで、酸味甘味とも強め。右側の少し大きめのものは今年初めて実が付いた甘夏ミカン。自宅で糖度熟成中でまだ味わっていません。

間もなく開花期なので、木の負担軽減には収穫した方が良いのですが、自宅保管では乾燥が進み過ぎるので一部は枝先に残しています。

夏野菜の植付準備


ここ数年間は接木苗を主として野菜園の西側で栽培してきましたが、苦瓜に連作障害と思われる立ち枯れが2年連続で発生。今年は場所を東側に移して栽培することとしました。

山芋、キュウリ、苦瓜(ゴーヤー)は広い四角形の棚の側面で栽培します。それぞれ、東、南、西面に植付予定。それぞれ植穴を掘って鶏糞堆肥と化成肥料を入れて土と混ぜ合わせました。

東側では南北方向に山芋を栽培予定


深さ40センチ程度の溝を掘り、唐芋(サツマイモ)の蔓を入れて鶏糞堆肥、化成肥料を混ぜています。植付け前にさらに土を加えて混ぜ合わせて少し高畝にしてマルチ栽培予定です。

これらの栽培区画のさらに西側では南北方向の畝でナスを栽培予定です。草刈と後の掃除、ジャガイモの追肥作業の後にこれらの作業に着手。一通り終わったのは日が暮れた19時前でした。

もう実が付きそう マルベリー


驚きました。注文苗が4月3日に到着、4日に植付けたものです。11日目にして早くも若葉が広がり始めて、しかも花が咲いているではありませんか。これほどに早く花が咲くとは思いもよりませんでした。それぞれに枝が伸びてさらに花が付き実がなるのか楽しみです。

草刈、掃除、ジャガイモ追肥、夏野菜準備と一日で二日分ほどの作業。帰り道では足の裏が痛みました。曇り空なればこその充実し過ぎた一日でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かごしま健康の森公園を歩く 2020/04/13(鹿児島)

2020-04-14 17:22:38 | 
4月13日(月)犬迫の田圃などで花を撮影後に立ち寄りました。

かごしま健康の森公園 以下の画像は4月13日に撮影


鹿児島市犬迫町にあり、面積, 33.66 ha. 開園, 1992年(平成4年)4月1日。鹿児島市立の都市公園(総合公園)で、体育館、屋内プール、パターゴルフ場、テニスコート、運動広場、わんぱく広場. 駐車場は約1000台。

新しい施設の工事中


屋内屋外でのスポーツが楽しめる自然豊かな公園です。小高い丘陵地で、直線距離でおよそ10kmの桜島が見えます。

ファミリー広場でグランドゴルフを楽しむ人たち


大きな大理石製のモニュメント 作品名「卵の城」


彫刻家の杭谷 一東(くえたに いっとう、1942年 - )氏による1997年の作品です。イタリアのカッラーラ産大理石で作られており、上の丸いスペースがまるで卵。触ること、座ることもできて公園になじんでいます。

ぼたん園 公園の北東側外れにある 正門側駐車場から約700m歩く



多数の品種が植えられていました。ここでずっと栽培されているのでしょうか。あまりに見事なので、良好な花苗を最近植えこんだものか判りませんが花の豪華さに引き付けられました。

近くの桜(ソメイヨシノ)は花が半分ほど残っており、散った花びらが牡丹の花を引き立てていました。これから咲きそうな品種もあり、もうしばらく楽しめそうです。

モッコウバラ 黄色い花がびっしり 棘のないバラ


桜の下をウォーキング


半分ほど花が残るソメイヨシノ


八重桜も咲き始めた


鹿児島は昨年以上の暖冬のため桜(ソメイヨシノ)の開花が例年よりも遅くなりました。吉野公園では葉桜に近いですが、鹿児島市中心部を流れる甲突川沿いの桜はまだ満開になっていません。

八重桜が咲くと鹿児島の春は後半、家庭菜園でも夏野菜の植付けが始まります。吹上浜では小さめで数は少ないものの、キスが釣れ始めます。

鹿児島でもマスク姿の人が増えています。強力な初夏の日差しでコロナ騒ぎの早い収束を願いたいものです。ところで、・・・・アベノマスクはいつ届くのでしょうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野の花を写す 犬迫町 2020/04/13(鹿児島)

2020-04-14 15:42:15 | 
4月13日(月)鹿児島市郊外の犬迫町で田圃脇の花などを写しました。

シラス崖にへばりつく山ツツジ 以下の画像は4月13日に撮影


13日は風が強く日置市など東シナ海沿岸部に暴風警報が出されました。台風以外で暴風警報が出るのは稀なことです。

こちらは少し花びらが長め


ツツジは酸性土壌に強く県内各地山間部の道路沿いなどで見られます。ただし、国道、県道などではコンクリート壁、フェンスで斜面が整備され、定期的な草刈もあって殆ど見かけません。

キツネノボタンとノアザミ


ハルジオン(春紫苑)らしき薄いピンク色の花


田圃に残るレンゲソウと菜の花 強い風に耐える


春の嵐で風が強く、時折雲間から日差しが出たり消えたり。撮影に変化があり面白く、時が過ぎるのを忘れました。

タツナミソウ(立浪草)


用水路壁に増殖していたヒメツルソバ


用水路に覆いかぶさるイヌビワの若葉


田起こし前に農地整備工事 


道沿いで見かけた100円ショップ


このほかに孟宗竹の大きなタケノコが450円と800円、大根は小さめで1本50円。普段からの信頼関係で成り立つ令和の無人店舗です。賽銭泥棒も多い中でちょっと気がかり。

田圃や周辺を歩き回り撮影するうちにお昼時。天気は回復方向のため、帰り道に鹿児島市健康の森公園に立ち寄りました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨上り 吉野公園のツツジ 2020/04/12(鹿児島)

2020-04-13 18:08:13 | 
4月12日(日)雨上がりの美しいツツジなどを楽しみました。

雨上り 吉野公園西側の生垣 以下の画像は4月12日に撮影


朝からの雨は14時前に止みました。新聞報道で吉野公園のツツジが見頃と知り出かけました。花の大きな平戸ツツジと、小さめの久留米ツツジがあります。

公園外周部の南側から西側にかけて平戸ツツジが大量に植えられています。公園内のソメイヨシノは半分ほど花が散っていました。

入口で迎えてくれる「ぐりぶー」 鹿児島県マスコットキャラ


新緑と平戸ツツジ


グランドと桜 桜島はまだ雲隠れ


遊具広場 ここでも人はまばら


モミジの若葉が美しい


なごみの庭 花が終わり剪定された梅


所々に梅の実が


河津桜の実 実が付いていたのは意外でした


噴水広場の久留米ツツジ 17時を回り晴れ間が出てきた


水仙、梅、河津桜、椿など、春先に何度か撮影に訪れています。ツツジの季節には来たことがなかったので数の多さと美しさは想像以上で楽しめました。

何よりも雨上がりの潤いで、晴れた日とは別な新鮮な表情を見せてくれました。例年この時期には宮崎県三股町に出かけていますが、コロナ騒ぎのため今年は遠出を止めて近場を回ることにしました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。