花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

中国系ゴミ 吹上浜に大量漂着か? 2016/06/24 (鹿児島)

2016-06-26 18:36:52 | 吹上浜
梅雨後半の吹上浜は南西風が吹き続け海は濁っています。
以下の画像は6月24日(金)に撮影したものです。

PM 2.5日和で視界が悪い吹上浜南部


川口で見かけたウミガメの足跡


川口は砂に埋まり水は流れていませんが、ウミガメの足跡がありました。産卵のため上陸するウミガメは年々減少しています。ウミガメ監視員が卵を保護すれば別でしょうが、この場所は低地で、卵は孵化することなく大波で流失しそうです。

鹿児島は19日(日)に大雨となり、その後梅雨前線が北上し南西風が続いています。九州北部では大雨が降り、南西風に乗って中国系のゴミが漂着し始めました。

中国産と思われる風船


漂着したガラス球


中国大陸南部や台湾から流れてきたと思われる中国系ゴミが見られました。特に多かったのが飲料水のペットボトルと漁業・航路用の標識浮きでした。例年今頃見かけますが、昨年よりも数が多いようです。

100m置き程度にバレーボール大のプラスティック浮きが漂着していました。珍しいことにガラス球もありました。国内では北海道を除いて現在殆ど使われていないようです。割れずに漂着しているので国内品かも知れません。

海藻や貝が多く付着したもの、ロープが切れたようなもの、殆ど付着物のないもの、色は黒、オレンジ、白に近いものなど様々です。1m程度の蛍光灯管球もあちこちありました。

珍しい文字が書かれた飲料水容器


容器に書かれていた生産地は中国南部、台湾、フィリピンなどでした。海面に浮くため最も風の影響を受けやすくて一番最初に漂着したのでしょう。

船上から落ちてきたものではなく、陸上のゴミ捨て場から高波にさらわれたのでしょうか。2013年に大量漂着した時はガラス瓶や電球、注射器、医薬品容器などの危険物が多く、専門処理経費がかさんで沿岸部自治体を悩ませました。

日置市日吉町の潟山付近の南側


潟山の川口は水量が多いですが、この日は河口が砂でせき止められ渡れました。ここから北側へ神之川までは漂着物の学術調査地区のため、立入りを遠慮して引き返しました。

まだ漂着物の大半は川から流れだした木切れや竹が中心です。夏のレジャーシーズンを前に危険物が漂着しないことを願っています。

野菜畑では苦瓜が成長中


6月4日に咲いた雌花一番果が、この日には10センチほどに成長していました。苦瓜棚には購入した苗を2本植え、昨年落ちた種から発芽したものが周辺に4本あります。手におえないほど実が付きそうですが、自然発芽から移植した2本は成長が遅れています。

小菊の挿芽が発根


畑に移植


実家の庭先や畑の片隅にある小菊を5月30日に挿芽したものです。亡き母が挿芽で育てたものや、仏花に種がつき自然に発芽したものなどです。放置しても11月に花が咲きますが、枝が徒長して年々花の勢いが悪くなっていました。

5月頃に剪定して枝を徒長させない、種蒔きで育てる、挿芽をすることできれいな花が咲くようです。種から自然に発芽した年には色鮮やかな花が咲きました。冬場に根元から剪定した程度で放置していたら花色があせ、枝も徒長して折れ曲がってしまいました。

時期的には遅いでしょうが、仏様に供える自家用です。ものは試しと、挿芽しました。野菜畑は日当たりが良く、肥料分も豊富なので大きく成長してくれそうだと期待しています。

日々の健康に感謝しながら、吹上浜を歩き、野菜を育て、小菊の成長が楽しみ・・・・・実にありがたい暮らしです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鹿児島都市農業センターの水生植物園 2016/06/24 (鹿児島)

2016-06-26 17:07:16 | 
6月24日(金)鹿児島市犬迫町の都市農業センター水生植物園を訪れました。
貸農園、菜の花・ひまわり・コスモス畑でおなじみの都市農業センターの南側に水生植物園があります。以下の画像は24日10時前から撮影したものです。少し日差しも出て暑くなり始めていました。

ネムの木が花盛り


都市農業センターが設立されて20年ほどでしょうか。
水生植物園が本格的に整備されたのは10年ほど前からです。最初の頃は睡蓮もハスも植えてあるだけで水草に埋もれ、開花は数輪程度でした。

水生植物園があることを知る人は少なく、訪れる人も殆どありませんでした。池の周回歩道が整備され、水草を取り除き、水管理が行き届き水温が適度に保たれ、きれいな花がいっぱい咲くようになりました。

睡蓮は4月下旬頃から、大賀ハスは6月中旬から咲き始めます。
この日は8名ほどのカメラマンがハス、睡蓮を撮影していました。多くの市民が訪れる憩いの場になり、昔を知る身にはうれしいことです。

大賀ハス


ハスと蝶トンボ


一部では虫食いが発生


風が少し強かった


睡蓮池は花盛り


道路側の紫陽花


冬の記録的な寒さが影響したのでしょうか、今年は紫陽花が少なめです。
およそ200mほど北隣にトイレと駐車場がありますが、道路沿いに駐車余地が多く早朝でも気軽に行けます。大賀ハスは7月上旬まで、睡蓮は8月頃まで見頃が続きます。

午後には花が閉じますので、気温の上がらない午前中の鑑賞がオススメです。強い雨が降るとハスの花びらが折れ曲がり美しくありません。ハスの撮影で私の好きな時間帯は6時前から7時頃です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨後半 吹上浜は濁り夏野菜は元気 2016/06/22 (鹿児島)

2016-06-23 15:19:43 | 野菜作り
今年の夏至は6月21日(火)でした。
19日(日)は鹿児島でも大雨、その後も九州北部で断続的に大雨が降っています。

6月22日(水)の天気図 気象庁ホームページから引用


サツマイモは特に元気 以下の画像は6月22日に撮影


手前からナス、キュウリ、奥はゴーヤー(苦瓜)


雨で大きくなりすぎたキュウリ


ゴーヤーの一番果


昨年は梅雨期間中に雨が多く日照不足で、サツマイモを除いて夏野菜は不作でした。特にキュウリは葉が乾くことなく枯れて、2回目に植えた苗も成長せずに枯れました。周辺農家ではトマトにも大きな被害が出たそうです。

今年は6月4日に梅雨入り後は雨が少ない状態でした。6月後半は雨が多くなりましたが、日差しも出るため野菜の生育は順調です。

蔓が茂っている安納芋


サツマイモは肥料分が少なくてもある程度の収穫が見込めます。肥料が効き過ぎると葉が茂り過ぎ、芋が大きくならない「つるぼけ」になる可能性があります。

安納芋を最初に植えた年は苗が活着しにくく成長も遅いものでした。安納芋だと思って植えましたが、これほど茂るのは別品種かもしれません。品種が違っていてもサツマイモに違いはないので気にしないことにしました。

サツマイモの蔓返し


早いものでは蔓が2m以上にもなり隣の畝まで伸びています。畝の間で根を張ると細長い芋が付き、本体の芋が成長しません。蔓を地面から引き上げて根を張らせないようにします。

畝を補修 オクラに土寄せ


流出した表土をサツマイモの畝に戻し、発芽したオクラの周囲に土を寄せました。オクラは発芽初期は根元が弱いので放置すると倒れて生育不良になります。

枝豆を種蒔きした場所の表土も補強しました。昨年の枝豆は開花後に台風直撃で全滅しました。今年こそはうまく行ってほしいものです。

挿し芽の小菊


庭先や畑の周囲に少しずつ残っている小菊を挿芽しました。全て根付いたのか元気です。梅雨明けまでには畑の隅に移植する予定です。

南西からの湿った気流


昼ごろまでは一時雨が降りましたが、南西方向が晴れてきました。砂浜には川から流れこんだ流木や枯葉などが漂着し、海は濁っています。風向きが南西のままでは梅雨は明けません。

平年では鹿児島の梅雨明けは7月14日頃です。梅雨前線が北上し南下する気配がありません。このような状態が続けば、かなり早めに梅雨明けしそうです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野菜たちは元気・熱中症にはご用心 2016/06/08 (鹿児島)

2016-06-09 14:27:22 | 日記
鹿児島は6月4日に梅雨入りしました。平年より4日、昨年より2日遅くなっています。
以下の画像はすべて6月8日に撮影したものです。

吹上浜に自生するテリハノイバラ 2センチほどの花


白い小さな花を咲かせています。棘があり子供の頃は足元を気にしていました。
昭和30年代はゴム草履やスリッパなどは普及しておらず、砂山の手前で下駄を脱ぎ裸足で遊ぶものでした。

地元ではテリハノイバラを「ピ」と呼んでいました。棘のことを鹿児島語(方言)では「ピ」と言います。「テイピガタッタ」とは「手に棘が刺さった」という意味です。現代っ子には全く通じない死語になりました。

砂山に移植した芙蓉


3月半ばに移植しましたが上の茎は枯れてしまい、根元付近から新芽が出ています。砂山は風が強く、高温・乾燥も加わる過酷な環境です。大きく成長すれば日除けになると期待したのですが難しそうです。

穏やかな海と釣人


入れ食いのようなことはなく、たまに当たりがある程度。フグに仕掛けを切られ、小さいコチもかかるそうです。全体に小型で一部は2年ギス、おかず程度の釣と聞きました。

吹上浜は外海のため風の影響を受けやすく、梅雨の後半には南海上からウネリが押し寄せ半月ほども海が荒れます。真夏は日差しが強烈でキス釣りは8時頃までには切り上げます。暑さが少し和らぐ9月から10月初旬が釣りやすく、釣果も期待できます。

茂ってきたサツマイモ 左2列は5月8日、右3列は5月23日に植付


蔓が伸び出し葉が茂ってきました。サツマイモは暑さ日照りに強く、地表を這うため台風の影響も受けません。手前の品種は安納芋と思われますが、苗の段階から生育が良すぎるので別な品種かもしれず、少し気になっています。

茎の芯が傷んで弱った苗


茎が傷んだ苗がありました。別な新芽が出ますが、周囲よりも生育が遅れ芋がつかないので植え替えました。

残っていたサツマイモの苗床を完全に撤去しました。
最終的に植え付ける予定の苗30本程度に土をかぶせて準備しました。畝の間には雑草が伸び出し、腰を屈めて草取りをすると止めどなく汗が額から流れ落ちました。いくら拭いてもメガネ表面に汗がたまり、立ちくらみがするような暑さでした。

この日の最高気温は29度程度、風が殆どなく海風も吹きませんでした。大汗を流して体は冷やされるものの、無理な作業は体に危険と判断して普段より早めに作業を切り上げました。

キュウリが伸びて支柱を追加


2本植えてあり、これまでに3本収穫しました。昨年は雨続きで葉の表面が乾かずに枯れました。2度目に植えた苗もダメでしたが、今年は順調です。追肥をして竹の支柱を立てたところ、3時間後には蔓が巻き付いていました。

荒れた大名竹の林


昨年の台風で竹が倒れ、日当たりが悪くなっています。ひ弱な竹が伸び出して全体に勢いがありません。実家周辺の片付けに追われて竹林の片付けができなまま今に至っています。

大名竹 タケノコは梅雨時のみ


孟宗竹に比べるとはるかに小さいですが、えぐ味がなく食べやすいタケノコです。今年はテンの食害でしょうか、先端部や途中をかじられたタケノコがあります。将来はイノシシの被害も心配されます。日置市南部ではイノシシが農地に出没しているそうです。

食卓に季節の味


梅雨時だけの季節の味です。夏場でもあり傷みやすく、数も少ないので店頭で市販されることは珍しい山菜です。ごく一部を除いて孟宗竹のように生産地が整備されていることはなく、大名竹の竹藪から探しだす山菜です。

暑さとともに花盛りのランタナ


園芸店で買って数年後に移植したものです。冬の寒さで地表部は殆ど枯れますが4月頃から新芽を伸ばします。このランタナは他の場所に広がっていません。

あちこちに広がったランタナ


こちらは近所のランタナが自然に広がったものです。鳥が種を運ぶのか周辺に殖えています。茎の成長がめざましく1日で2センチ程度も伸びるようです。同じランタナですが繁殖力が旺盛です。

夏場に半分程度まで剪定しても半月程度で元に戻ります。秋までに3回程度刈り込んでいますが、翌春には別な場所にも種が運ばれ発芽しています。

梅雨前半はシトシト雨が多いものですが、今年は雨量が少なく蒸し暑さが続いています。後半になると大雨が降りやすく、梅雨が明けると猛烈な暑さがやって来ます。今年はまだ台風が発生していないのも不気味です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。