花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

雨に降られて桜巡り 今週末には満開 2016/03/30 (鹿児島)

2016-03-30 21:35:44 | 
鹿児島も花冷えが続いていましたが、4月が目前。
畑に雑草が伸び始め、植え付ける夏野菜の種類や場所を考える時期になりました。

竹藪になっていた野菜園跡地を昨年秋から開墾中です。
気温が上がると力仕事は大汗が出て体への負担が大きすぎます。
今日も開墾作業をする予定でしたが・・・。

今朝の天気予報 画像は鹿児島読売テレビ


降水確率30%です。
50%以上ならば雨を覚悟するのですが・・・10時頃から小雨が降り始めました。

日置市伊集院町清藤の山桜


田圃脇の山際にある山桜です。昨年の台風の影響は少なかったようです。
県内の山桜は全般には葉桜が多く、ここは少し遅咲きです。

伊集院町城山公園 一宇治(いちうじ)城跡


昨年は道に迷って辿りつけず、一年がかりでした。伊集院駅の西側の小高い山上にありますが、入口は市街地外れの西側です。城跡の広い場所で階段の高低差があり、一周りするとちょっとした運動になります。

菜の花と桜の美しいコントラスト


山桜も少し残っていました


桜はソメイヨシノが多いですが、自生の山桜もあり全体としては植樹よりも自然林が多いように感じました。

雨の中を散策


城山公園展望台から東側の伊集院駅方面


見晴らしが良ければ桜島も見えます。小雨模様のためはっきり見えませんが、伊集院駅に西側から電車が入ってきました。

同じく南西側の矢筈岳方面


次に立ち寄った内之田池公園 日置市東市来町


鹿児島市松元地区からいちき串木野市方面へ通じる広域農道沿いにあります。古くからある農業用水の池で周囲に桜が植樹され鴨が数羽飼われています。

小さな駐車場のすぐ上に、子授けと安産祈願の「安産岩」があります。こじんまりした場所ですが道路脇で手軽に花見が楽しめます。

観音ケ池公園 いちき串木野市


薩摩半島の中西部で有数の花見場所です。池の周囲だけでなく国道3号までの道沿いに桜並木があります。西回り高速道路を利用すれば鹿児島市から1時間以内で行けます。

桜の木には場所取り予約の板紙が括りつけてありました。少人数で、のどかな花見にお勧めの場所です。

花見予約の板紙


県道沿いの桜 日置市伊集院町竹ノ山付近


秋の妙円寺詣り道路沿いに桜並木があります。駐車スペースがないのが惜しいところです。植樹が進んでいるので駐車場などが整備されることを期待しています。

全体的には5~6分咲き


雨は小降りながらも夕方まで続きました。
気温は上がっており、今週末は鹿児島県内各地でソメイヨシノが満開となり、花見客で賑わいそうです。
画像はすべて3月30日に撮影したものです。
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ソメイヨシノは2~3分咲き 花冷えの藺牟田池 2016/03/27 (鹿児島)

2016-03-27 20:44:52 | 
3月27日、鹿児島地方気象台は桜(ソメイヨシノ)の開花を発表しました。
平年より1日遅く、去年より6日遅い開花で、1週間ほどで満開となり見頃を迎えそうです。

3月27日(日)、薩摩川内市祁答院町の藺牟田池に出かけました。
以下の画像はすべて3月27日に撮影したものです。

青空に映える山桜


少しずつ散り行く花びら


山桜は半分程度は葉桜になり、開花しているものも花盛りを過ぎようとしていました。ソメイヨシノは2~3分咲きで満開まではまだ日数がかかりそうです。

僅かに春を感じる湖面


白鳥が飼われていますが、半分ほどが川に飛び去って数が少なくなりました。湿地帯では一羽だけ、餌を漁る姿を見かけました。

温かい斜面に咲くノアザミ 右側にツクシ、左側にスミレ


周回道路沿いのレンギョウ


白い花をたくさんつけた辛夷(こぶし)


日差しが隠れると肌寒い


冬服姿で散策する人たち


藺牟田池の外輪山の登山道が整備され、山歩きをする人が増えています。きょうは2~5人連れのトレッカーと何度か出会いました。湖畔の周回道路や散策・自転車道の利用者が増えるのはもう少し先でしょう。

大きな山桜


強い風で花吹雪が見られるのではと思い、カメラを三脚にセットし一時間以上待ちましたが期待外れに終わりました。

湖畔の山桜


枝先の桜


昨年の台風被害もあり山桜の老木が少なくなっていました。植樹された若木も見かけましたが、ソメイヨシノのようでした。お花見客には花がいっぱい咲くソメイヨシノが人気のようです。

藺牟田池では、枝先が異常に分枝する天狗巣病にかかったソメイヨシノが目立ちました。私は花と葉が一緒に出る山桜が緑とのバランスが良くて好きです。花冷えが過ぎ去れば、今度の週末は多くの花見客で賑わうことでしょう。

春景色の畑


藺牟田池からの帰り道、春景色の畑で農作業をする人を見かけました。トウモロコシを植える作業とのことで、撮影させてもらいました。前進しながら溝を掘り、種をまき、土をかぶせる歩行式農機具です。菜の花と左奥は岩つつじ、右側は花桃です。
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春の日差しに花が咲き 元気付く野菜園 2016/03/14 (鹿児島)

2016-03-15 15:15:29 | 野菜作り
鹿児島は3月に入り一時的な寒の戻りもありましたが、順調に春が訪れています。

3月11日 朝の桜島 NHK7時前のニュース


NHK鹿児島放送局は鹿児島港に近い場所にあり、桜島の西側に位置しています。
3月11日、鹿児島市の日の出は6時33分、方位は94度でした。鹿児島局から見ると朝日は桜島中岳の北側から昇ります。

日の出が早い時期、晴天の7時前は逆光になり桜島は見えづらくなります。桜島ライブ画像は天候の目安になり、火山灰の方向もわかるので鹿児島湾周辺市民には貴重な情報です。朝のスッキリした桜島を見ると、今日も元気に頑張るぞと心が励まされます。

咲き始めた木瓜 後ろは馬酔木


ユキヤナギもたくさん花を付けています


咲き始めた山桜


えんどう豆の開花


ソラマメの枝を整理 ここまでの画像は3月11日撮影


えんどう豆、ソラマメは厳しい冬の寒さを耐えてきました。日差しが力強くなる2月頃から成長が促進されます。えんどう豆の支柱は野菜園近くに茂っている大名竹です。

ソラマメは脇芽を多く伸ばして一株で12本ほどになっているものもありました。昨年初めてソラマメを植えて枝を整理することが重要とわかりました。この時期は勢い良く茂っていますが、実際に開花して良好な結実・収穫に至るのは一部だけです。

ネット情報も参考に枝を6~7本に整理しました。湾曲している枝、後から出た細い枝などを整理すると全体がすっきりとなりました。すでに花が2段目ほどまで開花しており、作業時期としては遅かったような気がします。

吹上浜 砂山はまだ冬景色 以下の画像は3月14日撮影


朝方で雨は止んで昼前には天気が回復。北風が強くなり海は荒れていました。枯草色が緑一色に変わるのはもうしばらく先です。

ジャガイモの発芽


2月24日に植え付け、3月13日までに雨らしい雨は2回だけ。あちこちに1センチ程度の小さな芽を出していました。昨年のような日照不足、長雨がなければ良いのですが。

ユスラウメ


子供の頃は庭桃と呼んでいました。サクランボのような実がつき食用になりますが、直径は8ミリ程度。あまりお腹の足しにはならず、生梅やビワのようには食べませんでした。

葉桜になった河津桜


すっかり葉が開き色鮮やか、一部には昨年の葉が残っています。

ヤブツバキ 花シーズンは終わり


吹上浜沿岸部に多く自生しています。同じようなヤブツバキですが開花時期や花弁の形など少しずつ違いがあります。この木は遅咲きで新芽がだいぶ伸び出しています。

今シーズン初めて見かけたカマキリ


ソラマメに飛んで来るアブラムシを探しているとカマキリを発見。15ミリほどの細長い体でぎこちなく動いていました。アブラムシは虫除けに張った銀色テープの効果が出たようで数が減少していました。

サツマイモの苗作り


今年も4種類の種芋を苗床に植え込みました。
主に焼酎原料となる黄金千貫(こがねせんがん)、安納芋、なると金時、紅系サツマイモ(紅サツマ?)です。

画像は安納芋ですが、下段中の2個以外は別種類のような気がします。安納芋は大きめの種芋が少なく保管数が少なかったようです。安納芋は発芽すると独特の形状で判別できます。

なると金時は見た目よりも苗が弱いため活着率が良くありません。安納芋も比較的初期の成長が遅いようです。紅系は植えた4種類の中では一番成長が旺盛です。黄金千貫は名前の通り大きく育ちすぎると包丁が通らず持て余します。

すでに新芽が出た種芋もありました。順調に行けば来月中旬までには発芽、5月中旬には苗が採取できます。日ごとに日差しが強くなり管理作業には大汗が流れますが、日々の成長を見るのが楽しみです。
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藤川天神の梅が見頃です 2016/03/05 薩摩川内市東郷町 (鹿児島)

2016-03-05 21:21:59 | 
この冬は記録的な暖冬から一転して寒くなり、鹿児島では珍しく1月下旬に大雪が降りました。
2月も例年並みの寒さでしたが、3月に入り急に春めいてきました。

薩摩川内市東郷町の藤川地区にある菅原神社は古くから臥竜梅で知られる名所。
学問の神様、藤川天神の梅として親しまれ、一部が国の天然記念物に指定されています。

南風に白い雲


見頃を迎えています


こちらは天然記念物の保護区


ここは柵で保護されていて入れません。天然記念物ですが、あまり特別な感じがしません。周辺の人が出入りできる場所の梅のほうが臥竜梅らしいのが嬉しいところです。

梅園の説明 菅原道真公が、この地で過ごされたという伝説


社殿前の緋寒桜は葉桜


鹿児島市からは車で1時間半程度かかり、この先の横座トンネルを抜けると出水の鶴渡来地まで40分程度の位置にあります。以前は朝日に飛び立つ鶴の撮影によくでかけていました。

帰り道で藤川天神に立ち寄っていましたが、鳥インフルエンザ問題が発生し、今年も鶴の撮影は取りやめています。

3月6日(日)は雨予報、鹿児島マラソンによる交通混雑も予測されるため3月5日(土)に出かけました。現地に9時過ぎに着くとまだ駐車場は車が少なめ。ゆっくり梅を愛でることができました。

昼前には訪れる人が増えました


出店は昔より少なくなりましたが、お客さんが続き地元名産品や梅ケ枝餅などがよく売れていました。石垣に腰掛けてトウモロコシなどを食べる姿がありました。

妖怪のような梅


いつも撮影する木ですが、枝ぶりに変化は見られず台風の影響は少なかったようです。南風に乗って小さな白雲が次々にやって来て気持ちの良い空模様でした。

熱心にカメラを向ける人たち


昼前には雲が多くなった


11時を過ぎると参拝者が増えて駐車場は満車。雲が多くなりました。梅園内で弁当を広げる人も増えたので11時半過ぎに撮影を切り上げました。入場待ちの車列が300mほどになっていました。

過去の画像を発掘
古い外付けハードディスクに保存されている画像を調べました。2005年に撮影したデータが見つかりましたが、読込速度がものすごく遅く作業は難航しています。

デジタル一眼レフが一般に普及し始めた頃、ニコンD100で撮影したものです。一日分で500枚程度、容量は1GB程度ですが全部の画像を見るのに40分ほどもかかります。

井戸から水を汲み自宅まで運ぶような作業にはウンザリ。その中に藤川天神の梅画像がありました。春の淡雪が残る朝方に撮影したものです。途中の道も積雪があったはずですが、早朝からよく出かけたものだと思います。

雪の藤川天神


もう一つは、阿久根市大川の紅梅です。あまり世間に知られていなかった紅梅を家主の好意で公開されたものです。マスコミで度々報道され有名になりましたが、押し寄せる人が根元を踏みつけて木が弱り、台風で大枝が折れ、ついには家主さんが不運なケガで亡くなりました。

13時頃 山陰から光が差して輝く紅梅


10年一昔などといいますが、当時は今よりもずっと元気で各地を撮影して回っていました。同じ場所での連日撮影、夜明け前から山登りをして一日中撮影、日没後に下山など自分でも驚くほどです。

現在から将来を見つめると、今が一番若いわけです。日々を大切にして、無理のない範囲であちこち出かけようと思い直すことでした。
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花浄土/鹿児島

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