花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

各地の祭り 開催復活を願って 2021/12/30(鹿児島)

2021-12-30 18:25:26 | 祭り・伝統行事
12月30日(木)寒くはありませんが、少し風が強くなってきました。

コロナ禍で多くの祭りが中止されています。早い時期での開催復活を願いながら、鹿児島の春先の祭りなどを振り返ります。

2014年撮影時のブログ記事へのリンクをそれぞれ付けました。

指宿市の中川地区 中川ごちょう踊り 詳細はこちらへ


2020年の春頃から流行し始めた新型コロナウィルス感染症、感染状況はこのところ落ち着いていますが、各地の祭りなどに大きな影響を及ぼしています。

元旦に開催される祭りは珍しいと思います。衣装が派手で、他の太鼓踊りとは趣が少し違います。

1月初旬 鬼火焚き 県内各地で行われる 詳細はこちらへ


年末から田圃などに孟宗竹の大きなやぐらが組まれています。子供から大人まで協力して地区を上げての祭りです。

今年は各地にやぐらを見かけます。点火日時はそれぞれ違っていますので、やぐらの案内板にご注意ください。

鹿児島神宮 初午祭(はつうまさい) 鈴かけ馬踊り 詳細はこちらへ


春先の南九州最大のお祭りです。2021年は中止、2020年の来場者は10万人とあります。

2022年は2月20日(日)、鹿児島神宮による神事及び規模縮小・無観客での開催が予定されています。

薩摩川内市 高江神社 太郎太郎踊り 詳細はこちらへ


田起こしを前に、神社に奉納される田園劇です。この時は地元の小学生も参加していました。

薩摩川内市 射勝(いすぐる)神社 次郎次郎踊り 詳細はこちらへ


こちらも同様の田園劇ですが、牛も農夫も気が荒く火の着いた大きな薪を振り回す荒っぽい祭りです。

暴れ牛の動きには見物人・カメラマンも一時も気が抜けません。

日置市吹上町 大汝牟遅(おおなむち)神社 たじまどん 詳細はこちらへ


ユーモラスな田園劇です。神社のすぐ近くには楠の大木が茂る「千本楠」があり、おススメです。

いちき串木野市 羽島崎神社 太郎太郎踊り 詳細はこちらへ


豊作と豊漁を祈る祭りが行われ、例年大勢の観客とカメラマンが集中するので、思い通りに祭りを写したい方には不向きかもしれません。

春先の田起こしの様子などを面白可笑しく演じる田園劇などの祭りが、鹿児島県内には多く残っています。

コロナ禍により昨年は殆どの祭りが中止となりました。観光目的の大きな祭りとは違って、地域ごとの小さな祭りは、過疎化による後継者不足もあり、祭りの保存継続にはご苦労の多いことでしょう。

一般への3回目のワクチン接種が年明けには本格化しそうです。多くの人を力づけてくれる祭りの賑わいが、早く戻ることを願っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナ禍 オミクロン株の感染 2021/12/29(鹿児島)

2021-12-29 20:47:32 | 日記
12月29日(水)昨日と変わって朝から曇り空が続いています。

コロナ禍が少し収まり帰省する人、旅行の人などが昨年よりも増えています。オミクロン株流行が懸念されるなか、コロナ禍のこれまでを振り返りました。

以下の画像は自宅テレビ画面を写したものです。特にテレビ局や内容を選定したものではありません。

2020/01/07 TBSテレビ 朝チャン


コロナ禍の始まりは中国武漢のウィルス研究所からではないかとされていますが、ニュースになり始めたのは2020年1月でした。

この頃は日産のゴーン社長が海外逃亡したことが大きな話題でした。企業再生の神様のように言われた人が、最後は国外逃亡犯とは・・・。

2020/01/10 TBSテレビ 朝チャン


日本国内でも感染が確認されましたが、この後にも春節の中国人旅行客が多数日本を訪れています。

2020/01/20 テレビ朝日 モーニングショー


最初の頃は武漢ウィルスと呼ばれ、アメリカが非難、中国が激しく反発。中国の影響力が大きなWHO(世界保健機関)テドロス事務局長の発言には中国擁護が感じられ、西側諸国から反発を受けました。

2020/01/20 テレビ朝日 モーニングショー


中国での感染状況が報道され、交通遮断、営業禁止、都市封鎖など一党独裁体制下での徹底的な封じ込め策には驚かされました。

2020/01/22 NHK 朝のニュース


アメリカではトランプ大統領も新型コロナに感染しましたが、短期間で回復しています。

弾劾裁判よりも支持者による議会占拠事件の方が深刻でした。大統領選挙の負けを認めようとしなかったトランプ氏には醜い去り際となりました。

2020/02/08 テレビ朝日 モーニングショー


クルーズ船ダイヤモンドプリンセス号内の感染拡大は大事件でした。テレビ朝日のワイドショーに連日登場していた岡田教授です。様々なファッションも話題になりましたが、最近では殆ど見かけません。

2020/12/25 テレビ朝日 モーニングショー


2020/12/25 日本テレビ スッキリ


昨年末の感染状況です。テレビ朝日は毎日コロナ感染の話題を大きく取り上げ、あおり報道だと批判する声も聞かれました。

クルーズ船は国内感染者数に含めるべきではないとする国会議論もありましたが、その後の感染拡大を思えば大勢に影響のない数でした。

2021/08/23 NHK 朝のニュース


アナウンサー同士の間隔が一段と広がりました。中止の声もある中で、IOCの頑張りもあって東京オリンピック開催にこぎつけました。

アスリートの活躍は見事でしたが、無観客開催であり、開会式イベント関係者の交代などで今ひとつ全体の盛り上がりに欠けるものでした。

コロナ禍のため聖火リレーも大幅に縮小され形ばかりで、前回の東京オリンピックを思い返せば何とも物足りない、残念なことでした。

菅総理、河野大臣の号令で一日100万人を目標にワクチン接種が進められたものの、オリンピックに合わせるように感染が急拡大、この先どうなるのか見当もつかないような状況でした。

2021/09/07 フジテレビ めざまし8


2021/09/07 日本テレビ スッキリ


9月3日に菅総理は次期総裁選に出馬しないことを表明しました。コロナ感染拡大に反比例して内閣支持率は低下、もはや菅総理で総選挙は戦えない状況となりました。

1年前の就任直後の高い支持率を背景に解散総選挙に臨んでいたら、あるいはもう少し早くコロナ感染が沈静化していたら、このような状況は生まれなかったでしょう。

当時の国民世論を考慮すればとても選挙ができる状況ではなかったものの、単純に感染者数で見るとまだわずかなものでした。

世界中がコロナ禍に苦しむ中でのオリンピック開催、ワクチン接種拡大、携帯電話料金引き下げなど、菅総理の功績が忘れ去られて気の毒なことです。

2021/09/07 フジテレビ めざまし8


前評判では河野氏がリードしていましたが、選挙とは言っても自民党内の総裁選挙。選挙予想でテレビは盛り上がりましたが、結果的には岸田総理の誕生となりました。

岸田総理誕生で二階氏、麻生氏、安倍氏などの大物政治家の影響力が低下したと言われています。総裁選に出馬して知名度が上がり得をしたのは高市氏、野田氏でしょう。

逆に人望のなさや不安を感じさせたのが河野氏、まだ若い政治家です。独断専行の懸念はありますが、今後の活躍を期待しています。

その後の衆議院総選挙は大方の予想よりも自民党が善戦し、実質勝利。立憲民主党は党首交代に追い込まれました。

大元を辿れば第二自民党のような集団です。議席欲しさに共産党と組めば、固定支持層以外がそっぽを向くのも無理はありません。

2021/12/29 テレビ朝日 モーニングショー


昨年末と変わって感染は下火になり、欧米で大流行中のオミクロン株は感染力は強いものの重症化しないとの報道もあります。

今のうちなら大丈夫と帰省や旅行を計画した人が多かったようです。

2021/12/29 テレビ朝日 モーニングショー


3回目のワクチン接種時期は公平に取り扱うべきとする考えと、できるところから少しでも早く打つべきとの声もあります。

日本への入国者からオミクロン株感染者が続出、最近では市中感染も見られます。デルタ株も海外から持ち込まれ、あっという間に感染爆発しました。

鹿児島県内の累計感染者数は12月29日発表では、9121人。飲食店、医療機関、介護施設などでクラスターも発生しましたが、最近では落ち着いています。

一番大事なのは日頃の感染対策でしょう。3回目のワクチン接種を受け、マスク、手指消毒などの対策を継続、風邪を引かないことが大事と思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インスタグラム 日々の楽しみ 2021/12/28(鹿児島)

2021-12-28 17:53:34 | 日記
12月28日(火)数日来の寒さが和らぎ、日差し一杯の日となりました。

今年も残すところわずか、インスタグラムについて感じたことなどを振り返ってみました。

南風の日 2020/02/21 城山展望台からの桜島


2020年2月にインスタグラムを始めました。最初の投稿は2020年2月、インスタグラムに95週間前と表示されている桜島です。

インスタグラム花浄土鹿児島は、こちらです。

今日までの投稿665件、現在のフォロワー131人、フォロー中76人です。マイペースで日常の花や風景を中心に、毎日一枚投稿しています。

イワツツジ 2021/03/01 鹿児島市吉田地区


最初に困ったのが投稿画像のサイズでした。パソコンからの投稿のためか、一般の横長・縦長画像が表示されず真四角になってしまうこと。

横長画像では上下に余白を追加でも良かったのかもしれませんが、面倒なので真四角での投稿を意識して写すことにしました。

いわゆる6✖6サイズに切り抜くことを意識して写すのも面白いものです。普段とは見方を変え、余裕を持って写す必要があります。

小さくしか写せない(写らない)場合は、画像サイズを大きめにして高画質で撮影し、真四角に切り抜いています。

現在はパソコンからも画像の縦横比率を気にせず投稿できるようですが、今も真四角で投稿しています。

ハス 2021/07/08 さつま町の農家そばヤマサキの蓮池


投稿を始めるとすぐにフォロワーさんが付きました、大半は商業サイトやインスタグラムからの勧めに従っている人が多いようでした。

ダイレクトメールもたまに来ますが、外国からのもので送受信を繰り返すうちに事細かく聞いてくるものがあり閉口しました。

相手方に悪意はないようですが、全く面識のない人にプライベートにまで関わってこられるのは嫌なものです。商業サイトからのものは無視しています。

イチョウ 2021/11/21 かごしま健康の森公園


私がフォローしている人の中で、毎日投稿を欠かさない人は20人程度でしょうか。台湾からの投稿ではモデル撮影の投稿が多く、モデルさんが投稿している形にして個人的な撮影画像を熱心に投稿しているようです。

フォロワーさんの中で顔見知りの人はごくわずかです。アカウント名から推定して、大体見当がつく人が数名程度。

紅葉の時期、雪が降った日など撮影の参考になることもありますので、撮影日を書くようにしています。

砂模様 2021/12/10 吹上浜日置海岸


フォロワーを沢山確保したい人、「いいね」が一杯ほしい人、あれこれかまってほしい人など・・・あまり気にせず投稿を眺めています。

いわゆるインスタ映えを意識して写していないので地味な画像ですが、日々の記録にもなるので投稿が続けられたら良いなと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思い出の冬景色 2004年 2021/12/27(鹿児島)

2021-12-27 17:18:00 | 思い出
12月27日(月)パソコンに眠る2004年(平成16年)冬の思い出です。

以下の画像は、パソコンを使い始めた頃に開設したホームページ「花浄土」に掲載した画像です。

凍った水溜まり 霧島山中の渓流


当時のWindowsは Xp。ネットへはダイヤルアップ接続で、通信回線の容量が小さく大きな画像は扱えず、随分と不便な時代でした。

千両 


雪とモミジ葉


郡山町 八重(やえ)の棚田 


郡山町は2004/11/01に鹿児島市と合併し、八重の棚田が次第に知られるようになりました。

宮之城町泊野 きららの里公園 水車小屋


2005年(平成17年)3月22日 宮之城町・鶴田町・薩摩町が対等合併し、さつま町が発足しました。

一眼レフカメラは昭和47年(1972年)の鹿児島太陽国体の頃から使い始め、最初のデジタルカメラは2002年(平成14年)に発売されたニコンD100です。

D100はイメージセンサー(撮影素子)にゴミが付きやすく、毎月のように宅配便で清掃整備を依頼するため、銀塩カメラも併用していました。

その後、自分でイメージセンサークリーニングができるキットを入手し、銀塩カメラの使用を終えました。

次は冬の霧島です。2003年末から翌月にかけて写したものだと思います。

韓国岳(からくにだけ)と除雪車 融雪剤散布作業


早朝の道路凍結を避けてゆっくり出かけたものです。鹿児島は南国のため日差しが強く、寒気が緩むと早々に雪が解け、案外と撮影タイミングが難しいです。

雪が降りしきる日はタイヤチェーン装着で出かけても白一色で、撮影にはダメなことが多いものです。12月下旬から1月上旬にかけては普通タイヤで行けて、霧氷も見られる幸運な時がまれにあります。

硫黄山(いおうやま)付近の霧氷


現在この付近は立入規制されています。火山監視カメラなどで見ると、当時とはだいぶ様子が変わっているようです。

もとより霧島連山は火山地帯ですが、新燃岳(しんもえだけ)に次いで硫黄山が噴火するとは予想もしないことでした。

韓国岳登山道の標識


晴天に映える霧氷


4合目付近か


遠くには白鳥山、白紫池


大浪池


韓国岳山頂 1700m


雪雲に包まれると視界はゼロ、視界が開けるまで体が凍えないよう、1~2時間程度は歩き回って待つものでした。

韓国岳は特に山頂部で風が強く、三脚ごとカメラを吹き飛ばされたこともありました。

新燃岳(大噴火前)と奥は高千穂峰


2011年1月26日に300年ぶりの大噴火を起こし、その後も数回噴火して西斜面の一部に溶岩が流出しています。

新燃岳の大噴火を夕暮れ迫る中、えびの高原や韓国岳から撮影した豪胆な人もいました。私は21時頃から翌朝まで新湯温泉入口で撮影しました。その時を振り返るブログはこちらからご覧ください。


夕日に照らされる韓国岳


夕日に染まりきれいですが遅くなると山路が凍結しますので、適当なところで切り上げなければなりません。

霧島は観光地であり道路、登山路の整備が行き届いていますがこの時間帯は殆ど車はいなくなります。

休日や年末年始には都合をつけて霧島に通いましたが、硫黄山噴火で小林市方面へ通行できず、新燃岳やその周辺の登山路規制が継続しています。

コロナ禍もあり霧島へ足が向かくなりましたが、体調を整えて撮影に出かけたいものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

穏やかな冬至 年末の掃除 2021/12/22(鹿児島)

2021-12-23 13:35:29 | 日記
12月22日(水)は冬至、穏やかな日和に恵まれ日置へ出かけました。

週末は寒波襲来か 22日朝のNHK気象情報


今季はまだ桜島の冠雪が観測されていませんが、予報では26日(日)の鹿児島に雪ダルマがあります。

吹上浜日置海岸 以下の画像は12月22日に撮影


16日(木)はかなりの雨が降ったようで浜に通じる坂道が荒れ、浜には強風が大きな砂模様を描いていました。

近いところに8人ほど釣人を見かけましたが、今朝はサゴシが1匹上がっただけとのこと。Sさんは昨日4.5㎏のヒラメを釣ったと上機嫌でした。

この時季にも藪払い


ショウガの茎が枯れる前に片付け、周囲に茂った木の枝を剪定しました。ムベの太い蔓が絡み付いていて作業に手間取りました。

作業後の画像ですが、まだ周囲は竹や木々に囲まれています。こまめに藪払いをしないと、勢いの強い緑に飲み込まれていきます。

少し早いが松などを飾る


今朝は日置のお寺参りができ、松と千両、ユズリハなどを仏様と氏神様に供えました。

畑には雑草が伸びていた 中ほどにエンドウ豆が2本


朝は寒いものの日中は日差しが穏やかで、例年より早めに雑草がはびこっていました。後から種蒔きしたエンドウ豆、ソラマメは畝に移植できる大きさに育っていません。

先に道路掃除


日差しは暖かく風が弱いため、熊手を使って昔ながらの道を掃除すると汗が流れました。

大根を9本収穫後


種蒔き後は雨が降らず何度か水掛に通いましたが、順調に生育しています。昨年は食べきれず残った大根が2m近くにも成長し一杯花を咲かせました。

画像と反対の東側では耕作箇所の横から伸び出した野イチゴ、茅などの雑草がはびこり、一部しか片付けられませんでした。

唐芋(サツマイモ)跡地 落葉が目につく


鶏糞堆肥を入れて軽く耕す予定です。来月は豆類の管理をしながら、周辺部から侵入する雑草も片付けなければなりません。

花が残る芙蓉 先島芙蓉か


一般の芙蓉は花が終わり種が付いていますが、まだ花が残っていました。こちらも剪定を怠ると大きくなりすぎて持て余します。

17時17分 夕日は間もなく沈む 夕日部分を切り取り


畑の作業を終わらせ浜に出ると日没寸前、望遠レンズに交換していては間に合いません。高画質の大きいサイズで撮影しました。

今日の日の入りは17時19分、1月31日では32分遅い17時51分です。

今朝の日の出は7時14分、この先もしばらくは日の出が遅くなり、一番遅い1月中旬頃は7時18分です。

今日の鹿児島市の最低気温は8.4度、最高気温は19.1度。天候に恵まれて、年内の用事を済ますことができて幸いでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶり 吉野公園からの桜島 2021/12/20(鹿児島)

2021-12-21 18:47:34 | 桜島
12月20日(月)年末の穏やかな冬の一日、吉野公園へ向かいました。

慌ただしい中での惨事 20日フジテレビ めざまし8


12月17日に大阪で放火事件が発生、多くの方が犠牲になりました。翌18日には歌手の神田沙也加さんが35歳で急死、突然の出来事に深い悲しみを覚えます。

海外ではオミクロン株が流行 20日朝のNHKニュース


オミクロン株は日本入国者の一部にも感染が確認されていますが、海外では急速に感染が拡大しています。日本だけがこの先何事もなく過ぎるとは思えません。

家にじっとしていても気分が晴れませんので、寒くもないことから吉野公園へ出かけました。

吉野公園 変わらぬ姿の桜島 以下の画像は12月20日に撮影


入口の両脇にはすでに門松が立っていました。惜しいことに今も花時計は故障したままです。修理が難しければ撤去して花壇のリフォームが望まれます。

山茶花が目につく


花の少ない時期で、広い花壇に植えられたハボタンはまだ生育途上でした。

園内あちこちで管理作業 右は鹿児島県のPRキャラ「ぐりぶー」


風がなく日差しが柔らかい日で、厚着では歩き回るうちには少し汗ばみそうなほどでした。

なごみの庭 左は河津桜 下は梅 来月下旬には咲き始める


婚礼写真の前撮りらしき人たちがやって来ました。写真屋さん、付き添いの美容師さんなど8名ほど。邪魔しないよう、桜島の見える展望台に移動しました。

北東側に霧島連山が見える 左奥から韓国岳、新燃岳、中岳、高千穂峰


画像奥の左下は姶良市。右側は霧島市です。最高峰の韓国岳(1700m)の斜面が一部白くなっているようですが、視界は今ひとつでした。

2011年の新燃岳大噴火以降は一帯の火山活動が活発になり、えびの高原硫黄山の噴火もあり、一部で道路の通行止め、登山道の閉鎖が続いています。

標高234mの吉野公園展望台から 桜島の西斜面 かなり裾野が長い


桜島の標高は北岳が1,117m、南岳は1,040m。湯之平展望所(373m)は桜島で一般の人が行ける最高地点で、南岳火口の縁から直線で2.8kmほど。爆発があるとかなり怖い近さです。

そこよりも少し高く、南岳火口に近い小山が、引ノ平(ひきのひら565m)です。引ノ平から西側の海岸線までは、かなりの距離があることが判ります。

大正噴火では桜島の東西山腹火口から溶岩が流出、東側では集落を飲み込み海峡を埋めて大隅半島に達し、桜島は半島の一部となりました。

西側では引ノ平付近の複数火口から溶岩が流出、集落を埋めて海岸に達しました。グーグルマップで見ると、引ノ平から海岸まで直線で5kmほどあります。

桜島と鹿児島港の距離は2km程度


桜島港と鹿児島港の間は、狭いところでは2km程度です。鹿児島港からはだいぶ離れて見えますが、吉野台地から見るとかなり近いことが判ります。

大正噴火と同規模の大きな噴火活動が起きると、かなり大きな影響が鹿児島市街地に及びそうに思えます。

桜島の大正噴火などについては、「NHKそなえる防災ページ」に判りやすい詳細な解説があります。興味のある方はこちらからご覧ください。


グランドゴルフを楽しむ人たち 吉野公園 運動芝生広場


今年は噴火活動が穏やかで、鹿児島市街地側に火山灰が降って来た日はわずかでした。鹿児島県の一大シンボルであり、鹿児島市民にとっては愛憎半ばする存在でもある桜島。時には防災意識を呼び起こすことも必要です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

爆発音は桜島? 紫山芋を掘る 2021/12/15(鹿児島)

2021-12-16 18:07:11 | 野菜作り
12月15日(水)今年も残り半月、天候が崩れる前に日置へ出かけました。

12月15日 NHK 九州沖縄の気象情報


こちらでもダイヤモンド桜島の話題が紹介されました。ふたご座流星群の時期でもあります。

同じく 週間予報 明日は雨で寒くなる


紫山芋が寒さで傷む前に収穫することにしました。

10時9分 吹上浜日置海岸 穏やかな表情


風もなく静かですが小魚が湧かないのか、釣人の動きは鈍いままでした。

砂山から海を見守る恵比須さん


だいぶ風化してきましたが、今も穏やかな微笑の恵比須さんです。

まだ花が残るランタナ 以下の画像は12月15日に撮影


霜が降りると枯れてしまうランタナの花がまだ残っています。海岸から200m程度なので、この冬はまだ霜が降りていないようです。

11時10分頃 上空から爆発のような音が聞こえた

畑作業中に突然上空で爆発音のようなものが聞こえました。桜島だろうと思いましたが、東の空に噴煙は上がりませんでした。

桜島の爆発であれば、噴煙高度が3000m以上に達するような大きな音でした。空の上で何かが破裂したような、鋭い短めの音で空気振動も少し感じました。

ジェット機などの衝撃波は音が大きく、空気の塊が地上に叩きつけられるような感じがしますが、それとは違うようでした。

ツイッターには、桜島の爆発ではないかとする書き込みが見られましたが、テレビでは全く話題になっていません。流星が上空で爆発したのでしょうか、不思議なことでした。

13時31分 Sさんは幸運にもサゴシをゲット


まさに恵比須顔で浜から上がってきました。移植ゴテが30cmなので、全長70センチ近い良いサイズです。

畑の落葉掃除に手間取る


樹齢50年ほどのイチョウがすぐ近くにあり、風下の畑側に一杯散っていました。大根、小菊、エンドウ豆の畝周辺を箒で掃除、一輪車で3回ほどゴミ捨場へ往復しました。

紫山芋を収穫 3か所で栽培


① これは6月25日に植付けたもので、栽培期間が2か月ほど短い
竹を組んだ栽培棚に蔓が良く茂り、案外と大きく成長し70点です。

6月25日に植付けた時の様子 


芋が外れて根のある蔓だけを植えた右上の株は、根付かず枯れました。種芋が小さいものも育たず、それ以外はまずまずの成長ぶりでした。

② ここよりも早めに4月に植え込んだ別な栽培棚
蔓が十分茂り、サツマイモを二回りほど大きくしたサイズで90点。

③ 試験的にサツマイモと同様の畝に植付け、栽培棚を作らなかった箇所
種芋が小さいこともあり成長が極めて悪く、蔓が雑草に埋もれて鶏卵サイズの芋しか育たず失敗。

唐芋(サツマイモ)のように蔓が伸びればと期待しましたが、放置状態ではやはりダメでした。唐芋はうまく根付けば、殆ど手間いらずの素晴らしい作物です。

17時47分 日没後に操業する漁船 沖合に見えるのは甑島


一部を種芋用にマルチシートに軽く包んで魚箱に入れ、地中に埋めました。本格的な寒さを前に一区切り付けることができました。

実家の庭先と、前回やり残した道路の落葉などの片付けもあり、作業が長引きました。何度も汗を流し、薄暗さに気付くと日が沈んでいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜島 2021年を振り返る 2021/12/14(鹿児島)

2021-12-14 18:49:42 | 桜島
12月14日(火)今年も残り半月ほど、桜島は一時期を除き穏やかでした。

2021年4月25日未明の噴火 火砕流ではなかったと見解を変更


気象庁は当初「火砕流が発生した」と発表しましたが、現地調査の結果、山体斜面に高温の部分がなく樹木が倒された様子もないことから「風下に流された噴煙の一部と考えられる」と見解を変更しました。

最近の桜島 12月7日 鹿児島市緑ヶ丘町から


桜島の中腹には湯之平展望所と春田山の京都大学の桜島火山観測所のハルタ観測室が見えています。

12月15日 鹿児島市城山展望所からの桜島


ここからは湯之平展望所(標高373m)が桜島フェリー乗り場の少し左上に見えます。左下の明るいレンガ色の建物は鹿児島市役所です。

桜島から雲のような噴煙が少し出ていますが、噴煙高度1000m未満で統計上は噴火にカウントされない規模です。

同じく 少しずつ観光客の姿が戻り始めています


鹿児島市は世界でも珍しい、活火山のすぐ近くに60万人近くが居住する街です。桜島地区には3,604人(2021/4/1推計値)が居住し、鹿児島市街地との間を約15分で結ぶフェリーは24時間運航されています。

ダイヤモンド桜島 地元紙南日本新聞の12月12日(日)の記事


子供にもわかりやすいよう平仮名付きで、詳しく紹介されていました。ダイヤモンド富士とは一般的には正月の富士山頂に上がる朝日でしょうが、この記事で紹介されているのは桜島の向こう側に沈んでいく夕日です。

幼いころから、鹿児島の地理と自然に関心を持ってもらえるとうれしいですね。

11月15日7時10分 かごしま健康の森公園で写した朝日


こちらは朝日のダイヤモンド桜島です、何とも光が強烈で火の玉のように写っています。うまくフィルターでも使えば美しい光の筋などが表現できるのかも知れません。

12月に入り、健康の森公園から見る朝日は桜島の南側斜面に上がります。画像のような位置に戻ってくるのは1月中旬以降です。

桜島の活動状況 年間の噴火回数


桜島は噴火活動が活発なため、噴煙高度が火口縁上1000m未満の噴火は、統計上は噴火としてカウントされません。

気象庁には詳しい定義がありますが、爆発的噴火は噴煙高度にかかわらず噴火回数にカウントされます。

噴火とは・・・火山現象として、火口外へ固形物(火山灰、岩塊等)を放出または溶岩を流出する現象

爆発的噴火とは・・・爆発地震を伴い、爆発音または体感空振または噴石の火口外への飛散を観測した場合

1982年以降で年間噴火回数が一番多かったのは2011年の1,355回です。今年は12月13日までで142回、ここ10年ほどで一番少なくなっています。

噴火回数の推移グラフ


期間別の噴火回数


昭和火口の活動割合


2006年6月4日に活動を再開した昭和火口では2009年から噴火活動が激しくなり、南岳山頂火口からの噴火は殆どなくなりました。

2006/07/30 桜島の昭和火口 まだ小さな火口だった


昭和火口は南岳山頂火口の南東側の斜面に位置し、夜間には噴石や火山雷が目立つことから多くのカメラマンを引き付けました。

夜間に少人数での噴火観察ツアーなどが行われたこともありました。

南岳火口と昭和火口 桜島の火山活動解説資料(平成 29 年2月)気象台


マグマの通り道が南岳山頂火口側へ変わったようで、2018年5月以降は昭和火口での噴火は観測されていません。

最近のYouTubeのドロン撮影映像を見ると、昭和火口内にもわずかに噴気が見える気がします。昭和火口は1946年に溶岩を流出した後は活動を停止、南岳山頂火口からの噴出物で完全に埋没していました。

昭和火口の活動再開前に桜島を東側から見る機会は少なかったですが、南岳山頂火口の東側斜面(昭和火口跡付近)からは水蒸気が立ち昇っていました。

なぜ山の斜面から水蒸気がいつも上がっているのか不思議な感じでした。当時も地下にはマグマが通じていたわけで、活動再開は自然なことだったのかも知れません。

2010/11/21 22時36分 昭和火口の小規模な爆発的噴火


今年は一年を通じると穏やかな桜島でしたが、鹿児島湾地下のマグマ溜まりには大正噴火前のレベル近くまでマグマが蓄積されており、遠からず大規模な噴火活動が起きると警戒が続けられています。

人の生活感覚よりも桁違いにゆっくりとした地球活動の時間軸を思えば、数年とか数十年で極端な変動はないのかも知れません。あるいは逆に人の想像もつかないようなことが起こるのかも知れません。

日常的な火山噴火に慣れっこになっている感のある鹿児島県民ですが、防災意識を常に持っておくことが大事です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天気回復 年末の草刈り掃除 2021/12/10(鹿児島)

2021-12-11 15:43:08 | 日記
12月10日(金)雨はすぐに止むと判断、日置へ草刈りに向かいました。

意外にも雨の朝 12月10日朝のNHK気象データ


雨はチェスト館辺りまで、日置市街地では止んでいました。1時間当たり0.5~1ミリ程度のごく弱い雨でした。

吹上浜日置海岸 足跡と風が作った砂模様 以下の画像は12月10日に撮影


浜辺に南方からの噴火軽石は来ていないようだ


釣人は目に付く範囲で南北とも3~4人程度。近くの流木に腰かけていた釣人に話を聞くと、12月に入ってからはダメなようです。

14kgのブリが上がったとの話も聞いたが、釣りを始めて2年目でブリはまだ釣っていないとのこと。空は雲に覆われ、風もなく海は穏やかで上げ潮方向。

雰囲気は良いのですが、小魚を探す海鳥がいません。粘るうちには案外とチャンスがあるかもと励ますことでした。

最近蒔いたエンドウ豆に根が出ていた


被せていた土が雨で流れたのか、丸く膨らんだ種から根が出ていました。他にも同じようなものが目に付いたので土を軽く被せておきました。

ソラマメは種に変化なし


こちらは種が膨らんだ感じはなく全く変化なし。土にしっかり半分ほど埋めなおし、軽く水を掛けました。

最初の種蒔き分は新芽が伸びたものが3本程度、他は新芽が出ておらず種が膨らんだ後に腐ってきている感じです。

予定範囲の草刈を終えた


ごくわずかな雨で土埃が抑えられて作業しやすく、コード交換1回、燃料補給1回、2時間ほどで作業を終えました。

10月の頃のような空模様


雲が去ると日差しが強くなり、何度もタオルで額の汗を拭くほどでした。手間が掛かったのは、いつも通りに後の掃除と片付けでした。

草刈作業前に伸びすぎた柿の枝を剪定したものも含めて、落葉などを一輪車でゴミ捨場まで何回も運びました。

山芋の葉が枯れる時期


12月に入り寒い朝もありました。霜が何度か降りると地中の山芋が傷むので、年内には収穫したいところです。

夕日に照らされるトベラの実


実が開いて赤い種がむき出しになっています。種を鳥が運ぶのでしょう、トベラは吹上浜沿岸部に多く自生しています。

17時3分 夕日は久多島(ふたしま)のすぐ南に沈む


この日の日没は17時15分、方位は243.4度(およそ西南西方向)、冬至の12月22日は17時19分(242.8度)です。

朝方の雨で草刈り作業開始は遅くなりましたが、その前に柿の剪定ができました。草刈後の道路掃除もできて、年内に済ませておきたいことが一つ片付き、安堵しながら帰途に就きました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

県民の森 名残惜しい紅葉 2021/12/07(鹿児島)

2021-12-08 18:58:30 | 自然観察
12月7日(火)朝から日差しに恵まれ、鹿児島県「県民の森」へ出かけました。

12時9分 思ったより紅葉が進んでいた 以下の画像は12月7日に撮影


昨年は12月11日に霧島市の赤水岩堂観音からの帰り道に訪れています。その時は紅葉が半分ほど残っていましたが、今年は落葉が進み残り2~3割程度でした。

木材運搬車 一般車両は1台見かけただけ


平日でもあり、紅葉目的で訪れる人は殆どいませんでした。木材搬出作業の軽トラと運搬車を見かけただけでした。

県民の森 牟田山地区の中央広場


県民の森は,1984年(昭和59年)の第35回全国植樹祭を記念して姶良市(牟田山地区)と霧島市(丹生附地区)の両市にまたがって設置され,区域面積は約1,000ha。

全国植樹祭の折は私も広報班員として行事取材に同行しました。この地では昭和天皇が樹木の種をお手まきされ、旧牧園町では記念植樹をされました。

広場北側の紅葉が目立っていた


色付きの遅い木もわずかにあった


強い日差しに輝く紅葉


牟田山展望所からの風景


画面外左側には桜島があるはずですが、ここからは見えませんでした。遠くの山は特徴をつかめず、方角の見当がつかないほどです。

あちこちで見かけた万両


野鳥が種を運ぶようで、数か所で紅葉の下に生えていました。万両の赤い実を見ると、幼いころ父親が門松によく飾り付けていたことを思い出します。

13時25分 殆ど雲のない日


曇った日であればこれほど紅葉も目立たず、印象が弱いはずです。今年は好天に恵まれて幸いでした。

14時15分 三重の滝 帰り際に立ち寄る


一段目の滝にはまだ少し日差しが残っていました。太陽高度の低い今の時期は日差しが当たる時間帯は短いようです。

帰りも山間の道で、日の当たる所と日陰の明暗差がとても大きく走りにくいものでした。強い日差しの所から、急に暗い場所に入ると目の前が真っ暗になる感じで、ライトを点灯し徐行しながら走りました。

今年は霧島まで足を伸ばすことなく、比較的近場での紅葉撮影でした。一番近いところでは、かごしま健康の森公園の自然観察園、いちき串木野市の冠嶽神社周辺、谷山の慈眼寺公園など各地で紅葉を楽しむことができて、ありがたいことでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。