花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

今季最後の唐芋 まずまずの出来 2023/11/29(鹿児島)

2023-11-30 15:08:19 | 野菜作り
11月29日(水)師走を前に日置へ出かけ、残りの唐芋を収穫しました。

8時47分 吹上浜日置海岸 日付のない以下の画像は11月29日に撮影


今朝もちりめん漁の船が操業し、釣人は南北見える範囲に10人ほど。近くの釣人は、朝方多くの鵜を見かけたそうです。

少しブリが釣れ始めたとも聞きましたが、海面を小魚が動き回る様子は見えませんでした。

海辺の空家 解体工事が終わる


10月半ばに始まった解体工事もいよいよ最終段階、更地になった地面の整地作業に入っていました。

実家の庭掃除


私が中学生の頃植えたイチョウが大きくなり、この時期は庭先が黄色い落葉で敷き詰められます。

一輪車で前回は2回、今日も1回落葉を運んで捨てましたが、まだ枝先に2台分ほど残っています。

5月16日に植えた唐芋(サツマイモ) 紅はるか


市販苗を植えた区画の残りです。一か所当たり2~3個の芋が付き適度な焼芋サイズでした。

今季最後6月17日に植えた区画 4列の畝


こちらはダメもとで植えた自家栽培苗です。一昨年はサツマイモ基腐(もとぐされ)病が発生し、昨年は何も植えず百日草が咲いていた区画です。

北側から茅と野イチゴの地下茎が入り込むなど雑草が伸び、唐芋の生育を大きく妨げていました。葉に虫食いが多く見られたのも良くなかったようです。

畝によっては収量わずか ゴボウが膨らんだような芋も


西側から2列目の畝はサツマイモ基腐病で半分ほどで枯れてしまい、残りも蔓の成長が悪く芋が付いたのは2株だけで形が悪く殆ど全滅でした。

この夏から秋は少雨傾向が続き、他の畝への病害拡大は免れたようです。

しっかり殺菌消毒しないと病害発生は防げないようです。来年夏は唐芋は植えず、小菊でも植えて楽しむことにしましょう。

6月17日の苗 根が元気過ぎたのか


唐芋の根には養分を吸収する吸収根と、芋になる貯蔵根があります。苗の根が元気過ぎて養分吸収が先行し過ぎたような気がします。

数年間耕作を休んでいた場所に、あまり肥料も入れずに植えた唐芋に良い芋ができることもあります。

唐芋作りは苗の状態、植付のタイミング、土壌中の養分量、日照時間、雨量など年ごとに異なる様々な要因があり、難しいものです。

あれこれ考えて植え付け、丁寧な水管理などしてもダメなこともあり、年ごとに違いもある・・・単なる趣味の園芸なので、そこが面白いところです。

畝の間にできた芋


病害発生もありましたが、逞しいもので畝の間の谷間に伸ばした蔓先にも芋が付いていました。

順調に伸びている 左はソラマメ 右はえんどう豆


ソラマメは例年発芽後の生育が悪く良い苗が採れませんでしたが、今のところは順調です。

えんどう豆も葉が増えていますが、今の時期に伸び過ぎると真冬の強い冷え込みで傷みやすくなります。

だいぶ大根らしくなった 種蒔きは10月10日


雨が殆ど降っていませんが、葉が茂り直径3センチほどに成長していました。

すでに2回追肥して、土寄せもしていますので今日はしっかりと水を掛けておきました。

芙蓉も終わりが近い


遅咲きの八重咲芙蓉も残りわずか、野菜園横のイチョウは半分ほど葉が残っていますが、間もなく冬本番です。

朝は寒くても、日中の陽射しは力強く汗ばむほど。次回は豆類移植と、唐芋跡地の片付け。唐芋の収穫が終わりホッとしました。
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冠嶽の紅葉 ピークを過ぎていた 2023/11/27(鹿児島)

2023-11-28 17:48:34 | 自然観察
11月27日(月)いちき串木野市の冠嶽、花川砂防公園の様子です。

12時12分 月曜日の冠岳花川砂防公園 以下の画像は11月27日に撮影


平日で広い園内に人影はまばら、2~3人連れで紅葉を楽しむ方を見かけました。

冠嶽神社参道


鳥居のイチョウは今が色付き最高潮、右手のイチョウは見る間に次々と落葉していました。

冠嶽園横のモミジ


色付きが進み次々と落葉しそうです。今日は月曜日で中国庭園の冠嶽園は閉園日でした。

ツワブキは花盛り


神社境内ではツワブキの黄色が目に付きました。各地の道路沿いなどでも今が花盛りです。

水の少ない花川


夏からの少雨傾向が続き例年よりも水が少なく、落葉が流されることもなく川辺に積もっていました。

川沿いを散策する人達 左側に花川


色付きが進みこの辺りも見頃を迎えていました。画面外右手は冠嶽神社境内で社殿があります。

鎮国寺弘法大師堂の紅葉 画面外右手にある冠嶽神社とは川向


ピークを過ぎて落葉が始まり、少し寂しげに見えました。大師堂の屋根の四隅に吊ってあった風鐸が撤去されていて残念です。

12時49分 花川上流部からの眺め


この辺りは日の当たる時間帯が短く、まだ緑葉の木も残っています。

望嶽亭(展望台)下流側のモミジ


この辺りが色付くと紅葉シーズンも終盤です。暖かい日差しに照らされる紅葉を楽しめて幸いでした。

13時18分 色付いたイチョウ 右側は冠嶽八十八ケ所お遍路のお社


望嶽亭の南側にあり、例年色付きの遅いイチョウです。帰りに目に入り、引き返して撮影しました。

冠嶽の紅葉撮影は今年3回目でした。この先、数は少ないですが徐福像に向かう道沿いの数か所でも紅葉が楽しめます。
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観音ケ池市民の森 紅葉がきれい 2023/11/27(鹿児島)

2023-11-28 16:37:34 | 自然観察
11月27日いちき串木野市の冠嶽への途中、観音ケ池に立ち寄りました。

11時2分 寺迫の田の神様 以下の画像は11月27日に撮影


今日は国道3号を西に走り、市来町大迫で観音ケ池方向へ右折。坂を170mほど上がった左手に、寺迫の田の神様が祭られています。

新しい藁ツトが5つほど掛けられ、田の神様もうれしそうに見えました。

観音ケ池市民の森 スイレン池


夏場はきれいなスイレンが咲きそろっていましたが、全く水がありません。一時的に水抜きをしたのか、単に水不足で干上がったのか。

池の底には石が敷かれていて、隙間の泥に根をのばしているようです。来年もきれいな花を期待していただけに、ちょっと気がかり。

こちらは池本体


桜の時期は多くの人が訪れてにぎわいますが、ここに紅葉があることはあまり知られていないようです。

水鳥が2羽、何か寂しげに感じますが、いつもの様子でゆっくりと泳いでいました。

近くのミカン園


ミカンが黄色く実り、枝先が折れないよう小枝で支えられていました。

すぐ近くにある大きなモミジ


大枝を存分に伸ばしています。横には古い民家を利用した作業小屋があります。

11時34分 モミジに囲まれた観音様


園内の周回道路のすぐ山手、階段を上がった岩の上に観音様が祭られています。公園のため案内板は控えめで、宗教性を出さないよう配慮されています。





いちき串木野市の紅葉は冠嶽が知られていますが、数は少ないものの観音ケ池の紅葉もきれいなのでおススメです。





南側を振り向くと昼間の強い日差しが木間からわずかに見えます。日差しが入りにくいほどにモミジが成長しています。

27日の鹿児島市は最低気温14.0度、最高気温21.5度、平年より3~4度高めでした。
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雨上がりの紅葉 健康の森公園 2023/11/27(鹿児島)

2023-11-28 15:38:43 | 自然観察
11月27日(月)明け方わずかに降っていた雨が上がりました。

自宅庭先 開花期終盤の朝顔 以下の画像は11月27日に撮影


霜が降りるまで咲き続ける南方系朝顔です。今朝の雨量は鹿児島市でわずか0.5ミリ、やがて天候は回復。

日差しが広がって紅葉撮影には好条件と思い、普段の日の出撮影よりも2時間ほど遅く出発しました。

8時23分 蜘蛛の糸に枯葉


雨上がりに目につく光景ですが、まだ雲が多く薄暗い状態でした。遠くまで行かずとも身近で紅葉も楽しめる、かごしま健康の森公園に感謝。

こもれびの散歩道(園内散策路)から 右側奥は公園の展望台


もう少し早ければ霧に包まれていたかもしれませんが、雨量がわずかで霧は薄かったと思われます。

自然観察園 近くの山には薄霧が立つ


手前のモミジは例年よりも色付きが早い感じです。今年は台風が少なく、高温少雨傾向が続きました。

蜘蛛の巣を張りなおす


雨で壊れた部分の修理か、新たに巣を張り巡らしているのか、蜘蛛の動きはゆっくり。朝の光でないと気付きにくい場面です。

自然観察園の紅葉 色付きが進む


急な冷え込みもあったためか、色付きが進んで全体が同じ色合いで、単調に感じられて少し残念。

いつもの撮影ポイントから600mほど離れた自然観察園はイノシシ被害のため夜間立入禁止もあって、今年は出遅れました。

東屋と竹林


雰囲気の良いところで紅葉と竹林を楽しめますが、園内の散策路から少し下った場所にあり訪れる人は少なめです。

こちらは体育館横の紅葉


日差しが当たると鮮やかさが際立つ


数日の間に色づきが進み、緑葉は残っておらず一部では落葉が多くなっていました。

10時7分 桜島の山頂部が姿を現した


すっかり雨雲は去り、青空が広がってきました。好条件なので、串木野の冠嶽まで足を伸ばすことにしました。
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今年は福島産 干柿つくり 2023/11/24(鹿児島)

2023-11-26 17:31:50 | 日記
11月24日(金)今年も干柿が食べたくなり渋柿を探しました。

11月24日 チェスト館で渋柿を購入 10個で税込680円


例年では11月上旬ころの干柿作りが、今年は朝の桜島や紅葉撮影、畑仕事などで出遅れました。

24日朝方、伊集院の物産館チェスト館に渋柿は一切なし。次の店では売残りが2袋だけ。表面が傷みつぶれたものもあり、買う気になれずガッカリ。

伊集院の花水木で紅葉撮影後、帰りにもチェスト館に立ち寄ると・・・グッドタイミング・・・入荷直後で店頭に品出し中でした。

帰宅後に皮むき 今回は40個


今年の渋柿はこれまでの愛媛県産の愛宕柿ではなく、初めて見る福島産でした。

大きさはそろっていて1個当たり約260グラム。やや縦長の愛宕柿を少し丸めたような形です。

採取後の日数が過ぎているのか、今年の高温傾向のためか一部は表面が柔らかくなり皮がむきにくいものもありました。

皮むき後は熱湯を入れたボールの中で、一個ずつ2~3秒軽く洗って腐敗やカビを防止します。

針金ハンガーに括り付けた紐に3~4個吊るす 物干竿にハンガーを掛ける


指先では作業しにくいため竹串の先端で紐を押さえながら、柿のヘタに残る枝を紐の結び目で括りました。

ハンガーを利用すると、雨の日や桜島の火山灰が飛んできたときの取り込み作業が簡単です。

大切な残り枝


残り枝が外れた場合は、柿に竹串を刺し通し、両端を紐で括ります。吊るしたときの安定性が悪く、乾燥後に竹串の繊維が残りやすく厄介です。

愛媛県産の愛宕柿と違って残り枝は2センチ程度で短め。福島では両端に2個一組で竹竿に掛けるのが一般的なのかもしれません。

2021年11月5日 愛媛県産の愛宕柿(渋柿)


今年の福島産の渋柿と比べると実が固く、残り枝も長めで作業しやすいものでした。

例年より出遅れた干柿つくりですが、この先の寒風と南国の日差しで美味しい干柿になることを期待しています。
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伊集院の花水木 紅葉が見頃  2023/11/24(鹿児島)

2023-11-25 15:19:03 | 自然観察
11月24日(金)今年は良いタイミングで訪れることができました。

神之川沿い せせらぎの里花水木 以下の画像は11月24日に撮影


駐車場の山側にツワブキの花が多く咲いていました。例年訪れるのは串木野冠嶽の紅葉が終わった12月上旬でした。

入園料300円を払うと、後日使える温泉の入浴券をもらいました。

入ってすぐのそうめん流し建物横


ここは枝ごとに色づきに違いがありますが、赤い葉が印象的。建物を取り巻く水路には鯉が泳いでいます。

落葉はまだ少ない


昨日は祝日、土日も訪れる人が多いと思い、干柿用の渋柿探しも兼ねて出かけました。

雲が多く時々風が強く吹きつけ、日差しを待つ時間もかなり長くて、10時過ぎから3時間ほどかけて紅葉風景を満喫。

日差しはないが落ち着いた光


これまでは何か用事のついでに立ち寄るだけでしたが、今日はゆっくり時間をかけて紅葉を楽しみました。

昨日は雲一つない晴天で、撮影としては光が単調で面白みが少なかったかも知れません。

一般的なコースは反時計回り そうめん流し横から吊橋を渡る


足元が揺れる不安な感じは、昭和30年代の吹上町にあった「さつま湖」の吊橋を思い出させます。

左手は温泉せせらぎの湯 吊橋から撮影


神之川の流れは「く」の字を逆に描くように右側へ曲がっています。吊橋を渡り少し歩くと今度は頑丈な鉄橋、その先の右手にゴーカート場跡地があります。

ゴーカート場跡地から反時計回りに坂を上がると神之川が見渡せます。坂を下ると温泉横を経て出発地に戻ります。

川の対岸 小高い場所の紅葉を巡る園児たち


ここにはモミジ以外の色づきが美しい木もあり、葉が大きめで鮮やかさを印象付けています。

木蓮でしょうか


紅葉が目立つなかでも花芽のようなものが目に留まりました。春先は桜などもきれいなことでしょう。

殆どの方がスマホで紅葉を写す中で、一眼レフカメラを手にした写真仲間に出会いしばし歓談。

ゴーカート場跡地 コースが残り良い雰囲気


神之川沿いの私有地に多数のモミジなどが植えられており、最近では紅葉の名所として知られるようになりました。

ここまでの道は狭い箇所もあり観光地というほどの規模ではありませんが、神之川沿いの散策には良い場所です。

鹿児島市から車で40分ほど、平日は訪れる人も少なく、温泉もありゆっくりと楽しめます。

ここは神之川左岸側の山手


午後には雲が少なくなり、青空が広がってきました。モミジの上まで伸びた葛の大きな葉が目に留まりました。

右下奥に小さく見えているのは高速道路(南九州西回り自動車道)の陸橋です。

光が差し込み紅葉が浮き立つ


色付き色合いがまるで絵のように、色とりどりの表情を見せてくれて感動的でした。

鹿児島の秋は短い


落葉が進めば閑散として寂しさも感じますが、今年はちょうど見頃で感謝、感謝です。

帰りのチェスト館(物産館)に朝方はなかった渋柿が入荷。これはラッキー、さっそく40個を購入、約2700円。

遅い昼食、庭先の落葉掃除などすませ・・・皮をむき、熱湯にくぐらせ、慎重に紐を通しベランダに干し終えると外は真っ暗でした。
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日差し穏やか 勤労感謝の日 2023/11/23(鹿児島) 

2023-11-23 16:15:50 | 自然観察
11月23日(木)今朝も近場のかごしま健康の森公園へ出かけました。

6時12分 雲が殆どない夜明け 以下の画像は11月23日に撮影


日の出は6時52分、東の地平線辺りがわずかに色づいていました。

鹿児島市の最低気温は12.3度でしたが、公園では冷たい風が背中に吹きつけて寒さに震え、あちこち歩き回って体を温めました。

6時33分 日の出待ち 南東方向を写す


鹿児島市小野方向をモノクロモードで撮影、左手奥は桜島の南側にある大隅半島高隈山系です。

6時45分 牟礼岡方向の朝焼け雲


東北東方向の鹿児島市牟礼岡の上には薄雲が広がり、朝焼けが見えました。

6時47分 かなり明るくなってきた


桜島周辺には雲がなく、桜島の薄煙はゆっくりと北へ流れ、郊外団地には薄もやがかかっていました。

7時11分 桜島南岳火口付近に顔を出した朝日


日の出から19分、薄煙で見え隠れしながら朝日が顔を出しました。数分もすると眩しい光が空に広がりました。

冬至は12月22日、これから日の出位置は桜島の南側斜面に移って行きます。

冬場には霧島市福山町から桜島に沈む夕陽が「ダイヤモンド桜島」と呼ばれて話題になります。

7時36分 木間から差し込む朝日


この時間帯はまだ光が全体に行き渡りませんが、光が届いているところはきれいです。

見上げるときれいだった


目の高さでは気づきませんでしたが、上の方は日差しが当たりきれいでした。

日差しが高くなるともっと目立ちそう


広い公園なので、ごく一部にあるモミジの変化には気付きにくいと思います。

体育館横にあるモミジは20本程度


いつの間にか色付いていた感じです。桜島に朝日が上がると撮影を切り上げていたので、朝日が差し込む印象的な時間帯を見落としていました。

自然観察園の紅葉


イノシシ被害対策のため観察園の周囲には電気柵が設置され、夜間は入れません。

ここまで足を伸ばす人は少ないでしょうが、モミジがありこの時期はきれいに色づきます。

竹林とモミジ


孟宗竹が生えていてモミジとの対比がきれいです。昨年は何度か訪れたのですが、今年は初回でした。

思いの外色付きが進んでいて今が盛り、早い木では落葉が近いようです。

こもれびの散歩道 展望台が見える


ここはまだ色づき始めの木もあり、しばらく楽しめそうです。この辺りは坂道続きですが、ウォーキング、ランニングの人を時々見かけます。

今日の最高気温は24.6度、朝方の2倍まで気温が上がりました。気温の変動が大きく今週末は寒さが加わるとの予報、皆様ご自愛ください。
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小春日和 ソラマメも発芽 2023/11/21(鹿児島)

2023-11-22 21:12:38 | 野菜作り
11月21日(火)天候が落ち着いたので日置へ出かけました。

8時52分 波静かな吹上浜日置海岸 以下の画像は11月21日に撮影


不漁のため長く見かけなかった、ちりめん漁の船が4組ほど昼頃まで操業していました。

21日の鹿児島市の最低気温は10.1度、最高気温は21.0度。体を動かすと汗ばむ小春日和でした。

ブリ狙いの釣人がちらほら


数百mほど沖合には小魚を狙うカツオドリが10羽ほど飛び回っていました。

この日もダメだったSさんの話では、今のところ小魚を追うブリやサゴシなどが来ていないようです。

空き家の解体作業は終盤


今日は昼前に足場が撤去され、残り少なくなった鉄骨やコンクリート床などを重機も使って破砕・細分化する作業が進んでいました。

まずは庭先の掃除から


近所から東風に乗って野焼きの煙が流れ込み、川霧などが作り出すような光の筋が浮き出て不思議な感じでした。

イチョウの落葉が多く一輪車で2回運んで捨てましたが、枝先の葉はまだ半分以上も残っています。

野菜園の仕事の後には、昔からの細道も同じように落葉を掃除しました。

発芽したえんどう豆


新芽が出そろい、この先15センチ程度に伸びるまで様子を見る予定です。移植時期は来月半ばくらいになりそうです。

昨シーズンは50センチほどに伸びて喜んでいたら、1月の寒さで半ば萎れてしまい、その後生育不良で収量は例年の半分程度でした。

真冬はあまり伸びずに30センチ程度の方が寒さの影響を受けにくく、3月には急速に伸びて収量も良いようです。

こちらはソラマメ


殆どが発芽していますが、今後の生育は不安定です。数は少なくなっても、しっかりした苗を栽培することが大切です。

捨てるのを惜しんで生育の悪い苗を植えても、結局は成長が追い付かず、花も咲かずダメなことが多いものです。

大根に土寄せ すでに2回追肥済み


落葉を取り除き、少しずつ土を寄せました。間引き作業に合わせて2回追肥したので、今後は様子見程度で手が掛からないと期待しています。

唐芋(サツマイモ) 残りを一部収穫


Sさんから10個ほど欲しいと言われ、6株を収穫。一株当たり2~3個の芋が付き、食用サイズで17個ありました。

この畝は5節程度ある長めの「紅はるか」市販苗で、最初から生育順調で良く葉が茂りました。東側区画よりも一日当たり3時間ほど日照時間の長い場所です。

こちらは最後に植えた区画


自家栽培苗は苗床が手狭で、市販苗よりも10センチほど短めの2~3節状態で苗を採取したのが良くなかったようです。

苗の節から発根する貯蔵根に芋ができるので、節が多めの方が芋が付きやすいわけです。来年は苗床を広めに設定し、4節程度の苗を採取したいものです。

小菊の季節


昔から庭先に残る小菊で、父母が市販のものを挿し木で残したものです。伸びすぎた茎は切られても根元が残り、この季節には忘れず花を咲かせます。

時には挿し木で苗を育てなおし、まとめて栽培管理するときれいなのですが・・・挿し木の時期には花の色も忘れ、他の畑仕事もあり・・・野菜園の小菊も含めて、来年こそはどうにかしたいものです。
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色付きが進む 冠岳花川公園 2023/11/19(鹿児島)

2023-11-20 17:34:07 | 自然観察
11月19日(日)冠嶽神社周辺の紅葉撮影は11日に続き今季2回目です。

冠岳花川砂防公園 手前は中国庭園(蓮苑) 以下の画像は11月19日に撮影


雲が多めで日差しが出たり消えたり、見た目が大きく変わる日でした。前回よりも色づきは進んでいましたが、例年に比べて見映えは今一つ。

11時34分 冠嶽神社の参道橋


若者カップルや家族連れを見かけましたが駐車場に余裕があり、日曜日としては人出が少ないようでした。

橋の手前右手の紅葉 茶色がかっている


例年ではもっと色濃い赤色ですが、今年は今一つさえません。

ただし、風景モードで撮影しているので彩度が少し高めで、見た目よりも色鮮やかに写っています。

同じく参道橋を川下から写す


この辺りは日当たりが良いですが、花川上流部は両側から山が迫っているので昼前後に少し日が差し込む程度です。

砂防公園広場横の紅葉


地元産品の販売店がありましたが、閑散としていました。かつては勤労感謝の日には、冠嶽の岩場で護摩焚きがあり龍踊も披露され、県内外から多くの人出でにぎわったものです。

望嶽亭


紅葉は主に砂防公園の花川沿いにあり、上流部の大師堂、冠嶽神社、砂防ダム沿いにもあります。

西側の徐福像に向かう道沿いにも点在しており、12月に色づく木もあります。

池に水はなし


水が張ってあると写り込みがきれいです。昨日は風が強かったので、落葉掃除に苦労されたのではないでしょうか。

冠嶽園横の紅葉


左手の黄色葉は例年ではもっと色鮮やかです。右手の2本もさえません。

台風の影響は少なかったものの、例年にない高温と雨不足が影響しているのでしょうか。

12時24分 この日一番の輝き


参道橋側に歩いていると日差しが眩しくなり、先ほどとは別な場所のように紅葉が輝いていました。

小まめに歩いて探し回るうちに絵になるところを発見できたり、雲の流れを待つうちに良い場面に巡り合うこともあります。

あっさり諦めて別な撮影地に移る方が良いこともありますが、諦めずに辛抱強く待つとか、何か別な被写体を探すなど気持ちを切り替えることも大事です。

大師堂の紅葉


こちらも普段より寂しい感じですが、残念だったのは御堂の四隅にあった風鐸(大きな風鈴のようなもの)が全て撤去されていたこと。

風で落ちると事故につながる懸念があり撤去されたのか、建物自体の老朽化も原因でしょうか。

花川上流部のモミジの色づきはもう少し先、機会を見て再訪したいものです。
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天候が回復 再訪いやしの里 2023/11/19(鹿児島)

2023-11-20 16:00:12 | 自然観察
11月19日(日)前日の強風が収まり、日の出前から出かけました。

7時17分 桜島と朝日 以下の画像11月19日に撮影


かごしま健康の森公園からの桜島です。雲の隙間からわずかに朝日が顔を出しました。

鹿児島の日の出は6時48分、朝日は25分ほどかけて桜島の中岳付近に顔を出し、少しずつ南岳上空に移って行きます。

7時56分 鹿児島市都市農業センター


今日は農林水産祭り、多くのテントが立ち並び出店の準備が慌ただしく進められていました。

昨日は強い風を伴って時々雨が降る、冬のような時雨模様でした。今朝も雲が多いものの、テントも飛びそうな強風が収まり何よりでした。

先週11月11日(土)に続いて再訪 冠嶽「いやしの里」


今日は宇都公民館横に車を止めて「いやしの里」まで歩きました。右側山手に道があり、さらに左側(西側)一段下の水田横にも並行して道がありました。

車の離合が難しそうと思いましたが、帰りには田圃横の道を走れば離合で戸惑うことはなさそうです。

11時8分 道路側から見上げる紅葉とミカンの木


東側が山林のため、全体に日差しが届くのは10時半頃からです。今日は家主の宇都さんにお茶をいただきながら、詳しくお話を伺いました。

今日一番の目的は大黒様


味わい深い棟瓦の大黒様をじっくり写すため、今日は三脚を利用しました。解体作業で古い家から取り外されたものだと聞きました。

近くに植えられている浜辺の植物ハマゴウは、初めて名前を聞くもので誰かが植えたものだろうとのこと。

先週よりも色づきが進んでいた


宇都さんはいちき串木野市の市街地に住んでいて、ここは生家。日常の管理を続けながら、紅葉時期は多くの人に楽しんでほしいと無料開放されています。

熊本の小国温泉の旅館で見た紅葉に魅了され、20年ほど前から生家跡を整備し、モミジを植えているそうです。重機を使い庭を山手側に3mほど拡幅、石垣が積まれています。

山間に入り込んだ場所のため近隣の数軒はすでに無く、家の管理、敷地内の雑草対策だけでなく獣害にも悩まされています。

イノシシだけでなくシカやサルの被害もあり、柿の実が食われモミジなど幼木の新芽も食われるそうです。

休憩所横のモミジ


こちらは黄色く色づいていて、一般には少ない品種のようです。

落葉も趣がある


かなり古い徳利もありました。幼いころに目にしたことがありますが、今は殆ど見かけません。

冬を彩る千両


正月飾りにも使われる千両の実が色付いていました。我が家では門松に万両の実を飾り付けていました。

休憩所と手前はピザ窯


宇都さんはいつまでここを管理できるかわからないと言われていましたが、息子さんが休憩所を造り、ピザ窯も工夫を重ねて一緒に造られたそうです。

まだ色づく木もある


木の種類はそれぞれで、色付く時期や色合いもさまざま。獣害で幼木が傷めつけられるなかで、これらの木は生き残りました。

早いものはすでに落葉していますが、まだ緑葉の木もあり後一週間ほどは楽しめそうです。

南西方向に見える冠嶽 右奥


私と宇都さんは同年代で昔話にも花が咲き、あれこれ案内してもらって庭先を撮影するうちに1時間半ほどが過ぎていました。

今日はありがとうございました。美しい山里の風景がずっと続きますように、来年も楽しみにしています。この後、冠嶽神社に向かいました。
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花浄土/鹿児島

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