花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

小春日和 藺牟田池の紅葉 2017/11/27 (鹿児島)

2017-11-28 16:33:15 | 自然観察
11月27日(月)早朝の愛宕ビスタパークでの雲海撮影から10時過ぎには藺牟田池に移動しました。

雲一つない藺牟田池 10時2分


愛宕ビスタパークから東側へ山を越え藺牟田池に向かいました。南西側高台からは全く雲のない景色が広がっていました。山の西側は一面の雲海だと言っても信じてもらえないような見晴らしの良さです。傾斜地の茶畑は春先は特に人気の撮影スポットです。

雲の糸に掛かった落葉


光に輝く落葉 10時53分


鮮やかな色合いを残す


前日の雨が上がり、南側の山際から木々の間を射抜くように日の光が差し込んでいました。枝先の紅葉だけでなく、落葉も水気を含んで生命力にあふれて魅力的でした。

スポットライトを浴びる紅葉


枝先に残る桜葉


水滴を含んだ緑葉と紅葉


晴天続きであれば特段目に付かないような木々の葉に水滴がきらめき、背後には紅葉が見事でした。落葉も色褪せることなく存在感がありました。太い幹は雨に濡れて黒々と力強さを感じました。

雨上がりを待ちかねたようにシニア層を中心に散策する人たちが訪れていました。よく撮影に訪れているようなカメラマンの姿も何人か見かけました。

湖岸の紅葉


同じ木を縦構図で 11時5分


おなじみの白鳥と水鳥たち 11時38分


白鳥が道路まで上がらないように柵が巡らしてありました。人が近寄ると餌をねだるように集まってきて可愛いことでした。

水面の標高は295m、外輪山は500m前後、真冬には雪景色も見られます。27日は雲海と紅葉を楽しむことができ、大変ありがたい小春日和でした。
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愛宕ビスタパークの雲海 2017/11/27 (鹿児島)

2017-11-27 17:38:13 | 自然観察
11月27日(月)、薩摩川内市には大海のような雲海が広がりました。

愛宕ビスタパーク近くの展望所から南側の風景 6時20分


愛宕ビスタパークは薩摩川内市入来町にあるパラグライダーの発進基地、展望所です。駐車場横には芝生広場、トイレ、休憩所があり北には紫尾山、西には薩摩川内市、南側には入来峠・八重山地が望めます。

夜明前に鹿児島市から入来峠を越えました。入来きんかんの里付近からは霧が濃くなりました。入来町側から細い山道を上がりました。通行車両が少ないのでしょう、両側からススキが倒れ込み車一台が通るだけの道幅になっていました。

愛宕ビスタパークに初めて行く人は、日中でも祁答院町の藺牟田池側から行く方が安心でしょう。入来町側からの道は離合個所が少なく、夜明け前なら入口もわかりにくいです。

同じく南東方向 右奥は桜島 6時33分


前日の雨量は薩摩川内市で5ミリ、夜には雨が上がり風のない雲海日和でした。途中に高い山がないので桜島(1,117m)が見えます。

週明け平日のためかビスタパークで出会った人は施設管理の二人組の女性だけ。週に一回清掃に来るとのこと。日の出後には作業を終え帰って行かれました。早朝からのお仕事お疲れ様でした。10時前まで他に訪れる人はなく、まさに貸切の雲海見物でした。

朝日が出てきた 7時2分


鹿児島市の日の出は6時55分、わずかにあった雲はすぐに消えました。その後は少し東風が吹いてきたものの上空には全く雲のない状態が続きました。

見た目の雲海の範囲は、湧水町の雲海よりもずっと広く変化に乏しいままでした。雲海が少なめの日ならば、地上部が所々に見えて違った表情かも知れません。

西側の風景 高い場所が島のように顔を出す 7時5分


風力発電機と市街地の煙 8時4分


川内市街地の建物は全く見えず、わずかに盛り上がる雲は工場の煙のようでした。望遠レンズで見ると河口近くの風力発電機が見えました。

北側の風景 紫尾山方向 7時5分 雲はすぐ消えた


南西方向 芝生広場の桜と雲海 7時29分 湖面のように広がる雲の海


南東側の風景 8時12分 右奥斜面は桜島


撮影中は気付きませんでしたが画面下に見えているのは高圧線でしょう。川内原発からの送電鉄塔があちこちに見えていました。鹿児島市牟礼岡の風力発電機が見えています。

日の出前には鹿の鳴き声が一度聞こえ、8時過ぎには学校のチャイムが流れてきました。日差しとともに雲海が薄くなり、地上の風景が見え始めると期待したのは当て外れでした。

雲海は全体的に少し上がってきたものの、10時前になっても地上部は見えませんでした。ただ一人じっと待つのにも疲れて東側の藺牟田池に向かいました。
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冠岳神社の紅葉が見頃 2017/11/25 (鹿児島)

2017-11-25 21:39:38 | 自然観察
いちき串木野市の冠岳神社周辺の紅葉が見頃になっています。
11月25日(土)あいにくの曇り空でしたが、写真団体のカメラマン、家族連れなどが紅葉を楽しんでいました。(以下の画像は11月25日に撮影)

途中道沿いの柿


郡山から市比野方面に向かい、藤本小学校先を左折して冠岳神社に向かいました。柿が枝先に残っていました。おそらく食べる人も欲しがる子供もいないのでしょう。美しい柿を見ると物悲しくもあります。

イチョウと紅葉


イチョウが色づき楓もだいぶ大きくなっていました。畑にはセイタカアワダチソウも花を添えています。自動販売機の鮮やかな赤色と晩秋の競演です。

名も知らぬ小さな木の実


路側に車を止めると目の前に小さな赤い実がありました。少し歩き回ると様々な発見をして時を忘れてしまいます。

冠岳神社参道 花川橋と紅葉 駐車場には車が一杯 10時46分


11月23日のお祭りのために、お色直しをしたのでしょうか。塗料が肌に貼り付きそうな色鮮やかさでした。

石垣とツワブキ


古い墓石群


色鮮やかな草紅葉


冠岳園横の紅葉 11時38分


色付いた小さな楓


花川上流部の色付き具合 11時1分


雲が厚く暗い空模様で紅葉が輝くことはありませんでした。それでも、赤、黄、緑など美しい色合いで、訪れる人々を喜ばせていました。花川上流部ではこれから色付く木もあり、例年どおり12月初旬までは楽しめそうです。
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冬の訪れ 韓国岳に霧氷 2017/11/19 (鹿児島)

2017-11-20 15:42:28 | 霧島連山
11月19日(日)は北日本を中心に強い寒気が流れ込みました。
初冬の景色を期待して霧島に出かけました。以下の画像は11月19日に撮影したものです。

11月19日朝 NHKの気象情報


今シーズン初めての本格的な冬型気圧配置となりました。

桜島の遠景 10時11分


霧島いわさきホテルの南側、県道1号から桜島方向を見たところです。風はそれほど強くなく雲も少ない状態です。

えびの高原では薄氷 10時45分


水たまりに氷が張り詰めた光景を期待したものの、まだ薄氷でした。手袋をしていたので寒さを感じることはありませんでした。

不動池周辺を散策する人たち


有毒な火山ガス発生のため、硫黄山から不動池周辺道路にはロープが張り巡らされ車の駐停車はできません。不動池付近では白紫池、六観音御池などを巡る人たちを見かけるだけでした。

韓国岳(からくにだけ)北側斜面の霧氷 13時10分 


ススキ原の木々の先には霧氷が見えました。この日は日曜日で多くの登山者が訪れたようで、立入規制範囲外の駐車可能な路側には多くの車が止まっていました。

晩秋と初冬の景色が見られました。山頂は雲に隠れていましたが、午後には雲が消えてすっきりと斜面が見えていました。

硫黄山の噴気


バイクでツーリングの人たちも見かけました。噴気が切れ目なく上がるものの、ジェット音は聞こえませんでした。

韓国岳南西側の斜面 県道1号から撮影 12時33分


右側には下山する人が見えました。斜面の砂礫部分は白くなく、積雪はないようでした。白く見えるのは木々に着いた霧氷です。

えびの高原への道は真冬にはチェーン規制されることも多く、普通タイヤで安全に通行できて霧氷が見られるのはこの時期だけです。程良い冷え込みで道路に積雪がなければ手軽に霧氷が楽しめます。大浪池登山口では周辺路側にも多くの車が止まっていました。

新湯温泉からの高千穂峰


左側の三角に出ているところが山頂です。右側に少し角が出ているのが御鉢火口です。この日は強い風でPM2.5が吹き飛ばされたのか素晴らしい眺望でした。

新燃岳火口からわずかな白煙 14時43分


火口からの噴気がわずかに見えました。南西斜面の噴気は前回11月13日に訪れた時と同程度でした。北西風のため近くからの噴気で頭が痛くなることもありませんでした。

霧島市長選挙ポスター 硫黄谷温泉近くの掲示板


霧島市長選挙はこの日が投票日。新人の中重(なかしげ)氏(40)が4期目を目指す現職の前田氏(70)を563票差で破り初当選しました。

丸尾の滝 橋横の紅葉 15時13分


周辺の木々が少なくなり日差しが強すぎて期待したような風景ではありませんでした。滝には日が当たり滝壺の少し上には虹が出ていました。訪れる車が多く、小さな子供連れの観光客も多くじっくり撮影できる雰囲気ではありません。

この日はレンタカーも多く、鹿児島、宮崎以外の車もかなり見かけました。やはり撮影には天候条件の良い平日が好都合です。

ミヤマコンセール近くの紅葉 16時12分


雲一つない空からの日差しがまぶしいほどに紅葉を輝かせていました。

今年も実が付いていたムラサキシキブ 16時33分


日も傾く中で昨年の記憶をたどり林沿いのムラサキシキブを探し当てました。人の手で管理されていな場所ですが今年も紫の実を少し付けていました。
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がまこう庵 雨の霧島 2017/11/13 (鹿児島)

2017-11-14 16:16:16 | 霧島連山
11月13日(月)鹿児島の天気予報は晴れのち雨。
テレビでは11月11日、中国の「独身の日」のネット取引額が過去最高を更新したと報道していました。(以下の画像は11月13日撮影)

11月13日 日本テレビ、スッキリ 


青空と皇帝ヒマワリ 10時53分


皇帝ダリアに続いて栽培が増えてきました。高さ3~4mにも成長します。皇帝ダリアと同様に一度植えると翌年以降も発芽生育するようです。

霧島新燃岳 13時27分


途中の寄道が長引いて霧島に着いたときには曇り空。気温が下がったためか、新燃岳の南西斜面からは水蒸気が出ていました。音は聞こえず、火口からの水蒸気などは曇り空のためわかりませんでした。

南西斜面の水蒸気


遅い昼食は「がまこう庵」 がまこう膳(手打ち十割そば付)


自然を生かし、自然に生かされて


霧島神宮前の国道223号を宮崎県側に東進、道なりに宮崎県道31号に入り都城方向へ走ると左手カーブの所にお店があります。地元の食材を生かした料理が味わえます。自然食品系が好きな方にはお勧めです。店内薪ストーブの暖かさもうれしかったです。お店のホームページもあります。

所在地 宮崎県都城市吉之元町5186 ◎営業時間 午前10時〜午後5時 ◎定休日 毎週火曜日・第1水曜日(祝日の場合は営業)(お店のページから引用)

霧島神宮 色づき始めた境内の楓


紅葉は一部で色づいていますが、階段横の大木はまだこれからです。

菊花の奉納展示


雨の社殿・本殿 14時56分


時折雨の降る中参拝客が次々と訪れていました。今週末は七五三のお参り、紅葉狩りなどで賑わいそうです。宮崎県境に近い霧島観光の中心として、天孫降臨伝説などで古くから崇敬されています。

参道横の「さざれ石」


国歌君が代に歌われている「さざれ石」です。見るからに成長しそうな石です。

休憩所横の紅葉


バス駐車場はこれまでよりも東側に移され、跡地に休憩所とトイレが新設されていました。これまでの倍近くの真新しい立派な施設です。一般参拝者用の駐車場も従来から5割ほど拡張されています。明確に線引きされ車止めも完備して、いっぺんに二時代ほど更新されたような感じで驚きました。

丸尾の滝 15時57分


すぐ下流の橋の上から


滝のすぐ手前に駐車できる観光に便利な場所です。
丸尾地区にバイパスが完成して一般車両が通過しなくなり、丸尾の滝見物が安全になりました。ここは見通しの悪いカーブで道が狭く、駐車・道路横断に気を遣うところでした。時間的に遅かったこともあり、訪れる人はまばらでした。
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カメラ散歩 城山周辺 2017/11/09 (鹿児島)

2017-11-09 17:55:59 | 日記
11月9日(木)、昨日とは一変して朝から快晴です。
案内をもらっていた写真同人フェニックス写真展を鑑賞し、城山(しろやま)周辺を散策しました。(以下の画像は11月9日に撮影)

今朝のニュース 日本テレビZIP


写真同人フェニックスの写真展 鹿児島市立美術館


20年続いた写真展は今回が最後とのこと。風景、昆虫、与論島の美しい海、花火、男と女の紙芝居風作品など多数拝見しました。カメラの使い勝手や撮影地の話など談笑させていただき、ありがとうございました。

じめさあ(持明院様)の石像 西郷銅像の裏手にある


島津亀寿(持明院)の像とされています。「持明院様」は鹿児島語で「じめさあ」と呼ばれています。「じめさあ」は1年に一回、命日である10月5日に鹿児島市女性職員の手によって化粧直しされます。

化粧はその時々の流行や話題に従っており、テレビや新聞で報道され地元の注目を集めています。器量に優れなかったが、その人柄で人々に慕われた亀寿をしのぶ行事とされています。

おなじみの西郷銅像 上野と違っていかめしい軍服姿


火山灰の集積所


鹿児島市にはゴミ収集所と同様に火山灰の集積所があります。厚手の黄色いビニル袋には「克灰袋」と書かれています。最近は桜島がおとなしく火山灰の量はわずかです。

県立図書館前のイチョウ


季節の変化に乏しい鹿児島市街地で秋に色付く木々はイチョウとハゼくらいです。校外学習か一日遠足でしょうか、子供たちが案内の人と歩いていました。

鶴丸城跡のお堀


御楼門建設工事のため桜などが伐採されて殺風景です。お堀の蓮は枯れ、静かな水面に青空と石垣が写り込んでいます。

城山展望台


鹿児島市を代表する観光地です。城山は標高107m、手軽な散歩や体操の人たちが早朝から集まる場所です。眼前に桜島と市街地、鹿児島湾を一望する景勝地です。中国人観光客も数組見かけました。

観光客が一度は訪れる場所ですが、地元に住んでいると行く機会が少ないものです。天候を見計らって足を運び、桜島の様々な表情をカメラに収めたいものです。

桜島と鹿児島市街地


雨上がりですが、PM2.5の影響で視界が今一つです。11月7日には桜島南岳山頂火口が5年ぶりに爆発しました。これまでの噴火活動は殆どが昭和火口でした。活動の中心が昭和火口から南岳山頂火口に移る兆しかも知れません。

9日は3時頃に出発して湧水町の雲海撮影の予定でした。8日は午前中雨が降り、厚い雲が夜まで残り冷え込みもなかったので予定を中止。

ところが・・・・・9日朝の湧水町付近には濃霧注意報が出ていました。
きれいな雲海が出現したと思われます。雲海は残念でしたが、城山周辺で秋の気配を感じられたのは収穫でした。
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10年ぶり 尾下太鼓踊り 2017/11/05 (鹿児島)

2017-11-06 20:43:01 | 祭り・伝統行事
11月5日(日)、南さつま市金峰町の尾下(おくだり)地区に伝わる太鼓踊りが10年ぶりに復活披露されました。

踊りの一行 10時34分 奥に金峰山が見える


11月3日付の地元紙南日本新聞記事で知り、金峰町の太鼓踊りは初めての撮影でした。開催場所などが判らず数か所を尋ね回り、ようやく10時過ぎに踊り一行に追いつきました。

福田寺(ふくでんじ)での踊り 11時5分


お寺の掲示板


「一大事業に心身をぶち込む」との強い言葉に、ぬるま湯暮らしの我が身が引き締まる思いでした。

多布施(たぶせ)神社前で休憩 11時28分


多布施神社での奉納 11時38分


大浦太鼓踊り、津貫太鼓踊りでは太鼓に軽く触れる程度ですが、ここでは力強く打ち鳴らして踊っていました。小学生中心に踊っていたこと、徒歩での移動のためか、太鼓打ちはスポーツの服装で足元は運動靴でした。2人ずつの鉦と小太鼓は着物姿で動きが多いのも特徴的でした。

11月5日 太鼓踊りの行程(予定)
 10:00 尾下農村研修センター出発 10:15 旧南多布施駅付近
 11:00 福田寺 11:50 多布施神社 12:00~12:50 南方神社 昼食

 13:20 亀ケ城神社 13:40 麓招魂碑 14:00 尾下招魂碑
 14:30 福田寺(15:00 終了)

 9月中旬の予定が台風で延期されたものです。研修センターは福田寺の西側数百メートルに位置しています。センターを出発した一行は西に向かい旧南多布施駅付近から引き返すように東にゆっくりと進んで福田寺に向かいます。研修センター前での踊りはありませんでした。

福田寺は市役所金峰支所の北側国道270号の交差点北西側にあります。多布施神社までは徒歩5分程度、次の南方神社までは徒歩10分程度でした。踊り前後に休憩をはさみながら徒歩でゆっくり移動しますが、9月ならば大汗が流れそうです。

南方神社に向かう一行 11時49分


福田寺と多布施神社近くには広い駐車場がありませんが、南方神社周辺は車を止める場所があり先回りのカメラマンが多数いました。最近の祭りでは踊り子が徒歩で長い区間を移動する風景は少なくなっています。

南方神社境内に到着 12時6分


若い力 12時6分


踊りの一行が二つの鳥居をくぐり境内に進む場面では多くの人がカメラを向けていました。境内に入り軽く踊って昼食のため休憩となりました。

境内では準備が整っており観客、カメラマンにも鶏飯や飲み物がふるまわれ、ありがたく頂きました。お陰様で昔の知り合い、顔見知りのカメラマンなどとゆっくり歓談できてうれしいことでした。

午後も頑張るぞ 12時51分


雲のない青空からの日差しは強く明暗差が大きい 13時9分


南方神社での奉納を終え一行が鳥居をくぐり神社を後にするところで大半のカメラマンは撮影を終えたようです。私は市役所金峰支所に車を置いたので、一行とともに鉦の音に励まされながら亀ケ城神社に向かいました。

亀ケ城神社の石段を上る 13時31分


境内での奉納


14歳から68歳までのメンバーが参加


ここで南さつま市の本坊市長がお見えになり、激励の言葉をかけておられました。木が茂り明暗差が少なくきれいな動画が撮影できました。

次の会場麓招魂碑へ向かう 13時41分


福田寺を出発して反時計回りに歩き、多布施神社、南方神社、亀ケ城神社を経て麓集落に着きました。鎌田知事の生家跡を過ぎ少し南に入り込んだところに石碑が立っていました。

甘柿だと教えられた 13時47分


ここの踊りの始まる前に帰途につきました。南薩養護学校を過ぎ国道270号に出て市役所支所まで歩く途中では空家、空地も目に付きました。撮影機材をリュックに背負い、左肩には重たい三脚を担いでよく歩いた一日でした。

次の撮影機会が9月とすれば、ずっと歩いて随行するのは困難でしょう。踊り子さん、多くのサポーター、関係者の皆様には大変お疲れ様でした。貴重な撮影機会を得てありがたい一日でした。金峰町の皆様方に感謝、感謝です。

<追記>

たぶせ・・・・田布施、多布施、多夫施の表記があるようです。
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警戒範囲縮小 霧島の紅葉は? 2017/11/01 (鹿児島)

2017-11-02 18:33:58 | 霧島連山
火山活動の低下により10月31日に警戒レベルが引き下げられました。
11月1日、霧島連山の交通規制が一部解除され大浪池、韓国岳への登山路が再開。紅葉の様子も気になり早速現地へ出かけました。(以下の画像は11月1日に撮影)

NHK7時のニュース


夜明け前には撮影地に到着するのが常でしたが、最近は無理せずのんびり出発です。猟奇的な事件の報道もあり、各局のワイドショーまで見渡して9時過ぎに出かけました。吉田~溝辺(鹿児島空港)は高速道路を利用、途中の物産館に立ち寄り霧島の新湯交差点に着いたのは10時41分。丸尾付近では街路樹の楓が色づき始めていました。

新燃岳の様子

新湯温泉入口道路から


今回の噴火活動は低下したようで火口から噴煙は出ていません。南西斜面の湯気もわずかでした。ここは道路下から火山性のごく弱い噴気があり少し頭が痛くなりました。

新湯展望台バス停横の地震計


何気なく置かれていました。地震計=精密計器を想像しますが、案外と簡易なもの? 機器管理の都合上、道路横にあるのでしょう。

2011年2月1日 新燃岳からの噴石落下跡地


新湯展望台バス停の南側100mほどの地点です。道路向かいの林に噴石が落下し深さ1.5mほどの窪地が残っています。6年が過ぎ痕跡は不明瞭です。

気象庁の発表資料では新燃岳火口から南西に3.2kmの地点で、噴石は長径70㎝、短径50㎝、当時の落下痕は深さ2m、直径6mとなっています。この時の爆発では強い空気振動によりホテルなどの窓ガラスが多数割れました。

宮崎県小林市側

道路状況 粉のような火山灰が少しだけ貼り付いて残る程度


枯葉が貼り付いたような痕跡


大浪池登山口には車が10台ほど止まっていました。えびの高原までの道沿いの木々は葉が吹きちぎられたものが多く紅葉は期待薄です。

えびの高原から生駒高原側へ下りる県道の通行止めが解除されました。えびの高原は通過して先に生駒高原側へ下りると道路には火山灰が付着していました。桜島島内の火山灰に比べるとごくわずかで、注意して走行すれば雨の日でもスリップすることはなさそうです。

紅葉はまだこれから この木だけは色付いていた


日差しが出るときれい


今年は10月下旬に2週連続で台風が接近しました。新燃岳の火山灰の影響もあり葉が傷んでおり全体的に美しい紅葉は期待薄です。七折滝横の楓は傷んでおらず、まだ色付き前でした。

えびの高原

韓国岳と右手は硫黄山


旧露天風呂近くからの風景です。少量ながらも硫黄山の噴気が絶え間なく風に乗って流れていました。日差しにススキが輝いていますが、ツツジには少し火山灰が付着していました。

火山ガス注意の立看板


日本語、英語、ハングル、中国語の4種表記の看板があちこちに立っています。外個人観光客が危険地帯に立ち入るので注意を呼び掛けているとのこと。

硫黄山周辺、不動池周辺は車での通行(通過)はできますが駐停車禁止となっています。道路近くでも危険な火山ガスが出ているため、硫黄山周辺の歩行は危険と書かれていました。観光シーズンですが命あっての物種、今年は我慢するしかありません。

韓国岳への登山迂回路は規制区域の南側にあり、韓国岳2合目で通常路に合流しています。この日は数組の下山者を見かけました。

枯れ始めている松の木


10月15日に新燃岳からの火山ガス(二酸化硫黄)放出量が一日当たり11,000トン(前回13日1,400トン)に急増、えびの高原では駐車場、売店などが閉鎖されました。

この火山ガスの影響で松の葉が枯れ始めたのでしょう。このような光景を目にするとは意外なことでした。影響は一様ではなく今後回復するのか、さらに枯れ込むのか気がかりです。

帰路は白鳥温泉側へ

下湯公園の紅葉


白鳥神社の駐車場横


白鳥神社横の大楓は色付き前でした。下湯公園内では一本だけ色付いていました。台風による楓の傷みは見られず火山灰も降らなかったようで、11月中旬には例年並みの紅葉が期待できそうです。

えびの市の白鳥神社を16時前に出て広域農道経由で京町温泉に出て一般道を帰りました。交通量は少ないものの下校時間帯で夕日もまぶしくて少し走りにくい状態でした。溝辺から蒲生方面へは坂道で道路が良すぎて、速度超過しやすく交通安全には要注意です。

2時間ほどで帰宅できましたが、高速道路を利用すれば白鳥神社から鹿児島まで1時間少々でしょうか。高速料金は「えびの~吉田」で1,770円(46分)。今日は170kmを走行、疲れました。時は金なりと実感しました。
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花浄土/鹿児島

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