花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

唐芋畝作り 梅雨入り遅れそう 2024/05/29(鹿児島)

2024-05-30 18:10:10 | 野菜作り
5月29日(水)前日は大雨でしたが、大きな被害はなく安堵しました。

5月29日 NHK朝の気象情報 週間天気予報


27~28日の48時間に鹿児島223.5mm、東市来(日置市)220.5mmの大雨。鹿児島市では警戒レベル3の高齢者等避難の情報が出されました。

鹿児島と宮崎に予測された線状降水帯は発生せず、28日昼までに雨は上がりました。

鹿児島の梅雨入りは平年では5月30日ですが、週間予報を見ると雨マークは31日だけ。

10時6分 吹上浜日置海岸 以下の画像は5月29日に撮影


大雨ながらも北側の小川では、浜への流れ込みに大きな変化は見られず、砂地の浸食も少ない状態でした。

梅雨末期の南西強風ならば、高波で川の流れはさらに北側へ曲げられ、砂浜を広く削り取ったことでしょう。

大雨の置き土産 大きな流木


根元から先端部近くまで10mほどもある、かなり腐食した杉の木のようでした。

海は荒れておらず川から流れ込んだとして、根元もある自然木。どこに生えていたのか、どこから流れ着いたのか不思議です。

大きな台風や大潮で海に浮かべば、再びどこかへ漂流していくのでしょう。

15時36分 唐芋(サツマイモ)畝作り 西側区画 ジャガイモの後作地


アナグマ対策の漁網を伸ばして、囲える範囲を決めてから畝作りに着手。

東側の畝だけに肥料を入れる


ジャガイモの後作地に肥料を入れて唐芋を植えて、肥料分が多すぎて失敗した苦い経験があります。

唐芋は栄養分のない土地でも育つ救荒作物で、栄養分が多すぎると蔓だけが茂るツルボケになりやすいものです。

見た目にはぐんぐん蔓が茂りますが、掘ってみるとビックリ。親指の太さの根が1m以上も伸びて、どこにも普通の芋がありません。

畝全体がその状態で、普通の芋は収穫ゼロ。栄養分が多すぎて根だけが太り、養分を貯蔵する一般的な唐芋ができなかったようです。

こちらは東側区画 細かく分けると10の畝


こちらでも念のため、えんどう豆とソラマメを栽培後の3畝には今回肥料を入れませんでした。

成長が悪ければ追肥可能なので、生育の様子を見ることにしました。

マルチシート 厚さ0.02mm、幅95cm、長さ200m 一巻2500円ほど


昭和の頃はマルチシートなどなくて、畝に藁などを被せることもありませんでした。

マルチシートを掛けることで、草取りの手間が殆どなくなり、地温が保たれて初期生育が順調となり、大雨で畝が崩れることもありません。

欠点はコストがかかり、シート掛けが手間で収穫後は不燃ゴミとなること、地温が上がり過ぎて植付後に枯れやすいことです。

隙間から生え出す草もありますが、畝への土上げが不要で酷暑期間の作業が省けて大助かりです。

7月ごろには伸びた蔓を持ち上げ、畝以外の場所に入り込んだ根を剥がす「蔓返し」をします。放置すると畝以外の場所に小さな芋が付き、畝の芋が大きく育たず収穫作業もしにくくなります。

17時54分 風がないので作業しやすい


ブロックや軽石でシートの端を押さえて、中心線が曲がらないよう筒に巻かれたシートをゆっくり引き出していきます。

畝の下に鍬を入れてすくい取った土をシート両側に掛けて押さえます。土の量が少ないと風の強い日にシートが浮いてはがれやすくなります。

シートの終端に30センチ程度余裕を持たせ、シートを張った状態でカミソリを使ってシートを切断。弛んでいると切れにくく作業に手間取ります。

アナグマ除けのネット周辺部では、シートを押さえる土を鍬ですくい取りにくいのが難点。

キュウリを初収穫 タケノコが少々


蔓がだいぶ伸びて一部でキュウリが大きくなっていました。

タケノコは山菜取りの人が多いため、竹藪を探し回っても先に抜かれていて無駄足です。野菜園周辺で目に付いたものを持ち帰りました。

ナスには茶色のカメムシ


暖冬の影響もあり今年は広範囲でカメムシが大量発生と伝えられています。

ナスには例年の3倍以上もカメムシが付いていたので、ふるい落として薬剤を霧状に散布しました。

18時36分 アジサイが花盛り 今日の予定作業は終わり


この時期は野菜園の作業だけでなく、実家の庭先、周辺道路などの藪払いもあり、唐芋畝の仕事が済んだのは夕方でした。

今年は梅雨入りがかなり遅れそうで、無理に唐芋を植え付けても活着が悪そうです。

自家栽培苗の伸びが遅いこともあり、今年は特に市販苗に頼ることになります。

お天道様に従って、来月半ば頃までに植え付けができれば良しとしましょう。

19時14分 甑島に沈む夕日


夕日がきれいだったので浜に出てしばし撮影。29日の日の入りは19時16分、方位は296度(西北西方向)。

しばらくは天気が良さそうなので唐芋植付前に草刈ができたら、花巡りにも余裕が出そうです。
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大雨が心配 線状降水帯発生予測 2024/05/27(鹿児島)

2024-05-27 16:34:43 | 天気の話題
5月27日(月)気象庁は今夜から明日28日にかけて鹿児島県・宮崎県で「線状降水帯」発生が予測されると発表しました。

5月27日15時 雨雲の動き 気象庁


鹿児島では今日未明から雨が強まり、あす昼にかけて予想される雨の量はいずれも多い所で宮崎県で250ミリ、鹿児島県では300ミリとなっています。

今日15時20分までの24時間雨量は内之浦151.0mm、田代145.5mm、指宿123.5mm、鹿児島では87.5mmを観測しています。

5月27日 12時の天気図


前線を伴った低気圧が日本海から近づき、大陸からは別の前線が延びています。台風1号の動きにも注意が必要です。

前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、九州から東海では太平洋を中心に雨の降り方が強まりそうです、

5月27日の台風情報 26日午前9時に発生 台風1号(イーウィニャ)


強い台風第1号は、27日12時にはフィリピンの東の北緯16度00分、東経123度05分にあって、1時間におよそ10キロの速さで東北東へ進んでいます。

中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで中心から半径35キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。

また、中心から半径110キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。(05月27日12時45分 気象庁発表)

台風1号の名前は「イーウィニャ(Ewiniar)」、ミクロネシアが用意した名前で「嵐の神」という意味です。

台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)で各加盟国などの提案した名前が、あらかじめ140用意されていて、発生順につけられます。

5月26日(日) NHK朝の気象情報


台風1号の発生が遅くても、発生数、上陸数が少なくなるとは限らないという話題でした。

昨年の鹿児島は台風の影響が少なくてすみましたが、今年は6月を前に大雨が心配です。

鹿児島では夏場だけでなく10月まで台風の影響を受けます。藪払いなど暴風への対策も必要になりそうです。

今夜は落雷対策として、パソコン、プリンター、電話につながる電源コード、相互につながる通信ケーブルも外す予定です。
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季節の花巡り 洗川と観音ケ池 2024/05/24(鹿児島)

2024-05-25 14:32:52 | 
5月24日(金)日置市東市来町の洗川アジサイ園など巡りました。

10時49分 洗川(あれご)アジサイ園 以下の画像は5月24日に撮影


昨日は一時小雨、今日は雲間から薄日が差して雨滴は殆ど乾いていました。

入場無料ですが平日のため訪れる人は少なめ。休日は人が多いので、じっくり撮影したい人は早朝がおススメです。

西回り高速道路の南側


市来ICを下りてすぐの所にあり、高速道路側の片側に車が並んでいました。





開花ピークに近づいて今が見頃です。様々な種類が植えられていて見飽きません。

今年もきれいな花を見せて頂き、ありがとうございました。

近くの一之宮神社 
アジサイ園から直線距離400mほど


アジサイ園の西側先にある案内板に従い、今日は立ち寄ってみました。

大きな仁王像の脇には、頭部が失われた古い仁王像が残っていてビックリ。

明治初期の廃仏毀釈で壊されたものでしょうか、それに代わる新たなものが昭和時代に建てられたようです。

ナギの自然木 ナギの杜


ナギ=凪(穏やかな海)と解し、海運の安全や受験の合格を祈願する御神木とされています。

境内に植えられたナギの木


葉の形状がだいぶ変わっていて、主脈がなく20~30本の細い葉脈が縦に走っています。葉の繊維が強く、縦方向に引っ張っても裂けないことから、縁結びの木とされています。

案内板には、平成27年に地元の方が60本を境内に植樹したときの新聞記事がありました。

幼い子供たちにも貴重な思い出になったことでしょう。

神社から下の方に降りると、市来ICにつながる数本の大きなカーブを描く道路橋脚に囲まれた感じ。

星空や夕焼けと組み合わせると面白そうな、ちょっとした異世界の風景でした。

寺迫の田の神様 
サツキが咲いて葛の葉が茂る


3号線から観音ケ池市民の森へ向かう坂道の左手、田の神様の右手にミカンが供えられていました。

観音ケ池のスイレン 
アジサイは咲き始め


スイレンの花が多い


鹿児島のスイレンでは、さつま町田原のスイレン池が有名ですが、ここにもスイレンが咲いています。

林に囲まれた小さな庭園池で、平日でもあり訪れる人はいませんでした。一羽のカモが池の縁に首を突っ込んで餌を探し回っていました。

田原のスイレン池ほどに絵画的ではありませんが、静かな環境でゆっくり花を楽しむには良い場所です。
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カメラ散歩 日置市の遠見番山 2024/05/24(鹿児島)

2024-05-24 21:35:47 | 自然観察
5月24日(金)見晴らしの良い、吹上浜ビューポイントに立ち寄りました。

遠見番山(とおみばんざん) 案内板 以下の画像は5月24日に撮影




日置市東市来町湯田にあり、南から西方向に円弧状の吹上浜と東シナ海が一望できます。

公共事業が盛んだった頃に、自然公園として整備されました。国道3号線の消防学校交差点を南側へ、車で3分ほどです。

駐車場とトイレが整備されている


公園の遊具はすでに撤去され、所々にベンチが残る程度です。

地元有志が見晴らしを良くするため、一部で立木伐採作業を進めているとの報道がありました。

駐車場から東側へ登る階段道


急勾配ではありませんが雨の後は滑りやすく、足元が不安な方は無理に上がらない方が良いと思います。

駐車場のすぐ前からも、南側の眺望が確保されています。

山頂部から見る北側 すぐ下の総合運動公園が見える


東側の立木が伐採されると桜島も見えそうです。木製の柵などが一部置かれていたので、今後も整備が続くのかもしれません。

山頂部の大岩


大岩に上がってみましたが、すぐ下に竹林があり見晴らしは今一つ。ケガの心配をしただけで・・・無駄なことでした。

吹上浜は・・・視界不良


条件が良ければ砂浜が円弧状に見え、その先には野間岳もはっきり見えます。

手前の立木がかなり伐採され視界が確保されていましたが、すぐ手前の竹が新芽を伸ばして視界を邪魔し始めていました。

江口浜海浜公園 その左手にある江口蓬莱館はここからは見えない


半農半漁の昭和30年代を知る身にとっては、驚くほどの発展を遂げた地域です。

当時の漁船は川に繋がれ、大きな船はコンクリート斜面に引き上げられていて、このような港は想像もつきませんでした。

地元出身の衆議院議員宇田国栄氏(1903 - 1988)の力が大きく働き、他に先んじて発展したと噂されていました。

江口漁港


先にできたのが左側、その後右側へも拡大されチリメン加工場もできました。

左側が漁協建物


中学校同級生の漁師が海上での漁船事故で亡くなり、30年近くが過ぎました。

元気な頑張り屋で、当時の日置郡日吉町から川辺郡知覧町の薩南工業高校までバイク通学していました。

自分の好きな地質工学分野を勉強したいと、片道1時間半ほどもかけての通学でした。

東京で就職、数年後に父親が病気のため仕事をやめて帰郷、漁師になってからも研究熱心でした。

良い人ほど早死にするとも言われますが・・・良いことばかりでもない男でしたが・・・江口に来ると彼を思い出します。

天候の良い日や、逆に荒れ模様の日など特別な風景が写せそうな場所です。

海浜公園や物産館の江口蓬莱館から少し足を伸ばして、遠見番山からの景色も楽しんでみてください。
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サツキが見頃 小雨の吉野公園 2024/05/23(鹿児島)

2024-05-23 17:07:31 | 
5月23日(木)梅雨を思わせる空模様、吉野公園へ出かけました。

23日朝のフジテレビ めざまし8 


俳優中尾彬さんが5月16日に81歳で死去。幅広い役をこなし絵画でも知られた個性派、おしどり夫婦、ネジネジでも愛された人でした。

寂しさと共に、いわゆる終活が他人ごとではないと身につまされる思いです。

車庫の屋根 昨日の火山灰が少し残る 以下の画像は5月23日に撮影


桜島は昨日夕方に今年18回目の爆発、噴煙は火口縁から3000mの高さまで達し、東風に乗って我が家にも少し飛来。

今日も一時小雨模様ながら、大降りにはならないと判断して吉野公園へ出かけました。

9時15分 吉野公園 鉢植えのハナショウブが並ぶ


海からの北東風が少し強めで、帽子が飛ばされないよう何度も押さえました。

桜島は北岳が少し見えるだけで雲隠れ、10時半頃には一時小雨模様。

サツキが美しい


昨日の噴火の影響はなく少し雨に濡れて良い雰囲気。常連さんのウォーキングも今日は数人だけのようでした。

一部では蕾も残る


早いものでは開花ピークを過ぎていますが、まだ1週間程度は楽しめそうです。

植え替えられた広い花壇


今日も草刈りや草取りなど、広い園内で管理作業が続いていました。悪天候の中、お疲れ様です。

ごく一部で咲き始め イジュ


ツバキ科ヒメツバキ属の一種で、奄美以南の南西諸島に自生しています。

公園に入って右手のトイレ横に大きな木が1本、大芝生広場の南側には10本程度あり、お茶の花のような可愛さです。

花盛りのテイカカズラ


前回よりも花が増えていましたが、雨に濡れて香りは感じられませんでした。

近くにあるブラシノキは花が終わろうとしていました。

展望台からの風景 鹿児島湾(錦江湾)北部 右は桜島北部


ともに鹿児島湾北部の加治木港へ出入りする建設資材運搬船と思われます。

この後、北東風に乗ってやや暗い雲が広がって来て、小雨が降り出しました。

こちらでもサツキ


園内には各種のサツキがあり、こちらは縁取りが薄い赤紫色で中は白い花。

手前はサツマイモ 上の方はジャガイモ


すでにサツマイモ(唐芋)が植え付けてありましたが、ジャガイモの葉がまだ緑色で収穫は少し先のようです。

ここは鹿児島市の高台で、公園展望台の標高は234m、私が植えている日置よりもかなり気温が低めです。

私もあまり遅くならないうちにサツマイモを植え付けたいものです。

アジサイの開花はまだ少ない


すでに咲いているものもありますが、全般にはまだこれからです。

見頃は早くても来週以降と思われ、イジュの花が咲きそろう頃に再訪予定です。
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梅雨が近づく ジャガイモの収穫 2024/05/21(鹿児島) 

2024-05-22 15:45:19 | 野菜作り
5月21日(火)沖縄・奄美地方が梅雨入り、ジャガイモを収穫しました。

21日8時前 NHK朝の気象情報 梅雨の季節


21日は沖縄・奄美地方の梅雨入りが発表されましたが、鹿児島では5月14日から今日まで雨なし。

雨が降る前にジャガイモ収穫を予定していて、今日はぎりぎりで間に合いました。

9時1分 吹上浜日置海岸 遠くに野間岳 以下の画像は5月21日撮影


風が弱く遠くがかすみ、水平線が見えず日本画のような風景でした。

引き潮に向かう時間帯で釣人の動きは少なく、釣れていない感じでした。

生い茂る緑 藪が拡大する季節


新緑が美しかったのも一時、よく見ると電灯線に当たるほど木の枝が伸びていました。

12時29分 鎌で切り落とす 成長が早い分 枝先は柔らかい


一部を切ると他も気になり、とりあえず目に付くところを切り落としました。

比較してもどこを切ったか判らない程度ですが、一輪車でゴミ捨て場へ2往復。

放置するとさらに暑く作業も大変になるので、ごく一部ながらも片付いて幸いでした。

14時44分 夏野菜が伸びていた 周囲にマルチシートを被せる


今年は植付時に雑草対策用マルチシートを設置し忘れていました。

少し草が生えても根元が日陰になって良いかも・・・まるで見当違いに雑草が一杯に伸び手に負えなくなりそう。

まずは小まめに草取り・・・ここで草取り用ねじり鎌の紛失が判明、探すが結局見つからず時間浪費。

次にシートの切り取りが面倒でした。厚さ0.02mmと薄いため、手でひとまとめにしないと鎌では切れません。

再利用シートも被せましたが、支柱も邪魔になりシートを被せる作業に手間取りました。

周囲でも草が伸びて放置できません。地面は乾いて土埃が立ちますが、深さ20センチほどまで鍬を入れ、しぶとい雑草を退治。

15時55分 予定より大きく遅れて ジャガイモを掘る


畝と畝の間が40cmより少し狭く、何度も畝に土寄せして溝部分と畝上部との高低差が大きく、掘起こし作業に手間取りました。

深めに掘り出すように鍬を入れないと、芋を切ってしまいます。

ハート型の芋があった


芋を集める中で一個だけハート型の小さな芋が目につきました。まるで作ったような形ですが、実際にあるものだなと感心。

作業も一段落の中、手前に置いて数枚写しました。

17時14分 整地 この後は唐芋(サツマイモ)予定地


例年種芋3kgを植え付けていますが、今年は例年よりも2割程度減収と感じました。

近くの大きなイチョウから根が伸びて、細い根が一杯広がり肥料分を横取りしたことが原因のようです。

自家用なので特に影響もありませんが、毎年同じように行かないのが野菜作りの興味深いところ。

花が増えている アジサイ


鹿児島県内のアジサイ名所の話題がちらほら出てくる季節です。

このアジサイはコメリで買ったもので、挿し木で増やしたら他のものよりもはるかに優勢で目立っています。

17時41分 薄雲が広がる


海に沈む夕日がきれいな時期ですが、日没は19時11分。まだ1時間以上もあります。

21日の最高気温は日置市東市来で29.0℃、鹿児島市では27.7℃、時々雲が広がり真夏の暑さを思えばまだ大丈夫。

鹿児島の梅雨入りは平年では5月30日頃。ジャガイモの収穫が終わり一段落、6月中旬頃までには唐芋を植えたいものです。
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あれもこれも 野菜園の作業 2024/05/17(鹿児島)

2024-05-18 17:19:12 | 野菜作り
5月17日(金)前日の強風が収まり、日置へ出かけました。

8時51分 吹上浜日置海岸 以下の画像は5月17日に撮影


16日は鹿児島県内各地で強風が吹き荒れ、最大瞬間風速は鹿児島で22.9m/s、東市来で18.2m/sでした。

砂山に立てられた目印の赤いウキと漁の標識が外れていました。

強風が残した砂模様 16日は雨なし


今朝は風も波も穏やかですが釣人の姿はなく、風が作った砂模様がくっきりと出ていました。

咲きそろった道沿いのユリ


昔からの田舎道に逞しく残り今が花盛りです。落葉は予想より少なめでしたが掃除に着手。

また伸び出した竹 画像中ほど 鉛筆の倍ほどの太さ


地下50cmほどの所に長い地下茎があり、この時期は次々にタケノコが伸び出してきます。

細すぎると食用部分がわずかで、太すぎると食味が大味で固め、40センチ以上に伸びたものも食用部は先端にわずか。

探し出した時点で小さすぎず、大きすぎず、伸びすぎず・・・荒れた竹藪内を探し回っても適度なサイズは少ないものです。

この程度だと食用になる 鮮度が命の大名竹


藪払いや竹材伐り出しで目にしたもののうち、2~3割程度です。

竹藪内では倒れ込んだ竹や切り株でケガの危険性もあり、山菜取りに来る人もいて数は少ないものです。

ジャガイモの葉が枯れていた


3月1日に植え付け、5月5日に風除けネットを張り、8日には虫食い防除薬剤を散布、今日は殆どの葉が枯れていました。

風除けネットを取り外し、東側の唐芋(サツマイモ)栽培区域に移しました。

2株を掘ってみると


大きな芋はありませんが、手頃なサイズで大小取り混ぜ22個。まずまずの出来、晴天続きの後に収穫することにしました。

アバシゴーヤ(接木苗) 何か変です


葉の形が違う蔓は、接木苗の台木であるカボチャから伸び出したものです。

放置すると台木部分の生育が優勢になり、接木したアバシゴーヤの生育が進みません。

茎を間違えないよう慎重に、カボチャの茎を切り取りました。

ソラマメを撤去 昨年11月27日に種蒔き


種蒔きから半年ほどが過ぎ、唐芋植付時期(5月中旬~6月下旬)になったのでソラマメを撤去しました。

サヤは一杯残っていたが 栽培が難しい


出来は今一つで、豆が成長しなかったもの、すでにサヤの中で豆が変色したものなどが多いようでした。

引き抜くと畝は大きいのに根が少なく、初期生育が悪かったのか追肥時期が遅れたのでしょう。

17時13分 唐芋の仮畝畝を設置 ネットで囲う 東側区画に延28m程度


昨年と同様に東西方向に畝を作りました。残っていた鶏糞肥料7kg程度を散布後に畝立てをしました。

今年も畝幅、畝の間隔ともに40cm、獣害防止のネット設置と畝立作業、どちらを先にするか迷いました。

畝を先に作って防護ネットの長さが足りなければ二度手間になりそうで、ネットを仮設置後に畝作りの範囲を決めました。

防護ネットの長さに少し余裕があり畝を伸ばすことも可能ですが、ぎりぎりだと管理作業がしにくくなります。

小菊の挿し木


野菜園の周囲に残る小菊のうち2種類を挿し木しました。

20年以上も前のこと、父母が墓参りや仏壇用に買ったものを挿し木したものだと思います。

小菊は生命力が強く、暑さ寒さ、虫の被害、草刈りなどにも負けずに生き残ってきました。

上の方にバラが生い茂り日照不足となっていたものと、草刈で数が少なくなった2種類です。

時期的には少し遅いですが、発根させると勢い良く茂りきれいな花が復活します。

あれこれと作業の多い一日でしたが、唐芋の植え付け時期でもありここは頑張りどころです。

<ネットの張り方>
ネットをどのように括り付けているか、画像を追加して説明します。

ネットを軽く引き寄せ たるみを作り ハウスバンドで竹の棒と括る


ネットの網目が小さいので釣り糸程度しか通せません。網目を少し切って拡げるとロープで括れますが、破れが広がる恐れがあり、再利用にも支障が出ます。

ネットを引き寄せることで適度な張りが保たれます。画像ではわかりにくいですが、ネットの上中下3か所に横方向へ長い黒紐が貼り付けてあり、ネットの平面性が保たれています。

課題はネット末端の扱い 入り口部分はネット下端をブロックで押さえる


余ったネットを巻き付けた太めのパイプは竹の棒と軽く結んであり、これを手前に動かして出入りします。

ネットは上下幅に余裕があり、弛んだ下の方に土をかぶせると片手では動きません。雑草が生えると簡単に動かないほどになります。

イノシシ対策には強度不足ですが、出没するのは猫より一回り大きめなアナグマのようで、昨年は防護ネットを破られ、引っ張られたような形跡はありませんでした。
コメント (4)
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高千穂峰の北側 矢岳の沢 2024/05/14(鹿児島)

2024-05-15 18:58:54 | 霧島連山
5月14日(火)久しぶりの鹿ケ原からさらに東へ歩きました。

11時13分 鹿ケ原の東端 背景は中岳 以下の画像は5月14日に撮影


ここから東に向かうと、高千穂峰(1574m)を時々右手に見ながら宮崎県高原町の皇子原公園(335m)側に通じています。

鹿ケ原(標高1021m)は瀬田尾越とも言われる地域で、昭和の頃には道路計画があったそうです。

歩いてしばらくは南側にツツジが多い


花好きの人にはうれしい風景があちこち気になって、なかなか先に進めないほど。

この辺りは裏霧島と言われる登山者の少ない地域ですが、ミカエリソウの咲く9~10月は多くの人が訪れます。

花や自然の景観が好きな人にはうれしいところで、矢岳山頂や尾根筋からの風景はきれいです。

その一方で林の中は似たような景色で周囲の山が見えず、退屈だと思われるのでおススメしません。

枯木が目立つ 高千穂峰(左) 右は御鉢(火山)


2011年の新燃岳(1421m)噴火では北西の季節風が多く、風下側のこの辺りは高温の火山礫の影響で多くの高い木が焼けて枯死しています。

徐々に倒れているようですが、想像したよりもまだ多くの枯木が残っていました。

高千穂峰(1574m)の御鉢(1408m)北側の縁を歩く登山者


天気が良いので、登山者の姿がごく小さく見えていました。

東側から見たY字分岐 右側は新燃岳東側山麓に向かう


鹿児島県の高千穂河原から向かうと逆Y字、この辺りまで歩く人は平日では数人程度ではないでしょうか。

今日はその珍しい登山者と出会い、お互いに少しビックリ。今日は竜王岳(1175m)から矢岳(1132m)へ登り、高千穂河原に帰るとのこと。

あちこちの山を巡っている方で、高齢な方でしたがお元気なことに驚きました。

野鳥撮影かと思ったが花撮影の人でホッとした・・・野鳥撮影だと邪魔になったのではと気遣ってくださいました。

しばし山歩きでの花撮影や、新燃岳噴火のことなど話し込んでしまいました。

所々に大きなツツジがある


一般的なミヤマキリシマとは違う大きさと樹形で、山ツツジのようなものかもしれません。

ようやく沢に到着


あちこちでツツジに引き留められて13時過ぎに予定地到着。北側の斜面を登り矢岳山頂を目指したいところですが、体力が続かず今日はここまで。

軽い昼食も早々に沢を上流部へ歩きました。大淀川の上流部の高崎川のさらに上流部、矢岳川です。

普段は枯れ川ですが、12日は雨、13日は曇り、今日は少し水が流れていました。

沢沿いにも大きなツツジがある


川沿いの斜面を注意しながら少し登って撮影。かつては山手側の上から写していたツツジを今日は川の方から撮影です。

少し遡るとごく小さな滝があった


この辺りだけ岩が固いのか小さな滝になっていました。3段で高さ10mほど、普通の道沿いであれば名前が付きそうな滝です。

新緑を写す水面


これまでこの辺りを訪れたのは晴天の時だけで、水面の美しさを楽しめました。

このツツジも大きかった


天気が良すぎて木間からの日差しも強烈で、見た目ほどきれいに写せませんでした。

渓流沿いの崩落地


自然のままに崩落していますが、前回訪れた時とあまり様子は変わっていない感じです。

崩れることで河川に土砂を供給していますが、水害を引き起こす要因でもあります。

全く場所は違いますが、吹上浜に流れ込む川は護岸整備とシラス崖などの防災対策が進み、土砂供給減少で砂浜が次第に狭くなっているようです。

14時45分 午後の日差しに輝くツツジの花


帰り道もあちこちの花に引き留められて、なかなか高千穂河原に近づきません。

15時21分 矢岳川上流部


Y字分岐を新燃岳の東側山麓方向に歩いて沢に立ち寄りましたが、全く水が流れていませんでした。

この途中で今日2人目の登山者に出会いました。午前中の高千穂登山に続いて、竜王・矢岳を目指しているが誰も通らない登山道は怖いと言うのです。

京都から来たという女性で山の見晴らしが良いところを歩きたいそうです。高千穂河原(970m)に戻り中岳(1350m)手前のツツジ散策路を楽しまれるようおススメしました。

明日は韓国岳(1700m)に登山予定とのこと。お元気で何より、初夏の霧島を存分に楽しんでください。

私もこの沢で引き返し、足早に歩く登山者を見送り、帰り道でもゆっくりとツツジの花景色を写しました。

久しぶりの山歩きと言っても殆ど平坦地ですが、休むのを惜しんで歩き回りました。

帰宅するとキャップをした空のペットボトルが凹んでいて、霧島から平地に帰ったことを実感。かなり疲れました。
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鹿ケ原 6年ぶり霧島のツツジ 2024/05/14(鹿児島)

2024-05-15 15:09:30 | 霧島連山
5月14日(火)ミヤマキリシマの季節としては久しぶりでした。

10時2分 高千穂河原駐車場 以下の画像は5月14日に撮影


平日ですがツツジの開花期で車は多め、南側駐車場に8割ほど車が入り、北側駐車場は閉鎖されていました。

駐車場入口は発券方式で車は24時間以内500円、帰りに券を入れると利用時間に応じた料金が表示される機械清算方式でした。

駐車場脇のツツジ


2018年5月に訪れて以来のことで、美しいミヤマキリシマに迎えられうれしいことでした。

新燃岳に続く硫黄山噴火があり、コロナ禍により行動が制限され、霧島へは次第に足が遠のいていました。

前回2018年に訪れ、お鉢斜面の岩場まで上がった時のブログはこちらです。

この時は新燃岳活動警戒で、鹿ケ原への道は閉鎖されていました。

高千穂河原ビジターセンター 屋内展示


霧島の自然や歴史などが判りやすく展示されています。

展示資料として提供した新燃岳の夜間噴火画像が、どのように使われているのか探してみました。

高千穂パノラマストーリー


火山活動の資料として使われていました 左側の画像


2011年1月27日未明に新湯温泉入り口で撮影したものです。少しでも参考になっているとしたらうれしいことです。

撮影当時を振り返ったブログはこちらです。

10時48分 霧島神宮古宮址


雲一つない青空 背景は高千穂峰の御鉢です。神宮神職さんの研修でしょうか、若い方が話をされていました。

鹿ケ原 南側入口 高千穂河原方向へ帰る人


駐車場からゆっくり歩いて15分程度。道が整備され、勾配が緩やかで高齢者の方も多く見かけます。

全体としては2分咲程度


暖冬のため開花が早いと予想しましたが、花は少なく少しガッカリ。

ある時期に一斉に開花が進むのか、少しずつ咲くだけで全体としてはさえないままシーズンを終えるのか判りません。

だいぶ変わったのか 変わりは少ないのか


記憶の範囲内だけでは、大きく風景が様変わりしている感じはありませんでした。

人の記憶する時間(日数)は、自然の中での長いサイクルに比べるとはるかに些細なことです。

ここから東側に進んだ所では、新燃岳噴火による火山礫の被害を受けてかなり枯れた木が目立っていましたが、まだ倒れるまでには至っていませんでした。

11時12分 南側には多くのツツジが咲いていた


高千穂峰側には緩やかな上り斜面が続いており、あちこちにツツジの美しい花景色がありました。

この後は東側に進み、あまり人が行かない矢岳の南側に流れる沢を目指しました。
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心地良い南風 初夏の吉野公園 2024/05/11(鹿児島)

2024-05-12 16:12:59 | 
5月11日(土)イジュの花を期待して吉野公園へ出かけました。

11日朝 フジテレビ めざましどようび


15歳~49歳の男女300人アンケートで、今週話題となったニュースです。

次第に全貌が見えてきた宝島殺人事件、騙した女が騙された男に殺された事件、懲りないひょっこり男の迷惑自転車。

どこのテレビも同じような話題が続きましたが、1年後には半ば忘れてしまうような出来事です。

9時13分 吉野公園 咲き始めのサツキ 以下の画像は5月12日撮影


春を彩った桜、ツツジが終わったこの時期は、アジサイが咲き始めるまで花が少なめです。

緑が濃くなった なごみの庭


南寄りの風で小さな雲がゆっくりと流れるなか、庭園の草刈作業が続いていました。

遠くに見えたのは八重山系の風力発電機 九州おひさま発電(株)


北西方向に直線でおよそ20km、日置市北部の東市来町養母にある風力発電機が見えました。

吹上浜沖合にも風力発電計画があり、実現すると白砂青松の風景が一変することでしょう。

明日は雨予報 南東側にある桜島 出ているのは水蒸気?


5月5日に今年15回目の爆発がありましたが、活動が活発な頃を経験する身には極めて穏やかな日々です。

展望台でしばらく観察しましたが、風向は主に南のようで火山灰は飛んできませんでした。

10時25分 土曜日の遠足


元気な声で広い芝生の上を動き回っていたのは、鹿児島市内の私立中学生のようでした。

離れたところから走ってきた2人の生徒さんが明るい声で挨拶をしてくれて、こちらもこんにちは・・・気持ちの良いことでした。

植え替え準備が進む 広い花壇


日中は暑い中での作業、お疲れ様です。どんな花が植えられるのか、楽しみなことです。

バラの花があちこちに咲く おごじょ(娘さん)の庭


広い公園の中、ここにはバラなど多くの花が咲いていて必ず立ち寄る場所です。

遠足は休憩~昼食時間帯か 左はニオイバンマツリ


少し早目に昼食時間が始まったようで、木陰に数人ずつ集まり弁当を広げていました。

今が見頃のブラシノキ


ブラシそのものの不思議な形の花です。すでに花が終わった部分もあれば、まだ蕾もあり10日ほどは楽しめそうでした。

イジュ 開花は見られず


イジュは公園に入ってすぐ右手のトイレ横に大きな木があり、噴水広場の北東側に10本ほどあります。

沖縄、奄美諸島に自生するヒメツバキの仲間で白い小さな花を一杯咲かせます。

早咲きの花がないか探しましたが、まだ咲いておらず次回の楽しみです。

11時17分 訪れる人はぼつぼつ


ウォーキングの常連さん、ランニングに励む人もいましたが桜の時期よりは少なめ。

風がありゆっくり歩く分には大汗にはならず、公園前にはキッチンカーの出店が2台。

ごく一部で咲いていたアジサイ


アジサイは殆どがまだ小さな蕾で、どんな色合いの花なのか見当もつきません。咲き始めるのは5月下旬でしょうか。

自宅庭先のバラ サラバンド


いつも目の前にありながら、写すこともないうちにピークを過ぎていました。

ノウゼンカズラ


庭の西側には例年よりも早くノウゼンカズラの枝が伸び、ごく小さな花芽が見えています。

季節ごとの花をまだ早いかなと思いながら・・・何度か花巡りを楽しむ・・・年を重ねた身にはありがたいことです。
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花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。