花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

桜が満開 充実の一日 2018/03/27 (鹿児島)

2018-03-28 17:23:40 | 日記
3月27日(火)、桜を楽しみ農作業に汗を流す一日でした。

いつもの道沿いの海棠桜 以下の画像は3月27日に撮影


日置に向かう道沿いに一本だけ海棠桜があります。高さ1m程度の小さな木ですが花が美しいので毎年撮影しています。海棠桜は成長が遅く公園でもあまり見かけませんが、八重咲に近く色濃い花が目立ちます。

日置市日吉町毘沙門(びしゃもん)の桜


災害記念碑


西側の水田から見上げる


27日に初めて訪れました。ここでは平成5年に大規模地滑りが発生、家屋が倒壊し2名が亡くなっています。防災工事が終わった平成7年に公園化されています。珍しく同級生のD君と出会い何枚か写真を写しました。惨劇を全く感じさせない見事な桜は上の方では散り始めていました。

水田の横に小川が流れすぐ横に市道が通じています。桜は道路近くと山の中腹に多く植栽され休憩所もあります。公園北側に矢筈岳登山口がありました。見晴らしは悪いものの水田の蓮華草がきれいでした。

昼食後に草刈作業


花見で予定が遅れ昼食後に作業を始めました。機械は新しくエンジンは快調ですが先端部で回転するカッター部分に不調が発生し悩まされました。

草刈機とは言っても金属の回転刃は使わず、ナイロンコードを高速回転させて草を切っています。金属刃よりも安全性が高く小さな草も地表部で刈ることができます。石や木に当たっても大きくリバウンドすることはありません。

難点は高速回転のためエンジン音が大きく、砂粒や小石が服や顔に跳ねること。顔面の防護用に養蜂農家が使うようなネットをかぶり、その上に幅広の透明防護板も付けます。夏場は息苦しく汗まみれで大変ですが、これを付けないと眼鏡はすぐに傷付きますので必需品です。

この日はコードが出過ぎて巻付き、草が切れないトラブルが発生。何度かコードを巻きなおして調整するうちに肝心な内部バネが無くなっていることに気付きました。古いカッターからバネを取り出して代用、どうにか作業を終わらせました。

畑の花桃


梅の実が目立ち始める 親指の爪程度


茎が少し伸びた おたふく豆


花盛りのえんどう豆


最近雨が降っていないので水を掛けました。実が付いて充実するこの時期には水が必要とのこと。次回は様子を見て追肥も予定しています。

浜には釣り人が


刈った草を熊手や箒で片づけてから浜に出ました。釣人に聞くと時々大物のブリが上がるとのこと。この日は弱い北西風があり彼らはボウズ。M君は60センチのヒラメを、近所の人はブリを釣ったそうです。宝くじと一緒で何度も通い竿を振らないと獲物には恵まれません。

ジャガイモの芽かき


草刈で疲れましたがまだ夕日というほどでもなく、頑張ってジャガイモの芽かきをしました。多いものでは新芽が6本ほども伸びだしていたので今年は2本に整理しました。昨年は3本にしたところ小芋が多かったためです。

一割程度は発芽が遅れていますが追肥と土寄せもしたので順調に生育してくれることでしょう。ジャガイモはあまり手がかからず育てやすい野菜で収穫が楽しみです。

植えてから収穫まで100日と言われています。2月26日に植えたので収穫は6月上旬になりそうです。
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谷山から平川へ墓参り 2018/03/26 (鹿児島)

2018-03-28 15:39:18 | 日記
3月26日(月)は鹿児島市南部の谷山から平川へ墓参りに出かけました。
九州道から先の有料道路でもETC装置が使えるようになっています。無料化の期待もありましたが、道路の維持管理上は難しいところでしょう。現金支払いで朝夕は特に混雑していたので利便性が向上し助かります。

鹿児島市和田の妙行寺のモクレン 以下の画像は3月26日に撮影


同じく芝桜


敷地内には幼稚園が設置され、運動場で遊び回る子供たちの元気な姿がありました。境内には小さな花木などが多数植えられ管理が行き届いていました。

平川にある最福寺錦江公園墓地の桜


背後は最福寺の大仏殿です。墓地内の道路沿いには多くの桜があり満開となっていました。平日のため墓参りの人を数組見かけた程度でした。

野球選手や芸能人などが修行するお寺としても有名です。この日はPM2.5の大気汚染がひどくて桜島はかすかに輪郭が判る程度でした。

こちらはお地蔵さん


石楠花と楓の新芽


花盛りの石楠花


馬酔木


谷山地区の農業試験場跡地


広大な跡地には学校の他、しまむら、ダイソーなどの量販店、農協系スーパーが集まっています。南側には公園もあり春休みの子供たちが元気に遊び回っていました。

公園の桜は5分咲き程度


農家レストラン 「たわわ」で遅い昼食


梅ケ淵波切不動堂 石仏の波切不動明王像と観世音菩薩像


山吹


波切不動堂は高速道路を鹿児島北インターで下りて西側すぐ近くです。周辺では団地開発の構想がありましたが計画は中断しているようです。

美しい自然が残る場所、山野を乱暴に切り開く宅地開発などしてはなりません。上流部の梅ケ淵観音ほどは知られておらず、心静かに仏様と自然に触れあえるところです。

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唐芋と紫山芋 苗床作業 2018/03/23 (鹿児島)

2018-03-24 16:39:35 | 野菜作り
3月23日(金)、唐芋(サツマイモ)と紫山芋の苗床を設置しました。
野菜畑は海岸に近く少し風が出て肌寒さも感じました。

コウボウムギの穂が出ています 以下の画像は3月23日撮影


畑の梅に小さな実が付く


花桃が花盛り


えんどう豆とおたふく豆


雨と気温上昇により追肥と土寄せの効果が出て生育は順調です。今シーズンはえんどう豆などへの野鳥食害はありませんでした。

<唐芋(サツマイモ)の苗床>
発芽位置を確認して芋を品種別に配列


なると金時 Aコープで買い求める


収穫せずに畝に残しておいた紅系統の唐芋が寒さで腐り全滅しました。紅系統は室内保存していなかったので、今年は安納芋、なると金時、黄金千貫の3種類だけを栽培する予定です。

買い求めたなると金時は先端部が切り落とされているため発芽が遅れます。無理に早植えせず、苗をしっかり育てる予定です。

ビニルシートをかぶせて苗床設置が完了


種芋には水を掛けず、苗床全体をビニルシートで覆い温室にします。2週間ほどで発芽したら温室内が高温にならないようビニルを部分的に開けて風を通します。今年は試験的に苗床表面にビニル袋を置きました。

<紫山芋の苗床>
浜で表面の青カビをこすり落とす


2月26日に買い求めた紫山芋を3月14日に切り分けて2日ほど日光に当て、室内で保管していました。気温が上がり雨の日もあったせいか、半分ほどの芋に青カビが付いていました。

やはり消毒処理が必要だったと悔やんでも後の祭り。捨ててしまえば無駄になるだけです。そこで浜に持って行き、海水と砂を付けてカビた面を軽石でこすり落としました。

紫山芋は昨年種芋を2個もらい畑に埋め込んだだけで栽培経験がありません。忘れた頃に発芽し、何も手入れせず地上部が枯れ果てた2月9日に掘ると塊状の山芋ができていました。

魚箱に並べる


直接畑に植え込んでも良いのですが発芽するか不明です。砂山の浜砂も一輪車で運び上げて利用しました。プラスティックの魚箱を育苗箱にして、青カビのなかった芋は、底から浜砂、種芋、日向軽石細粒、浜砂の順にしました。青カビを洗い落とした芋は別の魚箱に入れて、底から畑土、浜砂、種芋、浜砂の順とし、両方とも水を掛けました。

自然薯の事業規模栽培では一か月ほどで発芽し、発芽順に光に慣らしてから植え付けるようです。紫山芋は南方系の強健な芋と聞いています。

高温多湿で土中細菌や虫なども多い環境にも適合しているのでしょうか。それならば塩水と砂で青カビごと表面をこすり落とした程度では、何事もなかったように新芽を伸ばすかもしれません。海水、浜砂が発芽に影響するのか、山芋の発芽力が勝るのか興味深いところです。

畑を耕す


唐芋の蔓、竹などを燃やした灰を畑に撒いて軽く耕しました。まだ3月なので少し汗ばむ程度で、小一時間ほどの作業を終えました。唐芋を植付けるまでは雑草が伸びるたびに3回程度耕しています。

ジャガイモの発芽


2月26日に植え付けて9割以上発芽しています。早いものでは15センチほどあり、次回は新芽を2~3本に整理し追肥、土寄せの予定です。畦道の雑草も目立ってきたので先手を打って草刈機も動かしたいところです。久しぶりに鍬を握り頑張ったのでかなり疲れました。
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姶良市の桜名所に立ち寄る 2018/03/22 (鹿児島)

2018-03-24 14:40:18 | 
3月22日(木)、前日の雨が上がり小学校では卒業式が行われました。
所用を済ませて姶良市の桜名所、住吉池と蒲生城跡に立ち寄りました。

住吉池と桜島(右側遠方の山) 以下の画像は3月22日撮影


住吉池は農業用水源地でキャンプ場もありますが、実は火山跡地です。気象庁のホームページから一部を引用して紹介します。

米丸・住吉池[よねまる・すみよしいけ]
 米丸・住吉池は、鹿児島県の中央部、鹿児島湾北岸に広がる平野の縁に位置する。米丸・住吉池は、ほぼ東西に並んだ2つのマール(米丸マール、住吉池マール)で 構成されている。(マール・・・マグマ水蒸気爆発による火山地形のひとつ)

米丸マールは直径約1kmの円形の凹地で沖積層によって埋積されており、住吉池マールは直径約500 mで水深約30 mの池となっている。

過去1万年間の噴火活動
 2つのマールは、住吉池マール、米丸マールの順に、約8,000年前に噴火したと推定される。両マールの間に位置する青敷(あおじき)火山の活動年代は、 約10万年前と考えられる。記録に残る火山活動はない。(引用終わり)

遅咲きの山桜 湖岸の山桜はすでに葉桜


ソメイヨシノが満開


寒の戻りで雲が多く時々薄日が差す程度でした。キャンプ場周辺では草刈作業が続いていました。高校卒業生らしき数人組が遊びに来ていました。蒲生町へ移動する途中で大根の花、花桃を見かけました。

大根の花 林からわずかに光が届き白い花が浮き立つ


花桃 屋根には桃の種が幾重にも積もっていました


蒲生城跡の桜


旧蒲生町南部の小高い山の上です。蒲生八幡神社の大楠ほどには知られていませんが、北東から南西方向の展望が開けた場所に桜があります。観光客が大勢集まるような場所ではなく、じっくりと桜を楽しめる穴場的なところです。

霧島連山を望む


霧島連山の山頂部は雲に隠れ、新燃岳からかすかに白煙が出ているのが判りました。大規模な噴火が心配されましたが、新たなマグマの供給はなく活動は次第に収まっていくようです。

西日が差し込む


南西側の風景


幹から咲き出た桜


ヤブツバキが美しい


日差しが雲に隠れる時間帯が長く、冷たい風の中歩き回りタイミングを待ちました。雲が次々と押し寄せ、粘っても夕焼けは期待できそうになく17時半頃に撮影を切り上げました。
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春の雨 木の芽起こし 2018/03/19 (鹿児島)

2018-03-20 11:29:29 | 
3月19日(月)は朝から雨が降り続きました。
所用のため日置の実家に行き周辺の花などを撮影。墓参りとお寺参りの後、桜の名所いちき串木野市の観音ケ池公園にも立ち寄りました。

3月19日の天気図 tenki.jpから引用


朝から降り出して日中は雨が続きました。風は弱いものの雨雲が厚く少し暗めの一日でした。19日、鹿児島市の最低気温は16.4度、最高気温は19.3度、雨量は19ミリで桜の開花が進んでいます。

雨の吹上浜 遠い南側に釣り人が3人 以下の画像は3月19日に撮影


海岸近くの木に若葉


鮮やかな新芽 野生の美しさ


ナルトサワギク 沿岸部で繁殖が進む外来植物


畑のえんどう豆とおたふく豆


先日の追肥効果が出たのか生育は順調で花が増えてきました。サツマイモの苗床作業も迫っていますが、雨のため今日の農作業はお休みです。

殆ど散った山桜


ショウキスイセンと山桜の花びら


木瓜も半分ほど散る


墓地横の畑に菜の花が花盛り


お寺境内の利休梅


観音ケ池公園 雨の中公園内の草刈と電灯設置作業が続く


咲き始めの桜 車内から桜を眺める人が時々訪れる程度


看板には4月1日桜まつりとありますが、その頃には葉桜になりそうなほど開花が進んでいます。ソメイヨシノが3~4分咲でした。園内の杉や雑木が伐採されて見晴らしが確保されています。

山桜の老木は衰退傾向ですが、桜の若木が計画的に植樹されていて将来性のある公園です。所々に花見予約札が掛かっていました。夜中から泊まり込むような場所取りの要らない、ゆったりと花見を楽しめる公園です。

楓の新芽 


内之田池公園のハクモクレンと桜


雨の日は普段と違ってみずみずしい植物の姿があります。雨の中での撮影は傘を差していても、カメラが濡れてしまいます。服も足元も濡れて撮影には悪条件ですが、生命力にあふれた花たちを写していると時の経つのを忘れます。
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桜咲く 花野南方神社三月祭 2018/03/18 (鹿児島)

2018-03-18 19:13:23 | 祭り・伝統行事
3月18日(日)、鹿児島市北西部の花野南方(けのみなみかた)神社で三月祭が開催されました。自宅から近く、正月には鬼火焚きもあります。

鹿児島では昨日ソメイヨシノが開花 NHK朝のニュース 天気の話題


昨年鹿児島ではソメイヨシノの開花が遅れ、4月5日でした。平年と比べると今年2月上旬までは寒く、その後は気温が高めです。寒さでしっかりと蕾が目覚め、その後気温上昇で開花が早まったとのこと。

花野川の桜とシラス崖


自宅から歩いていきました。シラス崖を削るように花野川が流れています。ここでもソメイヨシノが咲き、崖の上には山桜も咲いていました。画面外左手には水田が広がっています。

祭りの案内 昔ながらの掲示板と手書文字に心が和む


太鼓の演奏 「鼓工房 粋」の皆さん


観客を呼び集める力強い太鼓の演奏が披露されました。小気味いいリズムと腹に響く太鼓の力強さが祭り気分を盛り上げていました。

棒踊りの若者たち


手に持つ小道具


先頭は小学生でしょうか、観客に励まされながら元気良く踊りました。女性を含めて中学生や若者まで20数名が参加していました。棒踊りは何種類かあるようで、一部は一眼レフカメラで動画撮影をしました。

踊りの列が長くてピント位置が悪くて全体に緩いピンボケ動画になっていました。一眼レフではピント調整が円滑でなく、カメラを雲台に据えていますが左右の動きがぎこちない状態でした。被写体をズームアップすると映像がカクカクして今一つです。

本来は静止画を写す目的作られている一眼レフカメラでは、動画記録はおまけ程度と考えた方が良いです。雲台もカメラをしっかり固定する目的に作られているのでビデオ用雲台のようなスムーズな動きは期待できません。今後経験を重ねたいと思います。

一般的な祭りではマイク、スピーカーなどの音響設備が良くありません。大音量で音が割れたりマイク同士で干渉したりします。外付けのマイクを利用しても、祭りの雰囲気を記録する程度と考えた方が良いようです。

走る子供


左手は観客用の椅子席、右手は来賓などの席です。社殿側から撮影しました。県議会、市議会の議員さん、自治会の会長さん、小学校の校長先生、国政に意欲を示す方などがお見えでした。

次の披露までしばし休憩


棒踊りは最初の方で披露され、その後は民謡舞踊、フラダンスなどが続きました。プログラムによると、演目最後にも棒踊りがありました。15時半からの予定でしたが雨がぱらつき、所用もあったので早めに撮影を切り上げました。

道沿いで見かけたムラサキハナナ(紫花菜)


社殿前の菜の花


プランターに植えられた菜の花ですが、社殿壁との組み合わせが目を引きました。

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吹上浜にヒラマサ 春は駆け足 2018/03/14 (鹿児島)

2018-03-16 18:15:27 | 吹上浜
3月15日(木)、今日は何かの日だったけど・・・?
所得税確定申告期限でした。のんびり暮らしでは曜日もあいまいになり、一番の関心事は空模様。毎朝の週間天気予報で畑作業、撮影日程などを考えています。

3月15日 朝の桜島 NHKニュースから


桜島の噴煙は霧島市福山町方向に流れています。新燃岳は火口から溶岩が僅かにあふれ出たものの、新たなマグマ供給がなく活動は沈静化に向かっています。

3月15日 吹上浜日置海岸 10時45分


この日は南風が吹いて曇り空でした。砂山ではコウボウムギの新芽が伸びだし緑色が戻ってきました。少し離れた南側に2人の人影がありました。以下の画像は天気図を除いて3月15日に撮影したものです。

16時56分 雨の中ルアーを投げる釣人


16時頃から降り出した雨の中、実家近所のМ君がルアーを投げていました。30センチほどのヒラメが一匹釣れていました。なぜ雨の中に釣りに来たのか?

昨日3月14日午後の満潮時、ここでヒラマサが釣れたので今日も来てみたとのこと。彼のスマホには恵比須顔で80センチほどのヒラマサを両手で支える姿がありました。6kgあったとか。他にも釣った人がいたそうです。

昨日は小魚を追って群が砂浜近くまで回遊、いつもの仕掛けで切られて悔しい思いをした人もいたそうです。サゴシ程度の仕掛けでは6kgもの大物は上がらず、針が伸びるか道糸が切られるのも道理。たまに大物を釣ったという話を人づてに聞くだけですが、近所の人が幸運を手にしたのはうれしいことです。

3月14日の天気図 気象庁ホームページから引用


3月14日の鹿児島市の最低気温は11.5度、最高気温は22.7度。
月齢26.2 中潮 鹿児島港の満潮は18時49分でした。
日置海岸でこのような大物が回遊してくることはまれですが、昭和30年代の地引網にはブリ類が入るものでした。

宝くじと一緒で常に浜に通って、ここぞという時に釣り逃さないしっかりした仕掛けと腕、そして幸運に恵まれることも大切でしょう。鹿児島では幸運に恵まれることを「のさる」と言います。M君はまさしく大物に「のさった」のです。

畑で唐芋(サツマイモ)を掘る


昨年は畝に残っていた唐芋から新芽が沢山伸びていましたが、今年は寒さのため腐って殆ど全滅でした。表面に傷みが見られない芋も切ってみると中は腐り始めていました。

一輪車一台分を廃棄


腐敗が進んだ芋は土まみれの泥団子状態で苗採取用の床唐芋としても使えません。放置すると畑の状態が悪くなるため近くのゴミ捨場に廃棄しました。種芋として半分程度は使えると期待していたのでガッカリです。

自宅で保管した芋だけでは苗の確保に日数がかかりそうです。今年は遅くなっても確実に苗を育ててから植え付けることにしました。昔から6月一杯までに植えれば良いとされています。7月に入ると梅雨明けの高温雨不足で苗の活着が悪くなります。

事業規模の作付では4月に植えることもありますが、早く植えて11月ごろに収穫すると芋が育ちすぎて野菜包丁が入らないほどの大きさになります。地温の上昇も必要なので、早く植えても早く収穫できるとは限りません。

茎が伸びないおたふく豆


ソラマメと同様に茎が高く伸びると思っていましたが、まだ30センチ程度で花が咲き始めました。実が付きさえすれば良いのですが、冬の寒さが影響したのか、品種による違いでしょうか。

花が増えてきた実えんどう


おたふく豆と同時に3月9日に追肥、土寄せをしました。地温上昇でさらに成長し花が増えてくることでしょう。収穫作業がしやすいように防鳥ネットに届く辺りで先端部の芯を止める予定です。

千両と万両の種蒔き


小さな実は千両です。正月から保管しておいたものは乾燥が進み外皮が剥がれにくい状態になっていました。新たに庭先に残る千両の実を採取しました。

万両は最近ちぎった種で、水に濡らすと簡単に外皮が剥がれました。いずれも外皮に発芽阻害物質があり、剥がさないと発芽しないとのこと。自然には鳥が種を食べて、糞に混じった種子が発芽するようです。

畑の梅に小さな実が付きました


山桜が満開


物置横にある山桜


台風で倒れると物置が壊れそうですが、それはそれで仕方ないこと。母が残した山桜、この先もずっと茂り花を咲かせてほしいものです。

木瓜が満開


今年は例年以上にたくさん花がつきました。肥料をやらない分、枝先を切り詰めずに自由に伸ばしておいた方が花付が良いようです。

ユスラウメも満開


鹿児島では庭桃と呼んでいます。小さな花がびっしり咲いて見事です。サクランボのような実が付きます。食用になりますが、野鳥が先に食べてしまいます。

畑作業に汗を流し、季節の花を楽しみ、うれしい釣情報も入り充実の一日でした。
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カメラ散歩 黎明館周辺を歩く 2018/03/13 (鹿児島)

2018-03-14 18:31:43 | 日記
3月13日(火)午前中に鹿児島市の黎明館周辺に出かけました。
国会は森友関連の文書書換騒ぎが続いています。(以下の画像は3月13日に撮影)

NHK 朝7時のニュース


桜島はおとなしく火山灰はわずか


鹿児島市内には家庭ゴミ集積所の他に火山灰集積所があります。火山灰専用の厚手「克灰袋」が各家庭に配布されています。霧島新燃岳から火山灰が飛んで来たのは一日だけでした。

鹿児島市立美術館での黎明フォトクラブ写真展


第一回の写真展案内をもらっていたので鑑賞させてもらいました。写真の勉強をされた方々が一年かけて準備された力作を拝見、ありがとうございました。皆様には今後とも元気で写真活動を楽しんでください。

美術館隣の西郷隆盛銅像


大河ドラマ西郷どんを毎回見ています。今のところではドラマのイメージはこの銅像とは少し異なっているようです。銅像の制作者は渋谷の忠犬ハチ公銅像も作った鹿児島出身の安藤照です。

雪柳 西本願寺鹿児島別院の境内


黎明館周辺の案内図 上は城山、下の方に市役所など


老舗和菓子屋 明石屋


前日に畑作業で汗を流し、甘いものが食べたくなり立ち寄りました。うぐいす餅、桜饅頭、小豆菓子を買い求めました。甘党ではないのですが、ここ数年アルコールから遠ざかっています。

岩ツツジがきれい かごしま県民交流センター


県庁跡の県民交流センターには岩ツツジが多く植えられています。紫色の花は人目を惹き春の訪れを感じさせます。自生の岩ツツジは山深いところなどに限られます。

黎明館は御楼門再建工事中


石垣には西南役の砲弾跡が多く残っています。お堀には夏場多くの蓮が咲き散策ずる市民憩いの場です。

篤姫銅像 黎明館中庭


篤姫は写真も残っており凛とした姿の銅像です。西郷どんでは北川景子さんが演じています。

散り椿 黎明館西側庭園 


椿は山茶花と違って花全体が落ちます。まるで首が落ちるようだと言って嫌う向きもありますが枝先を離れても美しい花です。

田の神様 黎明館西側


鍬を手にした珍しいスタイルの田の神様です。腰を伸ばし小休止する農夫のようで親しみが持てます。黎明館西側は建物裏手で茶室、古民家、小さな池と庭園がありますが、訪れる人はまれです。

季節の花をゆっくりと撮影できるので私は好きな撮影スポットです。カメラ片手に歩きまわるうちに汗ばんで春を通り越し初夏を感じるほどでした。今日も美しい花を楽しむことができました。健康に感謝、感謝。

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春を楽しむ 鹿児島神宮初午祭 2018/03/11 (鹿児島)

2018-03-11 22:29:30 | 祭り・伝統行事
3月11日(日)、霧島市隼人町の鹿児島神宮で初午祭が開催されました。
例年通り9時半から15分置きに22団体が出場。鈴掛馬を先頭に鉦と三味線に合わせた賑やかな踊りが披露・奉納されました。

木田の御神馬を参道広場で待つ


これまでは踊りの列に同行して撮影していましたが、今年は参道広場に一行が到着するのを9時半頃からずっと待ちました。9時半に出発した一行が広場に到着したのは10時20分頃でした。

撮影には待つことも必要ですが40分も待つのは久しぶりでした。桜島の夜間爆発撮影では一晩中寝ずに待ちますので、それに比べれば大したことではありません。広場の柵にもたれ一脚を調整。お隣さんと世間話を交わし期待感を高めながら待ちました。

踊りの様子 神宮社殿は森の上


神宮側から撮影


鈴掛馬を先頭に踊り広場に入場し時計回りで2周踊ります。そのあと馬は休憩し随行の踊り手が一曲踊り、鈴掛馬が再び先頭に立ち広場を回って神宮境内へ上がっていきます。

一脚が活躍し安定した動画撮影もできました。望遠レンズ使用時も高さを調整しながら撮影に集中できました。歩き回るときに左手で持ちまわるのは荷物でしたが、人込みの中では三脚よりはるかに威力を発揮しました。

鹿児島神宮参道階段からの撮影


同じく踊り広場に接近


参道には踊り連と観覧客の人波がずっと続いています。鈴掛馬に随行して撮影する人も多いですが参道両側に出店が並び人波もあって、スナップ程度にしか撮影できません。快晴のため光が強烈でコントラストが強すぎて撮影しにくい状態でした。

木田の御神馬


ポニーの鈴掛馬


色とりどりに美しい椿 岩根絞


祭りの名物 ポンパチ


人を集める射的


水分とアルコール分を補給


13時を回ると次第に人波も引き始めたので参道を下り東方向に向かいました。殆ど隙間なく出店が並び、氷菓を手にする子供たちもいました。振る舞い酒も見かけましたが車運転の人が多かったようで、もらう人は少ないようでした。

出店を見ると幼い頃が思い出されますが、とにかく人が多くて感慨にふける間もなく数か所をスナップした程度でした。

新燃岳からの降灰なし
3月1日から噴火している霧島連山新燃岳では火口からあふれた溶岩がわずかに斜面に出ています。参道入口からも新燃岳からのわずかな白煙が見えました。警戒範囲は新燃岳から4km以内に拡大されていますが、初午祭には全く影響がなくて幸いなことでした。
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吉野から新燃岳を見る 2018/03/10 (鹿児島)

2018-03-10 19:05:57 | 自然観察
霧島新燃岳の噴火活動が激しくなっています。
3月10日(土)朝、警戒範囲が火口から4kmに拡大されました。鹿児島市郊外の吉野台地から新燃岳を観察しました。以下の画像は3月10日に撮影。

NHK朝のニュース


吉野公園から見る桜島 8時34分


最近には珍しく少し噴煙が出ていました。桜島上空の風向きは北から北東のようです。

ピークを過ぎた河津桜


北側ではまだ花が残っていますが全体としては見頃を過ぎています。上空には月齢22.2の小さな月が残っていました。小鳥の姿が全くなく寂しく感じました。どこに行ったのでしょう。

ここにいた メジロは寒緋桜(カンヒザクラ)の枝先に


林に近く日陰が多いうえに枝先を動き回り、姿をうまくとらえることができませんでした。彼岸桜と紛らわしいので寒緋桜と呼ぶようです。

色濃い桜で花は下向き、普通の桜と違って花びらが全開しません。鹿児島ではヒカンザクラ、ヒガンザクラと呼んでいます。

こちらは大島桜 吉野公園街路樹


山桜はソメイヨシノと違って開花と同時に新葉が開きます。

河津桜


河津桜はヒカンザクラと早咲きオオシマザクラの自然交配種とされています。

吉野公園から見た新燃岳 10時20分


展望台に着いて三脚をセットした直後に噴煙が上がりました。遠く離れているため噴煙の上昇速度はゆっくりに見えました。かすかに爆発音が伝わってきました。左の高い山は韓国岳 右側は高千穂峰です。

霧島連山までは42kmほど 


再び小さな噴煙が上がる 10時35分


上空の風が弱いのか噴煙は緩やかに南東方向に流れ、色合いは薄く火山灰が降っているようには見えませんでした。1時間後にもまだ噴煙雲は大隅半島上空にとどまっていました。

寺山公園から撮影 13時34分


吉野公園よりも北にある寺山公園は錦江湾北部の姶良市から霧島市、鹿児島空港方向の眺望が優れています。鹿児島空港に着陸する飛行機も良く見えていました。3月6日には空港方向へ火山灰の帯が流れ込み続けて一部の便が欠航となりました。

今日は噴火が少なく噴煙量も少ない状態でした。飛行機は噴煙を避けるように高い高度を飛んでいましたが、運行に大きな支障はないように見えました。

ジオパークの案内板と錦江湾北部風景 14時ちょうど


吉野公園展望台は閉園時間帯は立ち入ることができませんが、寺山公園は24時間大丈夫です。ただし人里離れた寂しく恐ろしいような場所です。夜間に訪れることは避けた方が無難です。
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花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。