花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

季節は進む 田舎道の草刈り 2022/09/28(鹿児島)

2022-09-29 14:26:59 | 日記
9月28日(水)昼間は暑いものの、前日の雨で草刈りが捗りました。

道沿いの彼岸花


例年よりも1週間ほど遅く、Kさんの畑に彼岸花が咲きそろっていました。

9時26分 秋空の広がる吹上浜日置海岸


秋の薄雲が広がり、北側では川のすぐ南にキス釣りの人が1人だけ、南側は遠くの帆の港付近にジギングらしき数人の人影がありました。

昨日27日は多くの反対意見のある中で安倍元首相の国葬が行われました。吉田茂氏の国葬は記憶が薄く、学校が休みだったような気がする程度。

国葬は安倍憎しの人たちに格好のネタを提供したようなもので、反対の声を上げ続けて少しは気が済んだかも?

菅前総理の友人代表挨拶は心に残りました。葬儀なので当然ですが、長く単調な献花の様子を見続ける気力はなくテレビを消しました。

28日天気は回復 雨上がりで草刈りには好都合


27日の雨は鹿児島市ではわずか2ミリでしたが、日置市東市来では35.5ミリ。土埃が上がらず、湿り気を帯びた草が切れやすい好条件でした。

畑は半分ほどが休耕で草が伸びたまま


昨年サツマイモ基腐病が発生した部分は、何も植えず休耕中です。最初はニチニチソウが咲く程度でしたが、それを上回る雑草が生い茂っています。

例年通り大根、えんどう豆、そら豆を植えるために片付けを急ぎたいところですが・・・今日のところは、まず道の草刈りです。

あまり見た目は変わらず


草刈り後も同じように草が残っていますが、いくらかは歩きやすくなりました。

2時間ほどかけて草刈りを終える


今日はコード交換が1回、燃料給油2回で機械の調子は良好。切れ味の良いナイロンコードを使うと作業効率が上がりますが、まだ使いかけの長いコードが1/4ほど残っています。

日差しはありましたが真夏ほどに大汗が流れず、作業の疲れは少なくてすみました。暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったものです。

昔ながらの田舎道 作業前



作業後


人が歩くだけの道ですが、一度荒れると元に戻すことは困難です。今日はSさんが草刈機で生垣の部分を刈り込んでくれました。

国道270号に通じる部分も草刈り


わずか30m程度の区間に笹と雑草が溜まり、後片付けに手間取り一輪車で3回ほどゴミを捨てました。

草刈機の利用で楽になりましたが、後片付けと掃除には草刈と同程度以上の時間がかかります。

16時7分 午後は海風が出て少し波が立つ


この時期は北西の風が吹きやすくなり、午後は釣には不向きです。北側左手に見えるのは、いちき串木野市の羽島地区です。

山の向こうには川内原発があり、吹上浜日置海岸は30km圏内ギリギリです。ロシアのウクライナ侵攻は一部区域の強制編入に突き進んでいます。

戦争を知らない子供たちと言われながら育ち、今このような現実を目にするとは想像もしないことでした。

帰り道に上日置で稲田と彼岸花を撮影しましたが、すでに日は山蔭に隠れていて今一つでした。
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彼岸花を巡る 鹿児島市西佐多町 2022/09/25(鹿児島)

2022-09-26 12:03:12 | 
9月25日(日)鹿児島市本名町(吉田)に続いて西佐多町を巡りました。

コスモスも秋を代表する花 以下の画像は9月25日に撮影


用水路側に茎が傾いて咲き、水面からの光の反射がありきれいに見えました。

西佐多町は鹿児島市吉田地区北部の中山間地域で本名町の北側です。思川上流部に位置し、北隣は姶良市蒲生町です。

今日は彼岸花が多く咲いていた


前回訪れたのは9月11日、2週間が過ぎて稲が色づき彼岸花が咲く好条件でした。

台風の影響は少なめ


全般に稲が倒伏したところは少なめでした。稲の成長具合、稲穂の状態、地形、風向きなどが影響するのでしょう。

掛け干し風景


ここの田圃は毎年稲刈りが早く、今年も掛け干し風景が見られました。

今が盛りの彼岸花


彼岸花は所によって開花時期が前後するため、小まめに探すと傷んだ花の少ない場所もあります。

前宗の馬頭観音様(宝永5年→1708)


思川源流部の住家が点在する奥まったところです。春先の岩ツツジも数が減り、他から訪れる人はまずありません。通行車は稀ですが、宅配便、マイクロバスも通りますので離合注意。

道路脇の観音様に花が供えられ、落葉が掃除されていました。

前宗 柵に守られた小さな水田


かつては小さな水田が谷沿いに連なり、石垣の間から彼岸花が咲く絵に描いたような景色でした。

この時期に訪れたのは久しぶりです。イノシシ被害が多く休耕田さえも荒らされ、残っていた稲田は3か所だけでした。

廃屋への通路沿いに咲く彼岸花


前宗地区に通じる道沿いでも廃屋が増えていて、彼岸花の美しさに悲しみが増す思いです。

本宗付近 ここは農地が残っている


住宅が2~3戸あり、この水田を維持管理されているようで通路は草刈り直後でした。

永盛温泉近くの田圃


いつもは車窓から眺める程度でしたが、今日は周囲を歩いてみました。昭和の頃はよく話題になった温泉で、今も営業が続いているようです。

多くの彼岸花と色づいた稲田との対比が素晴らしいところでした。台風の影響は少なく、今年も美しい田園風景を楽しめてありがたいことでした。
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彼岸花を巡る 鹿児島市本名町 2022/09/25(鹿児島)

2022-09-25 18:02:56 | 
9月25日(日)彼岸花が美しい、鹿児島市吉田地区の本名町を訪ねました。

腕を上げた案山子 以下の画像は9月25日に撮影


谷上農事集会施設前、毎年多くの案山子を見かける田圃です。上げた腕が効果的なのでしょう。人にそっくりな美容マネキンは、慣れないとビックリします。

白い花が目立っていたタマスダレ


タマスダレに気づいて草刈りせずに残されたようで、農家の方の優しさを感じました。

色づいた稲田


休耕地、耕作放棄地も目に付きますが、水田の殆どが作付けされています。台風14号は18日夜鹿児島市に上陸、翌日まで強風が残りました。

その後伸びだした彼岸花が咲きそろい、今日は遠目にも美しい田園風景が各地で見られました。

蝶を見かけた


蝶が数匹群れて飛ぶと絵になり、長時間粘って写したいところですが、今日は殆どが1匹だけでした。

準備された掛干竿


道路斜面の土手に彼岸花が多く植えられています。コンバイン収穫、機械乾燥が主流の中でも昔ながらの掛干風景が残っています。

今年は早めの稲刈り


奥様と作業を進める農家さんに話を伺うと、この辺りで歩行式の稲刈機を使うのは私だけと笑っておられました。

台風で倒れたので少し早いが今日は収穫作業。この後、お嫁さんらしい人が応援に来られました。

梅の葉は殆ど散っていた 谷上


梅の季節によく訪れる場所です。彼岸花が所々にまとまって咲いていました。

ススキの穂


田圃脇の小さな川沿いでススキの穂が目に付きました。小規模なシラス崖崩れの跡が1か所ありました。

お茶の花に蜂が飛んできた


大きな羽音をさせて蜂が飛んできました。スズメバチでしょうか、仲間もやって来ました。

7月の蜂刺されでは手だけでなく腕まで腫れ上がり、回復に1週間ほどもかかり大変でした。蜂の羽音を避けるようにしています。

台風を免れた栗


桃栗三年柿八年などと言われますので、栗の木を植えるのも良さそうです。

日置の畑でアナグマ食害と、サツマイモ基腐病が続く中、唐芋(サツマイモ)栽培を続けるか、見切りをつけるか思案中です。
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彼岸花と稲田 イノシシ対策 2022/09/23(鹿児島)

2022-09-24 14:45:02 | 
9月23日(金)秋分の日、青空と色づいた稲田がきれいでした。

昔ながらの田圃土手に咲く彼岸花 鹿児島市皆与志町


花尾神社秋の大祭に向かう前に周辺の稲田と彼岸花を撮影しました。

台風14号により一部では稲が倒れて、気の毒な状況も見られました。

紫式部


毎年撮影に立ち寄る道沿いの野菜園にあります。他の花木も手入れされていて、家人がご健在なようで何よりです。

少し朝露 ここは草藪に変わりそう


朝露の感じがうまく出せませんでした。畑が休耕となり数年経ちましたが、梅の木の下に咲く彼岸花の美しさは変わりません。

くくられた稲の束


ごく狭い田んぼでは台風で倒れた稲を引き起こし、束ねてありました。

八重の棚田 右奥は桜島


かなり色づており、農家の方が様子を見回っているようでした。

甲突池の横 水路の蓋が持ち上がっていた 台風通過は19日


流木が詰まり水圧でコンクリートの蓋が持ち上げられたようです。台風通過から4日目、入来峠から甲突池間では小枝などが道路側に1~2m突き出している所もありました。

近所の方の話では、市街地での災害復旧は早いが、この辺りの片付け作業はかなり先だろうと半ばあきらめ気味でした。

林の中から落ちる小さな流れ


雨の日はまるで滝のように水が流れ落ちます。私は子供の頃からこういう場所で遊ぶのが好きでした。

道路沿いですが杉林に隠れているため、車で通っても気づかない場所です。

川向うの稲田


遠くに彼岸花の列が見えていました。橋を渡り一回りしなければならず、この日は時間が足りず行けませんでした。

今日も見かけたイノシシ対策

ソーラー電源


電源としては便利ですが耐用年数が気になります。電気柵は設置にかなり手間取りそうで、日ごろの管理作業も気になります。

狭い耕作地では単位面積当たりの費用が割高です。ネットで見ると電源部、電気柵一式で最低でも3万円以上のようです。

唐芋を食い荒らすアナグマ対策に使う場合、電源部と電線などの耐用年数、充電の方法や頻度、維持管理のしやすさなど調べなくてはなりません。

電源・操作部を板で囲い、地面から離して設置


今日見かけたものの中で、装置の囲いなどが一番しっかりしていました。管理が届きにくい水田では有効な対策でしょう。

バッテリー電源


車に使うものより小型の感じですが、利用可能年数や充電頻度・方法が気になります。電気柵には乾電池を使う方式もあり、想像するほどの高圧電源ではなさそうです。

光と音による威嚇装置か


左側は装置を拡大表示したものです、近づくと光が点滅して小さな音も出ているようでした。庭先の猫除けにも使えそうな気がします。

電気柵は張られておらず、高さ70センチ程度のネットが張られていました。効果の程度を聞いてみたいものです。

イノシシによる農業被害が拡大し、年ごとに対策が施された農地が増えていることは農村部の高齢・過疎化を象徴しているようです。

私にとっても吹上浜近くの畑にアナグマが出没し、唐芋(サツマイモ)を食われるとは想像もしないことでした。

台風15号で静岡県に大雨

9月23日9時に発生した台風15号は24日9時に温帯低気圧に変わりました。わずか24時間の台風でしたが、その間には静岡県内に300~400ミリの大雨を降らせました。

9月24日14時 気象衛星ひまわり画像


昨夜は記録的短時間大雨情報が立て続けに出され、新幹線が止まりました。警戒情報は騒ぎすぎ、脅しすぎとも言われますが、やはり台風は怖いものです。南方海上には今日も多くの雲が見られます。
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花尾神社秋の大祭 太鼓踊りなど 2022/09/23(鹿児島)

2022-09-23 20:35:50 | 祭り・伝統行事
9月23日(金)秋分の日、3年ぶりの太鼓踊りなどを楽しみました。

11時28分 花尾神社境内に向かう


朝方は各地の色づいた稲田と彼岸花を見て回りました。カーラジオから、いちき串木野市では大里虫追い踊りが開催中との情報が流れてきました。

花尾神社は鹿児島市花尾町(郡山地区)にあり、島津氏の藩祖忠久が建立した伝統と歴史をもつ神社です。毎年秋分の日が秋の大祭日です。

3年ぶりに太鼓踊りなど奉納 奉納行事は11~13時


コロナ禍も3年目、一部で伝統の祭りが再開されています。例年よりも規模を縮小して、鹿児島市消防音楽隊の演奏、花尾と西上の太鼓踊り、「蟻の花尾詣で」が開催されました。

11時33分 花尾太鼓踊り まもなく本番


今年もコロナ禍が続いているため短縮版の祭りでしたが、境内にはいつも通りに露店が並んでいました。

11時34分 音楽隊の演奏は終盤


観客数はカメラマンも含めて例年の半分以下に感じられ、特に小中学生の姿が少ないようでした。

11時58分 花尾太鼓踊り


今年は場所を移動せず、三脚を利用して主に動画記録をしました。日差しが強いと背景の杉山との明暗差が大きく、撮影の難しい場所です。

花尾太鼓踊りの間は大きな雲がかかり、ずっと日差しが遮られたので動画記録には好都合でした。

西上太鼓踊りの間に 蟻の花尾詣で一行が到着


鹿児島市中心部の鶴丸城跡から花尾神社までの17.5kmを歩いて参拝します。

出発地の鶴丸城跡(黎明館)は島津家18代家久が築いた平城跡で、到着地の花尾神社には島津家初代忠久の両親とされる丹後局と源頼朝が祀られています。

12時25分 輿が下ろされる


丹後局役は、かごしま親善大使小田陽菜乃(ひなの)之姫です。

12時52分 社殿前で記念撮影に応じる一行


源頼朝役は「原口薩摩守泉」、日本近世史・近代史学者の鹿児島志學館大学教授、笑顔で親しまれている原口泉先生でした。

西上太鼓踊り


コロナ禍で練習、参加者確保など多くのご苦労があったことと思います。力強い鉦と太鼓の響きに今年も元気をもらい、ありがとうございました。

12時50分 奉納を終えて


例年であれば、大平の獅子舞や岩戸疱瘡踊り、棒踊り、日舞などが奉納されます。テントでの昼食休みを挟んで花尾太鼓踊りは2回奉納されます。

境内が静かになるのは15時以降で、露店には名残を惜しむ子供たちの姿を見かけるものでした。

今日はうれしいことに、先輩方のカメラマンと5年ぶりほどにお会いしました。再会を喜び合い、どうかお元気で、またお会いしましょうと声を掛け、帰途に就きました。
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青空広がる 台風の後片付け 2022/09/20(鹿児島)

2022-09-21 18:09:23 | 日記
9月20日(火)ようやく青空が戻り、日置で台風の後片付けをしました。

19日、台風14号は九州北部で勢力を弱め速度を上げて東日本を通過、イギリスではエリザベス女王の国葬が行われました。

日置市日吉町 溜池のハザードマップ 以下の画像は9月20日撮影


台風14号は18日夜に中心気圧935hpaで鹿児島市付近に上陸、翌19日午後まで雨でした。17日から雨空が続き、台風通過2日後の青空には台風一過という感じはありません。

道沿いの溜池にハザードマップが取り付けられていました。通称の黒木殿の池(くろっどんのいけ)ではなく宇都池とあり、決壊時の災害想定、避難先などが表示されていました。

10時5分 南西風で浸食が進んだ吹上浜日置海岸


11号に続く14号の通過で砂山が侵食されています。今回は上陸後に台風の勢力が弱まり、日置では風がひどくなかったそうです。

砂山の浸食が前回よりも1m近く進んでいました。ホタテ貝に似た月日貝を探しに来たという2人連れは期待外れとのこと。北西からのシケだと上がるかも知れません。

貝殻ではなく生きていた巻貝


普段は貝殻を見かけるだけで、生息域は沖合でしょう。今日は生きたものを多く見かけ、海に戻してやりました。

軽石も大量に漂着していて、大波が海底をかき混ぜたのでしょう。ビーチコーミングには最適ですが、今日は後片付け作業を優先しました。

庭先にイチョウの葉とギンナン


樹齢50年を超えたころギンナンに気づき、ここ数年で数が増えています。11号に続く強風と塩風で落葉が進んでいました。

昔からの細道に倒木


墓場とSさん宅に通じる昔からの道です。幹回り20センチ、長さ4mほどの枯木が倒れて道を塞いでいました。

こんな枯れ木があったことさえ気づきませんでした。Sさんがチェーンソーで切ってくれました。

竹は長いので倒れやすい


長さは3m以上もあり先の笹が重いため台風で倒れやすく、他の竹や木、蔓性植物と絡んでいると除去作業は厄介です。

落ち葉は少ないようだったが


落ち葉掃除が大半でしたが、ついでに道路側に伸び出した木の枝などを剪定。道沿いに溜まった落葉や笹は見た目以上に量が多く、撤去に手間取りました。

真夏のように汗が流れ落ちることはないものの、足腰が痛くなり疲れました。今年は草刈回数が少なく、その分ツケが溜まっていたことを思い知らされました。

Nさん宅の彼岸花


作業の合間に休憩がてら花など撮影。日当たりが悪い場所ですが、今年もきれいに花を咲かせていました。

砂山のハマゴウ


そろそろ花が終わる時期です。蜂のような蛾、ホシホウジャクらしきものが花に長いくちばしを差し込んでいました。

17時24分 まだ台風シーズンは続く


K君が夕方の日課、犬の散歩にやって来ました。稲は倒れることなく安堵したそうです。

夕方になり潮位が上がっていました。地球温暖化で台風の勢力が強まり、以前よりも高緯度で台風が発生するようになりました。

鹿児島にとって台風の襲来は宿命的なものですが、年を重ねたこともあり強い警戒が呼びかけられるたびに心配になります。今回は記録的な、過去に例のない、想定を超えるなど極端な表現が聞かれました。

幸いにも勢力が弱まり、過去に例のないような大被害はありませんでしたが、経過を適切に説明することも大事でしょう。

このようなことが繰り返されると、聞かされる側は半信半疑となり、警戒感が薄れた時に本当にひどい目に遭いそうで心配です。
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台風14号去る 明日は晴れそう 2022/09/19(鹿児島)

2022-09-19 16:05:39 | 天気の話題
9月19日(月)敬老の日、台風14号の影響が残り今日も雨空です。

9時22分 自宅北側の林 以下の画像は9月19日に撮影


北西側にも大きな変化は見られず


台風通過後は風が強まることはなく、明け方に雨音が少し聞こえた程度で幸いなことでした。

鹿児島市内のバス・電車、桜島フェリーなどが運転・運航を再開しています。

庭先の彼岸花が倒れていた


花茎が長いため台風には弱く、折れていたものは花瓶に移し替えました。

台風も影響なく咲いた朝顔


南方系朝顔、オーシャンブルーです、我が家では真夏ではなく10月頃に花が多く咲きます。

9月19日 NHK朝のニュース 球磨川が増水


宮崎や大分など九州山地東側では大雨が続き、上流のダムが放流したため増水しています。

洪水調整機能の限界を超えると本体維持のため緊急放流が必要になり、想定を超える大雨では災害危険度が増加しかねません。

今朝のテレビは各局とも交通機関の状況、避難情報など台風関連情報を通常放送枠外に表示していました。

百貨店・スーパーの営業状況など身近な情報はありがたいですが、小さな枠にさらに小さな文字や画像が多く表示され、読み取りにくいのが難点です。

気象庁 雨雲の動き 9月19日10時25分


台風の中心は山口県あたりのようですが、渦を巻いていた雲は形が崩れています。予想よりも速度は上がらず、鹿児島にも雨雲が掛かり続けています。

気象庁 9月18日19時 予想進路図


台風進路予想図を見ると台風の中心(台風の目)は屋久島、佐多岬、指宿を通過して、鹿児島市南部へと進んだようです。

鹿児島のアメダス観測値で見る 9月18日の気圧と風速


アメダスの観測データを基にグラフ化したものです。台風14号は9月18日19時頃、鹿児島市付近に上陸しました。

厳密に台風の中心位置を特定するよりも、統計上判りやすい鹿児島市付近と発表したものと思われます。

鹿児島市を非常に強い勢力の台風が通過することは珍しく、最大瞬間風速43.5メートルを観測。40メートルを超えたのは、6年ぶりとのこと。

気圧は938ヘクトパスカルまで下がり、台風通過後一時的に風が少し強まり、その後は弱くなっています。

9月18日の気圧と気温


台風接近に伴い15時頃急に気温が上がり、その後は下がっています。最低気温が25度を上回る状態で、台風が運んできた南からの湿った空気の影響でしょう。

今回は幸いにも停電することなく過ごせましたが、停電地域ではエアコンが使えず日常生活に不便を強いられていることでしょう。

午後になっても雨空が続き、庭掃除などは天気回復待ちです。「濡れ落ち葉」は路面に張り付いて掃除が大変です。
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台風14号 鹿児島市に上陸 2022/09/18(鹿児島)

2022-09-18 21:35:17 | 天気の話題
台風14号は9月18日19時頃、鹿児島市付近に上陸しました。

9月18日16時37分 2階北側の窓から 強い風と雨


暴風が出窓に雨粒の塊を叩きつけ、気持ちの悪いものでした。木の枝が飛んできて窓ガラスが割れると雨が入り込み、部屋の中はめちゃくちゃになりそう。

パソコンなどには大きなゴミ袋でもかぶせることだろうか、暴風で天井が持ち上げられないよう西側の窓を開ける方が良いだろうか・・・気持ちが落ち着きません。

結果的には普段の台風と変わらない程度でしたが、速度が遅く朝方からずっと暴風が続きました。



北東の風が強く雨が窓に叩きつけ、2階では家が少し揺れるのが判りました。台風の日は竹や木の折れる音がしますが、今回はあまり耳にしませんでした。

山主さんが台風前に枯れた竹や木の枝を片付けたのかもしれません。

気象庁 雨雲の動き 16時35分


台風の目が大隅半島先端の佐多岬付近にあり、大隅半島を北上すると影響が少ないと思いましたが、その後台風は指宿方向へ進みました。

19時50分 鹿児島市付近に台風の目がある


20時ちょうど 台風が北に進み吹き返しが始まる


19時半前から30分程度は風が弱くなりました。20時前からの吹き返しの風は強くなく拍子抜けでした。

西側は1階に出窓があるほかは、すべて雨戸が付いているので暴風の影響は気になりません。

19時段階の進路予想図


屋久島に立ち寄り、佐多岬から対岸の指宿市へ、夜には鹿児島市に進んでいます。まるで観光地巡りのように、義理堅く鹿児島市にも顔を出した感じです。

特別警報にさんざん脅されましたが・・・結果的に笑い話にできて安堵。

20時ちょうど 広範囲の雨雲


ゆっくりとした速度で九州北部まで進み、次第に東寄りに進路を変えて速度は上がる予想です。

今朝からの暴風雨も先が見えてきました。気象庁が特別警報を出したものの、今のところ鹿児島では大きな被害は出ていません。

気象庁が声高に警戒を呼び掛けすぎると現実との差が開きすぎて、オオカミ少年のように信頼が薄らぎそうで気になります。

台風の南側では強い雨を降らせる雲が少ないことが判ります。明日まで影響は残りそうですが、とりあえずは危機を脱してゆっくり休めそうです。
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台風14号 薩摩半島に上陸か 2022/09/18(鹿児島)

2022-09-18 12:17:49 | 天気の話題
9月18日(日)台風14号が接近、夕方には薩摩半島に上陸しそうです。

9月18日9時19分 強い風に吹かれる庭先のニチニチソウ


昨夜は鹿児島に暴風、波浪、高潮の特別警報が出されました。台風関連の特別警報は沖縄以外では初めてです。

今朝はだいぶ風が強くなり、冬場の季節風よりも強めで傘を差せないほどの強い風も吹いてきます。

風が弱まったときに新聞を取りに出ました。雨風の強い中での配達、ご苦労様です。ありがとうございました。

気象庁 台風14号の進路予想図 9月18日10時


時速20kmでゆっくりと北上し、夕方には薩摩半島南部の枕崎市か南九州市に上陸しそうです。

気象衛星ひまわり画像 9月18日10時30分


巨大な雲の渦は形が崩れることなく。勢力が強いことを表しているようです。

気圧が下がっていることと、時折吹く突風で少し耳鳴りがします。

気象庁 雨雲の動き 9月18日10時30分


台風の目がはっきりしていて、北西側の屋久島と同じくらいの大きさに見えます。北東側は種子島です。

気象庁 雨雲の動き 9月18日10時55分


台風を取り巻く強い雨雲の帯が掛かると、雨が激しく降り突風が吹いてきます。

外壁に吹き付けられた雨が窓枠の下にこぼれだすので、ぞうきんを使って水を拭き取っています。

気象庁 第二室戸台風の資料 昭和36年(1961)9月


第二室戸台風の進路図 


台風14号は猛烈な勢力まで発達し、第二室戸台風と比較されるほどです。

第二室戸台風は奄美大島付近で向きを北東に変え、鹿児島県本土直撃は免れました。

学校は午前中で授業が打ち切りとなり、給食のコッペパンをもらって、校庭で傘を差して校長先生の注意事項を聞いて帰宅しました。

吹上浜沿岸部は台風の左半円に入り雨は殆ど降らず、北西からの強風でした。広範囲に塩害が発生し、どこの畑も唐芋(サツマイモ)の葉が真っ黒になったことを覚えています。

北側の林 竹林と大きな木もある


雨戸のある所は大丈夫ですが、出窓やはめ込み窓ではまともに風が当たります。大きな木の枝が折れて飛んでくれば、窓が壊れそうです。

明日の午前中までは暴風に警戒が呼びかけられています。無事に通り過ぎてくれるのを待つしかありません。
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台風前の対策 彼岸花咲く 2022/09/16(鹿児島)

2022-09-17 15:10:36 | 日記
9月16日(金)台風前の様子見に、日置へ出かけました。

10時37分 吹上浜日置海岸 東風で海は静か


彼岸が近づいたので、最初に日置のお寺参りをしました。

台風11号で南西風が吹き、砂浜の浸食が続いています。桜島の火山灰の影響か空は濁り、南さつま市の長屋山などは霞んでいました。

サボテンの花


開花期は真夏前ですが、暑さが和らぐこの時期にも少し花を咲かせます。雲の動きは早いものの、雨が降ることはありませんでした。

道沿いのランタナを剪定


実家の屋根や壁に当たりそうな木の枝を切り詰めました。藤の蔓が伸びて雨樋にも絡んでいました。

古い瓦屋根部分を支えている桟木を補強するため、釘を打ち付けようとしたら腐食した周りの板が崩れ落ちてきました。

取り壊して造り替えるしかなく、まさに無駄な抵抗と思い知らされました。道沿いの管理でもしようと考えなおしました。

残っていたミカンを収穫


ジューシィオレンジの商品名がある晩生のミカンです。9月まで枝先に残るとは意外でしたが、台風で落ちる前に収穫しました。

Sさんから苦瓜と唐芋をもらう


ミカンを少しSさんにあげました。試し掘りの唐芋とシーズン終盤の苦瓜をいただきました。

実家と道路向かい 古い屋敷跡に今年も咲いた彼岸花


長年お世話になった家人が亡くなり30年以上、誰も管理しないまま空家は自然に崩れ落ち、跡地には電線に当たるほど木や竹が伸び放題でした。

市道の通行に影響が生じないよう、道路側の竹や草を時々刈り取っています。日照が確保され、昔ながらに今年も花を咲かせました。

風に揺れる牧草


帰りには近くの墓地に立ち寄り、親戚や同級生、お世話になった方々の墓に手を合わせました。

まだ台風は遠いですが、風が強めで時折帽子を押さえるほどでした。

お寺参り、墓参りができて気持ちが落ち着きました。台風で実家の外壁やガラス戸が壊れても、家自体が取り壊す時期に来ており悩んでも仕方がありません。

今日は雨が降っていないため帰宅直後、暴風の影響軽減のため庭先のバラの枝を3割程度切りました。

18時20分 日没直前の西空


台風接近時に見られる濃い夕焼けです。もっと台風が近づけば、さらに不気味な色合いになることもあります。

台風14号 最悪コースは免れない?

気象庁台風予想進路 9月17日12時


遠い南の海からやって来る台風、発生直後から鹿児島に影響が大きなコースが予想されていました。

薩摩半島西岸を北上すれば、鹿児島市は最も風の強い台風の右側に入ります。中心付近が通過することで鹿児島市、姶良市、霧島市など鹿児島湾沿岸部で高潮の恐れもあります。

気象衛星ひまわり画像 9月17日12時


昭和26年ルース台風時の高潮被害は甚大なものでした。平成時代には鹿児島市与次郎ケ浜地区に海水が入り込んだことがあります。

気象庁雨雲の様子 9月17日13時


17日昼頃の鹿児島市はまだ風は強くなく、雨は殆ど降らず、雨粒を感じる程度です。

台風の速度が遅いため明日18日(日)は終日暴風雨が吹き荒れ、停電も懸念されます。せめて速度を上げて早めに通り過ぎてほしいものです。
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花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。