花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

雨上がり 大賀ハスの開花 2022/06/22(鹿児島)

2022-06-22 13:31:02 | 
6月22日(水)日差しも見える朝、農業センター水生植物園へ向かいました。

鹿児島市都市農業センター 水生植物園 以下の画像は6月22日に撮影


水生植物園はヒマワリなどが咲く四季の花園からかなり離れた南側にあります。ハナショウブ、スイレン、ハスが楽しめます。

開設から25年ほど、だいぶ看板も色あせてきましたが、今年も大賀ハスが咲き始めました。

今期最初? に咲いた大賀ハス


6月18日朝に見た蕾の中で一番大きなものだったと思います。

半分ほど散っていた


21日朝方にかけて大雨が降り、花びらが半分以上散って惜しいことです。

7時31分 開花初日と思われるハス


花がもう少し開いた後、9時過ぎころには閉じると思われます。

花びらが広がったハス


ここの大賀ハスは4日程度咲きますが、この花は開花2日目でしょう。2日目が一番きれいに感じますが、昼までに花が閉じます。

3日目には咲いた花が閉じることなく、4日目以降に花びらが散ります。

元気に咲き続けるスイレン


用水路道沿い 雨続きで主がいなくなったクモの巣


白いアジサイにトカゲ


ネムノキ 雨なしの日が続くと花がきれい


周辺は殆どで田植が終わった


耕作条件は悪くないようですが、少しずつ休耕田が広がっています。

今日6月22日は奄美地方の梅雨明けが発表されました。今朝は雲間からわずかに日が差す時間帯もありました。

しばらく蒸し暑い日が続きそうですが、案外と早く梅雨明けしそうな気もします。早朝のハス撮影が楽しみです。
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夏至に大雨 気温表示を考える 2022/06/21(鹿児島)

2022-06-21 16:09:46 | 天気の話題
6月21日(火)夏至、昨夜からの大雨は峠を越え昼前から小康状態です。

6月21日 NHK7時のニュース項目


逆L字型テロップで鹿児島の土砂災害警戒情報が流されていました。

沖縄地方は昨日6月20日に梅雨明けが発表されました。梅雨の期間(5月4日~6月19日)の降水量は、那覇市で1072.5ミリ(平年値441.6ミリの約2.4倍)でした。

昨夜6月20日22時35分 雨雲の動き(気象庁ナウキャスト)


梅雨前線が北上し沖縄の梅雨が明けると、鹿児島では梅雨本番となり大雨の危険性が増してきます。

鹿児島のことわざに、「朝雷は隣にも行くな」(あさがんなれは、とないにもいっな)と言うものがありました。

6月21日9時15分 雨雲の動き(気象庁ナウキャスト)


朝方に雷を伴う雨は大雨災害を引き起こす恐れがあり、近いところであっても外出してはいけないという戒めです。天気予報もない昔、人々の命を守る言い伝えでした。

今回は雷は聞こえず、今朝9時までの24時間雨量は鹿児島市で100ミリ程度、大隅半島南部では150ミリほどでした。屋久島から奄美地方にかけては落雷表示もあります。

ノウゼンカズラの花が増えてきた


一夏に花枝が2~3度伸びて、次々と花が咲きます。夜中から朝方にかけての強い雨で花が数輪落ちていました。

こちらも強い雨で散ったユリの花


アジサイ 早いものは花の盛りを過ぎた


緑濃い季節


自宅は両隣に家がありますが、南は市道に面し北側は昔ながらの照葉樹と竹の混合林です。

早朝から野鳥のさえずりが聞こえることもありますが、今朝は雨で静かでした。

梅雨が明ければ真夏がやって来る


真夏の外気温表示を考える

朝方の最低気温が25度以上になると熱帯夜と呼ばれ、寝苦しさが増してきます。梅雨前線がさらに北上し南風が入ると、鹿児島でも熱帯夜がやって来ます。

日中の最高気温が25度以上の日は夏日、30度以上は真夏日、35度以上は猛暑日と言われます。

猛暑日は気象庁が2007年(平成19)から使うようになった予報用語の一つですが、最近では40度以上の日も出現しています。

気温の観測は地表面の影響を受けないよう、地表に近すぎず、太陽が直接当たらず、照り返しもなく、風通しの良いところの地表から1.2m~1.5mの高さで測定を行います。学校などにある百葉箱はこの条件を満たすものです。

真夏の直射日光が当たるところでは、これよりもはるかに高い気温になります。日陰で観測される気温と、直射日光下の肌で感じる暑さ(気温)には大きな違いが生じます。

周囲の環境によって直射日光下で肌に感じる暑さに差があることは否めませんが、日陰で観測される気温との差を詳しい情報で伝えていない現状は問題だと思います。

直射日光にさらされると暑いと言われても、体感としてどれくらい暑くなるのか漠然とした表現で熱中症対策には不十分な気がします。

40度以上は酷暑日とも言われますが、日射にさらされた「日射肌気温45度」のような新指標を加えても良いのではないでしょうか。
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幸加木神社 県道脇の別世界 2022/06/18(鹿児島)

2022-06-19 16:22:19 | 自然観察
6月18日(土)、小野の幸加木(こうかき)神社を訪れることができました。

鹿児島県道206号 小野の樋口建設近く 以下の画像は6月18日に撮影


鹿児島市中心部からは国道3号を下伊敷交差点で左折、県道206号をライフル射撃場方面へ進みます。

神社の駐車場はないため、県道左側の広い路側帯に車を止め、カーブミラーの所を左下に進みます。

画像左手の看板のすぐ近くに江戸時代の著名な絵師、木村探元など木村家の墓地があります。神社は木村家の敷地内にあり、子孫の方が日常的に管理されているようです。

鹿児島百選の案内板 車椅子は利用不可、トイレなし


神社への入口表示 川の左岸にかなり狭い入口がある 


この坂道は建設会社の大型車両が出入りするため、駐車できません。

小さな石橋を渡り 鳥居をくぐり上流側へ


流れに沿って上流側へ進む


山手側からは小さな落石が多いようだ


少し下るとここにも小さな石橋 撮影しながら神社入口から8分程度


左側の小さな流れ 奥に少し滝が見える


石橋の所には左側滝からの小さな流れがあり、橋の右手で右からの大きめの流れと合流しています。

空を見上げると薄暗い 曇り空


心地良い水音に混じり、時折すぐ横の県道を通る車の音が聞こえました。木が茂っているので殆ど車は見えず、ここは別世界のようでした。

左手側の滝 右側に石仏などが祀られている


薄暗いため三脚を利用


木々が茂り曇り空でもあり普段使わなくなった三脚を利用し、カメラブレを防ぎました。

岩壁横に不動明王像などが並ぶ


水神様など


観音様など


簡単な休憩所もある 小さな社


神仏混交で、壊れた屋根の波板が落ちていました。捨て置かれた古い柴や供え物が目に付き、美しい風景の中で惜しい感じもしました。

一般的な村社ではないため管理の人手が届きにくいのかも知れませんが、荒廃すると惜しい場所です。

右手側の渓流


渡り板がある


岩の間に板が渡されています。少し薄くなっていますが不安なく渡れました。水深は浅いですが流れは少し早めです。

ゴム長靴などで足元を固めると、撮影位置を選びやすいかもしれませんが、岩や苔が多いので無理は禁物です。

右側の流れと小滝


こちらにも不動明王像 小菊が多く飾られている


合流点から下流側を見る


曇り空でしたが、日差しがある時は違った表情が見られそうです。車で25分程度の近場なので機会を見てまた訪れたいものです。

帰りも犬迫小学校側へ走りました。ライフル射撃場から峠までの区間は30年以上前と同じ狭いカーブの坂道のままで、時代に取り残されたような様子には驚かされました。
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小野公園山手 藪の中に鍾馗様 2022/06/18(鹿児島)

2022-06-19 11:41:16 | 史跡巡り
6月18日(土)、都市農業センターの次は鹿児島市の小野公園(球場)です。

グーグルマップで幸加木(こうかき)神社への道順を探すうちに、小野公園近くの山中に磨崖仏の表示があることに気付きました。

雨も降らず近くなので、ちょっと立ち寄ることにしました。

磨崖仏表記のある山手方向 以下の画像は6月18日に撮影


鍾馗様の磨崖仏は鹿児島では珍しい。必見!とありました。すぐ近い場所らしいので足を運んだのですが・・・。

左側は小野公園 田植の済んだ水田 画面外右上は休耕地


何か右手にある


100mほど歩くと右側に小さな鯉のぼりがありました。あまり気にも留めず山中へ進みました。

右上にも行ける感じだが左へ進む


足元が濡れてきましたが、子供の頃の冒険心のようなものがよみがえり山の中へ歩を進めました。

古い治山工事の銘板


昭和31年度県営治山施設と記された手作り感のある銘板でした。70年近くも前のことで驚きました。

この先には大きな岩か岩壁があり、磨崖仏が彫り込まれているのかと期待しましたが、それらしい場所はなく雑木と竹が入り混じったゆるやかな山地斜面が続いていました。

さらに進むと 何か看板があった


戦時中の防空壕跡地か


危険なので壕の入口を閉鎖しました、土地の所有者は連絡をくださいと記されていました。

防空壕と言えばシラス崖地などを掘りこんだものです。シラス崖に磨崖仏はあり得ません。ここで引き返し、改めて情報を探して出直すことにしました。

公園に戻ろうとするところで、ウォーキングの人たちを見かけたので尋ねてみたら・・・ありますよ、近いですよと案内していただき、ありがとうございました。

教えてもらった入口を数メートル行くと 左側だがよく判らない


入口は最初目にした鯉のぼりのあった場所のすぐ隣でした。この辺りを管理されている人がおられたようです。

私が想像したものとはかなり違っていた


高さ2m程度の岩に彫られていたのは目力のある鍾馗様のようです。庭の隅の岩に彫りこまれているような感じもしました。

私はもっと大きなものを想像して大岩や岩壁を探していたわけですが、全く逆で自分でも可笑しいことでした。

だいぶ苔むして蔓草も絡んでいた


グーグルマップに出ている画像よりも苔むしています。雨の後で輪郭がはっきりしないのかも知れませんが、管理する人がいなくなれば苔や草に埋もれて知る人もなくなることでしょう。

教えてくれた人の話ではこの辺りの山中には(遺跡のような)何かがあるそうですが、田圃も山も荒れて入れないそうです。

無駄足にならず、鍾馗様に出会うことができて幸いでした。季節を改めてまた足を運びたいと思います。次は幸加木神社です。
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都市農業センター 大賀ハスの蕾 2022/06/18(鹿児島)

2022-06-18 18:24:21 | 
6月18日(土)雨を免れた朝、6時前に水生植物園へ向かいました。

初夏を感じるネムノキ 以下の画像は6月18日に撮影


昨日の予報では梅雨前線が停滞し大雨が心配されていましたが、意外にも降らずにすみました。

鹿児島市都市農業センター水生植物園 こちらはスイレン池


田植から日の浅い水田の畦道で草刈作業が始まっていました。土曜日とあって各地で早朝から田植風景が見られました。

スイレンの花が増えていた


大賀ハスの蕾


黎明館の堀のハスよりも一回り、二回りほど小さめのハスです。開花を期待していましたがまだ蕾で、開花は数日後でしょうか。

ハスの生育状況は全体的には例年よりも少し遅れ気味で、茎の伸びが遅く葉も小さい感じです。

池の周囲には杭が立ち並び、ロープが上下2本張られて池の縁へは立入禁止の表示がありました。池の水深は浅いですが、子供が落ちるなどすると管理者責任を強く問われますので規制を強化したのでしょう。

水生植物園は農業センターの本館や建物などから離れた南側に位置しています。花好きにはありがたい場所ですが、人の目が届きにくく維持管理には苦労が多いことでしょう。

蝶トンボを見かけた


まだ数は少なく、他に飛んでいる蝶トンボを2か所ほどで見かけた程度。夏場には数が増えそうです。

農業用水路沿いを歩く ムラサキシキブ


庭先に植えられた紫の実が一杯付くムラサキシキブとは違って、かなり地味な自生種です。

毎年見かける紫の小さな花


画像検索すると、トウフジウツギに似ていますがよく判りません。

実が熟してきたハナイカダ


葉の表面に花が咲き実が付く不思議な植物です。以前よりも数が減り、ここの水路沿いでは1カ所だけ見かけました。

白いアジサイ 草に覆われた水路沿いの農道


水路沿いに数か所アジサイが植えられています。今は休耕地になっていますが、多くの人が農作業をしていた10年ほど前に植えられたものです。

今朝もこの後イノシシワナ見回りの人がやって来ました。水路沿いは自然観察には面白いですが、蛇やイノシシだけでなく虫も多いため、一般的にはおススメできる場所ではありません。

水生植物園脇のアジサイ


ここのアジサイは農業センター内のものより2週間程度遅咲きです。ごく小さなトンボが葉の先に止まっていました。

曇り空ですが降らずにすみそうなため、この後は磨崖仏のようなものを探しに小野公園へ向かいました。
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2005年 思い出の風景 2022/06/15(鹿児島)

2022-06-15 17:01:27 | 思い出
古い画像を整理していると懐かしい風景がありました。

4月にパソコンの故障で多くの画像を失いそうになり、普段のデータ管理の不十分さを思い知らされました。

2004(平成16)年頃からパソコンネット上に花画像掲示板「花浄土」を開設、投稿を始めました。現在はインスタグラム花浄土鹿児島にも季節の花画像等を投稿しています。

これまでの撮影画像はいずれパソコン共々消滅しますが・・・単に消滅も惜しいので、一部を振り返ることにしました。

霧島から見る桜島 以下の画像は2005年に撮影


2011年に新燃岳が大噴火、さらに2018年にはえびの高原硫黄山も噴火しました。霧島連山の登山路が遮断され、えびの高原から小林方面に通じる道路は今も通行止めが継続しています。

この画像は桜島の左側に開聞岳も見えています。高千穂峰に向かう途中辺りからなのか思い出せません。

桜島はこの後2006年に昭和火口が活動を再開し、夜間撮影に何度も通いました。そのこともあり霧島へは足が遠のきました。

Flower Pure Land は単純に花浄土を英語風にしたものです。画像掲示板の名前は、瀬戸口寂聴さんが週刊誌に書いておられた言葉「花浄土」を使わせてもらいました。

2005年は・・・衆院選で自民圧勝、郵政民営化法が成立 、JR福知山線の脱線事故 、マンションなどの耐震偽装発覚 、ライブドア、楽天がTV局株大量取得で問題になった年です。

霧島のオオヤマレンゲ


オオヤマレンゲは霧島山中の所々に自生しており、梅雨時に花を咲かせる希少植物です。

薄暗い林の中に咲く木蓮を小さくしたような白い花に魅せられ、何度もえびの高原硫黄山の北側山麓に通いました。

自分でも笑ってしまう出来事ですが、ここで三脚を紛失しました。林の中を探し回り花を探し、写すうち半日ほども時が過ぎ、最初の撮影ポイントに置き忘れた三脚が消えていました。

奇特な人が紛失物として交番にでも届けてくれたのか、あるいは・・・。山の神様に差し上げたものと考え直し、新たに少し大きめのジッツオ3型の三脚を買い求めました。

今や三脚の主流はカーボン製ですが、少し重くても使い慣れたものが良くて現在も使い続けています。

藺牟田池のコブハクチョウ


2005年の頃はまだ白鳥が多く、この時期は親子連れの姿を度々見かけて微笑ましいものでした。風が強く池にさざ波が立つような日には子白鳥を背中に乗せて泳ぐ様子も見られました。

当時はまだベッコウトンボを知る人は少なく、湿地条約なども話題に上る前です。池の北側にある温泉ホテルは多くの利用者で賑わっていました。

白鳥は観光の目玉でありましたが、最近では害鳥扱いされるようになり数が減少しているのではないでしょうか。

黎明館のハス


通称黎明館の正式名称は鹿児島県歴史・美術センター黎明館です。明治100年を記念して1983(昭和58)年に鹿児島城(鶴丸城)跡地に開設されました。

2020年に御楼門が復元され観光の目玉として期待されながらも、コロナ禍のため出鼻をくじかれた感もあります。

城跡の堀には古くからハスが咲き、市民憩いの場でもあります。薩摩義士墓地側からの山水が堀を潤し、図書館側へ流れています。

図書館側では殆どハスが開花しないため、試験的に堀全体を干し上げて夏場に堀と底土が整備された年がありました。施設整備の一環でしょうが、現在では予算的に難しいことでしょう。

黎明館堀の鯉


その間外部に移されていたハスは、翌年春に堀全体に植えなおされました。その時面白かったのはごく一部ですが、水面ぎりぎりのスイレンが咲くような位置でハスが開花したことでした。

肝心の図書館側ではやはりハスは殆ど開花せず、その辺りは冷水が湧き出し日当たりも悪いのが原因ではないかと言われています。

この頃は堀に鯉を見かけました。ゴイサギもやって来ましたが、最近では石垣上の樹木が少なくなり殆ど見かけません。北側の一部では水草が増えてハスの生育を阻害しているようです。

今年も蓮が咲き始める頃となりました。一番の見頃は7月下旬から8月上旬でしょうか。朝日が差し込み始める6時前~7時頃がおススメです。
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雨の吉野公園 花巡り 2022/06/14(鹿児島)

2022-06-14 18:07:10 | 
6月14日(火)雨が小降りになると予測、10時前に吉野公園へ出かけました。

6月14日朝のNHKデータ放送


鹿児島市には大雨注意報が出され24時間雨量は84ミリですが、やがて小降りになりそうです。

吉野公園 入口のハナショウブは残りわずか 以下の画像は6月14日に撮影


昨日から雨が続き、平日でもあり吉野公園は閑散としていました。2時間ほどでお見かけしたのは5人程度でした。

6月11日に鹿児島の梅雨入りが発表されました。平年より12日遅く、昨年より31日遅い梅雨入りでした。平年の梅雨明けは7月15日頃です。

あじさいロード


今日もカメラ2台持ちで撮影。前回は傘なしでも済むような小雨でしたが、今日は降り続きレンズフィルターに付く水滴が気になりました。

濡れた風情が美しい


芝生の所も雨が溜まっていて、歩き回るうちに靴の中に水がしみ込んできました。動きやすさを優先し、ゴム長靴とカメラ1台の方が良かった気がします。

アジサイは今が見頃


期待したほど花数は増えていませんでしたが、今が見頃でしょう。雨が上がれば多くの人で賑わいそうです。

咲き始めたアガパンサス ユリ科の多年草


夏椿


三尺バーベナ(ヤナギハナガサ)


小さなバラがまだ多く咲いていた


大芝生広場の南側 イジュの若木が数本ある  ツバキ科ヒメツバキ属


奄美以南の南西諸島に自生しています。ツバキに似た白い花が集まって咲き見事です。吉野公園に入ってすぐ右手のトイレ横にもイジュの大きな木があります。

今年も美しいイジュの花を見ることができて幸いでした。雨続きでかなり花が落ちていましたが、今週末頃までは見頃が続きそうです。
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盆踊りのような 不信任決議案 2022/06/12

2022-06-12 14:05:45 | 日記
6月12日(日)今朝のサンデーモーニングで国会の話題がありました。

ブログ後半では戦後の不信任案可決と衆議院解散についても記載しました。

以下の画像は6月12日放送のサンデーモーニングから引用


TBSテレビ日曜朝の長寿番組です。司会の関口さんの後ろに飾られた季節の花が楽しみで毎週見ています。

不信任決議案の話題 6月9日(木)


次は内閣不信任決議案


夏の盆踊りのようなもの


投票の様子


記名投票


不信任決議案は2つとも自民党などの反対多数で否決されたと報道されました。

いつもの疑問が・・・なぜ投票結果が具体的に報道されないのか

1 公式記録がすぐに発表されないので、議長発言に沿って報道

2 いつも否決されるので、詳しく報道する価値がない

3 武士の情けで、勝ち負けをあからさまに数値で示さない

6月12日に検索した衆議院ホームページに以下の記録がありました。

衆議院議長細田博之君不信任決議案(馬淵澄夫君外二名提出)
  右議案は、委員会の審査を省略して議事日程に追加するに決し、これを議題とし、提出者岡本あき子君の趣旨弁明があって討論の後、記名投票をもって採決の結果、賛成一〇五、反対二八八で否決した。

内閣不信任決議案についても次の記録がありました。

岸田内閣不信任決議案(西村智奈美君外二名提出)
  右議案は、委員会の審査を省略して議事日程に追加するに決し、これを議題とし、提出者泉健太君の趣旨弁明があって討論の後、記名投票をもって採決の結果、賛成一〇六、反対三四六で否決した。

私の推測した1~3の理由により具体的な数値結果までは出していないような気がしますが、どうでしょうか。

次回同じようなことがあれば、日を置かず衆議院のホームページを検索してみたいものです。

不信任決議案可決と衆議院解散について

NHK政治マガジン ねほりはほり聞いて(政治の言葉)から引用
内閣不信任決議案は内閣が信任できないとする衆議院の意思を表明する議案で、衆議院議員51人以上の賛同があれば提出できます。

決議案が、衆議院本会議で、出席議員の過半数で可決されると、内閣は、10日以内に衆議院を解散するか、総辞職しなければならないと憲法で規定されています。

戦後、内閣不信任決議が可決されたのは、
▼1948年(昭和23年)の第2次吉田内閣、
▼1953年(昭和28年)の第4次吉田内閣、
▼1980年(昭和55年)の第2次大平内閣、
▼1993年(平成5年)の宮沢内閣の4回です。

いずれも不信任決議を受けて、衆議院が解散されました。(引用終わり)

ワンマン宰相と呼ばれた吉田内閣の解散は「馴れ合い解散」、「バカヤロー解散」と言われるものでした。

1993年(平成5年)宮沢内閣の解散は「嘘つき解散」と言われ、自民党が分裂し羽田孜・小沢一郎派などが不信任案に賛成。

不信任案は可決され選挙結果は自民党が大敗し下野。細川護煕氏を首相とする8党派連立政権が誕生しました。

鹿児島市では平静5年8月6日に豪雨災害が発生、細川首相が防災服ではなく平服で被災地見舞いに来られた姿が新鮮でよく記憶しています。

もっと強いインパクトがあったのは1980年(昭和55年)の第2次大平内閣での解散でした。

自民党内の内輪揉めで三木派や福田派など69人は議決を欠席してしまい、内閣不信任案は賛成243票・反対187票でまさかの可決。

異例の衆参同時選挙となりました。しかも選挙期間中に大平首相は急死、一転して弔い合戦となり自民党が大勝しています。

その年は前年(1979)に起きたソ連のアフガニスタン侵攻に反発して、アメリカなどとともに日本もモスクワ五輪をボイコット。柔道の山下選手の涙を覚えています。

ロシアのウクライナ侵攻を思わせますが、イラク戦争を経てアフガニスタンに介入したアメリカも痛い目に遭い、撤退に失敗したのはごく最近のことです。

平成後半から日本でも戦後という言葉が聞かれなくなりましたが、改めていろんなことが起こっていたのだと感じます。

来月の参議院選挙はロシアのウクライナ侵攻を受けて、国防に対する国民の意識が変化し与党に追い風が吹き、盆踊りのように今度も不信任案を提出した野党には辛いことでしょう。
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雨上がり 公園の緑を楽しむ 2022/06/09(鹿児島)

2022-06-10 17:48:14 | 自然観察
6月9日(木)明け方の雨が止んだ、かごしま健康の森公園へ出かけました。

5時48分 少し霧が立ち込めていた 以下の画像は6月9日に撮影


6月9日、鹿児島市の日の出は5時12分、方位は62.2度(東北東方向)。朝日は画面外のかなり左手の牟礼岡辺りに上がります。

3~4時頃に少し雨が降り、わずかに雷も聞こえました。鹿児島市の雨量は3.5ミリ、6時の気温は21.7度でした。

いつもの桜島撮影スポットから朝の光と霧の組み合わせを期待しましたが、朝日は殆ど顔を出さず桜島もかすかに輪郭が判る程度でした。

朝活の人がちらほら


ウォーキングに励む人、愛犬連れで散歩の人たちを見かけました。かごしま健康の森公園は自宅から車で10分程度の近さで、公園南側の第3駐車場は24時間利用できます。

カラスも朝活?


ここから車で8分程度の所には、この時期スイレンが咲く鹿児島市都市農業センターがあります。ともに鹿児島市の施設で管理が行き届き、車で30分ほどかかる県立吉野公園よりも身近です。

ビヨウヤナギ(美容柳)


キンシバイ(金糸梅)と似ていますが、花がやや小ぶりです。説明板に「キ」の文字が少しあり、最初はキンシバイと書かれていたのかも?

野良猫たちの出迎え?


薬草園に向かう道沿いに猫が数匹、その先にも何匹か見え隠れしていました。餌がほしいのでしょうが、餌やり禁止の看板がありました。

薬草園北側の「こもれ日の散歩道」


自然観察園から展望台に通じる区間は時々歩きますが、今朝は初めてこの辺りを歩きました。

6時23分 雨上りの曇り空 朝早いので少し薄暗い


竹林と雑木輪に囲まれ、木漏れ日が差し込むような道です。利用者が少ない感じで一人で歩くには心細いようなところでした。

公園外に通じる道も歩いてみると、竹林の先で広い道路につながり数軒の民家がありました。

上り坂の先が開けてきた


道や林を抜けて急に明るくなり展望台横に出ました。少し汗ばんできましたが展望台へ上がります。

6時48分 展望台からの北側風景 郡山の花尾山、吉田の三重岳方面


まだ雲間から日差しは見えず、見晴らしがさらに悪くなり東側の桜島はすっかり姿を隠していました。

蔓性植物 サルトリイバラ


柏餅など、だんごを包む葉のようです。鹿児島語(鹿児島の方言)では「かからんは」と呼んでいました。

アジサイに集まる虫


コガネムシのようなものが多く集まっていました。ここは森を拓いた場所なので、吉野公園と比べると虫が多いような気がします。

おなじみのマリーゴールド


公園は広く花壇もスケールが大きく見事です。四季折々の緑と花が楽しめますが、広い園内では日ごろの管理作業も大変なことでしょう。

梅雨間近の公園内散策は気分転換にはうってつけ。今月下旬になれば鹿児島市都市農業センターの大賀ハス開花も期待できそうです。
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2005 黎明館・鶴丸城跡の桜 2022/06/08(鹿児島)

2022-06-08 17:37:53 | 思い出
古い画像データの中から目に付いた2005年(平成17)の桜です。

黎明館敷地内に立つ 七高生久遠の像 2005/04/10


鹿児島県歴史資料センター黎明館は明治百年(昭和43年)の記念事業として鶴丸城(鹿児島城)跡地に計画され、1983年(昭和58)年に開館しています。

石垣の上から 2005/04/10 現在は右側に御楼門がある


多くの美術・工芸品を収蔵していることから、館の持つ機能や性格をより明確にするため2020年(令和2)に鹿児島県歴史・美術センター黎明館に改称されています。

この辺りの樹木は御楼門復元工事のため殆どが伐採され、七高生久遠の像も少し南側へ移設されました。

北東側の石垣と桜 2005/04/10 


現在は桜の木が少なくなり、すぐ下の堀には水草が増えてハスが減少しています。この日は満開の桜が散り始めた頃で見事な花景色でした。

当時は鯉が泳ぐ様子も見られ、休日は日の出前から撮影に通いました。城山に登りラジオ体操をする人も多く見かけました。

国道10号交差点角近くの石垣 2004/07/19


上と同じ場所を右手側から写す 2021/07/14


画面外左手には裁判所があり、交差点の北東側はかごしま県民交流センター(旧鹿児島県庁跡地)です。

石垣上の大きな木がなくなり、ツツジの生垣が残る程度です。

御楼門と堀 2021/07/14 いまだに見慣れない風景


御楼門は2020年(令和2)に復元されました。コロナ禍で訪れる人は期待に届かない状態ですが、国の内外からの旅行客が戻ればにぎわうことでしょう。

国道10号側の石垣と堀 2004/07/19


石垣上では殆どの木が伐採された 暑い中での草刈作業 2021/07/14


かつては石垣に沿って緑が多く桜もきれいでしたが、御楼門の工事と遺跡発掘作業の影響もあったようで、多くの樹木が伐採されて殺風景です。

夏場撮影によく通った経験からすると、御楼門だけが突出した今の風景はどうもなじめません。観光目的にはわかりやすいのでしょうが・・・。

いずれ周辺整備が進み、御楼門が周辺の風景に溶け込んで、美しい緑や花とともに存在感を増してくれることを期待しています。
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花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。