花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

大型連休 唐芋畝を作る 2019/04/28 (鹿児島)

2019-04-29 17:36:10 | 野菜作り
4月28日(日)10連休の最中、唐芋(サツマイモ)畝を作りました。

シャリンバイが花盛り 以下の画像は4月28日に撮影


砂山に咲くハマヒルガオ


浜の丸の砂山から 吹上浜日置海岸


吹上浜は初夏の風景となりました。東寄りの風で海は穏やか、所々にキス釣りの人がいました。浜を北側に少し歩き小さな川を過ぎた「浜の丸」の砂山です。

地引網が盛んだった昭和40年代頃まではここに網小屋がありました。浜に戻らず竹林沿いを歩くうちに脇道を100mほど進むと、初めて訪れる古い墓地でした。

竹藪に半ば埋もれていますが今も数基は使われていて、水道がありバケツが置かれていました。合掌し周辺の昔を思い出しました。遠い御先祖に呼ばれたような不思議な体験でした。

実家庭先のツツジが花盛り


白木蓮の枝を切り日差しが功を奏したのか今年は例年になく沢山の花が咲きました。氏神様の周囲を掃除して米と塩、焼酎をお供えし手を合わせました。

砂山の恵比須さん


浜を少し南側へ歩いたところに残る恵比須さんです。左に祭られた石板には海神様などの名前が刻まれており比較的新しい感じです。恵比須さんは戦後のもので風化が進んでいますが、今も笑顔で海を見守っています。貝殻に米と塩を盛り、焼酎をお供えして海の幸をお願いしました。

昨年は猛暑と不漁のため、一度もキス釣りをしませんでした。今年は釣りにも頑張って、食べなれたキスのてんぷらを味わいたいものと神頼みでした。

順調に育つ苦瓜(ゴーヤー)


蔓が小さな竹の支柱をつかんでしっかりと成長しています。風除けのビニルを外して長い支柱を立てる時期が近づきました。この時期は強い風雨にさらされることもあり、茎が折れると成長が大幅に遅れますので様子を見ています。

大根の花も終わりが近い


唐芋の苗が育ってきました。新芽が密集しているので切り取って植え付けないと次の脇芽が伸びず、新たな苗が育ちません。大根の花は終わりに近づき一部は種ができ始めていました。

挿木で育てたアジサイなどを移植


昨年秋に挿木して冬を越したアジサイ、ムクゲ、チロリアンランプ、ツルニチニチソウを畑の隅などに移植しました。アジサイは根元近くからの剪定にも耐えるため野菜作りへの影響は少ないはずです。大きく成長する木はいつの間にか畑を狭めて日当たりを妨げるので植える場所には注意が必要です。

唐芋苗を準備


草取り、大根の撤去、えんどう豆の収穫後にアジサイなどを移植。17時を回っていましたが唐芋の畝つくりに着手しました。鹿児島市の最高気温は21.7度、南東風が吹きあまり汗も流れません。鍬を持つ手は軽く作業が捗りました。18時半までかかって予定の倍以上の7列を作りました。

4月19日に三又で耕した後の雨量が少ないため、まだ土の塊がほぐれていません。もう少し雨に当てて畝の形を整え、マルチシートを張って唐芋を植付ける予定です。

ミカンの花も終わり


心地良い香りを届けてくれたミカンの花も終わりに近づいています。これほどの花が咲いたのは初めて、今度こそ実が付くことでしょう。予定よりも作業が進み満足感を胸に45分ほどの夜道を帰途につきました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初夏の山路 野の花を楽しむ 2019/04/26 (鹿児島)

2019-04-29 15:57:17 | 
4月26日(金)吹上浜海浜公園で所用の後、帰りは寄り道を楽しみました。

まずは吹上浜海浜公園 グレベレア 以下の画像は4月26日に撮影


同じく ヒトツバタゴ 街路、公園樹


いずれも鹿児島ではあまり見かけませんが、花の特徴からネット検索で名前を調べました。火炎を思わせる個性的な花と小さな白花が目立ちます。ヒトツバタゴは花が多いと雪が積もったように見えるほどです。

永吉川近く ムラサキカタバミ


同じく金銀の花 スイカズラ


同じく オドリコソウ


よく目にする野の花ですが名前が思い出せないものです。山野草の中でも人里で多く見かける花です。

山神の郷公園 イペー


県道35号永吉入佐鹿児島線を山手に向かっていると右手に黄色の花が目立っていました。雲が多めで時折日差しが出ると黄色の花が輝いて見えました。最近は民家だけでなく公園などでも植樹が進んでいるようです。

道沿いの藤


民家の外に伸びだして風に揺れていました。安全な場所に車を止めてしばし撮影。通りかかった人の話では空家とのこと。山藤にしては花付が良く歩道に多くの房が垂れ下がっていました。

道路向かいには山里風景


ツツジと緩やかな坂道、農家と水田。木々の新緑が鮮やかで絵に描いたような風景でした。

鹿児島市松元町 ウツギと山ツツジ


鹿児島市西部は山地と言うよりは、丘陵地帯もある中山間部で鹿児島市松元支所は海抜95m。鹿児島市春山町に通じる道を四元町交差点で左折、普段通らない県道291号松元川辺線を北側へ進むと松元中学校の南側に山ツツジが咲いていました。

この県道は狭く永吉ダムを経由した伊作峠以南では離合困難箇所が続く、いわゆる「険道」。20年ほど前に一度だけ通った思い出がよみがえりました。今も通行車両は少なく状況は同じだろうと思います。

鹿児島市都市農業センター アイリス


センターの方に教えていただき今が盛りのアイリスを撮影できました。本館東側の職員駐車場横に咲いていました。

鹿児島市犬迫町 山ツツジ


同じく アザミ


水田横を走ると山側にツツジが多く咲いていました。シラス崖の上に照葉樹と竹が生えており、わずかな土の層に根を張っているようです。ツツジは火山地帯にも生息し酸性土壌に強く乾燥にも耐えます。

空家の庭先などでも山から持ち帰ったようなツツジが初夏を彩っています。春先に咲く紫色の岩ツツジに比べると、山ツツジはごくありふれたものです。見向かれることもない花ですが、新録に映えて逞しさと美しさを感じます。

霧島山地のような高さ3~4mの大木は見たことがありません。斜面などにへばり付いているので崖崩れなどで流失するのか、寿命が短いのか。同じツツジの仲間でも性質の違いがあるのでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カメラ散歩 永吉川の浜田橋 2019/04/26 (鹿児島)

2019-04-27 23:09:01 | 史跡巡り
4月26日(金)日置市吹上町の浜田橋に立ち寄りました。
国道270号かめまる館横の石橋で、すぐ下流には南薩線の橋脚が残っています。

下流側から見た浜田橋 以下の画像は4月26日撮影


すぐ上流に国道270号の橋がありますが、この位置から見ると車が石橋上を走っているように見えます。

永吉川下流にかけられた3連アーチの石橋で、大正2(1913)年に造られた。石材は近くの浜田橋を使用したという。長さ45m、幅4.1m、高さ6.5mで、実際に使われている石橋としては県内で最も長いとされている。(日置市観光協会)

鹿児島の石橋は鹿児島市の甲突川に架かる五大石橋が有名でした。平成5年の大水害で新上橋と武之橋が流失し、残った西田橋、玉江橋、高麗橋は石橋記念公園に移設保存されています。

国道橋の下から見た浜田橋


かめまる館横ですが普段ゆっくりと眺めることもありませんでした。この日は時間があったので南薩線跡地とともに周囲を少し歩きました。

国道橋の北側下に水神様が五体並んでいました


吹上町では貝殻に盛った浜砂を神様にお供えする風習があります。河川改修などで集められた水神様のように見えます。

浜田橋から見た南薩線橋脚


永吉川口に近く右手奥には久多島神社の白い鳥居が見えています。浜まではゆっくり歩いて10分ほどです。

南薩線橋脚を南側から見る 右奥はかめまる館


昭和59年に廃止された鹿児島交通線、通称「南薩線」の鉄橋跡です。橋脚が4か所残っています。

永吉川の南から見た南薩線道床跡


右は南薩線道床の石垣 奥は浜田橋


鉄橋南側には線路跡の築堤石垣がしっかり残っています。

浜田橋の説明板 日置市指定文化財


浜田橋は平成3年に改修され自転車・歩行者専用道路として利用されています。

かめまる館の蕎麦屋さん「かめまる庵」


かめまる館は最近の大きな道の駅に比べると小規模ですが、吹上町の新鮮な農産物や特産品が販売され休憩にも便利な場所です。

自転車専用道になっている南薩線跡地 右側は日吉町帆の港へ通じる


かめまる館では自転車を貸し出しています


南薩線の跡地は多くが道路に転用され、一部では自転車専用道路になっています。浜まで歩いて遊ぶも良し、夏は引潮時の川で遊ぶも良し、車を止めてすぐに遊べます。きれいな石橋、南薩線橋脚、サイクリングロード、吹上浜と観光スポットに恵まれており、もっと多くの人に訪れてほしい場所です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

強い日差し 紫山芋の畝を準備 2019/04/22 (鹿児島)

2019-04-23 15:37:48 | 野菜作り
4月22日(月)日差しが強まる中で紫山芋の畝を準備しました。

ジャガイモの花咲く 以下の画像は4月22日に撮影


雨不足のため、最初に水を運び夏野菜とえんどう豆などに水を掛けました。

夏ミカンの花


春の木市で買い求め、畑の隅に植えて5年ほどになります。他の草木に隠れて成長が遅れていましたが、今年は初めて実が付きそうです。

ナス畝に元肥を追加


NHKのEテレで夏野菜の番組があり、比較するとナスの元肥が少なかった感じです。周囲の浅い位置に粒状の鶏糞肥料1kg程度を追加しました。

紫山芋の畝を準備


竹藪を開墾した場所にサツマイモの蔓、落葉、草木灰を入れて鶏糞肥料を14kg程度混ぜ込み、幅70センチ、長さ6m程度の畝を準備しました。竹の地下茎や地表の雑草を取り除いたことで地面が周辺よりも15センチ程度低くなっています。

ネットを張って一区切り


雨で全体を落ち着かせてから畝を再調整して5月上旬頃に植付予定です。今後ネットを支える横の支柱、ネット全体の補強柱を追加します。

Sさんにもらった紫山芋


蔓に実った大きめのムカゴから紫色の新芽が伸びだしています。うまく栽培すれば食用サイズの芋が収穫できそうです。品種名は判りませんが、蔓は1本か2本で、生い茂ることはないもののムカゴが多く付きます。ムカゴが大きくなり過ぎると、芋への養分蓄積が減少するようです。

畑に生えだした花桃を移植


畑に落ちた昨年の実から発芽したものと思われます。耕作に邪魔になるため竹藪横に移植しました。50センチほどの穴を掘り落葉、枯枝、鶏糞堆肥1kg程度を元肥に入れました。早ければ3年程度できれいな花が見られそうです。

咲始めたシャリンバイ


ナルトサワギク


22日、鹿児島市の最高気温は27度、作業で汗が流れましたが真夏のような蒸し暑さは感じません。農作業を終えて浜に出ると道沿いに、初夏の花シャリンバイが咲き始めていました。ナルトサワギクは小さな綿帽子が沢山あり、これだけを見るときれいな花景色です。

昨年から急速に生息範囲を広げている有毒外来植物です。他の植物の生育を阻害する物質を出すとされており、数年後には砂山の景色を一変させるかも知れません。年間を通じて花を咲かせ、風に乗って種が飛散し海岸から500m以上離れた場所でも見かけます。

視界が悪く甑島は見えず


日没が迫る吹上浜です。雨が降らず大気汚染物質PM2.5が漂い、視界が悪い状態が続いています。

長期間海を漂っていたのか、今にも壊れそうな魚籠らしきものが漂着していました。どこにも文字や模様は見当たらず外国製のようです。素材に毒性があるのか、フジツボや貝が付いていませんでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初夏の晴天 畑を耕し唐芋準備 2019/04/19 (鹿児島)

2019-04-20 16:00:00 | 野菜作り
4月19日(金)唐芋(サツマイモ)植付準備に取り掛かりました。

天皇皇后両陛下 最後の地方訪問 4月19日 日本テレビ スッキリ


伊勢神宮を参拝された両陛下をお迎えする沿道の人々、両陛下が手を振ってお答えになる様子などを中心に各局とも丁寧な報道でした。

浜への道沿い トベラが咲く 以下の画像は4月19日に撮影


穏やかな吹上浜日置海岸 


海からの風にかすかな熱気を感じられるようになりました。砂山の草が新芽を伸ばし、ナルトサワギクの黄色い花が減り始めています。大潮の引潮時にかかり釣人の姿はなく、沖にはチリメン漁のバッチ網が4組ほど操業していました。

前回植え付けた夏野菜


おたふく豆などに水を掛ける


日置に近い気象観測点「東市来」で4月に雨を観測したのは5,9,10,14日の4日間で合計雨量は59ミリ。10日には春の嵐で46ミリ、それ以外は数ミリの雨にとどまっています。

おたふく豆(ソラマメ)はサヤができる段階の水確保が大事です。えんどう豆も収穫後半となり、早いものは茎が黄色く枯れ始めています。

約20リットルの水タンク2個を3回運び、100リットルほどの水を掛けました。全体的に土が乾燥しているため、水はたちまち地面に吸い込まれました。

手前はジャガイモ、右側おたふく豆、左奥はえんどう豆


えんどう豆は予想以上の豊作、防鳥ネットの上まで大量にサヤが付いています。レジ袋からあふれ出すほどの量を収穫しました。おたふく豆は少しずつサヤが成長していますが全般に収量は少なめでしょう。

作業中の水分補給


最高気温は25度くらいで、まだ湿度も低く真夏に比べると流れる汗はわずか。作業中の水分補給は大事なので、ポカリスエットと水を飲んでいます。清涼飲料水はカロリーが高いので飲み過ぎは良くない気がします。

雨で固まった畑土


唐芋の収穫後半年ほどそのままになっているので、土が固まり雑草も伸びだしていました。雑草を刈り取っても雨が降るとすぐに伸びだすので、三又を使って土を掘り起こしました。

小菊栽培地周囲も土を起こす


自然に放置しても土は雨で固まりやすく、通路部分は特に固くなります。雑草が根を広げると固い芝生状態になり回復には相当の労力がかかります。

今回は三又で土を起こし雑草を取り除き、耕作地に空気を通し、雨風に当てます。次に鶏糞堆肥などを入れて鍬で少し深めに耕し、植付時期に合わせて唐芋畝を作ります。竹藪開墾のように力を込める必要はなく作業が捗りました。

唐芋苗の伸びが遅い


唐芋は植付直後の生育が大切で、うまく根付かないと植えなおしになり生育不良では猛暑を乗り切れず枯れることもあります。しっかりした苗を育てて、根付きやすいときに植えるのが肝心。

苗床の苗が育つのを待つうちに植付けタイミングを逃すこともあります。今年も昨年同様に市販の苗も植付ける予定です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ツツジの季節 黎明館と探勝園 2019/04/17 (鹿児島)

2019-04-18 17:29:57 | 史跡巡り
4月17日(水)黎明館で写真展を鑑賞し、周辺のツツジを楽しみました。

葉桜に向かうソメイヨシノ 向かいの建物は鹿児島地方法務局


桜島 噴煙は殆どなし 左側は鹿児島県民交流センター


御楼門の再建工事が本格化し大型クレーンが入っていました。文化財発掘調査もあり石垣沿いの樹木がかなり伐採されましたが、ツツジは多くが残されており花を咲かせています。

隣の県立図書館側のソメイヨシノも半分葉桜となっています。このところ雨が少なく潤いに乏しいのが惜しいところです。

城山の楠は新緑 桐の花咲く  戦後の火災で焼け残った枯枝も見える


樋の間(てのま)二つ家 囲炉裏の煙


平戸ツツジが花盛り


城山側の屋外展示「二つ家」では囲炉裏に火が焚かれていました。最近では予算不足で2週間に一度だけとのこと。係の方には落葉掃除にもお忙しい中、あれこれと教えていただきありがとうございました。

県立図書館 桜の花びらが散る庭先


西郷銅像 築山にツツジ咲く


大河ドラマ西郷どんのブームも一段落ですが、鹿児島市の中心部に立つ西郷銅像は観光ポイントの一つです。15人ほどの団体さんが訪れて、慌ただしく記念撮影などをしていました。

照国神社 御祭神島津斉彬公


探勝園 島津忠義公 左上は城山ホテル鹿児島(旧城山観光ホテル)


探勝園 島津久光公 鳩にお冠の様子?


黎明館からゆっくり歩いても10分ほど、鹿児島を代表する神社の一つ照国神社を訪れました。御祭神は島津斉彬公です。正月の初参り、節分豆まき、六月灯(夏祭り)は特に賑わいます。

神社の北側に隣接する探勝園には島津久光公、忠義公の銅像が立っています。小さな池があり、背後の城山に溶け込むように自然林が続いています。ここを訪れる人は少なく、心静かに新緑、ツツジ、秋の紅葉などが楽しめます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

草刈を済ませ 夏野菜を植付け 2019/04/16 (鹿児島)

2019-04-18 14:54:17 | 野菜作り
4月16日(火)例年より少し早めに夏野菜を植付けました。

フランス ノートルダム大聖堂の火災 NHK朝のニュース


日本時間で午前2時頃に出火、各局とも大きく報道していました。日本と違って石造建物で火災は少ないと思っていたので意外でした。世界遺産でもあり再建への道は簡単ではなさそうですが、一日も早い再建復興を願っています。

初夏を感じさせる吹上浜 以下の画像は4月16日撮影


東風で海は穏やか、装備万端の釣人の姿がありました。5月2日は「八十八夜」、大型連休にはキス釣りが本格化しそうです。

咲始めたトベラの花


野生藤


浜に出る道沿いに自生するトベラに白い花が咲き始めました。野生藤は蕾が少なめ、昨年の猛暑が影響したのでしょうか。

雨が少なく唐芋(さつまいも)発芽遅れる


えんどう豆の収穫 最盛期を過ぎる


3月から少雨傾向が続いています。4月10日に春の嵐で50ミリほど降ったものの、それ以外は畑が湿る程度しか降らず平年の半分以下です。最後まで残った大根には花が咲き、畑のあちこちに小さな雑草が生えてきました。

鍬で耕しながら雑草を抜くのは大変です。庭先や道路の草刈ついでに刈り取りました。1センチ程度の雑草は、カミソリで剃ったように全て片付きました。

今年の夏野菜はナス、キュウリ、ゴーヤー


昨年と同じくナフコで接木苗を購入しました。昨年はゴーヤーが早い段階で枯れてしまい、今年は念入りに管理したいものです。

キュウリ苗


ナスとゴーヤーには唐芋の蔓を敷き込む


この時期はホームセンターだけでなくあちこちの物産館でも野菜苗を見かけます。やはり良い苗から売れて行きますので、店頭に長く残ったものは植付後の生育が遅れがちです。

昨年は接木台木から伸びたカボチャの蔓に気付かずキュウリとゴーヤーは初期生育が遅れました。キュウリの場合は横に伸びるカボチャの葉に気付いたときは2m以上も伸びていました。試しに放置したところ、ソフトボールほどのカボチャを一個だけ収穫できました。

最後に風除けのビニル袋を設置


ナスは接穂が細長く不安定なため、苗に小さな竹の支柱を添えました。キュウリとゴーヤーは生育具合を見ながら支柱を添える予定です。昔ながらのビニル袋を設置しないと風で傷みやすく成長が遅れます。

初夏のような天候でしたが、まだ空気が乾燥していて草刈と掃除後に野菜の植付作業までできました。作業が終わったのは19時前でした。ちょっと疲れましたが竹藪開墾ほどの重労働でもなく、農作業の一区切りがつき、ホッとしました。次回は野菜へ水を掛け、唐芋予定地を耕したいところです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏野菜の植付 まずは紫山芋 2019/04/13 (鹿児島)

2019-04-14 16:09:10 | 野菜作り
4月13日(土)、道の駅すえよしで買い求めた紫山芋を植えました。

自宅のナニワノイバラが見頃 以下の画像は4月13日に撮影


春先の新芽が大きく成長して予想以上に蕾が出て、次々に開花しています。ほとんど野生種に近い一重咲5輪の白バラで鋭い大きな棘があります。鉢植えのうちは良いですが、庭先に植えこむと広く生い茂って持て余すのが難点。桜と同様に花が傷む前に花びらが散る潔さがあります。

道沿いの海棠が花盛り


わずか一本だけの小さな海棠が今年もきれいな花を咲かせました。隣のソメイヨシノは葉桜に近づき、県道沿いのチェスト館から土橋までの桜並木もほとんどが葉桜になっていました。

風もなく穏やかな吹上浜


チリメン漁のバッチ網が数組操業していました。北側にキス釣りの人がいました。先日の雨でゴミが多く今日は釣れないが、前回は型の良いキスが数多く釣れたとのこと。

砂地のマツバギク


3年ほど前に移植したマツバギクが繁殖して今年は多くの花を咲かせています。多肉植物で昨年の猛暑も全く影響なく茂ってきました。

花が見頃の紫蘭


野菜畑の隅にまとめている紫蘭が本格的に開花しています。他の花との組み合わせを考慮して一部移植した方が過密も解消して良いかもしれません。

ジャガイモに2回目の追肥と土寄せ


2月23日に植え付け、3月13日には芽が出そろいました。3月26日に芽かきと一回目の追肥、土寄せを行いました。その後の生育が順調で茎葉が茂っていたところに4月10日春の嵐が襲来、全体の2割ほどで茎や葉が折れていました。

茎が根元近くから折れたものもありましたが、まだ脇芽があり少しは回復しそうです。鍬で一通り土を上げ、次に移植こてを使って葉に被った土を取り除き株元に土を入れました。

道の駅すえよしの紫山芋苗


輪切りした山芋から新芽が1~3本伸び、数本の根が出ています。自生する山芋(自然薯)の新芽は一本だけです。昨年コメリで買い求めた紫つくね芋も新芽は一本でした。

70センチほどの間隔で5本を植付け


昨年栽培した紫つくね芋は8月頃から勢いが出て脇芽が発生し葉が茂りました。一つの苗から5本程度の芋が成長し予想外の豊作でした。

昨年と同様にサツマイモの蔓を敷いて鶏糞堆肥と化成肥料を振り掛けて元肥としました。元肥の上に15センチほど土をかぶせてマルチシートを敷きました。植付間隔は昨年よりも広めにしました。

マルチシート栽培は植付の手間はかかりますが、雑草が生えることなく土が固まらず、真夏の乾燥を防いでくれます。後の管理は、株元への追肥と伸びた蔓をネットに誘引する程度ですみます。

夏野菜の植付予定範囲の草取り


連作障害を避けるためにここ数年は接木苗を使っています。昨年のキュウリとゴーヤの台木はカボチャでした。ナスの台木は原種に近い感じの棘のあるナスでした。

全く同じ場所に植えるのも良くなさそうで植付場所を決めかねています。古くなった竹の支柱取替も一部必要かもしれません。雑草との戦いも始まり忙しくもありますが、心地良い疲労感を味わった春の一日でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シャクナゲ、ツツジ、新緑 2019/04/11 (宮崎)

2019-04-12 15:33:05 | 
4月11日(木)宮崎県三股町を訪ね、シャクナゲの花などを楽しみました。
途中休憩を挟んで2時間がかりでしたが、今年も美しい花と新録が一杯でした。

シャクナゲの森 以下の画像は4月11日撮影


今年は花が少なめ


殆ど貸し切り状態


平日で訪れるのは小人数グループがぽつぽつ程度。一時日差しが出たものの、全般に明るい曇り空で花撮影には好都合でした。

昨年はどの木もたくさん花が咲いていましたが今年は少なめでした。全体的には若木が減ってきており、植替え更新も必要で管理には苦労されていることでしょう。これほどの花の楽園を500円で楽しめるのは大変な贅沢。じっくりと撮影できてありがたいことでした。

椎八重(しいばえ)公園


ツツジは咲き始め程度


こちらも訪れる人は少なめ


満開まで数日かかりそうな感じでした。シニア層の花見客が訪れていましたが、まだ少なめ。奥の方では出店の開店準備が進み、今度の週末は賑わいそうです。水田地帯の南側山地に伐採跡が広がっていました。太陽光発電所用地にも思えますが、山崩れなどが起きないか気になりました。

長田峡


新緑が美しい


八重桜が咲き始める


河童の置物が人気のようで、お賽銭が集まっていました。前日の雨の影響もあり水量は多めです。柵や橋の欄干にカメラを押し当てることで低速シャッター撮影ができました。

道の駅すえよし 紫山芋の苗を買う


鹿児島宮崎を結ぶ国道10号のオアシス、道の駅すえよしに立ち寄りました。大隅方面の入口に位置しており、地元農産物、特産品の直売コーナー、レストラン、展示室兼多目的ホールなどがあり多くの利用者が訪れています。

昨年も見かけて気になっていた紫山芋の苗を買いました。昨年は紫山芋の芽出しが遅れ半分は腐らせてしまいました。5月にコメリで紫つくね芋を買って植えたところ大豊作となりました。

新芽が15センチほど伸び、5本で900円でした。2年前にSさんからもらった紫山芋のムカゴ、昨年コメリで買った紫つくね芋、今回の道の駅すえよしの紫山芋の3種類を植える予定です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ようやく桜満開 新紙幣発行 2019/04/09 (鹿児島)

2019-04-10 17:07:09 | 日記
4月9日(火)ようやく鹿児島の桜が満開になりました。
財務省は新紙幣発行を発表、新元号とともに時代の流れを感じさせます。

4月9日 鹿児島市犬迫町の桜


平年より5日遅く、昨年より11日遅い観測です。鹿児島の桜開花は3月25日で満開まで15日かかっています。2008年も3月28日に開花、4月12日に満開と15日かかっており、この年に並んで最も時間がかかった満開です。

鹿児島県内各地では殆どの所で「散りはじめ」、気象台の標本木の開花状況は他よりも遅れ気味です。

吹上浜にホンダワラが打ち上がる


天気は下り坂で南東の風が少し強めに吹き海は穏やかです。ルアーを投げる人が3人いましたが小魚が湧く様子もなくダメなようでした。ホンダワラが打ち上げられていて、顔を寄せると塩臭さを感じました。

咲始めた紫蘭


昨夏は猛暑で管理が行き届かず雑草に埋もれていたため、花は少なめです。蘭と言えば希少で高価なものというイメージがありますが、紫蘭はあまり注目されることもなく少し可哀想。

おたふく豆(ソラマメ)のサヤが成長


強い風に揺れる 隣ではナニワノイバラが開花


いつの間にか茎の下でサヤが成長していました。名前のとおりサヤが空を向いています。海からの風は竹林が防いでくれますが、南寄りの風は当たりが強くて春の嵐で傷みやすくなります。

竹藪開墾は一区切り


深さ50センチほどまで掘って竹の地下茎、茅の根などを取り除きました。しばらく放置して土中に残る茅、シダが発芽したら取り除きます。その後、堆肥とサツマイモのツルを混ぜ込んで耕し、山芋を植える予定です。

新10000円札は渋沢栄一 新紙幣、硬貨デザインは財務省ページから引用


裏面のデザインは東京駅


15年前からの運動が実る? 4月10日TBSテレビ ビビット


地元埼玉で15年前から渋沢栄一を10万円札に登場させるべく、運動を続けている団体が紹介されました。10万円札が出るとお釣りに1万円札が必要になります。店頭、自販機などの対応に混乱を生じるため、10万円札は現実には無理でしょう。これを機にキャッシュレス化も進みそうです。

こちらは新500円硬貨


偽造防止に新技術を導入


「二色三層構造」の新しい500円玉も発表されました。偽造防止の新技術「バイカラー・クラッド」により、真中は現行100円玉の色で周囲は現行500円玉の色。偽造防止のため「異形斜めギザ」、「微細文字」技術が導入されます。

紙幣の顔 移り変わり 4月10日テレビ朝日 モーニングショー


新紙幣で一番違和感があるのは「壱万円」よりも「10000」の文字が大きいことです。外国人にも判りやすい表記のようですが、安っぽさを感じてしまいます。報道では偽造防止のため人物写真を利用するとのこと。かつては高額紙幣に聖徳太子が復活するという見方もありましたが、人物写真の複雑な表情を利用する方が偽造防止には有効でしょう。

ホログラムによって見る角度で顔の表情が変わるとのこと。新紙幣の発行まで5年ほどかかるようですが、時代は「令和」、いよいよ「昭和は遠くなりにけり」の感が強くなりそうです。これも時代の流れ、長生きできていることに感謝です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。