花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

少し秋風 大根の種蒔き 2020/09/27(鹿児島)

2020-09-28 18:11:12 | 野菜作り
9月27日(日)日置に出かけ彼岸花など撮影、午後は大根の種蒔きをしました。

朝から快晴 上日置(かみひおき)の彼岸花 以下の画像は9月27日に撮影


普段は車から見て通り過ぎるだけの畦道の彼岸花。天気も良いので車を止めて撮影しました。

近くに行くと背景に電柱、電線などもあり、風景としては今ひとつ。車で走っていると印象的なものが先に目に入り、圧縮効果も働き実際よりも花が密集して美しく見えがちです。

住吉住宅近く ここは例年よりも花が少なめ


向江山の中腹 彼岸田(地名:ひがんだ)の棚田


日吉小学校では運動会らしく、太鼓の音や放送音声が届いてきました。近くの方に伺うと向江山は杉が生い茂り、眺望が全くきかず昔の山道も消えているとのこと。50年以上も時が流れて残る棚田もわずか、風景が変わるのも当然です。

八幡神社の北東側 稲刈と掛け干し作業 背後は向江山


普通作の稲刈と作業後の掛け干し作業を撮影させてもらいました。早めに田植をしたわけでもないが、家族の加勢がもらえる休日に稲刈りしているそうです。私も小学校の頃、祖父の田圃で田植から稲刈まで作業を手伝ったものです。

11時46分 吹上浜日置海岸では珍しい光景 サーフボードに乗った人がいた


弱い北西風が吹き肌に心地良く当たります。大きなサーフボードに乗ってオールを立ち漕ぎしながら南へ向かう人がいました。目的地に仲間が待っていてくれるのでしょう。帰りは向かい風になるので大変です。

キス釣りの人がいた 引潮時だが少しずつ釣れていた


日曜日で浜遊びしながらの釣りのようでした。フグも多かったようで次々に針を切られていました。

Nさん宅のショウキズイセン 薄暗い中で黄色が目立つ


16時22分 予定よりも数時間遅れ 大根種蒔き作業に着手


青空と彼岸花、色付いた稲田、穏やかな浜など写していると昼になっていました。午後も最近庭先に伸び出した竹を切り、野菜園周囲の竹藪片付けなどが続きました。

台風後に放置していたオクラとナスを撤去し、ネットに絡んだ苦瓜の枯れた蔓を取り外すなどしていたら15時を過ぎてしまいました。

17時50分 やっつけ仕事で種蒔き 


本来は予定地をこまめに耕し、肥料を入れて1週間程度は落ち着かせてから種蒔きをします。現在歯の治療中で今後の見通しがはっきりしないので、種蒔きまで一気にすませました。

30センチ間隔で一か所に5粒、一畝に2列。畝を二つ作り、各列8か所ずつで合計32か所。慣れた人は種蒔き穴は作らず、適当に種をばら蒔き、数回の間引きで栽培間隔を調整しているようです。

唐芋(サツマイモ)を試し掘り 紅はるか


昨年は蔓は茂ったもののうまく芋が育たない蔓ボケとなりました。今年は肥料を控えめにしたことで、焼芋に適度なサイズに育っていました。

18時7分 すでに日没が迫っていた


夕焼雲が輝いていましたが、浜に出てみると既に色あせて日没寸前でした。海には北西からの波が斜めに次々と打ち寄せていました。

夏場は鍬を振るって耕すようなことがなかったので額から汗が流れ続け、顔の周りを飛び回るやぶ蚊の群にも悩まされました。

真夏と違って日が沈むとすぐに辺りは真っ暗、体に熱がこもった感じでエアコンで軽めに冷やしながら帰途に就きました。今年も美しい彼岸花と田園風景を撮影できて感謝、感謝です。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節は秋へ 彩を増す田園風景 2020/09/25(鹿児島)

2020-09-26 15:47:59 | 自然観察
9月25日(金)前日の雨が上がり彼岸花の撮影には好都合となりました。

自宅庭先の彼岸花 以下の画像は9月25日に撮影


前日は一日中降り続き、鹿児島県内各地で100ミリ程度の雨。25日は朝から晴れ間が広がり気分もスッキリ。

ススキの穂が伸びていた


9月初めの台風から半月が過ぎ、暴風に傷めつけられた山野草も回復しているようでした。

桜の葉が大半散っている 桜は例年でも落葉時期が早い


林から伸び出した枝に赤い実が


グアバ イチジクみたいな新鮮な甘さと酸っぱさ


毎年この時期に訪れる場所です。すぐ横で栗拾い中のご夫婦に、グアバを勧められました。実は金柑よりも小さく、南方系の植物です。

鹿児島できれいに熟したものは珍しいと思います。生育条件、管理が良いのでしょう。子供の頃に帰ったような楽しさを感じました。感謝。

コスモスも見かけた


始まっていた普通作の稲刈 昼休み時で人は見当たらず


川沿いで色づく稲田


この夏の大雨で川があふれ、稲が一部流されたようです。ここでもイノシシ対策の電気柵が巡らしてありました。

比志島川(ひしじまがわ) 下流に滝があり甲突川に合流する


あちこちで蝶を見かけた


三脚を据えてじっくり写せば良い場面も取れそうですが、公園ではないので遠慮。大切な農地を荒らしてはなりません。

台風12号は予想よりも東寄りに進み関東地方でも大きな影響はありませんでした。まだしばらくは台風の心配は続きますが、そろそろ大根の種蒔きをしたいと考えています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風被害 神之川北側海岸を歩く 2020/09/19(鹿児島)

2020-09-20 21:44:16 | 吹上浜
9月19日(土)高波被害を受けた日置市東市来町の神之川海岸を歩きました。

最初に江口側 エビスサーフ横の護岸 以下の画像は一部を除き9月19日撮影 


神之川からおよそ1.1km北側の護岸です。このすぐ横は国道270号で、ここから北側はコンクリート護岸が続いています。

この付近は数年前の施工箇所と思われますが、今回被害は出ていないようです。南側の神之川川口へ移動しました。

神之川 川口の護岸と砂浜に並ぶ消波ブロック


画像左の海に突き出しているのが神之川右岸(北側)の護岸です。ここから北側にかけて砂山の下に消波ブロックが並んでいます。

港にあるような大型テトラポットではなく、四角いサイコロ状のものです。高さ2m程度で、所々で形が崩れていました。

消波ブロックが置かれていない隙間部分では特に半円状の浸食が目立ちます。グーグルマップの画像と比較すると、台風前から同様の浸食が進んでいました。

画像外すぐ右手は釣人などの駐車スペース


この場所も波が洗ったようで、軽石や河川ゴミが揚がっていました。北側の砂山にはコンクリート造りの高さ10mほどの魚見台が3基残っていました。

地引網が盛んな50年ほども前に造られたとのこと。海岸林を挟んで東側に集落があり、国道270号が南北に通じています。東側の山手を進むと、薩摩焼の里「美山(みやま)」があります。

高波で押された消波ブロック


国有林内で意外なものに気付く 海底ケーブルの陸揚げ地点


直径1mほどのマンホールが近くにありました。沖縄へ通じている海底ケーブルで、今年4月から稼働しているようです。

2019年12月27日 海底ケーブル敷設船


年末の吹上浜沖合に泊まっていた、「KDDIケーブルインフィニティ」と思われる作業船です。

海岸林に彼岸花が咲いていた


山手側に少し歩くと海岸林になっており、砂山を下ると集落がありました。この付近は車で海岸に直接出られる場所が少なく、道も狭く離合困難です。

北側でも浸食が進んでいた


すぐ南側に小さな川があった


浸食が特に目立つ場所のすぐ南側には小さな川が流れていました。川を遡り跳ね返された波と、海から押し寄せる大波が合わさって海岸に下りる通路などを削り取ったように見えました。

浸食された海岸 車が止まっているすぐ上に民家がある


浜から30m程度の所に民家があり、その数軒先は国道270号です。応急対策が迫られているようです。

浜ではニベ(イシモチ)が釣れていた


釣人は地元の人で話を伺うと、今回は台風9号、10号の連続で大きな被害を受けたようです。日置海岸でも9号が東シナ海を北上した9月3日は大潮時で潮位が高く、高波も加わり海岸が大きく浸食されました。その後、6日から7日にかけて10号が甑島のすぐ西側を通過し被害が拡大したようです。

海は濁っているためかキスではなく、ニベが釣れていました。大半は小型でしたが酒の肴になりそうです。吹上浜では海砂の減少で北部を中心に広範囲で海岸浸食が進んでいます。

コンクリート護岸は味気ないものですが、民家や国道に迫る被害は放置できません。9月11日には塩田知事が現地を視察しています。財政厳しき中ではありますが、県民を守るため早急な対策をお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

彼岸の入り 日置の墓参り 2020/09/19(鹿児島)

2020-09-20 17:18:33 | 日記
9月19日(土)彼岸の入り、シルバーウィークの4連休がスタートしました。

吹上浜日置海岸 海は濁り釣人は少なめ 以下の画像は9月19日に撮影


画面中ほど奥の黒く伸びているのが神之川の川口護岸です。その左手には江口浜のシラス崖、江口蓬莱館、江口港が小さく見えています。

南側は大川川口近くに釣り人が数人程度


最近強い雨が降ったようで、川からのゴミが帯状に打ち上がっていました。普段使っているレンズよりも望遠系のため、浜辺の印象が少し違って見えます。

大川よりも南側の吉利付近でも海岸の砂山が浸食されており、台風の影響が広範囲に及んでいることが判ります。

すぐ近くの川口は犬の縄張り


海岸近くの犬小屋に飼われて半年以上になりますが、近づいて軽く吠えることもあります。小犬のうちは可愛いかった仲良し3匹も、最近では浜辺で縄張りを主張しているようで小憎らしい気もします。

主なき庭跡に咲く彼岸花


廃屋跡地ですがこの季節には彼岸花が咲きます。住人が亡くなり家は自然に崩壊、30年以上が過ぎています。

こちらでも彼岸花が咲き始めた


ここも空家になり、管理する息子さんは遠い県外に住む高齢者。今年はコロナ禍で帰省することもできないようです。

柿の葉が殆ど落ちた 収穫は期待薄か?


この後、気になっていた親戚・同級生などの墓参、お寺参りをすることができて気持ちが落ち着きました。暑さ寒さも彼岸まで、季節は確実に進んでいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋雨模様 吉田の彼岸花を巡る 2020/09/17(鹿児島)

2020-09-18 18:18:04 | 
9月17日(木)一時小雨が降る中、近場の吉田町方面を巡りました。

雨に濡れた彼岸花 以下の画像は9月17日に撮影


廃屋の庭先 梅の木とショウキズイセン 黄色い彼岸花とも呼ばれる


垂れ始めた稲穂


毎年同じような花風景ですが、暑い夏が過ぎ彼岸花の咲く田園風景を目にすると気持が和らぎます。

雨の日は緑が色濃く見え、石が濡れて美しく、植物は潤い、晴天とは違った趣があり好きです。

大雨、暴風でない限りは傘を差して写しています。カメラは多少濡れても平気ですが、レンズ表面に水滴が付かないよう注意しています。

田圃を見守る田の神様 鹿児島市岡之原町 大久保


見た目が怖い 田圃を守るマネキン


ユーモラスな面をつけた案山子 吉田町谷上地区


近くの農家の方が草刈作業の休憩中でした。稲刈りは10月10日頃とのこと。台風による倒伏を免れ、順調な生育ぶりです。

補修工事された道路斜面


下の方は水田地帯、上は普通車がようやく離合する程度の狭い市道です。斜面の補修工事では頑丈なコンクリート工事を連想しますが、ここでは大量の土嚢と砕石が使われていました。

山の上からの土砂がかぶり、雑草が生えるとやがて元の土手になるのか。コンクリートで固めるより安上がりなのか。遠目にも目立ち、整然と積まれた土嚢には番号が記されていました。

モミジの木の下に咲く彼岸花


薄暗い木の下で彼岸花が咲き、画像からは伝わりにくいのですが花の色が目立ちました。雨で濡れていなければ写すことはなかったでしょう。

キツネノカミソリ


手入れの行き届いた農家入口の坂に咲きそろっていました。この辺りもだいぶ人が少なくなったそうです。

倉谷地区の水田と彼岸花


9月1日に立ち寄ったときは一輪だけ開花していました。この日はきれいに咲きそろい、花茎が出始めたばかりのところもありました。

農地整理がされておらず、昔ながらの小さな水田が階段状に並んでいます。心地良い水音は、ずっと聞いていても飽きません。

東側の山地に牟礼岡風力発電所、島津ゴルフ倶楽部があります。水田の上流部には大きな事業所があり、道は狭いですが車が多く通りますので駐車場所には要注意です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

彼岸花咲く 浜に砂が戻り始める 2020/09/14(鹿児島)

2020-09-15 16:10:37 | 吹上浜
9月14日(月)日置で庭先と道路などの草刈に汗を流しました。

台風後も雑草は伸びる 以下の画像は9月14日に撮影


台風9号、10号の暴風に押されて野菜園の棚が変形しています。右側の畑は休耕状態で除草剤の効果が切れたようです。

夏野菜はキュウリが7月下旬早々に長雨で枯れ、ナスも回復の兆しはあったものの連続台風でダメになりました。苦瓜は葉が全て飛ばされて枯れ、意外にも最後まで元気だったのはオクラでした。

山芋の棚は茂り過ぎて風で傾く


昨年と同様に茂り過ぎて暴風をまともに受けて支柱が折れ、棚の南西側は地面に付いていました。柱を引き起こしましたが、芋の成長にはほとんど影響はないでしょう。

前回片付け後も竹が倒れてきている


通路を塞ぐ竹を取り除いたものの、竹の重なり合いのバランスが崩れたのか別な竹が倒れ込んでいました。放置しても悪化するばかり、竹専用鋸を使い除去。

竹は笹や小枝も厄介


笹は地面に貼りつき取れにくく、すぐには腐らず土に戻りにくい厄介者。野焼きすれば片付きますが、火の用心と後始末までに手間と時間がかかるのが難点。不測の失火を避けるため、集めてゴミ捨て場に廃棄です。

昼からは暑い日差しが照り付け 


今日はコードの取替はなく、燃料を一度補給して1時間半ほどの作業を終えました。後片付けの方が手間取りましたが、普段利用する道路や庭先がきれいになるのは気分が良いものです。

毎年季節を忘れない彼岸花 手前はショウキスイセン


東の向江山側に残る夏空


彼岸花、ショウキスイセンが咲く季節になりました。早咲き、遅咲きはありますが、場所ごとには毎年同じような時期に開花します。撮影していると暑さももうしばらく、頑張れよと励まされている気持になります。

オシロイバナとショウガの花


夕方になると咲き始めるオシロイバナ。冬場には枯れますが、地中に塊状の根が残り毎年芽を出し夏から秋にかけて花開きます。

朝方は曇っていた 吹上浜日置海岸


夕方 犬と散歩のK君


相次ぐ台風で砂山が浸食されましたが、削られた砂が少しずつ陸側に戻り始めています。今後台風の影響がなければ、砂浜部分は少しずつ高くなり前の状態に戻りそうです。

今はまだ一様になっている波打ち際のラインがなだらかな凹凸を取り戻すはずです。砂浜に戻った砂が冬場の季節風で吹き上げられ、少しずつ浜崖の下に溜まって段差を解消していくことでしょう。

今年の浸食は例年よりもひどいため、浜崖が解消して砂山が元の形に戻るには数年以上かかりそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

曇天続き 台風の影響残る 2020/09/11(鹿児島)

2020-09-12 17:18:25 | 自然観察
9月11日(金)近場の郡山方面に彼岸花を探しに行きました。

鹿児島市皆与志(みなよし)町 以下の画像は9月11日に撮影 


彼岸花の季節によく訪れていますが、年ごとに耕作放棄地が広がっています。手前の水田には雑草対策のシートが張られています。

ここではまだ彼岸花は咲いておらず、田圃脇の道にはイノシシの新しい足跡が付いていました。

鹿児島市郡山町平原 神之川近く青ケ渕の石碑 


台風10号は9月6日~7日に鹿児島のすぐ西海上を通過しました。心配されたほどに大きな被害は出ていませんが、軽トラ程度しか通らない農道などはまだ台風の影響が残っていました。

この場所は奥に一軒だけ人家が残るところ。折れた木の枝や切った竹が道路脇に寄せられ、車一台分の通路が確保されていました。

郡山町岳 メダカの学校かごしま 岳の池


自然観察のために板の通路以外、殆ど人の手が入っていません。緑深い中で睡蓮の花が一輪だけ咲いて異彩を放っていました。

郡山町 小さな水路横に咲く彼岸花


ここでもイノシシ対策を続けながら稲作が続いていました。毎年彼岸花が早く咲く場所です。

鹿児島市郡山町 八重の棚田


穂が出そろう大事な時期ですが、稲が倒れたところはなく少し色付き始めていました。

昨夜の雨は上がったものの日差しはなく、山の上は時々雲隠れ。遠くではエンジン音を響かせ、畦道の草刈に勤しむ農婦の姿がありました。

カラスウリの花


若葉を食べる虫


いつの間にか近くにトンボが


ここではトンボが2匹


暴風の影響で道沿いの草木は傷めつけられ、まだ回復していませんでした。野の花が元の姿に戻るには少し時間がかかりそうです。

郡山町岳町 神之川 轟の滝(とどろきのたき)


道路沿いにある親水公園ですが通路が荒れていて残念。滝の西側の食堂は窓も壊れ、廃屋になっていました。公共事業が盛んなころを偲ばせる場所です。

下流部の水田地帯には彼岸花が多く咲きますが、この日はまだ見かけませんでした。次回に期待です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日置は停電 台風10号後片付け 2020/09/08(鹿児島)

2020-09-09 15:16:08 | 日記
9月8日(火)台風の後片付けのため日置へ出かけました。

停電復旧工事 今回は東風が強かった 以下の画像は9月8日に撮影


実家近くの国道交差点の見通し確保のため土手の草刈をしました。その直後に工事車両がやって来ました。周辺は停電が続いていたようで、実家も午前中は停電していました。

台風一過 海辺で遊ぶ犬たち


近くには孵化した子亀が海に帰った形跡がありました。天気は回復しましたがPM2.5による大気汚染が深刻で、串木野方面は全く見えませんでした。

今回も砂山の浸食が若干見られた


前回の台風9号で浸食された砂山が広いところでさらに1m程度削られていました。台風が屋久島の南西海上から甑島のすぐ西を北上。吹上浜では沖合側に吹く東風が長く、大波にならなかったようです。雨が少なかったので漂着物は少ない状態でした。

砂山が回復するのは数年後か


砂山は削られていますが、その分海側は遠浅になっているはず。海が穏やかになればやがて砂浜に砂が戻り、冬場の季節風で吹き上げられる砂が砂山を少しずつ回復させることでしょう。

問題は河川砂の供給量減少です。防災対策が進んでいるため今後とも供給量の増加は見込めません。年間を通じると北西の風向が多いため、吹上浜北部の江口浜では大半の砂浜が消滅しています。

道路側に倒れ込んだ椿の枝


グミの枯枝が落ちて道路を覆っていました。右側は折れた椿の大枝です。すでにHさんが畑側に撤去されたとのこと。強い風が集中したのでしょうか、枝は直径15センチほどもありました。

厄介なのは折れた竹


暴風にさらされた竹藪では枯れた竹が倒れ、途中で折れた竹も絡まりゴミ捨場への通路を塞いでいました。竹は密生しているので鉈で切り払うことができず、根元を探して鋸で切断。

他の竹に絡まったものを手を伸ばして引き寄せるのがまた大変。先には多くの枝と笹があり、幾重にも絡みつき作業を阻みます。Hさんがすでに半分以上は片づけをされていたので、大汗を流しながらも夕方までにどうにか復旧。感謝、感謝。

夏野菜の棚は暴風で変形


台風9号で苦瓜(ゴーヤ)の葉が枯れていたので棚全体が倒れることはありませんでした。南風により全体が北側に押し付けられた感じです。ナスも枝先が折れて今後の回復は望めそうにありません。もう9月なのでオクラも含めて夏野菜は終わりです。

台風はどこ吹く風 周囲の竹林に囲まれて全く影響がない唐芋(サツマイモ)


今回は東風の時間が長く、海からの潮風が少なかったようです。唐芋への塩害は見られません。畝にはマルチシートを被せてありますので、雑草が生えず、表土が雨に流されず手間いらず。

大雨にも長雨にも影響なく、猛暑もなんのその。虫が葉に穴を開けても全く影響のない唐芋はありがたく、命を長らえることができる救荒作物です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お騒がせ? 台風10号通過 2020/09/07(鹿児島)

2020-09-07 17:05:31 | 天気の話題
気象庁が最大級の警戒を呼び掛けた台風10号が7日未明にかけて通過しました。

特別警報級に発達し、甚大な被害をもたらす可能性が早い段階から予告されていました。鹿児島市の一部は停電しましたが、大きな被害は発生していません。

結果論ではありますが、恐怖心をあおるほどの警告が妥当だったのか検証が必要かもしれません。
一時的に、ポスト安倍の話題を吹き飛ばす勢いはあったと思いますが・・・。

9月6日(日)
NHK 気象庁の発表 台風の勢力が想定よりも弱まり、特別警報発表なし


予想進路 鹿児島市接近時は時速30~35kmで遅かった


最大瞬間風速と波の高さ 鹿児島市の最大瞬間風速は37m程度


予想雨量 実際には鹿児島市で60ミリ程度


高潮の恐れ 港湾部で波が少し陸地に入った程度で大被害なし


台所小窓に養生テープを貼り付け


今度の台風で初めて窓に養生テープを貼りました。ガムテープと違って剥がしやすく跡が残りません。一つの窓に何箇所も貼るのでかなりの長さが必要なため、余分にストックしておいた方が良さそうです。

気休めのような気もしますが、実際にガラスが割れた場合に飛散被害をある程度抑える効果は期待できそうです。

気象庁 雨雲レーダー画像 9月6日23時


台風の中心は甑島のすぐ南まで進み、眼の直径は60~80km程度でしょうか。鹿児島市では東から南東よりの風で、雨はあまり降りませんでした。

窓を打ち付ける大きな雨音はなく、風の勢いで時折鼓膜が外に引っ張られるような感じ。窓の隙間から吹き込む風の音、北側で竹が折れる音もしましたが、家全体が揺れるような感じはありませんでした。

9月7日(月)
NHK 九州沖縄の気象情報 一夜明けると台風は対馬付近へ


6日24時を過ぎ風の勢いが少し弱まったので就寝。7日朝、台風は九州西岸沖を北に進んで対馬付近に達していました。

花瓶で開花した彼岸花


前回の台風9号で花茎が折れた彼岸花。つぼみが膨らんでいたので5日に花瓶に移したところ花を咲かせました。

折れたバラ(サラバンド) 根元近くに残った脇芽


強い風でナニワノイバラは枝が絡まり全体的に倒れ込んでいました。これまでも剪定を重ねあちこちから出た枝が絡み合っていましたので、トゲの多い太枝、曲がりくねって車庫の屋根裏に伸びていた枝などを切りました。

もう一つのバラ、サラバンドは都合よく新しい枝が伸びていましたが台風10号で折れました。幸いにも根元近くに脇芽が出ていたので再生できそうです。

台風10号はこれまで経験したことのない暴風雨になると言われていましたが、幸い停電もなく庭木が少し傷んだ以外に被害はありませんでした。地球温暖化で台風の勢力が強くなり、台風シーズンが10月まで伸びているのは事実です。

まだ10月にかけて台風の心配が続きますが、大きな被害なく季節が穏やかに進んで行くことを願っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風10号 鹿児島には最悪コース 2020/09/05(鹿児島)

2020-09-05 21:34:15 | 天気の話題
昭和時代の鹿児島は台風銀座と呼ばれることが多いものでした。
台風9号の次は特別警報級の暴風雨と高潮、高波が予想される台風10号です。

9月1日(火)
 台風の予兆 色濃い朝焼け 台風9号は沖縄の北を進んでいる


9月1日 NHK九州沖縄の気象情報 台風9号の進路予想


9月1日 今年も咲いていた彼岸花 鹿児島市吉田町宮之浦


9月2日(水)
 NHK気象情報 台風9号が九州西海上を北上 1日夜には台風10号が発生


台風10号は九州西岸を北上する予想


9月3日(木)
 NHK九州沖縄の気象情報 台風10号が少し発達


日本テレビ スッキリ 勢力の強かった台風


第二室戸台風は鹿児島に上陸前に向きを北東に変えました。大規模な塩害が発生し、唐芋(サツマイモ)の葉が全て黒く縮れたことを記憶しています。

9月4日(金)
 NHK九州沖縄の気象情報 発達を続ける台風10号


台風9号で砂山浸食が進む 吹上浜日置海岸 風見の旗竿が流出


大潮と重なり潮位が上がったらしい 高さ0.5m~2m程度の浜崖が出現


ここ数年経験しなかった広範囲での砂山浸食です。台風10号による高潮・高波でさらに浸食が進みそうです。

海岸近くは塩害が発生 葉が縮れた苦瓜(ゴーヤ)


9月になりましたので、これほどに傷めつけられては勢いを取り戻すのは難しそうです。小型の苦瓜でしたが、毎週収穫できてありがたいことでした。この日も4個、丁度適量でした。

台風で折れた木の枝、伸びたバラ、ランタナの枝を片付ける


道路側に伸び出した枝を中心に剪定しました。竹や枯枝も落ちていたので片付けましたが、台風10号でもかなり影響が出そうです。

9月5日(土)
 台風10号進路予想は変わらず 鹿児島県のすぐ西を北上か


鹿児島にとっては最悪のコースをたどりそうです。9月2日からの進路予想図を見比べると殆ど予想進路が変わっておらず、今回は重大な災害発生の危険性が高いようです。

自民党総裁選挙立候補予定者 読売テレビ ウェークアップ


政界ではポスト安倍が関心事でしたが、菅官房長官の出馬表明で次の総理が決まったも同然。菅首相誕生後早い時期に衆議院解散総選挙もありそうです。

一部マスコミは民意を反映しない自民党総裁選出だと非難しています。それならば、新首相が国民に信を問う総選挙があってもおかしくはないでしょう。

ためらう内にコロナとインフルエンザのダブルパンチも心配です。争点は一杯ありますので、早い時期の解散は賢明かも知れません。

朝方はきれいな筋雲が出た


3日から早めの台風対策が呼びかけられ、今日もスーパーには大勢の買物客。店内放送によると普段の3倍の来客で、レジ待ち20分だったそうです。

曇り空となった午後、庭先の鉢物を片付け、バラの支柱対策、雨戸のない出窓には養生テープを貼り、一部には段ボールも重ねました。

暴風で窓が割れれば、内部から強固な板などで支えて隙間を塞がなければ雨が入り込みます。割れたガラスが飛び散らないだけの効果しか期待できませんので、半ば気休めに過ぎません。

雨戸のある窓はこんな時には安心。屋根が飛べばそれどころではありませんが・・・・・大きな被害が出ずに早く通り過ぎてくれることを願うだけです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。