しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

十三回忌準備中

2012年07月28日 09時10分35秒 | 両親のこと

自宅で、きちんと法事を出すのは久しぶりだなあ。

 

 

母の十三回忌。

多分、七回忌をお寺で内々でお願いして以来だ。

 

 

母が亡くなって翌々年、くちこは離婚しました。

一人っ子で養子取りだったくちこですが、

23年で終わ、らせました。

 

 

両親亡き後、最大パワーで勝ち取った離婚。

理由は、「生きる物差しの違い」

それぞれにとっての「人の道」が違っていたこと。

 

母の葬儀の後、ソファーでへたれているくちこに、

元夫が「良かったな」と。(死んで良かった?)

「せっかくの忌引きだから旅行に行こう」と。

 

 

後で解ったことですが、

初七日も、四十九日の時も、女とホテルで過ごした元夫です。

母の保険金で、早々に1000ccのバイクを買いました。

 

 

くちこの両親が他界して、

次第に頭角?を現したのかも。

 

 

人生に波風はつきもの。

ありがちな苦労や、

ありがちでない悲しみを経験しつつ、

 

 

ちゃっかり再婚して、

堂々と三人の子供達に君臨して

母の十三回忌に至りました。

 

 

さて、今回の法事。

思い切って、自宅で盛大に???催す理由は、

多分、これが最後だから。

母の位牌を前に母と縁のあった人々が一堂に会するのは。

 

 

十三回忌を大事な法事とする理由は、

死者を知る人々が、生きて集える最後の機会となるから。

昔は、人生五十年だったしね。

 

 

超久しぶりに電話して、

法事開催を告げるにあたり、

来ないと、もう死ぬまで会えないよと言いました。

こんなお招きの言葉、さすが?くちこ。

 

 

母の生い立ちは複雑で、

本当の血縁者は、ごく僅かです。

みんな生活に追われているし、

親戚の範疇とは言いがたいほど遠い縁の人も。

くちこの離婚さえも知らなかったりね。

 

 

八月四日、やっと会えます。

母と一時期、一つ屋根の下に暮らしていた人たちに。

 

 

今回は、母方の親戚しか呼びませんでした。

この法事は・・・

母を喜ばせるための法事だから。

 

 

良い子、悪い子、普通の子も帰省します。

くちこの新夫もお披露目します。

 

 

で・・・

くちこは今、大変忙しいんです!

が・・・

今、開会式の「ヘイジュード」に感動してしまって、

まず、これから、楽譜を探し、ピアノで弾くつもりです。

 

 

忙しいくせに、したいことを優先する、

これまた、いかにもくちこの「生きる物差し」
photo by kazukomtng from OCNフォトフレンド>

 


お墓のこと

2012年07月17日 21時05分26秒 | サメ家のこと

今回の連休で、やっと夫実家の夏支度を済ませました。

どんなに大変だったか長くなるので割愛します。

 

 

三つ子の魂百まで、とはよく言ったもので。

夫、夫の妹二人、義母、

みんな汚いのが平気、もしくは汚いと認識しない。

小バエ百万匹状態が、ノーマルポジションです。

 

一番目に大事なのは田。

二番目に大事なのは畑。

三番目の大事なのは山。

 

 

遡る人々はともかくとして、

これからは?

 

 

久しぶりに夫家の墓掃除もしました。

くちこが止めるのも聞かず、

義父が亡くなった時に二百万もかけて立派なお墓を建てました。

古いお墓は残したまま!

 

 

お墓は立派ですが、藪の中腹にあり、

訪れる人も少なく草だらけです。

花は真っ黒にミイラ化し、

腐った水はボウフラの養殖場。

ヤブ蚊の大群と闘いながら、

汗だくで草取りをしました。

 

 

ああ・・・

三つ子の魂とは恐ろしいものなり。

一番大事なのは田、

二番大事なのは・・・

 

 

近くに住む義妹達は?

実家の茶碗一つ洗わない人たちですが・・・

 

 

田畑山家屋敷、全てを相続するのは、夫の次男です。

くちこは、全てを放棄します。

くちこの意思でもあります。

 

 

夫の次男は実家から1時間位の所に住んでいますが、

この10年で実家に来たのは二度。

では、墓参りも二度?

 

 

くちこは何度も夫に説教しました。(10歳年上ですが)

子供に「人の道」を教えるのは親の仕事だ、と。

「家を継ぐ」という言葉の意味を教えるべし、と。

 

 

自分の祖父の通夜葬儀法事、全て欠席して、

全ての権利は欲しいという考え。

 

 

悪いのは、言って聞かせなかった夫です。

 

 

親に恵まれるということは、

親が裕福だとか、

親が無条件に優しいとかでは無い。

 

 

例え百万回でも、

聞く耳持たぬ子であっても、

その心にいつか刻まれることを信じて、

人の道を教え続ける親を持つということ。

 

 

義父の葬儀に出席して、

くちこは、とても違和感を持ちました。

 

 

本能的に、

この仏壇は、

このお墓は、

くちこの入るところではないと感じました。

ここは、違う、と。

 

 

くちこは、くちこのお墓に入ります。

くちこのお墓は、

くちこの両親が眠るお墓です。

くちこの祖父母が待っているお墓です。

 

 

いつもきれいにしてあって、

いつも両親とお参りした、

いつも子供達とお参りりする、

くちこの大好きなくちこのお墓に入ります。

 

 

知らない土地の知らないお墓に入る母親を持つ子供達にしないためにも、ね。

くちこは、くちこ家のお墓の中で、みんなと仲良く子供達を見守る予定です。

 

 

このことは、家族了承済みの決定事項です。

ふう・・・

結論を言うまで長くかかりました。

相変わらず支離滅裂ですみません。

 

でも、くちこ夫婦は仲良しですよ。

夫はピンクパンサーのファン。

くちこはスヌーピーのファンです。

こんな感じ・・・
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夏支度を発表します!

2012年07月12日 11時16分30秒 | 日記・エッセイ・コラム

へたれたああああ!

季節ごとに、家の設えを変える作業、

いつまでできるかなあ?

老体にこたえましたm(_ _)m

とりあえず、くちこは頑張りました!

春から夏の変化、ご高覧ください(^_^)v

 

 


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photo by kazukomtng from OCNフォトフレンドいかがかしらん? しつこいようですが、すっかり疲れたので今日はこれまで!!!


ジャムから始まる話

2012年07月05日 20時58分01秒 | 日記・エッセイ・コラム

くちこは・・・

ジャムを食べない人でした。

今・・・

ジャムを食べます。

 

 

昨今、くちこ家冷蔵庫に入っているのは、

自家製青トマトジャム。(夫作)

プチトマトの苗を秋に引き抜く時に未だ青いトマトを全てジャムにするのですが、

これが、意外に旨い!

※トマトって万能調味料なのだそうです。

 

 

自家製ママレード。(くちこ作)

耕作放棄地で勝手に実る甘夏を大量に貰ったので作りました。

キラキラきれいで美味しい!

 

 

そして、傑出して美味しいのが、

なんと!

びっくりぐいみジャム。(夫作)

夫の実家に迷惑な程の大木があるんです。

これ、くちこ家ジャム界の王様

あまりの美味しさに、「くちこ独占令」が発布されました。

 

 

果実酒は、

梅、なつめ、紫蘇、カリン、びっくりぐいみ・・・

もちろん、貧乏性な夫が実家から持ち帰って作った物です。

 

 

干し野菜で作ったふりかけだとか、

怪しいものも多々あります。

 

 

食卓も異様に野菜だらけ。

米、まさしく夫こだわりの作品です。(無農薬、自家製有機)

 

 

いやだ。

キライだ。

変だ。

食べない!

何事も簡単には受け入れないくちこです。

自分の選択のみが自分の生きる道!

高潔な!くちこです

 

 

説得するでもなく、

強制するでもなく、

淡々と野菜を作り、

鋭意努力して調理し、

そっと食卓へ・・・

 

 

くちこが箸を付けると喜びます。

「美味しい」と言うと、

大げさに喜びます。

 

 

くちこは正直なので、

無理して食べません。

文句もタラタラです。

 

 

でもね、

いつの間にか、

いろんな物を食べるようになっている、んだなあ。。。

 

 

ふとね、

「北風と太陽」の話を思い出しました。

もしも夫が、北風タイプだったら、

くちこは、断固コートを脱がない女として対峙していた筈。

 

今日からリビングに登場した押し花です。 「ヘビウリの行進」 ヘビウリ、ゴーヤの花や若葉、イチジクの若葉、ニゲラの花で作りました。 くちこは押し花界でも個性派なんです。
photo by kazukomtng from OCNフォトフレンド