しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

退院後、二度目の外科受診

2013年06月24日 18時16分10秒 | 膵神経内分泌腫瘍 p...

愛しの外科医長に会ってきました(*^_^*)

 

ジャイアンを縦長にして、大きく賢くしたような・・・

いたずらっ子が、ひょんなことから外科医になったような・・・

はい、立派な先生です(^_^)v

 

忙しくても、忙しがらない。

大変でも、大騒ぎしない。

賢くても、賢ぶらない。

飄々としつつ、好奇心は常に。

上記名医の基本を持ち合わせた医師です。

 

手術が決まるまで、全く面識のなかったくちこですが、

今や、一方的に心の友としています

 

で、全て異常なしでした。

 

いつも雑談の多い二人です。

「退職するんだってねえ。僕は仕事を辞めたら何もすることが無いよ。」by医長

「したいことも色々だし、のんびりもしたいことの一つです。」byくちこ

 

 

くちこは、大鐘稔彦の「孤高のメス」第一巻をプレゼントしました。

医者が書いた小説で、くちこの受けた手術についても詳細な記述あり。

「昔読んだ本をもう忘れているから、今、三四郎を読んでいるんだよ」

とのこと。

らしい、らしい!!!

彼は素敵な医者53歳です。

 

先生の陣頭指揮で、アニマルセラピーを先日導入した、と。

ホスピスでの出来事を嬉しそうに報告。

入院中に既に胸の内を聞いていたくちこです。

新聞にもテレビにも出たそうで。

くちこも嬉しくなりました。

 

九大病院での患者の会への出席にも賛成(6/29)

京大病院での治験参加にも承諾。

すぐに紹介状を書いてもらいました。

二人であーだこーだと入力しました。

 

職場に行って、残務処理と、私物整理。

電子カルテのバージョンアップに伴い、

くちこの作ったマニュアルは殆ど通用しなくなりました。

くちこ休養中、新たに作成したようです。

「老兵は、ただ黙って立ち去るのみ・・・」だなあ。

 

月曜日恒例のミーティングが始まりましたが、

既に意見を言う立場に無い自分がいました。

物事を終わらせる寂しさ・・・

想定内の寂しさを背負って帰宅しました。

 

帰宅後、色々整理していたら、医長から電話。

京大病院治験申し込みに辺り、

色々相談、変更あり。

甲斐甲斐しくお世話して貰って、

謝謝!のくちこです。

 

ということで、突然、真夏の京都に行くことが決まりました。

バテそう・・・

はい、自分の蒔いた種です。

自分で刈り取ります!

 

先ほど、庭の花を撮りました。

花びらが、くるんと丸まった可愛い紫陽花。

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ひからびたみたいに、カサカサの麦わら草の花?

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ではまた

 


断捨離、微速前進中

2013年06月19日 17時21分41秒 | 日記・エッセイ・コラム

やっつけ仕事的に家事をしてきたツケが、

多い(T_T)

これはオオゴトだ。

とりあえず的な生き方、

これは禍根となります。

買うだけ買って使っていない物も多々。

これでは、天国に行かれません。

 

加齢によるものか、

くちこの特性なのか、

一カ所に手を付けると、そこからあちこちに気が移り、

結局、家中ランダムにつついています。

だから、どこも片付かない

 

こういう時に戦力になるのが良い子なのですが、

彼女は東京で、仕事で、妊婦。

ちっ!

 

とあるプリントによると、

・ゴミの重さは心の重さ。

・モノはメッセージを語る。

・部屋はあなたの未来を表す。

・人生を変える秘訣は今日、始めること。

だそうで・・・

 

・心を軽くするために

・良いメッセージを発するために

・素敵な未来のために

ただのくちこは今日も行く!

 

黙々と整理していたら自分が見えてくるし、

したいことも心に入ってきます。

 

財布の中、

携帯の中、

人の縁、

整理は多岐に渡ります。

 

クローゼットの隙間に埃を被った段ボールが・・・

43歳で離婚した時の資料一式でした。

11年も経過して、すっかり忘れていました。

振り返ることは時間の無駄。

破棄!

 

ゴムで括られた封書の束が・・・

看護学生で寮生活をしていたくちこに宛てた、

母からの、父からの手紙でした。

母から手紙がよく来ていたことは覚えていましたが、

父からも結構来ていました。

二人とも筆まめだったんだなあ・・・

返事を書いた記憶が・・・無い(^_^;)

 

全部読み返しました。

枝葉の部分は違っていても要点は同じ。

・自由に何でもやってみなさい。

・いろんな男性と浅く付き合ってみるべし。

・健康に留意すること。

・人に迷惑をかけないこと。

・いつも娘の幸せを願っていること。

こんなことをいつも念押しされていたんだ・・・

くちこが自由に生きようとするのは、

くちこの意志ですが、

両親の遺志でもあったんだなあ・・・

そして、

同じ事を子供に言っていたくちこです。

順送り、代送り。

またゴムで束ねてクローゼットへ。

 

祖父直筆の履歴書もそのままに。

十銭札!や十圓札!百円札等々も確認のみ。

 

クラフトテープの新品が6巻。

資源ゴミ用に紙紐も新品が6巻。

「一生買うな!」と夫に厳命するために、

階段に積んであります

日々反省するべく当分置いておきます。

自分に優しく、人に厳しく!

くちこ不動の基本です。

 

未使用の商品は、使うか、捨てるか、です。

せっせと活用するのが結構な手間で

 

高校時代の物理や化学のノート。

これで子供に教えた時も。

もう無いなあ・・・

でも捨てない!

 

マッチ一本で灰になるものは寛容でも良いかと。

問題は・・・

正体不明なモノ。

仕分けが必要なモノ。

処理困難なモノ。

これらを積極的に減らさないとねえ。

負の遺産は借金とは限らない。

どう処分したらよいか困るようなモノは残さないこと。

 

氷山を爪楊枝で削っているような気分のくちこです。

前進あるのみ!

例え微速であろうとも!!!

 

実家の倉庫から持ち帰った、母手製の座布団です。

アルバムを見ると、座布団が未だ着物だった頃の母の写真がありました。

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お気に入りのゾウさんも夏バージョンに。

※くちこはゾウ好きです。

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去年のゾウさんは・・・

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ゾウささんの椅子。

これでくちこは絹さやのスジ取りとかします。

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で、夫はピンクパンサーと牛が好きなんです。

昨日くちこが買ってあげた牛です。

夫は喜んでいましたが、本当は他のも欲しかったそうです。

夫を厳しく育てるために牛だけにしたくちこです。

※他のは前からあったものです。

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こうしてみると・・・・・・・・

本当に断捨離が進んでいるのか、

甚だ疑問になってきました・・・・・・・・・・・


くちこ、ただのくちこになる

2013年06月15日 17時01分30秒 | インポート

前回ブログを更新したオペ後二ヶ月の夜、

くちこは意を決して万年筆を持ち、

辞職願いと挨拶状を書きました。

翌日、持参、提出。

未だ病休中で、その後年休消化に入るので、

席は残りますが。

 

何回か顔を出して、

資料の最終チェックと私物を持ち帰る予定です。

これが・・・・・・・多い(T_T)

 

自分の机にうっすら積もったホコリを見て、

「終わったな」と実感しました。

賽はとっくに投げられていたのか。

進退について、いくら考えても詮無きこと。

これからは、、ただのくちことして生きます。

 

人生の節目は、いつも自分の意志で自分の手で終わらせて、

次に進んできたくちこです。

今回もそうしました。

 

未だ数日しか経っていませんが、

今日できなければ、明日でも明後日でも良いとは・・・

なんて楽なんだろう

今日しか無い、

今しか無い、

するしかない、

そうやって生きてきたくちこです。

 

読みたい本も多々、

学びたいことも色々、

行きたいところも、

会いたい人も・・・ 

 

これからは、神様から貰ったご褒美と思って、

大事に、

楽しく生きます

 

今回の病気で人の縁の不思議を強く感じました。

静かに弱っていると?

見過ごしていた人の縁がよく解りました。

長い間とても親しかったからと言って、

その親しさが継続していると考えるのは短慮であること。

長い間とても親しくしていて、

くちこの病気を我事のように胸を痛めている友もいるということ。

 

何の重さも無く、さらりと、頻回に訪れた友も遡れば、ただのママ友です。

偶然、同時期に入院して、いつもくちこの病室で寛いでいたのも、ただのママ友。

仕事の業者として繋がったスタートなのに、帰りの新幹線で寂しくて涙した友。

主治医の内の一人は、嫁(予定)の元クラスメートでした。

ガーゼ交換の時にくちこのお腹を手のひらで扇いでくれたのは元ピアノの生徒。

別の担当看護師は、高校、看護学校の後輩でした。

そして、彼女達からたくさんの情報、ヒント、癒やしを貰いました。

仏縁なんだなあ・・・と思ったくちこです。

 

中学時代数年一緒だっただけ、

職場が数年一緒だっただけ、

子供が数年一緒だっただけ、

ただそれだけの人達が、何十年経っても

当たり前のように、くちこに心を寄せてくれていること、

偶然とは言えないと思うくちこです。

 

夫、子供、友達、

弱いくちこはみんなに甘えて

ただのくちことして精進すること

此処に報告します。

 

では、写真を少々・・・

庭のイチゴ、いつもながらの適当なアレンジの花、

夏のリビングも完成しました。

ソファーに掛かっているバスタオルは、

悪い子が入院時に買ってきてくれた物です。

色違いもありました(エンジ)

で、それ以降は何も送って来ない悪い子です・・・

 

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今日はお出かけして、夫に風神雷神の甚兵衛を買いました。

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かっこいいでしょ?

700円です(^_^)v

工場まで行って買ったのでね。

ま、26点購入中、夫のは2点ですが(^_^;)

もちろん、夫は嬉しそうでした!

払ったのは夫ですが、

選んだのはくちこですから

 

以上で、ただのくちこからでした。


今日でオペ後二ヶ月

2013年06月11日 11時11分38秒 | 膵神経内分泌腫瘍 p...

膵神経内分泌腫瘍(p-NET)で膵頭十二指腸切除術(PD)をして、

今日で二ヶ月になりました。

 

オペ後一日目、

出来ることなら病室の窓から飛び降りたい、からスタート。

どんなにイヤでも苦しくても、この現状から逃れる術の無い絶望感。

イバラの道を裸足で歩くしか選択肢の無いことへの恐怖。

膵液漏という合併症を起こし、

お腹から管がピンピン左右に出ていることがとても不本意で、

あれ程頼んでおいたのに!!!と、

神仏、ご先祖(両親を含む)etcを恨めしく思う日々。

 

麻薬、別の鎮痛剤、安定剤の相乗効果で?

二日間は軽い錯乱状態にまで・・・

こんなに苦しむと解っていたら手術なんてしなかったのに!

過去は取り消せない。

「今」からも逃げ出せない。

文句たらたら五人の医師にぶつけながら、

日々、

元気になりました(*^_^*)

 

オペ後26日目に退院。

オペ後鬱で、涙が出た日も数知れず・・・

常に背中を丸めて歩き、

スーパーに行っただけでも青息吐息でしたが、

今は背筋を伸ばして庭木の剪定をしています(^_^)v

連日、友人知人が遊びに、否、見舞いに来て

楽しく過ごしています。

 

毎日、出来ることをして、したいことをして、

あっという間に一日が過ぎています。

 

この病気で、この手術をして十年後に生きている確率は75%らしい。

4人に1人は死んでいるんだなあ・・・

 

ま、先のことは誰にも解らないし、

医長からくちこへの訓話では、

困ったことが起こった時に、

困ったことをクリアすべく一生懸命頑張る。

それだけのこと。

あれこれ今から考えても仕方が無い。

とのことでした。

 

二ヶ月前の「今」を受け入れるしか無かったように、

二ヶ月後の「今」を大事に有り難く楽しみます。

 

時間に余裕があると、家にいても楽しい。

もう五回位、ミシンも出したし、

原稿用紙54枚執筆?して応募したり、ね。

シャドーボックスも作ったし、

断捨離も進行中。

庭仕事も良い気分転換になるし、

夜はのんびり夫とアルバムをめくって思い出話。

 

神仏、ご先祖etc様、

先日の失礼をここにお詫びいたします。

 

そうそう、くちこんちの四軒先で「もちまき」がありました。

最近、とんと遭遇していないので、

夫に餅拾いを厳しく命じ、

くちこは遠くから写真撮影を

が、どんどん足元に落ちてくる・・・

くちこは欲望のままにカメラを放り出し、

餅拾いに熱中したのでした。

だから碌な写真はありなせんが・・・

 

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最後の写真は、「くちこ家風鯛飯(貧乏バージョン)」です。

スーパーに行ったら、たいそう立派な天然鯛のアラ!が580円でした。

天然ものって、やっぱりコクが違う。

金持ちの人はこの鯛のお刺身を。

頭、腹身、中骨にも未だ身はたっぷり(^_^)v

骨からは、とっても良い旨味が出る筈。

先ず塩焼きするのが、くちこ風。

昆布を敷いて、お米をセットし、上に塩焼き鯛を置く。

酒と醤油をさらに鯛の上から振りかけて炊飯。

意図的に、最後は強火で少し焦がすのもくちこ風。

骨をとって、ざっくりとしゃもじで混ぜたらできあがりです。

昆布も食べられます。

冷凍も可です。

お試しあれ

 

庭のフェイジョアの木、花が満開になりました。

この花、美味しいんです。

爽やかに甘い。

実はつるんとしてキウイのようなものが収穫できます。

ビタミンたっぷりだそうです。

普通の子が生まれた時の記念樹なので、引っ越す時にも持ってきた木です。

 

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揺れるくちこの今後 & 詩・だいじょうぶだよ

2013年06月05日 15時50分41秒 | 健康・病気

オペ後55日目。

噛み合わせは、以前、一夜にして激烈改善したものの、

二割くらいの不具合は継続中。

十割だった日々を思えば、ナンノコレシキ・・・ですが。

 

見た目、結構元気そうになりましたが、

やはり、疲れやすい。

問題は、食べ過ぎor食べた物が合わないと、

気分不良、嘔気、冷汗、下痢、

これで2,3時間苦しむこと。

これが怖い(T_T)

 

全身の脱皮?がようやく終了。

肘、膝の色素沈着は、半分位の黒さに。

なぜ脱皮?

なぜ黒く?

医長に聞き忘れたなあ・・・

聞いたらきっと、

「家にいるから、そんな余計なことが気になるんだ!」

「あんたは、家にいたらダメになる!」

って、また言うんだろうなあ・・・ 

 

くちこは、白黒を瞬時に勝手に判断、

とっとと次のページに進むタイプで、

躊躇や、迷いを良しとしない。

一気に結論を出し、

即、行動に移す

 

今回、自分の退職についての結論が、

慰留に屈して先延ばしになったこと。

極めてくちこらしくなくて、落ち着かない。

 

物事は全て天秤。

右の皿にメリット、左の皿にデメリット。

が、

今回は、妙に定まらない。

あれほど辞めようとしていた職場なのにね。

伏兵は、医長(主治医)からの慰留。

今や、ちょっとした心の友、否、恩人なのでね。

更なる伏兵は、なんと夫。

「家にいたら鬱々として、きっと機嫌が悪くなるよ」と。

一緒に百姓をすると言うと、

なぜか、怯えている・・・

 

先日、ばったり、大先輩ナースと遭遇。

くちこが新卒時代、ひよこのくちこに、

親鶏の如くに、見守り指導してくれた人です。

看護部長から更なる幹部まで出世した大物で、

今は、ボランティアや看護学校の講師をしているとのこと。

さすが、くちこの病名も術式に関わることも全て頭に入っている!

で・・・大先輩曰く、

看護師と言えども、肩たたきを受ける人は多いのだから、

慰留は有り難いことだし、社会貢献もすべし、と。

が、

自分の体を管理するのは自分の責務!

これが肝要で、これが出来ないなら働くべきでない、と。

無理して体を壊しても、

誰も感謝してくれないし、褒めてもくれない。

ましてや、体を元に戻してもくれない。

自分の体を守る覚悟とともに働くべし!

とのことでした。

 

働かなくても食べてはいけそうだし、

さして退屈しない自信もあるのになあ・・・

 

我が身と言えども余命は不明。

今のところ、どこにも転移していないのだけれど、

十年後、64歳、

二十年後、74歳、

生きている確率は?

そこそこ元気にしている確率は?

普通の人より低いことは確か。

 

それでも働く?

何故ためらうのか?

体調も気分も波のように変化する今。

やはり未だ・・・

落ち着かないなあ・・・

そのうち自然に結論が出るのかなあ???

いろんな人の意見を聞きつつ、

結構、家で忙しくしています。

 

では、これで二編目の紹介。

「だいじょうぶだよ」晴佐久昌英さんの詩集から。(勝手に)

だいじょうぶだよ
晴佐久 昌英
女子パウロ会

 

「だいじょうぶだよ」 

歩道の隅で ひとつだけ咲いたたんぽぽがそっと言う

 

 

「つらい日々をよくのりこえたね」

空を映すビルの鏡で まぶしいお日さまがほめてくれる

 

 

「わたしがご一緒しましょう」 

耳もとで はるかな花のかおりをはこぶそよ風がささやきかける

 

 

「もう少し先までいってごらん」 

路地の日だまりで ねそべるネコがヒゲをゆらしている

 

 

「このへんでちょっと休んでいきなよ」 

ポストの上で コーヒーの空カンが招いている

 

 

「ここまでくれば安心ね」 

ケーキ屋の店先で ペコちゃん人形がにっこりする

 

 

「いいお天気ですねぇ」 

バス停で おばあさんがうれしそうに話しかけてくる

 

 

「よかった よかった よかった」 

新芽の街路樹で すずめたちがさえずっている

 

 

やっと 外に出られた

やっと 歩きだせた

もうこんな春はこないと思っていた

 

 

「みんなありがとう もう だいじょうぶだよ」

背中に 大きなあったかな手のひらを感じながら

わたしも そっと言ってみる 

 

 

 

よい詩でしょう、これも。

くちこは体験したからか、

とても頷けました。

 

 

 

ちょっと、くちこんちの写真も紹介。

梅雨バージョン、

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豆の置物、カナダのビクトリアで夫と一目惚れして購入。

じつは、お野菜シリーズすごく沢山あったのですが、残りの野菜を買うために、断固また、くちことビクトリアへ行く気満々の夫です。

百円ショップの商品で、ミニ棚も夏に、カーテンも冬用から夏用に。

 

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カーテンの撮影、半分交換した時に(^_^)v

カバー類も全て夏仕様に交換。

ね、結構忙しいでしょ?


初・友ランチ & 詩・病気になったら

2013年06月01日 13時54分49秒 | 膵神経内分泌腫瘍 p...

オペ後49日目、再度、お出かけしました。

くちこシャドーボックス教室の生徒さん達と美術館&ランチ。

前々からのお約束だったのですが・・・

ぎりぎりまで迷っていました。

が、

決行!

 

総勢7人で、ミュシャ展へ。

十年以上前から、くちこはミュシャの絵を作品にしています。

女性として生きるならば、かくありたい。

そんな色香の漂う絵です。

日本だったら、竹久夢二が近いかな?

くちこが先生だから、当然、生徒さん達も、みんな作っています。

やっぱり、くちこが引き連れて?

行かねば成らじ!!!

 

 

で、田舎って、こんな時、良いよねえ。。。

平日とはいえ、美術館も遊歩道も閑散としているでしょう?

常に、くちこ隊が席巻していましたよ(^_^)v

 

以前作った作品です。

階段の壁位しか飾れない大作です!

 

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送迎して貰い、荷物まで持って貰い、

館内のベンチあちこちで休みつつも、

ランチも含めて楽しい一日を過ごせました。

ランチ?

また蕎麦を食べましたけど、何か?

安全第一です(*^_^*)

 

そこで一つ驚いたことは、

7人中、6人に娘がいるのですが、

その娘と大げんかを未だにしているのは、くちこ母娘だけでした(T_T)

何故?

わがままで、プライドが高く、我を通すタイプの、

娘を持ったのが、くちこだけだからでした!!!

 

閑話休題。

遠くにいる、元同僚が本を贈ってくれました。

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「だいじょうぶだよ」この詩もとても良かったです。

いつか紹介したいです。

でも、今日は、違う詩を紹介しますね。

 

○「病気になったら」

 

病気になったら どんどん泣こう
痛くて眠れないといって泣き
手術がこわいといって涙ぐみ
死にたくないよといって めそめそしよう
恥も外聞もいらない
いつものやせ我慢や見えっぱりを捨て
かっこわるく涙をこぼそう
またとないチャンスをもらったのだ
自分の弱さをそのまま受け入れるチャンスを

病気になったら おもいっきり甘えよう
あれが食べたいといい
こうしてほしいと頼み
もうすこしそばにいてとお願いしよう
遠慮も気づかいもいらない
正直に わがままに自分をさらけだし
赤ん坊のようにみんなに甘えよう
またとないチャンスをもらったのだ
思いやりと まごころに触れるチャンスを

病気になったら 心ゆくまで感動しよう
食べられることがどれほどありがたいことか
歩けることがどんなにすばらしいことか
新しい朝を迎えるのがいかに尊いことか
忘れていた感謝のこころを取りもどし
この瞬間自分が存在している神秘
見過ごしていた当たり前のことに感動しよう
またとないチャンスをもらったのだ
いのちの不思議を味わうチャンスを

病気になったら すてきな友達をつくろう
同じ病を背負った仲間
日夜看病してくれる人
すぐに駆けつけてくれる友人たち
義理のことばも 儀礼の品もいらない
黙って手を握るだけですべてを分かち合える
あたたかい友達をつくろう
またとないチャンスをもらったのだ
試練がみんなを結ぶチャンスを

病気になったら 必ず治ると信じよう
原因がわからず長引いたとしても
治療法がなく悪化したとしても
現代医学では治らないといわれたとしても
あきらめずに道をさがし続けよう
奇跡的に回復した人はいくらでもいる
できるかぎりのことをして 信じて待とう
またとないチャンスをもらったのだ
信じるよろこびを生きるチャンスを

病気になったら 安心して祈ろう
天にむかって思いのすべてをぶちまけ
どうか助けてくださいと必死にすがり
深夜 ことばを失ってひざまずこう
このわたしを愛して生み 慈しんで育て
わが子として抱きあげるほほえみに
すべてをゆだねて手を合わせよう
またとないチャンスをもらったのだ
まことの親に出会えるチャンスを

そしていつか 病気が治っても治らなくても
みんなみんな 流した涙の分だけ優しくなり
甘えとわがままを受け入れて自由になり
感動と感謝によって大きくなり
友達に囲まれて豊かになり
信じ続けて強くなり
自分は神の子だと知るだろう
病気になったら またとないチャンス到来
病のときは恵みのとき

 

とても救われる詩でした。

苦しさを知っている人の詩だなと思いました。

もしも、今、病に伏せっている人がいたら、

この詩を読んで欲しいなあ・・・

 

ということで、

くちこは、いつも元気とはいきませんが、

今まで通り元気ともいきませんが、

ちょっとずつ元気になっています(*^_^*)