群馬県農林水産関係機関成果発表会の話題が続きますが、今回は水産関係で「ビン型ふ化器を用いたワカサギ卵の孵化管理」についてです。
最近の群馬県内の湖沼のワカサギ事情はイマイチ元気がありません。大御所である赤城大沼はCs騒ぎ、榛名湖は二年続きの不漁に加えCs騒ぎなどで入漁者数のトップを走っていた群馬県のワカサギ釣りも危うくなってきました。この状況は漁協のみならず地域観光・経済にも大きな影響を与えかねないのです。
そこで不漁原因の一つとなるワカサギ卵のふ化技術向上のため各地で「ビン型ふ化器」の導入が始まりました。(相模湖などは随分前から導入しているのですがね~群馬は遅れ気味・・・)
今回はその研究について発表が行われました。一つのビンには400万尾が適正量だとか・・・この装置は二連なので800万尾・・・
従来のシュロ枠法と比べると発眼率はあまり変わらないけど、孵化率はビン型の方が数段良いようです・・・
榛名湖は8000万粒程度放流するのでこれが10個も必要になりますが、それだけ買うのはコストが掛かり過ぎます。当分の間はシュロ枠と併用ですね・・・
今日はこんな発表会もあります。『ぐんまの自然の「いま」を伝える』 ・・・(渡良瀬遊水地、利根川のサケ、コクチバス、赤谷プロジェクト、尾瀬など)・・・お昼からなので時間のある方は参加してみてはいかがでしょうか。もちろん私は参加してきます!
1678話目です。何時もご支援ありがとうございます。の文字またはバナーをポチッと一押しお願います。
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