金曜日に農林大の林業・環境コースの学生と一緒に先進林業現場の視察研修に行ってきました。場所は渋川市西部の榛名山麓の山林、それも花粉症の方には鳥肌が立ちそうな雄花がびっしりと着いたスギ林の中・・・
最新の林業では、効率的な林産事業を行うために作業道が重要視されています。まずは、その開設現場ですが高性能林業機械が活躍していました。名前はフェラーバンチャー・ザウルスで支障木を挟んで切断、倒して、寄せることができ、さらに根を抜いて道形を作って転圧も出来ると言う優れもの・・・
次は伐倒した樹木の枝を払いながら切断する長さを計って玉切りするプロセッサー
そして、今まで作業効率のネックとなっていた搬出運搬ですが、この高性能林業機械が登場してからは効率アップで逆に丸太が集積されるのを待っている時間が出てしまうほどだとか・・・操縦室から出ることなく積載作業が出来、積載量も多く、走行速度も速く、路面を痛めない優れもので名前はフォワーダ(IHI801)です。
こんな最先端の作業現場・・・学生さんたちは憧れと驚きの眼差しで見学していました。
そして森林組合スタッフの皆さんの悩みはと聞くと「高性能林業機械で作業するときは操縦室から出ることが少なくて運動不足になる・・・笑」のだそうです。3Kと言われていた林業現場は大きく変わってきましたねえ・・・
1695話目です。何時もご支援ありがとうございます。の文字またはバナーをポチッと一押しお願います。
渓流春 2013 (別冊つり人 Vol. 342) | |
クリエーター情報なし | |
つり人社 |