中さん

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日記(12.10)記事「謎が解かれた時、新たな謎が生まれるのが科学」

2016-12-10 19:24:43 | 日常
12月10日   (土曜日)  晴れ  風がでる冷たい

新聞の一面は韓国大統領の弾劾が・・

今後、新大統領が選ばれるまで政治はどうなるんだろう・・
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良いニュースはこうのとりの打ち上げ成功。

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今日も畑で土いじり

洗筆のコラムには

科学とは「不思議を殺すものでなくて、不思議を生み出すものである
という名言を残したのは、
夏目漱石の弟子で物理学者の寺田寅彦だ。

たとえば、かつては「すべてのものは原子からできている」と教わったのに、
科学の進展で、私たちが知る原子でつくられている物質は宇宙のわずか4%にすぎず、
残りは謎の物質だと分かった。

常識が覆され、新たな不思議が見つかる。
そのおかげで私たちはより深く、違った角度から考えられるようになる。

それが科学の醍醐味だろうが、どうもわが国の政府は
「不思議を生み出す」科学に冷淡なようだ。

きょう、ノーベル賞の授賞式典に臨む大隅良典さんは
「謎が解かれた時、新たな謎が生まれるのが科学」と説き、



科学が役に立つというのが、数年後に企業化できることと、同義語になっていると憂いている。
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研究費が削られ、拙速に成果が求められる現状では、
科学立国の礎が危ういとの警鐘だ。

偉大な政治家にして科学者でもあったベンジャミン・フランクリンには、
こんな逸話が伝わる。
自然科学の新たな成果に接した人が、

「これは何の役に立つのだ?」と聞くと、彼は聞き返した。
「では、生まれたばかりの赤ん坊は、何の役に立つというのです?」


大人には計り知れぬ可能性を秘めた「赤ん坊」に「何の役に立つか?」を問う。
そういう社会では、未来は育めまい。

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コメント
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