中さん

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日記(11.22)コラム「機長の飲酒」

2018-11-22 16:02:10 | 日常
11月22日  (木曜日)  

筆洗にあった。

 酔った藩士の刃傷事件を反省し、ある藩が禁酒を宣言した。
 門の前には番屋を置き、酒の出入りを固く見張る。
 古典落語の「禁酒番屋」である。
 五代目柳家小さんが酒を実にうまそうに口にする場面が懐かしい。

~~~~~~~~~~~~~~~
▼無論、禁を破る不届き者もでてくる。
 ある藩士に頼まれた酒屋が菓子屋になりすまし、
 カステラの箱にとっくりを忍ばせ、持ち込もうとするが、
 番屋で箱を開けろと迫られる。

 「なんだ、このとっくりは。かようなカステラがあるか」
 「へい、今度、手前どもの店でできた水カステラでございます」。
  作戦は失敗する。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼見抜けぬ「水カステラ」ではなかったはずだ。
 日本航空の男性副操縦士が乗務前の過剰飲酒で
 英警察当局に逮捕された問題である。
 副操縦士はアルコール感知器に呼気をちゃんと
 吹きかけない方法で社内検査をすり抜けていた。

▼安全を売る航空会社の検査である。
 こんな子どもだましの「水カステラ」が通用したとは情けない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼同社ばかりではなく、他の航空会社でも、
 機長の飲酒による運航の遅れが相次いでいる。
 緊張や不安を強いられる職場であることは想像できる。
 検査の厳格化はもちろんだが、
 そのカステラに手を伸ばしたくなる原因と心の対策も急がねばなるまい。


「オイ、ちゃんと操縦しろよ」
 「なに、操縦しているのはおまえだろう」。


 酒にまつわるジョーク集で見つけた。今は笑えない。
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★笑らって済ませればいいジョークであればいいが・・・!
一例を
  かどの家は誰のもの?

 バーで酔っ払いが飲んでいるところに、もうひとり酔っ払いが入ってきた。
 1人が話しかけます。
 「どこに住んでいるんだい?」
 「あそこの角の家だよ。」
 「ちょっと待ってよ。あそこはオレの家だよ?」
 「そんなわけないよ。見せるから付いてこいよ!」
  家に着いた2人。
  1人が言う。
「ここがオレの住んでいる家だ。」
「ちょっと待ってよ。ここは間違いなくオレの家だって!」
 もうひとりが言う。

 討論していると、
 1人の女性がウンザリした顔で出てきて言った。
~~~~~~~~~~~~
「これで何回目?なんであなた達は、
 酔っ払うとわからなくなっちゃうのかしら。
 父と息子でしょ?」
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日記(11.22)

2018-11-22 13:08:24 | 日常
11月22日  (木曜日)    

日付の語呂合わせである。今日は”いい夫婦の日”であるという。
では今日は静かにしていよう。
~~~~~~~~~~~
通院先のロビーにかけられている大きな油絵。
絵のサイズについてはよく知らないが
多分、100号というのか。かなり大きくて迫力がある。
聖騎士団が作った城塞の絵らしい。

マルタ島の絵だ。

  マルタは地中海の中央部、シチリア島の南約93kmに位置する。
  主要な島はマルタ島とゴゾ島、コミノ島の三つである。
  海岸線が変化に富むため、良港が多い。
  地形は低い丘陵や台地からなり、最高地点はマルタ島内の標高253mの丘陵である。
  気候は地中海性気候のため、冬は温暖で雨が多く、夏は暑く乾燥している。

このマルタに行ったことのある仲間に聞くと歴史好きにはたまらなく良いという。
機会があれば行ってみたい島である。
~~~~~~~~~~~~~~~~
コラム「内部通報」のことが・・

 内輪の不正を告発する“内部通報”は江戸時代にもあった。

 その最大級の事件が、福岡藩主・黒田忠之の謀反の企てを
 家老が幕府に訴え出た「黒田騒動」だろう。

 誰が考えても、これがただですむわけがない。

▲だが幕府の調べの結果、忠之の謀反は否定され、
 所領は一旦没収の後に再安堵された。
 一方、家老・栗山大膳(だいぜん)も虚偽の告発で断罪されることもなく、
 盛岡藩預かりとなって幕府から扶持(ふち)までもらった。
 いかにも臆測を呼ぶ決着である。

▲忠之の失政による藩取りつぶしを恐れた大膳が先手をとって幕府に訴え、
 改易を未然に防いだ--こんな大膳忠臣説が後世に広がるが、
 もちろん異論もあって真相は謎だ。
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 で、内部通報から始まったこちらの事件も臆測の渦中にある。

▲先日、カルロス・ゴーン日産自動車会長の電撃逮捕に驚いていたら、
 すぐに日産社長が会長の不正を糾弾したのにも仰天した。

 聞けば同社内では内部通報から検察との司法取引を経て、
 ゴーン容疑者への包囲が固められていたようだ。

▲いきおい「クーデターか」の声が飛び交い、
 会長と日産経営陣との確執が取りざたされる。

 会長がルノーとの経営統合を計画し、
 日産経営陣に猛反発されていたと報じたのは英経済紙で、
 事件の背後に暗闘があったのをほのめかした。

▲陰謀論めいた臆測が交わされるのも、事件の地球規模の衝撃ゆえだろう。
 捜査や司法手続きの公正さも全世界が見つめるところとなる。
 後世に異論を残さない真相の解明が求められるカリスマの失墜である。
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