まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

政策ネットワーク・虹と緑・静岡県と地域政策研究所・しずおかの研修

2007年10月06日 | その他
 9月議会を終え、新人議員の皆さんがどんな経験をつみ、どんな感慨を持たれたのか、是非とも聞いてみたい、そして、その中から次のテーマは何か、考えたい、とのことから今日、地球ハウスで政策研修会が開催されました。

 新人議員の方々のエネルギーは相当な物があります。市政を改革したい、この熱意は会議の時間中、激しく伝わってきました。各自治体によって、置かれている状況はかなり違います。しかし、それをうまく乗り越えてコーディネイトする新しい力が必要です。

 県下、42の自治体での議会の学習の能力をどのように高めるか、大きな課題です。といってすぐに解決はつきませんが、9月議会では滞納整理機構が全議会で取り上げられました。三島市の栗原さんは反対したそうです。

 地方自治法と地方財政法に矛盾があって、滞納整理機構提案(長期滞納者から滞納分を徴収する)は広域連合として成立は出来るが、自治法と財政法との間で徴税権が与えられるのか、大きな疑問との大上段の議論を展開し議案に反対。

 成立して機能を発揮し始めますが、この機構のありかたを継続してチェックしていかなければなりません。 

朝青龍の相撲道、時津風親方の相撲道、相撲協会の相撲道

2007年10月06日 | その他
朝青龍関の巡業サボタージュ問題は、日本の国技=相撲道=心技体の統一から外れると相撲協会、相撲ファンから厳しく指弾されました。批判された本人も「精神的病」を理由に雲隠れ。朝青龍しっかりしてくれ!

 しかし、相撲協会の親分衆の批判のレベルもいささか品にかける、という印象を持っていました。が、やっぱり、そうだったのか、と今回の時津風部屋のリンチ死という「相撲道」とはかけ離れた相撲協会の実情にショックを受けました。

 相撲道とは何か、人権無視の「根性」教育、修行との境目は何であるのか、このことがきちんと突き詰められなければなりません。強くなることは「本人の向上心」を前提に「過酷なトレーニング」の繰り返しから生まれます。

 「向上心」は常に維持することが極めて困難なことは普通人であれば誰でもが理解するところです。それを乗り越える、そこにスポーツという人間の限界に挑戦する勇者の姿を見るわけです。この困難さに果たして「暴力」的指導が役立つのか。

 中学生の頃、卓球部に入りましたが、封建的な上級生の理不尽な練習指示に憤慨した頃を思い出します。今回の事件と朝青龍を批判した「相撲道」なるものの関係をきちんと論じて貰いたいものです。「暴力的指導」を乗り越えた朝青龍。

 彼の真実の姿を是非知りたい、そして、相撲道を声高に論じてきた相撲協会、「過酷なトレーニング」の実情を明らかにしてもらいたい、と私は思います。