まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

”癒し”と”治し”

2007年10月09日 | その他
 今日の静岡新聞トップは、北海道大学の小学4年から中学1年の児童生徒738人に医師が直接面談した北海道大学調査チームの報告結果の報道です。自殺者3万人の原因にうつ病が上げられている中、注目の調査ということになります。
 
 夕刊に日本ホリティック医学協会会長の帯津良一さんの連載コラムがありました。テーマは「バリ島の夕日」として「癒し」について展開しています。「”癒し”は昨今、ちまたに氾濫し、安易に使われている感もなきにしもあらずだが、あたかも機会の修理のように直す”治し”に対する言葉で、生命のエネルギーを高めることをいう」と。

 国会審議でも格差問題が論じられていますが、市場主義を導入した構造改革の政策選択結果としての議論が主流ですが、一方で、格差が是正されるその内実に”癒し”の価値判断を伴うことなしに「豊かな社会」イメージが膨らみません。

 自民党対民主党の論戦にこうした問題がどのように扱われていくのか。二大政党制の中で第3の道がそこにあるように思います。勿論、それは宗教的政党の存在でないことははっきりさせておかねばなりません。