まつや清の日記 マツキヨ通信

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静岡空港開港の日に、2年前、抗議の焼身自殺をした井上英作さんに捧ぐ

2009年06月04日 | ニュース・関心事
静岡空港が開港したこの日、県庁前で抗議の焼身自殺をした井上英作さんの霊に御参りしてきました。そして、サミュエル・ウルマンの「青春」を井上さんに捧げたいと思います。

写真は、この2年間の間、たえることなく井上さんの霊に捧げられた花


「青   春」

サミュエル=ウルマン・作  宇野 収・訳



青春とは人生のある期間ではなく、心の持ちかたを言う。

薔薇(ばら)の面差(おもざ)し、紅(くれない)の唇(くちびる)、しなやかな手足ではなく、たくましい意志、豊かな想像力、炎(も)える情熱をさす。

青春とは人生の深い泉の清新さをいう。

青春とは臆病さを退ける勇気、安きにつく気持ちを振り捨てる冒険心を意味する。

ときには、20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。

年を重ねただけでは人は老いない。

理想を失うとき初めて老いる。
   
歳月は皮膚にしわを増すが、情熱を失えば心はしぼむ。

苦悩・恐怖・失望により気力は地に這(は)い精神は芥(あくた)になる。

60歳であろうと16歳であろうと人の胸には、脅威に魅(ひ)かれる心、おさな児のような未知への探究心、人生への興味の歓喜がある。

君にも吾にも見えざる駅逓(えきてい)が心にある。

人から神から美・希望・よろこび・勇気・力の霊感を受ける限り君は若い。

霊感が絶え、精神が皮肉の雪におおわれ、悲嘆の氷にとざされるとき、
20歳であろうと人は老いる。

頭(こうべ)を高くあげ希望の波をとらえる限り、80歳であろうと人は青春にして已(や)む。