まつや清の日記 マツキヨ通信

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毎日新聞朝刊「時代の風 白村江敗戦後の躍進 五百旗頭真」に北朝鮮・中国外交を考える

2009年06月14日 | ニュース・関心事
本日の毎日新聞朝刊「時代の風 白村江敗戦後の躍進 五百旗頭真」は、北朝鮮・中国外交を考える上で、歴史的観点から、実に面白い外交視点を提供してくれています。

白村江の闘いは日本と朝鮮関係での侵略戦争であった、という程度の歴史認識でした。が、朝鮮の三国、高句麗、新羅、百済と唐、そして日本の大化の改新時代の外交と戦争、国内改革との関連指摘は驚きでした。

五百旗頭 真さんが、防衛大学校長ですので、当然に安全保障の観点からの歴史への思いいれが込められても当然といえます。しかし、外圧と内圧の相互関連をを歴史に学ぶという点では、すごく参考になります。

この7世紀の経験が、明治維新の日本の近代化に通じているとする論旨を現在の北朝鮮・中国外交に重ね合わせると、いろいろな角度からの新たな議論が生まれてくることになります。

平和主義的外交の模索を2000年の歴史に学ぶ、大いに刺激を受けたいと思います。