まつや清の日記 マツキヨ通信

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浜岡訴訟、石橋克彦氏(神戸大学名誉教授)の証言

2009年09月18日 | ニュース・関心事
議会中でしたが、石橋克彦(神戸大学名誉教授)氏の証言とあって、どうしてもと裁判に参加しました。東京高裁法廷は、8:11駿河湾地震直後ということもあってか、傍聴者で満席でした。

10:30から12:00という短い時間の中で、海渡弁護団事務局長の石橋証人への質問、それに答える形でパワーポイント駆使しての証言。問題は、M6,5の地震で5号炉に何故基準値以上の揺れが生じたか。

地下構造の徹底した調査が必要になります。中部電力も、原子力保安院から解明を求められ、これまでの地質調査を来年1,2月まで延期。だったら、と弁護団から、2月結審の再検討を、が提起されました。

証言の中で、東海大地震といえばプレート地震ですが、潜り込むプレートと跳ね上がる陸上プレート、その陸上部分に何か所も枝分かれ断層が生まれる、この複合的な地震が想定されてくることが指摘されました。

変動地形学では御前崎沖とう曲帯が断層として存在しています。中電による想定では何故か、海域内でおさまっている、これが陸中にまであるとすると、まさに原発が断層の上に存在していることになります。

氏は、戦前の歴史の誤りが「根拠のない自己過信と失敗の時の無責任」にあるとすれば、いままさに原発震災にその事が問われている、駿河湾地震はまさに「神さまのサイン」、全地球、全人類のために再考を!