まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

第33回静岡県ボランティア研究集会の脱貧困分科会に湯浅 誠さん

2011年02月12日 | ニュース・関心事
研究集会の第4分科会「現場発 脱貧困からの連帯」助言者に湯浅 誠さん(NPO法人自立生活サポートセンターもやい事務局長・内閣府参与)。運営にPOPOLOの鈴木和樹さんらが関与。有識者会議メンバーとして参加。

湯浅さんは、ホームレスの方々は、物理的な家を失っていることと頼れる人がいないという二つのことが重なっている。頼れる人がいれば何とか生きられるが頼れる人がいないことが少数の人の問題でなくなってきた。

示してくれた資料が、25から29歳、30から34歳、35歳から39歳の1900年、95年、2000年、05年の4回にわたる国勢調査での未婚率の増加。実際に路上に寝るまでの人は少数だが単身者が増えている。

33歳夫、29歳妻、4歳の子どもという政府の標準声帯という言葉が成立しなくなった。現実は変わっている。無縁、家族の縁、会社の縁、がなくなる、非常に不安定な生活、このままではどうにもならない閉塞感。 

ホームレスだけでなく、高齢者の犯罪も人口は2倍に増えたが5倍で半分以上が万引き、自殺、非正規。就職氷河期 就活という言葉が使われるようになったが一方で、結婚困難期、婚活という言葉も出てきた。

みんな根っこはつながっている、どの分野が大事ということはない、みんなが安心できるようま社会、誰の為ということでなく、最終的に自分たちの為に、市民としての社会への責任として市民活動でやっていきたい。 


エジプト・ムバラク大統領の辞任ニュースアップされる

2011年02月12日 | ニュース・関心事
YAHOOニュースで産経新聞情報で以下のニュースがアップされています。すごいことがおきました。チュニジアに続き、エジプトでも民主革命が起きました。日本の変革の筋をはっきりさせたいものです。

※※

ムバラク氏が辞任、軍が全権掌握
産経新聞 2月12日(土)1時11分配信

 【カイロ=大内清】混乱が続くエジプトのスレイマン副大統領は11日テレビ演説を行い、同国を約30年にわたって統治してきたムバラク大統領が辞任したと発表した。AP通信など複数のメディアは、ムバラク大統領が首都のカイロを出て、東部シナイ半島の保養地、シャルムエルシェイクに滞在していると報じた。チュニジアで1月に起きた民衆蜂起による政変がエジプトにも飛び火、同月25日から各地でムバラク氏の退陣を求める大規模な反政府デモが続いていた。ムバラク氏は次の大統領選への不出馬を表明する一方、即時退陣は拒否していたが、内外の辞任圧力に抗しきれなかった格好だ。

 移行体制は軍部やスレイマン副大統領を中心に協議が行われる見通し。地域大国エジプトの政権崩壊は他のアラブ諸国にも大きな影響を与えそうだ。

 政府当局は1月28日以降、カイロなど主要都市に夜間外出禁止令を出し、インターネットなどを一時遮断してデモを押さえ込もうとしたが、階層や世代を超えて団結した「反ムバラク」のうねりは止まることなく拡大していった。

 28日には各地で金曜礼拝後の大規模デモが発生。ムバラク氏は翌29日のテレビ演説で全閣僚更迭とスレイマン総合情報庁長官の副大統領任命を発表したが、2月1日に全土で100万人規模のデモが起きたのを受け、今期限りでの退任を表明した。

 しかしデモ隊側は4日を「追放の金曜日」として、改めて即時退陣を要求。「盟友関係」の米国もムバラク氏退陣を視野に「秩序だった移行」を支持する姿勢を打ち出していた。

 ムバラク大統領は10日深夜のテレビ演説で、スレイマン副大統領に大統領権限を移譲する考えを示す一方、即時辞任を改めて否定していた。デモ隊の要求に一定の理解を示しつつも、自身に向けられた批判には「心が痛む」と語り、「死んで埋葬されるまでこの国にとどまる」と国外に出る考えがないことを強調していた。

 治安維持を担っている軍部は11日、声明を発表し、権限移譲などムバラク大統領の民主化努力を支持し、憲法改正後の自由で公正な大統領選挙実施を保証すると述べた。

 ムバラク氏の即時辞任を求めるデモ隊は10日の演説に反発をいっそう強め、「挑戦の金曜日」と銘打った11日のデモは全土で数十万人以上が参加、「大統領が辞めるまでわれわれもデモをやめない」と即時辞任を迫っていた

沖縄の独立を力強く語る一方で難しさも

2011年02月12日 | ニュース・関心事
今日は、静岡靖国問題連絡協議会主催の思想と信教を守る第44回集会で、講師は沖縄の島田義善次氏(海兵隊普天間基地爆音訴訟団長)で、雨の中、90名以上もの市民の皆さんの参加で会場は満杯状況でした。

普天間基地の闘士、大きな声で話していくかと思いきや「自分たちが訴えているのに自分たちが訴えられているかのように考えている人があまりにも多く、原告団長も決まらない、これが沖縄の実態だ」と嘆き節にえっ!

裁判は5年で終わるかと思ったが8年かかった、しかし、第一審で勝訴すると原告に加わりたいという人が5000人に。一方で、最近のヤマトの大臣がよく来るが、沖縄は伊勢神宮か、ときついジョークも飛び出します。

そして、マスコミはひどい、朝日新聞は「普天間基地問題で日米同盟に傷がついた」、毎日新聞は「普天間を日米同盟の発火点にしてはならない」、読売新聞は「安保の問題を県民に意向だけに委ねるようではいけない」と。 

「海兵隊は抑止力になりますか。尖閣列島、竹島、役立ちましたか。地政学的に沖縄は極東の要、というが海兵隊は、山梨県と岐阜県にいた、岐阜県、山梨県は朝鮮半島から840キロ、沖縄から朝鮮半島1300キロ」。

「知っていますか、こうしたウソが平然とまかりとおっているんです」。沖縄はもう独立するしかありません、しかし、あまりにも沖縄は軍用地など精神的にアメリカ依存精神に侵されている、闘いは厳しいです。

教団組織にはいらず独自の布教活動を繰り広げてきた牧師さん。娘さんが普天間基地の爆音で耳が聞こえなくなってしまったという、辛く、厳しい環境で尾闘い通した人だけにユーモラスで厳しさ抜群の島田さんでした。