まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

静岡市長選挙、田辺信宏氏に海野とおる氏が掲げる「減税」を提言した牧野聖修衆議院議員の見識

2011年02月27日 | ニュース・関心事
先週のマスコミ報道によると、静岡市長選挙の立候補予定者の田辺信宏氏に民主党県連代表で第一支部長の牧野聖修衆議院議員は、海野とおる氏が掲げる「減税」を田辺氏が取り上げるよう市長選挙での政策提言したとのことです。

最初、耳を疑いました。2月13日のNPOによる市長候補者政策討論会で、田辺氏は海野氏の減税施策に批判を行い「静岡合衆国構想」による1000万円を自治会に支給する公約を意見として述べていることを承知での提言でしょうか。

正直驚きました。さらには民主党として自民党との相乗りを前提に推薦するとしていましたが、名古屋市長選挙の結果をどのように総括されたのかよくわかりませんが、民主党推薦はしない、個人での応援の範囲と方針転換。

ある会合で「そもそも、民主党は候補者擁立など考えてもいなかった。応援する理由は、前回の衆議院選挙で田辺氏が立候補を辞退してくれたこと」と発言したとのことですから、政策的一致はどうなるんだろうと心配していました。

田辺氏の方も困惑ではないでしょうか。政策の違う候補をどのような理由から応援をされるのか、もう少し有権者への説明が必要のように思います。6項目の政策提言を見ていない段階でのマスコミ報道からの推論の範囲です。

ますます市長選挙での各候補者のマニュフェストがどのようなものとして展開されてくるのか。早く示していただいて公開質問状を準備したいと考えています。国も混乱ですが、市長選挙にも混迷を感じてしまいます。



事業仕分けランチトーク第8弾「病院の補助金」

2011年02月27日 | ニュース・関心事
公立病院は、赤字でもいい、黒字にできる、どちらともいえない、の質問を参加者の方々にさせてもらいました。4分の1くらいの方が赤字でもいいのでは、回答。どちらともいえないの方々が過半数以上でした。

公立病院と民間病院とどこが違うのか、にはじまり、公立病院には民間には出来ない救急医療(実際は民間も協力)支援、高額な装置を必要とする高度医療費支援(地方都市においては公立だが大都市では民間も)の税からの負担。

更に赤字の場合に補助金という税からの補填があります。2010年度決算見込みも11年度予算も静岡病院は補助金はゼロ。黒字ベース。これはすごい。ただし、新館病院建設の128億円のうち29億円は市からの出資金。大半は借金。

議論は、いろいろでした。病院だけで黒字、赤字は部分的、医療費の増大を保険制度含めどう分担しているかであり全体からの観点が必要。経営も大事だが地域医療をどう保障するかが公立病院の責務。単純に議論すべきではない。

経営といって静岡病院のベットの占床率99,2%というのもどう考えればいいのだろうか。患者さんが増えることが目的ではないはず。など市民目線の意見が多様に。こうした意見はすごく大切です。議会に反映させていきたいと思いました。


「ビールはやっぱりビン」で、「さよなら大量リサイクル こんにちは2Rな暮らし」

2011年02月27日 | ニュース・関心事
昨日「ゴミゼロプラン静岡」市民ネットワーク主催の上記の集会が市民文化会館大会議室でほぼ満杯状況の盛り上がり。講師は、練馬区議を経験し現在は「容器包装の3Rを進める全国ネットワーク」の中井八千代さん。

講演は容器リサイクル法が1995年に成立し2006年改正を経て、尚且つ根本的な拡大生産者責任が抜けている現法律の問題点を大変分かりやすく整理、ペットボトルよりビンのデポジットでリユース、という身近な問題提起。

ペットボトルを静岡市も回収していますが、税金がいくらかかかっているかわかりますか。1円、3円、4,7円のうちで答えてください。答えは、全国平均4,7円。回収率は08年で77,9%。リサクルが進んでいいですね、いいのか?

拡大生産者責任であれば、飲料メーカーが回収、リサイクルまで全費用を負担すべき。実際は、行政が「改修、選別、圧縮、保管」し、メーカーは再利用の部分だけを受け持つ、その割合は90対10の費用負担割合。おかしな仕組み。

因みに静岡市のペットボトル回収は、清水区と葵・駿河区で若干異なりますが、659t(約2000万本)、委託料5790万、1本3円くらい。税金を使わないビンのデポジット制度の普及が環境に優しい暮らし、ということを改めて認識。

今日からビンビールに挑戦してみます。講演の後の6人のパネリストによるディスカッションが老若男女のはちきれる意見交換でとても気分のいいものでした。3月11日静岡市議会に2R推進陳情が提出されて審議されます。