まつや清の日記 マツキヨ通信

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「脱原発をめざす首長会議」に集まる大きな期待!

2012年04月28日 | ニュース・関心事
本日4月28日城南信用金庫本店において35都道府県69名の首長が参加する「脱原発をめざす首長会議」設立総会が正式メンバー、オブザーバー、国内外メディアの方々など100名を越える多数参加のもとで開催され、全体は13:00~16:00、そして記者会見で終了しましたが熱気で溢れていました。

呼びかけ人の三上湖西市長の挨拶、司会は上原公子元国立市長。顧問となる共産党の志位和夫衆議院議員、社民党の福島瑞穂参議院議員、民主党の篠原孝衆議院議員、新党日本の田中康夫衆議院議員、新党きずなの石田三示衆議院議員、元福島県知事の佐藤栄作氏から来賓発言がありました。

続いて、最後まで参加できない世田谷区長の保坂展人氏等首長、会員400名という「エネルギーから経済を考える経営者会議」の鈴木氏の発言。規約を先取りする形で「首長会議」の事業に基づき、原子力資料情報室の西尾漠氏、環境エネルギー政策研究所の飯田哲也氏、ピースボートの吉岡達也氏。

そして、私も福島原発震災情報連絡センター枠でアドバイザーとして就任紹介。韓国でも「脱原発をめざす首長会議」の動きが出ていること等ソウル市長など3人のビデオメッセージ。そして、「変革は周縁からしかはじまらない 地方自治体の可能性と役割」テーマに飯田哲也氏の記念講演。

田村典彦吉田町長の議長の下、規約、予算、世話人(桜井勝延南相馬市長、村上達也東海村長、三上元氏、上原公子氏)、「大飯原発など原発再稼働について地元自治体、住民の合意形成を求める決議」「新しいエネルギー基本計画で原発ゼロとなる決定を求める決議」「静岡県民投票賛同決議」で終了。

とにかくマスコミの注目がすごかったです。民主党政権の福島原発事故原因の究明もない中で、再稼働という無茶苦茶な展開に「首長会議」への期待は相当に高いものがあります。静岡県からは会員として石井直樹下田市長、鈴木望元磐田市長、オブザーバーとして西原茂樹牧之原市長も参加。

浜岡原発再稼働ストップの様々なプラス要因が次々に出てきます。『通販生活』5月1日公表の全国市長1101人(回答率65.3%)原発アンケート結果も大変興味深いものとなっています。明日は静岡市民文化会館で上原公子氏講師の県民投票勉強会。原発ゼロに向けた2012年が着実に始まっています。