まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

母と久しぶりに実家でお盆

2012年08月13日 | ニュース・関心事
※写真は、母に花火見せようと実家の庭での団欒風景

実家の柏崎には、弟、姉、妹がおり、もっぱら母の世話はこの3人にまかせっきり。昨年同様にお盆は実家で過ごさせようと弟が音頭を取り、母を囲んでそれぞれの子どもたちも含めた大集合。静岡から今回は私の一人の参加。
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大正12年11月10日生まれの母も今度の誕生日で89歳。とても元気ですが車いす生活。回復は難しいのですが本人はリハビリの意志だけは強固。今日の新潟日報の1面は、オリンピック、村田、糸満両選手の金メダル受賞。

右手が不自由で左手で毎日日記を書く母ですが施設では新聞は全く読まず。読んだ方がいいよと村田選手の「努力したから報われるわけではない、でも努力しないと報われない」を紹介。そうしたら突然、廊下の手すりで歩行訓練。

母の意志力には感心させられます。本当に短い時間でしたが一緒にこうした団欒を準備している3人の弟、姉、妹に感謝です。妹の運転で母を施設に送って行きましたが、母が暮らす4人部屋、病院での生活を思い出しました・・。続きを読む

社会保障制度の将来像の提示ない中、消費税増案ろ民自公「大連立」先行可決

2012年08月11日 | ニュース・関心事
ロンドンオリンピックに吹き飛ばされていた中小野党(マスコミの新語)の内閣不信任案、男子サッカー、女子バレ―ともに3位決定戦が韓国というナショナリズム高揚のタイミングで李大統領の竹島訪問。

「一寸先は闇」の政治世界、内閣不信任可決かと緊迫した永田町も「近いうち解散」で何ということなく民自公合意で消費税増税法案はすんなり可決。全国新聞も東京・中日新聞のぞいて「歓迎」の論調。

1000兆円という借金、東日本大震災の復旧復興、社会保障制度の改革と財源不足はどうするかは日本政治の大命題。しかし、原発ゼロも決めきれいないこの政権に、消費税増税先行を許していいのか。

しかも原発ゼロは再稼働しながら2030年という設定、社会保障の将来像を明らかにならないまま「近いうち解散」。消費税増税の前提は景気回復、ならと自民党の10年で200兆円の「国家強靭化」法。

私が関わる緑の党は「現時点での消費税率引き上げはしない。財政改革をすべて行った上で、どうしても税率引き上げが必要とされる場合には、食料品や生活用品への軽減税率、給付付き税額控除の導入など逆進性解消や中小企業の負担軽減が大前提となる」。

この基本政策をめぐっては、消費税に頼らない累進課税、総合課税、不公正税制是正(輸出企業の消費税還付制度など)の議論、軽減税率めぐるインボイスの導入、共通番号制度など議論不足と修正案あり。

基本政策巡る議論はある意味、国会での議論と同じような状態で、徹底した議論と対案が必要。緑の党は東京比例選挙区での候補者擁立を宣言。この静岡県でも東海地方でも「近いうち解散」への対処議論が求められます。




厚生委員会3日目 北九州市 国民健康保険特定検診・特定保健指導

2012年08月10日 | ニュース・関心事
<厚生委員会3日目 北九州市 国民健康保険特定検診・特定保健指導>

医療費は高齢化、技術高度化に伴い1年1兆円づつ増加。一方で、産業構造の変化、低所得者層拡大と滞納の増加、国補助の削減など国保財政は慢性的赤字状態。こうした中で医療費の適正化と重症化予防など特定検診・保健指導の重要性が高まっています。

そこで97万人口中26万人の国保人口、特定検診対象40~74歳人口18万5000人の政令市・北九州市のこの分野での先進的取組みの視察。医師会への委託によるかかりつけ医・個別検診と集団検診の組み合わせで2011年度30,3%政令市中3番。

2010年度、検診を受け「黄色信号」対象者5147人のうち1940人、「赤色信号」対象者1664人のうち419人に、保健師・栄養士が個別指導したとのこと。受診率向上に向けた様々なソフト対策。小学校区に1人の健康づくり推進員配置もそうです。

地域から推進員を推薦してもらい養成講座を受けてもらいます。あるいは、いくつかの受診条件を満たすとポイントによる景品提供するという健康マイレイジ事業。1人当たりの医療費が広島市に次いで2番目の高さという中、での検診率向上の取り組みです。

静岡市にとっても検診率の向上は大きな課題です。今年度の予算審議でも人工透析患者予防のために検診率1%アップすると医療費がどれくらい減少するかの算定もしています。北九州市の実情については公表する段階ではないが成果がありそうとのことでした。

3日間の急ぎ足での視察でしたが、毎年のことですがいくつかの今後の議会活動に役に立つことも発見できます。視察については様々な批判的意見もありますが、私にとっては有益な政策的刺激を受ける場となっています。9月議会に活用したいと思います。

10日金曜日再稼働反対アクションin青葉公園

2012年08月09日 | ニュース・関心事
≪拡散希望≫
『再稼働反対アクショ ン@静岡』
日時:8月10日(金)18:30~19:30
...場所:青葉公園周辺を、皆で一緒に歩きます。プラカードやかぶり物を、ぜひお持ち下さい!

この日は夜店市、祭りを楽しみながら目立つプラカードやかぶり物で夜店市の大勢の方々の中で一人ひとりの想いをアピールしたくさんの出会いを作りましょう。

毎週金曜日には多くの人が、首相官邸前で原発再稼働に抗議しています 。
その輪は32都道府県、48都市に広がり、この静岡でも何かしたいとの想いが高まっています 。

集まりましょう!金曜の夜に!再稼働反対アクションin青葉公園!

厚生委員会視察2日目 堺市4月完成したばかりの障害者への総合支援センター健康福祉プラザ

2012年08月09日 | ニュース・関心事
2日目の視察先は政令市84万人口の堺市。大阪都構想への参加をめぐって維新の会議員からの提案を議会としては否決しています。堺市はもともと商業都市として武士社会へも反骨精神の歴史を持ち続けた自立都市。

今年4月に60億円をかけてオープンされた障害者への総合支援センター健康福祉プラザ。都心のど真ん中、仁徳天皇陵のすぐそばにあります。障害を持たれた方々がここに相談に来た時に何らかの答えが見つかる拠点。

3つの機能。一つは健康福祉プラザ。中に市民交流センター、視覚・聴覚障害者センター、生活リハビリテーションセンター、スポーツセンター、総合情報センター、障害者就業・生活支援センター、発達障害者支援センター、難病患者支援センター。

二つ目は、重度心身障害者(児)支援センター 入所施設 通所施設 3つ目じは、行政機関としての障害者更生相談所、こころの健康センター、子ども相談所。写真は、屋上緑化されている4階の難病、リハビリ前。

トレーニング室は毎日利用者は多く、一般開放もされており障害者の利用が圧迫されることはないのかの質問に、利用者の80%が障害者手帳を持っている方々とのことで、運営側としても心配もしたが杞憂だったと。

以前より要望があった重度心身障害者(児)支援センターは、2年かけて50床を満杯にしていくとのこと。指定管理者は公募だが応募の心配もあり広報に力入れて地元の団体と広島市の三條会の二つ。経験ある後者に。

就業・生活支援センターの実績については資料をお願いしました。まだ始まったばかりの健康福祉プラザ。この時期に60億円という福祉系公共事業。この拠点と7つの区との連携が今後のカギとなりますが注目施設です。

民自公党首会談 「近いうちに解散」の玉虫色決着

2012年08月08日 | ニュース・関心事
視察先ホテルに向かう駅の売店での「日刊ゲンダイ」の見出しは「急浮上 岡田総理 谷垣副総裁 大連立」オー! 「一審先は闇」は現実かと。勿論、観測記事。実態は、下記のマスコミの見出しの通り。


※<野田首相>消費増税成立後「近いうちに国民に信問う」
 野田佳彦首相は8日夜、自民党の谷垣禎一総裁、公明党の山口那津男代表と国会内で会談し、消費増税を柱とする税と社会保障の一体改革関連法案について「3党合意を踏まえて早期に成立を期す。成立した暁には近いうちに国民に信を問う」ことで合意した。(毎日新聞)

厚生委員会視察1日目 大阪市・府ダブル選挙で府知事候補の倉田薫前池田市長の幼保一元化モデル

2012年08月08日 | ニュース・関心事
※写真は、池田市なかよしこども園。一番奥に見えるのが石橋南小学校、その次がなかよし幼稚園、そして、手前が石橋南保育園。真ん中辺で白い渡り廊下で幼保一体化している。そもそも小学校、幼稚園、保育園が地続き。これはこのモデル実験ケースの大きな条件。池田市の待機児童はゼロとのこと。

池田市の幼保一元化の取り組みは、前市長が民主党の子ども・子育て新システム検討会議の...ワーキングチームメンバーであったことも含め10万都市での先取りモデルの実現としえ取り組まれたものです。ただ、倉田前市長は昨年の大阪府・市のダブル選挙で府知事選挙に立候補されて現在池田市町ではありません。

もともと池田市は、1998年夕張市に次ぐ経常収支比率112%という全国ワースト2位という赤字自治体でした。そうした中での倉田市長の行財政改革は着実に進められ10年連続黒字自治体の転換していました。2000年幼保一元化庁内検討会議、13年~17年 公立保育園民営化、私立保育園再編成・再構築。

これらを踏まえて06年こども園開設準備室会議設置、07年市立なかよし幼稚園と市立石橋南保育園を幼保一体化のモデル園として市立なかよしこども園を開設。静岡市でも安東幼稚園、保育園の一体化の実例はありますが、池田市のような一体化ではありません。

子ども・健康部保育課説明の成果と課題。成果―0歳から5歳までの一貫した乳幼児教育が可能、教育委員会の研修に参加し、保育の質の向上が図られる、親の就労形態に関わらず、転園・転所が不要、全園児に同一給食の提供が可能、保育所定員の増。課題ー給与体系及び勤務時間の違い、事務の複雑化による事務量の増。

民主党政権による子ども子育て新システムは、衆参ねじれの中でとん挫し、認定こども園制度から再出発の形になりました。池田市の取り組みは、このモデルケースを制度的に保証するために07年「子ども条例」を制定。私含め参加議員からの質問は活発でした。

内閣不信任可決の可能性?「一寸先は闇」の政治世界! そして怪文書?

2012年08月07日 | ニュース・関心事
森元総理の引退宣言を契機に、にわかに自民党内部抗争の激化か、野田首相が「解散を約束しない限り」、3党合意の白紙も含めて、野党、民主党内増税批判派連携による内閣不信任可決の可能性が出て来たとのマスコミ報道。

そんなさなか、マスコミ関係者からの「緑の党が作られて、新しい動きを背景に静岡1区で衆議院候補を擁立する可能性はあるんですか」の取材。どうも、マスコミ各社に候補者擁立の怪文書が出回っているらしいのです。

その文書も見せてもらいましたが、実に内部事情に詳しくなければ書けないような情報も散見していて、いったい誰がこのような文書をつくったのか。週刊ポストの維新塾に県内関係で3人参加報道もあり、正直、エー!の驚き。

勿論、緑の党は来年の参議院選挙のみならず、解散があれば衆議院選挙については東京比例区での闘いを宣言。わが静岡県では、知事選挙、静岡市議選挙、そこに衆・参選挙となると4年前を上回る政治的転換期に突入します。

こうした怪文書を書いてくれる方々がいるということの意味は、政党を結成した以上、やはり、あらゆる政治、選挙の機会に政党としての責任が問われるということ。「一寸先は闇」の名言を肝に銘じておきたいと思います。