マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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続、安堵町六斎念仏

2006年09月01日 09時45分08秒 | 安堵町へ
講衆およびその関係の檀家さんの了解をいただいた上で、檀家宅での撮影をさせていただきました。

また、新仏(しんぼとけ)を祀る檀家さんでは記念にと申し出があり撮らせていただきました。

この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。

(H18.8.14 Kiss Digtal N撮影)

安堵町六斎念仏

2006年09月01日 09時34分58秒 | 安堵町へ
安堵町大寶寺の六斎念仏講の方々により行われる六斎念仏。

早朝、大寶寺のお堂に集まった講衆らは早速、鉦を叩き六斎念仏を唱えます。

その後、二手に別れた講衆らは100軒ほどの檀家を一軒、一軒訪問し、鉦を叩き念仏を唱和します。

全てを終えるには夕方近くになるそうです。

念仏の曲は「シセン」「ハクマイ」「シンバンドー」「融通回向」の4曲。

大半は名号の繰り返しで、講衆の堪能なチョウショが先導して「ナァーアムダァーブツ、ナァーアムダァーブツ、」と唱え、そのあとをヒラガエシしていきます。

前日13日の夕刻はナナトコ参り、15日は御布施開きが営まれます。

今日は大寶寺で「シンバンドー」のお勤めをしてから檀家仏壇の前で同曲を唱えます。

ハシゴを掛けて新仏(しんぼとけ)を祀る檀家では、先祖と新仏に対して二回繰り返されます。

三年前に新調された鉦の音が「キン、キン、キン、キン」と室内に響き渡ります。

(H18.8.14 Kiss Digtal N撮影)