九月後半ともなると各地で秋祭りの準備が始まっている。
五條市東阿田では早朝から当屋宅に集まり八幡神社の分霊を奉るお仮屋が作られていく。
大きなお仮屋は竹と檜の枝で玉垣を囲い、四隅に竹を立てて中央に太い青竹で組んだ屋形を作り、屋根は大きな編み笠のような形に檜葉で葺きます。
屋形の正面に御簾(みす)を飾り、小石を敷き詰めた神道の前には鳥居を設えて、その前には右が赤、左に白(黄)の一対のケイトウの花を立てて夕刻に行われる神遷し当屋神事を行います。
本来この日はお仮屋作りだけなのですが指導者が来週に用事があるため秋祭りの御幣や注連縄も同時に作られました。
御幣は太い竹の先に日の丸や鶴をあしらった丸扇、お米を入れたオヒネリに三角型の紙を取り付けたものを10本作っていきます。
また、七つ御膳の藁製土台も作られていきます。
大注連縄は鳥居に2本、本殿に1本、小注連縄を8本。
藁を触るのは始めての体験。
指導者の下でひとつずつ束ね紐で括り次々と継ぎ足していく。
出来上がるころにはようやく編む手つきも慣れてきた。
当家回りは4年後。
よう覚えときやの声にうなずく助っ人たちは汗をぬぐう。
(H19. 9.30 Kiss Digtal N撮影)
五條市東阿田では早朝から当屋宅に集まり八幡神社の分霊を奉るお仮屋が作られていく。
大きなお仮屋は竹と檜の枝で玉垣を囲い、四隅に竹を立てて中央に太い青竹で組んだ屋形を作り、屋根は大きな編み笠のような形に檜葉で葺きます。
屋形の正面に御簾(みす)を飾り、小石を敷き詰めた神道の前には鳥居を設えて、その前には右が赤、左に白(黄)の一対のケイトウの花を立てて夕刻に行われる神遷し当屋神事を行います。
本来この日はお仮屋作りだけなのですが指導者が来週に用事があるため秋祭りの御幣や注連縄も同時に作られました。
御幣は太い竹の先に日の丸や鶴をあしらった丸扇、お米を入れたオヒネリに三角型の紙を取り付けたものを10本作っていきます。
また、七つ御膳の藁製土台も作られていきます。
大注連縄は鳥居に2本、本殿に1本、小注連縄を8本。
藁を触るのは始めての体験。
指導者の下でひとつずつ束ね紐で括り次々と継ぎ足していく。
出来上がるころにはようやく編む手つきも慣れてきた。
当家回りは4年後。
よう覚えときやの声にうなずく助っ人たちは汗をぬぐう。
(H19. 9.30 Kiss Digtal N撮影)