式使は席に白紙を置き、華かずら(※1)と松苗を配っていく。
昆布、海苔、蜜柑、生鰯、切餅を配り終えたら洗い米を湯飲み茶碗で掬って白紙にのせる。
そのとき、「せんごく、まんごく、じゅうまんごく」と声をかけてのせる。
それに合わせておとな衆が声を合わして唱和する。
それは三回繰り返される。
神主、おとな衆、式使、当家席に繰り返される「せんごく、まんごく、じゅうまんごく」の唱和。
これで千石、万石、十万石と増えていった稲穀高、おん田の儀に続く豊作を祈る予祝の儀式であろう。
※1 押熊町の八幡神社では苗かずらと呼ばれている。
(H22. 2.11 EOS40D撮影)
昆布、海苔、蜜柑、生鰯、切餅を配り終えたら洗い米を湯飲み茶碗で掬って白紙にのせる。
そのとき、「せんごく、まんごく、じゅうまんごく」と声をかけてのせる。
それに合わせておとな衆が声を合わして唱和する。
それは三回繰り返される。
神主、おとな衆、式使、当家席に繰り返される「せんごく、まんごく、じゅうまんごく」の唱和。
これで千石、万石、十万石と増えていった稲穀高、おん田の儀に続く豊作を祈る予祝の儀式であろう。
※1 押熊町の八幡神社では苗かずらと呼ばれている。
(H22. 2.11 EOS40D撮影)