マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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久しぶりの米つき

2019年07月30日 08時14分22秒 | 民俗あれこれ
小林町の行事にいつもお会いする住民が居る。

尤も一人だけでなく、何人もの人たちである。

なかでも親しくしてもらっている女性からはときおりメールが送られてくる。

昨年の9月22日のメールは婦人がとても驚いた白いボール

前年も出現したという白いボールはまるでドッジボール。

大きさもそれぎらいだから、見間違っても仕方がない。

それは見た瞬間にわかったキノコの一種であるオニフスベである。

車を停めて外から眺めていた新福寺本堂。

張り出した枝が通行の邪魔になっていると判断されて若干の枝切りを・・。

赤い幟旗が風に吹かれている情景を撮っていたところにやってきた。

出会うなり、オニフスベのときに言っていたお米である。

収穫できたらメールをすると云っていたが、年が明けてもなかった。

もうないだろうと思っていたら、顔を見たので思い出されたのか、持って帰ってと云われた30kg入りの新米。

一輪車に乗せて車まで運んでくれた。

以前ももらってことがあるお米は精米してから食す。



今回はDCMダイキ駐車場内に設置してある精米機で精米。

村の人たちは、これを米ツキと呼んでいた。



かつては臼で挽いた米ツキ。

それ以前は水車を利用した米ツキ。

現在は一般の人でも利用できる機械精米の米ツキ。



村の女性たちは、精米所にでかけるときにいう言葉・・・「米ツキに行ってくるわ」、である。

そんな言葉を思い出しながら米ツキをする。



今回の設定に約9kgのお米は、白クリーン米に精米。

美味しくいただいている。

(H30. 4. 1 SB932SH撮影)