むぎの城さんぽ

日本100名城&続日本100名城を巡っています。
近頃は山城歩きもエンジョイしてます!

大宝城(茨城県)

2017年08月28日 | 百名城以外の城
大宝城たいほうじょう
別名
構造平城
築城者下妻長政
築城年代1232年(貞永元年)
指定史跡国指定史跡
場所下妻市大宝667 地図


1341年(暦応4年)北畠親房が小田城から関城に入り春日顕時が興良親王を奉じて大宝城に入り、
以後東国における南朝方の拠点となりました。
後に、高師冬を総指揮とする北朝軍の猛攻を受けることになり1342年(康永元年)、
激しい攻防戦が繰り返され親房は白河の結城親朝に書状を送って来援を促すも援軍は来ず、
1343年(康永2年)攻防はますます激しくなり、関・大宝両城は頼みとしていた
白河の結城親朝が北朝方に下ったことや、結城直朝・関宗祐・宗政らが討死にしたことにより
11月11日に関城が落ちると、続いて12日には大宝城も落城しました。


大宝駅

趣のある駅が見えてきた。


土塁

参道に入ると、宝八幡神社周囲に巡る土塁が見ることが出来ます。


大宝八幡神社参道
鳥居前後のお店の客引きが激しくゆっくり観て歩く雰囲気になれずとても不快な思いをしました。
商売熱心も良いがほどほどにしてほしい


随身門
昭和天皇御座位六十年を記念して建立された神門です。


お招霊木(おがたまのき)

現在の神事は榊を用いますが、古来は招霊木を用いていました。
1円玉の表のデザインに使われているのが、この「招霊木」だそうです。


なんじゃもんじゃの木
なんじゃもんじゃとは「何というものか」という意味で、名前のわからない見なれない木のことを
なんじゃもんじゃの木と呼んでいるらしい。


神楽殿
神楽殿は神社の境内に設けて神楽を奏する殿舎をいいます。
天照大御神が天の岩戸にお隠れになったとき、八百万の神々が岩戸の前に集まって踊りを舞い、
天照大御神のお出ましを願ったという神話が起源といわれます。


さざれ石

この石は国歌発祥の地といわれる岐阜県揖斐郡春日村の山中にあったものです。
なぜここに?


大宝八幡神社拝殿

本殿の建物は1577年(天正5年)、下妻城主多賀谷尊経(重経)が再建されたものです。
屋根はもともと萱葺だったのですが、昭和40年に銅板に替えられました。
天正年代の貴重な建物として、国の重要文化財に指定されています。
かつて大宝八幡宮の境内には8つもの寺院(大宝八ヶ寺)があったそうです。


蝉鐘楼

この鐘は1573年(天正元年)9月に多賀谷氏が戦利品として持ち帰り奉納したものと伝わります。
屋根の右の角瓦に蝉が乗っています。
これは永久の防火・火災難除の祈りをこめたものだそうです。


ご神木 お乳銀杏

この木のお乳の処に触れると母乳の出が良くなるらしい。


太湖石

中国にある大きな湖で見られる穴の多い奇石。
鑑賞用にここに置いたようです。


城祉の紹介というよりは神社の紹介のようになってしまいました。
これはなんんだ?と注目したくなるものがいろいろある神社ですが
なぜここに?と思う物も多く商売熱心な神社というイメージが強く残りました。
(神社さん、勝手なイメージ付けてごめんなさい。)
と、いうわけでこの勢いにあやかろうと商売繁盛を祈願して来ました。


平成29年8月12日登城


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