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小田原の端々



神奈川県では河川の増水による洪水時の水位観測に特化した危機管理型水位計の設置を昨年度から進めている。小田原市内の河川にも最近になって何ヶ所か危機管理型水位計が設置された。狩川管理橋は狩川と酒匂川の合流地点手前に架かる橋で2011年に竣工した新しい橋。先日、ランニングの途中に狩川管理橋を通ると欄干に見慣れない機器が設置されていた。狩川管理橋のほぼ中央部分の下流側欄干に水位計らしき機器が取り付けられていた。狩川管理橋はランニングやポタリングでよく通るので、設置されたのは恐らく3月の下旬頃。帰宅して調べてみると神奈川県が設置を進めている危機管理型水位計と判明した。危機管理型水位計は洪水時の水位観測に特化した水位系で、洪水時に河川周辺の住民が避難する際の情報として役立てるために神奈川県が設置を進めている。従来の水位系と比べると機器が小型化していて水位計の本体費用は100万円程度とのこと。観測は10分以内に一度。観測データはLTEで伝送されて国のWEBサイトの「川の水位情報」で確認することが出来る。

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