週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

卓上カレンダーの慶治

2007年05月16日 | アルビレックス新潟

わが家のリビングに飾ってあるアルビレックス卓上カレンダー。5月は「海本あんにゃ」=「海本慶治」選手であります。もうかれこれ半月、わが家に飾られているわけですが、何とも複雑な気分でこれを眺めている八百政夫妻であります。

もちろん卓上カレンダーは昨年のうちに作りますから(壁掛けカレンダーも去年まではそうだった)、今年活躍している選手が必ずしもカレンダーに登場するわけではありません。今年移籍してきた坂本や千代反田なんかは卓上カレンダーには登場していません。もちろんマルシオもね。でもこの5月の海本慶治の微笑みは、ちょっと寂しいですね。

去年の慶治は、本当によくアルビのデフェンスラインを守り抜きました。何度慶治の献身的なプレーでアルビが危機を脱したか数え切れないくらいです。恐れを知らぬ飛び込んでヘディングでのクリアとか、ゴールの後の中原との熱い抱擁とか、去年のアルビレックスには黄色いキャプテンマークを腕に巻いた慶治の姿がいつもありました。お洒落でダンディ、クールで言葉少なな人柄は、強烈なキャプテンシーこそありませんが態度や背中で後輩たちに範を示すようなタイプだったように思います。

ケガでの離脱とはいえ、坂本、内田、千代反田、永田のデフェンスラインの牙城に割って入ることはなかなか難しいことだと思います。でも、このまま今シーズンを終わったのでは悲しすぎます。もう一度、ビッグスワンの僕らの前で躍動する慶治の姿を見たいものです。そして、きっとそれを慶治は実現してくれると信じたいと思います。

画像の右側は、先日送られてきた「ハーフシーズンパス」の販売パンフレットです。このパンフレットに使われているアルビ戦士11人の顔ぶれにも、少し驚きました。FWのエジと貴章、GKの北野、DFの坂本・内田・千代反田・永田。ここまでは順当な不動のレギュラーメンバーです。驚いたのはMFの4人です。慎吾、シルビーニョ、マルシオ。ここまでは順当。最後の一人は寺川でも勲でも亜土夢でもなく、なんと松下でした。「今季の後半は松下に大いに期待していい」ってことですかね。活躍が楽しみですね。

それにしても、昨年までは「アルビの顔」であり、「アルビのエンタ-テナー」であり、「オールスター投票の上位常連」のノザが、今年は全く出番がなく、このようなパンフレットの写真からも外れていることに、大きな寂しさを感じています。ノザはこのまま僕らの前から消えてしまうのか?それではあまりに悲しすぎます。「オ~レ の~ざわよぉ~すけ ゴール守る 俺たちのヒーロー」のチャントを、もう一度ビッグスワンで歌いたいと切に願う八百政でありました。

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矢野貴章が新潟に愛されるわけ

2007年05月15日 | アルビレックス新潟

昨日のアカネさんのコメント「今月号の『J’サッカー』見るべし」に、矢も楯もたまらず今日の仕事帰りに書店で購入してきました。いっやぁ~涙が出てきましたよ。感動の嵐です。まさに「新潟サポ」っていうか「貴章サポ」って言うか、僕らの心を代弁してくれるかのような特集記事。永久保存版の4ページであります。
チョコッとだけ引用しますね。

矢野貴章が新潟に

愛されるわけ

オメ・キメレ・キショー

 頑張っている選手には応援したくなってくるのが心情である。新潟のサポーターが、頑張っている矢野になんとかして点を取ってほしいと思ったのは当然だろう。しかし、矢野は外した。外し続けた。簡単なゴールすら決められなかった。そんな時である。ゴール裏のサポーターが矢野のチャントを作った。ネイティブな新潟弁丸出しのタイトルを冠したその曲は「オメ・キメレ・キショー」という。

 熱意、がんばり、思いを評価するのが新潟サポーターである。(中略)あれだけ外し続けても、サポーターは、しょうがねぇなぁ、と苦笑いを浮かべるだけで、また精一杯の応援を続ける。子どもからお年寄りまでが、「オメ・キメレ・キショー」と親しみと愛情を込めて歌い続ける。そしてそれに応えるように、矢野は日々進化している。

これですよ、これ。まさにこの気持ちで僕らも貴章の応援を始めました。ゴールを外しても外しても走り続ける貴章。ヘトヘトになりながらも絶対に手を抜かないで走り続ける貴章。そんな貴章の姿に心を打たれ、「できの悪い息子を応援しよう」って気持ちでキリンのゲーフラを作りました。ゴールを外すたびにみんなが拳を握りしめて「ヤ・ノ・キショー」と貴章を鼓舞します。僕らはそんな姿を見つつ「すいません。貴章はこれからなんです。不器用だけど一生懸命に頑張っているんです。ですからみんなで長い温かい目で見守ってやってください。お願いします。」っていう気持ちで応援してきました。そんな僕らの気持ちを、この記事は本当に代弁してくれています。読みながら涙が流れてきましたモノ。「誰が書いたの?この文章は!」って思ったら、なんとmsnのホームページでお馴染みの浅妻信さんでした。「新潟のことをよく理解している文章だなぁ」って感心したけど、浅妻さんの文章なら納得ですね。

写真もいいですよ。まずは今日の画像にもあるヘトヘトに疲れ切った貴章。膝に手を当て、黒いアンダーパンツを履き、苦しそうに顔をゆがめる貴章。での貴章はこの後も走り続けるのですよね。さらにゲーフラ「貴章価値」の画像。残念ながらキリンゲーフラではなかったけど、貴章ゲーフラ仲間としては嬉しい限り。そして次のページは川崎戦(ん?ガンバ戦?)のシュートの後の「空飛ぶ貴章」の画像。う~ん、しびれます。

皆さん、この「J’S サッカー Vol.3」は絶対に「買い」ですよ。貴章の記事以外にもアルビ関係の記事が多く、面白さ満載です。発行は「ニューズ出版」。お値段は税込み680円です。

 

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サッカー専用スタジアムへの憧れ

2007年05月14日 | アルビレックス新潟

今日のエントリー題名、決して「ビッグスワンが嫌」とかそういうことでは決してないんです。僕らにとっては聖地・清五郎でありますから、もちろん愛着は強烈にあります。でもサッカー専用スタジアムで、ピッチとG裏の一体感を体験してしまうと、あのムードにはホント憧れてしまうのであります。

今日の画像は、「週アル」常連のアカネさんが日本平の清水戦で撮影してきてくださったものです。「日本平が実に魅力的なスタジアムである」っていうことは以前から聞いておりましたが、ホントいい感じですね。アカネさん、ありがとうございました。

何がいいって、何と言っても「サッカーの競技エリアの周りに陸上のトラックがない」ってことですよね。これだけでグッとピッチに近づいている感じがします。こんなサッカー専用スタジアムで、自分のチームの選手がシュートを決めてG裏にガッツポーズをして走り込んできたりしたら、興奮するでしょうね。ボクはまだこういうスタジアムは、カシマスタジアムくらいしか行ったことがないけど、やっぱりヨカッタですよ。昨シーズン、うちの女房は松本アルウィンに行ってきたんですけど(甲府との川中島対決)、やっぱりヨカッタって言っていました。もっとも松本アルウィンは、「臭い」らしいですけどね。あとはフクアリとか、ぜひ行ってみたいですね。こんな至近距離で坂本隊長が勝利の歓喜に酔いしれながら僕らサポの所に挨拶に来る姿を想像しただけで、ヨダレが垂れます。

さらに、この傾斜がいいですね。やっぱりサッカーは「ボールが動く」「人が動く」スポーツですから、ちょっと高い位置から見たいです(まぁG裏の最前列の魅力ももちろんありますけどね)。日産スタジアムみたいな、ダラダラとした初級者用ゲレンデみたいな観客席はよくありません。この日本平の傾斜、いい感じです。

やっぱり「サッカー文化」が地域にしっかりと根付いている所でないと、サッカー専用スタジアムを作ることは困難なんでしょうね(あれ松本はどうなの?)。新潟の場合、「ビッグスワン」があっての「アルビレックス」でしたから、まだ「アルビレックスの絶大な人気」が存在しない当時における建築構想では、「ワールドカップ後はさまざまなイベント等にも使えるように」という発想が間違いなくあったのでしょうね。

ボクの知人に陸上の投てきの選手がいるのですが、彼に言わせるとビッグスワンやアルビレックスは極悪人です。「陸上用のスタジアムなのに『やり投げ』も『ハンマー投げ』もできないなんてこんなひどい話はない」っていうのが彼の言い分なんですがね。立場が変われば、人の考え方も変わりますよね。彼の言い分もまた当然だと思います。そういう時にはボクはアルビサポであることを隠しているんですけどね。

「いつか新潟にもピッチと観客席が近いサッカー場ができるといいなぁ」と思う反面、「聖地・清五郎:ビッグスワンで、いつまでも熱くアルビを応援し続けたい」という気持ちも持ち合わせている、複雑なサポ心の八百政でありました。

 

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チームの活性化&ポリバレント

2007年05月13日 | アルビレックス新潟

いろいろなブログなどを拝見するにつけ、アウェイ清水戦は、3-1のスコア以上に完敗だったようであります。千葉と松下のミドルシュートはよかったけどね。ナビスコ予選がはさまりアウェイ続きのタイトな日程、選手もコンディション作りが大変だと思いますが、そこはどのチームも同じ条件です。「ここが踏ん張りどころ」であるのは間違いないところです。今週末の鹿島戦、来週のナビスコ名古屋戦は、ともに聖地:清五郎ビッグスワンです。ホームの力、サポーターの後押しで2連勝、そしてナビスコ予選突破といきたいところです。

さて、先週号の「サカダイ」に、貴章のカラー4ページ特集記事が掲載されていました。

日本代表スペシャルインタビュー
矢野貴章
手繰り寄せた未来
速さと高さを備えた稀有(けう)なFWが
ついにその能力を開花させた
今年2月に代表合宿に初招集され
3月のペルー戦で初出場
代表に新たな可能性を提供する矢野貴章が
日の丸に対する思いと自身の経験を語った

貴章のシュートの連続写真なんかもあったりして、なかなか魅力的な特集記事でした。こういう特集記事をどんどん載せるようだと、「サカダイ」も売り上げを伸ばすでしょうね。間違いない。

詳しいインタビューの内容は省略しますが、記事の中の貴章の言葉で、今のアルビレックスを的確に表しているコメントがあると思ったので紹介します。

 もっと競争のある環境にならなければならないですよね。今試合に出ていない人たちが、今出ている人たちを脅かさないといけないし、そうなればトップの選手も譲らないように頑張るようになる。それがチームの底上げになると思う。そこがまだ足りないと思います。(ここまで引用)

この貴章の言葉、まさにその通りだと思います。今季のアルビレクス、シーズン前には「いろんなパターンで攻守の組み合わせが可能」ということでワクワクしていたのですが、どうもここのところ不動の基本パターンができてしまっているようです。

貴章  エジ
慎吾 シルビ 本間(寺川) マルシオ
坂本 永田(千葉) 千代反田 内田
北野

もちろん、ナビスコでは深井や河原が先発したり、シルビや慎吾のケガやマルシオの出場停止などで、多少の変動はありますけど、やっぱり基本はこれです。貴章がインタビューで言っていたように、もっとどんどん新しい人材を起用し、レギュラーに危機感を感じさせ、サブ組にチャンスを与えることで、チームはまだまだ活性化すると思うのです。

週末の鹿島戦も、エジの出場停止で深井や河原が起用されるんだろうけど、そこで結果を残した選手は、起用し続けて欲しいですね。日本代表だからって、貴章を出し続ける必要なんてありません。深井や河原の活躍が、貴章やエジの奮起に繋がってこそ、チームとしての向上があるのだとボクは思います。

そんなことを考えながら、1か月前に発売された「サカマガ」で特集されていた「『ポリバレント』解体新書」という特集を思い出しました。

サッカー用語における(元は化学の用語だそうです)「ポリバレント」。オシム監督が好んで使う言葉です。簡単に言うと「複数のポジションや役割をこなせること」ということです。現代サッカーでは「ポリバレントな存在が戦術的な多様性を生む」と言われています。そして、Jリーグにおけるポリバレントな選手として、阿部(浦和)や遠藤(ガンバ)とともに、わがアルビレックスからは坂本將貴選手が紹介されていました。

しかし、その後の特集記事「J1全18クラブポリバレント度完全チェック!」では、各チームのポリバレント度がパーセントで表され、比較されていました。

第1位:ガンバ大阪:95%
第2位:浦和レッズ:70%
     横浜FC:70%
     ヴァンフォーレ甲府:70%
     ジュビロ磐田:70%
     名古屋グランパス:70%
(中略)
第18位:アルビレックス新潟:15%(最下位)

さらにコメントとして、「J1屈指の万能選手(坂本)を1つのポジションで一貫起用」「複数のポジションを高いレベルでこなす坂本が、次々と変形していくシステムのスイッチャーではなく、システムの部位を補完する存在となっている起用は象徴的だろう」と批判的でした。

貴章の「サカダイ」でのインタビューと、「サカマガ」のポリバレントに関するこの記事。鈴木監督の頑固な選手起用、確固たるサッカー信念、を象徴しているようにボクには思えます。鈴木監督はこのスタイルを貫くのでしょうか、それともこれから「変化」を流動的にチームに持ち込んでくるのでしょうか。ここらあたりも僕らサポにとっても非常に楽しみなところであります。えっ?ボクの考えですか?そりゃぁもう、鈴木監督の采配を全面的に支持するだけであります。淳監督、よろしく頼みますね。

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詰めの甘さはあるけどナイスゲームでしたよ!柏戦!(今さらですいません)

2007年05月12日 | アルビレックス新潟

実は、5月4日の早朝、以下のブログを書きかけている最中に、父が倒れているのを妻が発見しました。このエントリー、ボツにしようかとも思ったのですが、記録は残しておこうと思い直し、1週間以上たった今日(5月12日に)アップします。

新潟交通のくれよんバスで、行ってきました柏戦。GWのスタートで大虐殺を食らったわがアルビレックス。「好調な柏レイソル相手だけどやってくれるだろう!」という期待と、「好調レイソルにまたまた大虐殺されたらどうしよう?」っていう微かな不安を胸に、参加してまいりました。いざ、柏の葉!八百政夫妻は初参戦であります。

 まずは途中のサービスエリアで柏餅を購入。「柏を食ったる!」とムシャムシャいただきました。ふと隣を見たら、オレンジのユニを着た皆さんが同じく柏餅を食べていらっしゃいました。考えることは一緒ですね。

 柏の葉に到着。まるで真夏のような日差しです。半袖になり、ビールを飲みながら開門を待ちます。アルビサポの長蛇の列、すごかったですよ。4000人のサポが詰めかけたとか?

 アルビのゴール裏はすごい人でした。人口密度はレイソルゴール裏よりも高かったのでは?柏の葉は屋根の関係でしょうか、ものすごく声援が反響します。いい感じです。ちょっと観客席の傾斜がゆるいのが玉にきずですね。メインスタンドは見やすいんでしょうけどね。

 ゲーム前に千代反田のチャント練習がありました。いいですねぇ~。いい応援歌です。歌いやすいし、覚えやすい。前回横浜戦での「誇り高き炎色の戦士」といい(こっちはまだよく覚えていませんが)、コールリーダーの皆さん、どんどん新曲開発中ですね。ありがとうございます!

 ゲーム開始です。前半はレイソルのいい動きばかりが目立ちます。ボール支配率は圧倒的にレイソルです。横浜戦のイヤな展開が頭によぎります。そんな中で、今日も北野がファインセーブを連発です。よくしのぎました。

 後半は逆に圧倒的にアルビペースです。多くのチャンスが生まれました。前半との違いは何なんだろう?って考えたんですが、本間&寺川のジャパニーズダブルボランチの積極性がチームをいい方向に引っ張っていった感じがしました。特に勲の後半の動きやボール回しは、特筆ものだったと思います。寺川も攻撃参加していたしね。

 貴章はあのGKとの1対1の決定機、決めたかっただろうなぁ…。まぁ、いつもの貴章って言ってしまえばそれまでなんですけど。

たぶん、この先にまだまだ書きたかったことがあったと思うのですが(柏の葉で「ブログ読んでいますよ」って声をかけてくださった方のこととか)、なにせ1週間も前のことですので忘れてしまいました。未完のエントリーをこんな感じで残しておくことをご容赦ください。この書きかけのブログを中断した後、救急車、警察(検死)、葬儀屋・親戚への連絡、通夜、葬儀、諸手続、初七日…と怒涛の日々が過ぎたのでした。

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もう一つのヴァンフォーレ甲府戦

2007年05月11日 | アルビレックス新潟

皆さんご無沙汰しておりました。1週間もブログの更新を休んでいるにもかかわらず、毎日1000人もの皆さんがブログを訪れてくださっていたこと、そして父の逝去に対してたくさんのお悔やみのコメントをいただきましたことに、心より感謝申し上げます。

僕らが柏戦から帰った翌日に父は急逝(心筋梗塞)しました。亡くなる直前までまったく普段通りの生活をし、入院ゼロ、介護ゼロ、看病ゼロ、認知症ゼロの、家族に全く世話をかけないという美学を貫いたような死に様でした。

まぁ、その件は湿っぽくなりますのでさておき…。

初七日も過ぎましたので、「そろそろブログを書いても罰も当たるまい」という気持ちと、「落ち込んでばかりもいられないぜ!前向きに行こう!(特に八百妻は4月に娘を東京に送りだし、ボクは単身赴任で、今回父が亡くなりましたので、完璧に一人暮らしになっちゃいまいした)」という気持ちも高まってきました。自粛などせず(ちょっとはするかも)に、可能な限りアル中生活を前向きに送りたいと思っております。今後とも皆さん、よろしくお願いしますね。

実は柏戦の書きかけのブログもあるんですが、今さらアップするのもなんだし、かといって書き足して完成する記憶力もないので、そのうちに「こそっ」とアップしたいと思います。

さてさて、ボクがブログを休んでいた間に行われた2つのゲームはともにヴァンフォーレ甲府戦でしたね。この山梨県のサッカーチーム、なかなか魅力的なチームですよね。ボクはかねがねチームの経営方針というか市民がチームを支える姿に、リスペクトの念を抱いておりました。今回の2つのゲームの内、特に6日にビッグスワンで行われたリーグ戦は、観戦はできませんでしたけれど、ボクにとっては一生忘れられないゲームになると確信しています。

…と言うのは…

6日は父の葬儀でした。9時から告別式、出棺、火葬、法要と続き、近しい親族や遠方からの参列者と最後の「お斉(おとき)」を近所の料理屋で開始したのが2時半頃でした。八百政の一族は山梨県に親戚が多く、参加したメンバーの人数比は、「新潟:山梨:東京」=「5:4:1」という感じでした(参加者は30人弱)。

最初は故人を偲び、思い出話などをしながら会は進んでいたのですが、お酒も入り皆さん次第に饒舌になってきました。その話題は、わが家から山梨に嫁いだ叔母(父の妹)の一言で火が点きました。「八百政くん、そう言えば年賀状に『今年は小瀬に行きたい』って書いてたわよねぇ。今日もJリーグやってるんじゃないの?」その一言で、新潟側、山梨側の両方の親戚から同時に声が上がりました。「今日はビッグスワンで今まさに新潟甲府戦をやってますよ」

そこから話題はあちこちでサッカー談義です。甲府サイドにも熱烈なサポーターがいて、ボクは喪主の立場も忘れてサッカー談義に花を咲かせてしまいました。もちろん、ボクは甲府というチームカラーも好きですし、「いつも勝ち点ありがとう」っていう感謝とリスペクトも忘れずに節度も持ってですけどね。一応喪主ですし。

途中でトイレに行った山梨側の親戚が料理屋のテレビ中継を見てきて言いました。「甲府が1-0で勝ってるぞ」拍手が湧く山梨側。ボクの叔母なんて「ヤッターヤッター」と手を叩いて大はしゃぎ。ボクは内心「あんた、新潟から嫁に行ったんでしょうが。魂を武田に売ったな!」と思いながら(40年も前の話だけど)も、「まだまだこれから」と負け惜しみを言っておりました。

新幹線の時間もありましたので、ゲームの結果を知る前に会はお開きとなりました。でも、参加された皆さんがタクシーに乗るのを見送りながら、実は八百政は一人ほくそ笑んでおりました。だってその時「とくだねアルビ」のメールサービスを携帯で受け、「3-1」で勝利したのをボクだけは知っていたんだもん。へっへっへ、山梨組の皆さんは気分よく料理屋を出発したけど、新幹線の中か自宅についてからショックを受けるのだぁ。わっはっは。

お寺への礼賛を終えて自宅に戻ったボクたちは、「山梨組もそろそろ自宅に到着したかな」っていう頃(9時頃だったかな?)に、山梨の叔母に電話をかけました。「遠いところ葬儀に来てくださってありがとうございました。それから逆転勝ちの勝ち点3もごちそうさまでした」 叔母は「ねぇ~、新幹線の中で結果を知ってみんなでショック受けえたのよ~。今度、サッカーの観戦に来たら必ず寄ってね。」と悔しがっておりました。

いやいや、地域密着型のこのJリーグ構想ってすばらしいですね。ボクは今回、しみじみとそれを実感しましたよ。

実はね、今回もう一つビックリしたことがあったんですよ。山梨の親戚の1人が宴席でボクに言ったんです。「八百政くんはサッカー好きなら○○○○って知ってる?」「ええ、確かジェフや大宮で監督をしていた人ですよね」「そうそう、彼ねぇ、ボクの従兄弟なの」  えっ??て言うことは、ボクとも親戚ですか?!

うっげぇ~、この八百政。
現・大宮アルディージャ育成部長の

清雲栄純

と親戚関係だそうであります。あぁびっくらこいた!

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失礼!

2007年05月04日 | アルビレックス新潟
都合により、しばらくの間、ブログの更新を休みます。
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柏戦に出発~おやつは亀田製菓~

2007年05月03日 | アルビレックス新潟

あと1時間したら、アウェイ柏戦に向けて出発します。

ユニOK、ゲーフラOK、タオマフOK、敷物OK、ポンチョOK、チケットOK、ビールOK、おにぎりOK、おやつOK、であります。おっと帽子も準備しましたよ。

今日のおやつは亀田製菓の新商品シリーズです。先日、スーパーで亀田製菓フェアをやっていたので買い込んできたものです。まずは「えだ豆スナック」と「とうもろこしスナック」です。これ、あっさりしていて美味しいですよ。ビールによく合います。

八百政の一押しは「柿の種:しょうゆマヨネーズ味」です。これ、最高ですよ。以前に「柿の種:わさび」っていうやつも気に入っていましたが、この「しょうゆマヨネーズ味」はそれをはるかに凌駕します。美味いです。柿の種マニアの八百政としては、今年のお気に入り筆頭ですね。

そうそう、以前に発売されていた「夏季限定:柿の種:夏の塩だれ」の復活も望んでおります。亀田製菓さん、よろしくね。

それでは、スポンサー様に感謝しつつ、バスの中でサッポロビールと亀田製菓をいただきながら、柏戦に出発します。行ってきまーす!

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進化する3Dアニメーション

2007年05月02日 | アルビレックス新潟

明日の柏戦。皆さん、気合いは入っていますか?もちろんボクは気合い満々。朝からバスの中でビールを飲みまくってテンションあげて行きますぜ!

…と言いながらも、実は小心者の遺伝子を引き継ぐ八百政は、「もし負けたら…」「もしまた大虐殺を食らったら…」などという杞憂に終わる可能性が高いケースを想定し、その場合の自分の心の持ち方を準備していたりするのであります。ここには書かないけどね(我ながらイヤな性格だ)。いずれにしても、前向きにいきましょう!「最悪を想定して最善の準備を行う」これ、危機管理の基本であります。

さて、今日の話題に行きましょう。

今日の話題は、今季のホームゲームで、オーロラビジョンに流れる3Dアニメーションです。最初に見た時はあっという間に終わって、「なんじゃこりゃ?」って感じだったのですが、回を重ねるごとに進化してきて、今では「次はどうなる?」って楽しみでしょうがありません。登場する選手は、慎吾、亜土夢、エジ、貴章、シルビーニョの5人なんですが、それぞれの選手について、アニメーションがだんだん進化しているんです。

まずはエジミウソンでした。ボールを狙う鋭い目が豹の目になり、やがて黒豹がジャングルを駆け抜けるアニメになったと思っていたら、まるでロデムのように変身してエジになります。

2人目はシルビーニョでした。優しい微笑みをうかべながら指揮をするコンダクター・シルビーニョ。

そして、3人目の今回は貴章でした。「走り回る貴章」です。地球の周りを何周も走り回る貴章。イメージ的にはぴったりですね。すばらしい!(今日の画像です)

っていうことになると、次回強化されるアニメーションは、慎吾か亜土夢か?いったいどんなアニメーションになるでしょうかね。十万馬力の鉄腕アトムと亜土夢のアニメのコラボレートとかってアリかな?慎吾はやっぱり「慎吾GO!GO!」のイメージでしょうかね。慎吾がスポーツカーで登場したりしてね。

この3Dアニメーション、5人で終わらせずに、次々とアルビ戦士を登場させて欲しいですね。なんたってまだまだホームで13試合もあるんですからね。ビッグスワンに通う楽しみが増えるってもんであります。

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闘魂注入プロジェクト

2007年05月01日 | アルビレックス新潟

昨日の夕方のこと。自宅で何気なくテレビを見ていましたら、2日も経っているのに「アルビレックス大敗」のニュースを放送しておりました。さすが新潟の民放(局は忘れました)です。アルビのニュースをやれば視聴者が喜ぶことをよく知っていらっしゃる。でもね、BSNの「アルキン」みたいに同じ曜日の同じ時間に放送しないと固定客はつきませんよ!

それでね。その放送で坂本隊長のゲーム後のインタビューが流れていたんですよ。悲壮な面持ちで反省の弁を語る隊長の姿に、思わず胸に熱いものがこみ上げてきた八百政でありました。ふとキッチンの方を見ると、タケノコを煮付けながら女房が涙ぐんでおりました。

坂本隊長、貴方の責任感の強さはビッグスワンでも十分僕らに伝わりました。どうか気分を一新して柏戦に臨んでくださいね。柏の葉のアウェイG裏で、貴方の笑顔を待っていますよ!

さてさて、常連のひろさんの情報から、横浜戦の前に「アルビレックスくじ引き」に参加した八百政夫婦。1人300円ずつ払って1回ずつくじを引きました。八百妻は4等で「アルビ君耳かき」をゲット。八百政は等外で「闘魂クロス」でした。

えっ?「闘魂注入プロジェクト」の闘魂クロスってもともと1枚300円じゃないですか。1回300円のくじ引きではずれても、全然損してないじゃん。ボク、この闘魂プロジェクトに参加しようとちょうど思っていたところなんですよ。

っていうわけで、GWのひとときを「闘魂クロスへのメッセージ書き」に費やしたのであります。いろいろデザインやコメントを考えたのですが、結局「キリンで貴章に闘魂注入」することに決めました。「オメ・キメレ貴章」「2桁得点」の文字も入れました。ちょっと雑になっちゃいましたが、気持ちは十分こもっています。6日のヴァンフォーレ甲府戦の時にビッグスワンスに持っていきたいと思います。貴章がこの闘魂クロスに目を留め、「よ~し頑張るぞ!」と思ってくれれば嬉しいですね。

さぁ、早くも明後日は柏戦です。気持ちを切り替えて張り切っていきましょう!

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