「カラマツの下の花畑」・・・・♪

軽井沢での子供時代に作った落葉松の下の花畑ーー心は今も~!「草花」「99歳の軽井沢物語」「葛西スケッチブック」ほか。  

こんなところに   ~クサノオウ

2013-07-10 | いとしき草花たち


 

 新川への途中の駐車場の隅に生き残っていました。先日のタケニグサに続き、健気にいのち
 を繋いでいました。いまどき出合うと、 きみもまた~と感動すらおぼえます。
 少し前までは当たり前にあった草でしょうけれど。
  クサノオウ――茎を折ると黄色っぽい液がでます。それを手足の腫れたりした所に塗ると治る
 と言われていました。・・・・が、誤用ですね。黄色い液はアルカロイド、有毒でしたのに。
 
 クサノオウを乾燥した、白屈菜(はっくつさい)は、生薬として使われてきましたが、クサ(皮膚疾
 患)に効くことからの名前。ケシ科。


 えっ、クサノオウも、アリ散布植物だったんだあ。
     種子には、スミレやカタクリ、フクジュソウなどと同じように、アリの好物のエライオソーム 
     という脂肪がついているので、アリは巣に運び込んでそこを食べた後、外へ捨てます。
     そうしてクサノオウの種子は、アリが運んでくれたその場所を新天地とするのです。
     

 

  豊かな実りのブラックベリーも熟す途中。黒くなったらきっとおいしいのでしょう。
 よそ様の垣根なので、目で楽しませていただくのみ。

コメント (2)
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