この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

トランプについて語る、その四。

2009-07-31 23:03:18 | ゲーム
 これまでの記事は以下の通りです。
 トランプについて語る、その一
 トランプについて語る、その二
 トランプについて語る、その三

 『ドボン』のルールについて、追加と補足です。

《ダブルドボン》
 一人のプレイヤーの切ったカードに、二人(以上)のプレイヤーが上がること。
 この場合上がったプレイヤーの後先に優劣はない。

《ドボン返し》
 「ドボン」をされたプレイヤーの手札の数字の合計がさらに同じだった場合、このとき「ドボン返し」をすることが出来る。
 例として、プレイヤーAがS7を切り、プレイヤーBが【D1、D2、S4】という手札で「ドボン」をして、このときさらにプレイヤーAの手札が【S2、H5】だった場合、プレイヤーAはプレイヤーBの「ドボン」に対して「ドボン返し」をすることが出来る。
 点数は倍付けとする。
 この《ドボン返し》のルールを採用すれば『ドボン』というゲームはよりスリリングに、より奥が深いものになるが、同時に複雑難解になるので最初のうちは採用しない方がいいと思われる。

 ルールはこんなところかな。

 簡単に得点表の書き方について。
 以下はA、B、C、Dの四人のプレイで5ゲームした場合のもの。

A+3 +1/4  +1/5
B   +1    +1/2  -3/-1 -6/-7
C-3 -3/-6 +1/-5       +6/+1
D   +1    -3/-2 +3/+1
 こんな感じ。
 この得点表から、1ゲーム目ではAがCから「ドボン」を上がり、2ゲーム目ではCが「バクハツ」、3ゲーム目ではDが「バクハツ」、4ゲーム目ではDがBから「ドボン」を上がり、5ゲーム目ではCがBから「ドボン返し」を上がったことがわかります。
 つまり基本的に1ゲームで動くポイントはプレイヤーの数-1、「バクハツ」は「バクハツ」したプレイヤー以外のプレイヤーに+1、「ドボン返し」の得点は倍になります。
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トランプについて語る、その三。

2009-07-30 22:31:50 | ゲーム
 これまでの記事は以下の通りです。
 トランプについて語る、その一
 トランプについて語る、その二


 自分は『ドボン』をトランプゲームの王様だと思っています。
 なぜなら『ドボン』ではゲームを構成するための要素のほとんどが求められるからです。
 スピード、記憶力、駆け引き、テクニック、ハッタリ、そして運。
 これほど多くの要素が絡み合うゲームは他にはないんじゃないか、そう思います。

 では具体的なルールの説明に移ります。
 (以下スペード、ハート、クラブ、ダイヤはそれぞれS、H、C、Dとします。スペードのエースはS1になります。)

《使用するカード》
 ジョーカーを除いた52枚です。

《プレイ人数》
 二人以上。七人か八人ぐらいまではプレイ可能。

《ゲームの始め方》
 任意のプレイヤー(主に前回のゲームの勝利者であるが、誰でもよい)が各プレイヤーに手札として三枚ずつカードを配り、残りのカードを山札とします。

《ゲームの進行》
 任意のプレイヤーが山札から一枚めくり、場札とします。
 このときカードをめくったプレイヤーはカードを切る権利を有しません。
 ただし、他のプレイヤーがカードを切らないことを確認した後は別です。
 これは自分だけに有利なカードのめくり方をしないようにするためです。
 また最初にめくられた場札は役札となりえません(役札については後述)。 
 このとき誰もカードを切らない(切れない)場合は、誰かがカードを切るまで、これを繰り返します。

 最初の場札がH12だったとします。
 このとき続けて切ることが出来るのは同じマークであるハートか、同じ数字であるS12、C12、D12のカードだけです。
 それらのカードを有するものがH12に続けて切ります。
 一番最初に切られたカードのみ有効となります(早い者勝ち)。
 このカードを切ったプレイヤーの右隣か左隣のプレイヤーが続けてカードを切る権利(及び義務)を有します。
 右隣と左隣のプレイヤーの両者がカードを切った場合やはり早く切ったカードが有効となります。
 両者がカードを切ることを拒んだ場合、ジャンケンで負けた方がターン(手番)となります。
 一方のプレイヤーのみカードを切った場合はそれが有効です。
 こうして右回りか左回りかが決定します。

 自分のターンが回ってきたプレイヤーは、手札から一枚切るか、もしくは山札から一枚取るかの選択に迫られます。このとき場札に続けて切れるカードを手札に有していても、それを切らなければいけないという決まりはありません。
 また、(『UNO』と違い)取り出しはなしです。
 例外的に残り一枚のカードを切ることが出来る場合は、そのカードを切った後、山札から一枚補充します。

《ゲームの上がり方》
 『ドボン』は『UNO』に近似したゲームだと先述しました。
 違いは多々ありますが、最大のそれは上がり方です。
 『UNO』は残り一枚の手札を切れば上がりですが(ゲームそのものは続行される)、『ドボン』では自分以外のプレイヤーが切ったカードの数字が自分の手札の数字の合計と等しかったら上がり(この場合枚数は関係ない)、すなわち「ドボン」です(上がる際は「ドボン」という決まり。いわなくてもペナルティはない。またそのゲームは終了となる。)。
 例えば誰かがS7を切り、自分の手札がS1、D2、D4だったら、数字の合計が7なので「ドボン」となります。
 また手札が一枚であれば、当然同じ数字のカードが切られた場合が「ドボン」です。
 (このことを一番最初に説明するにも関わらず、初めてプレイする人は残り一枚の手札を切って「やった、上がり♪」とよく喜んでいます。繰り返しますが、『ドボン』ではそれは上がりではありません。)
 「ドボン」をしたプレイヤーがそのゲームでの勝者、「ドボン」をされたプレイヤーが敗者になります。

 「ドボン」以外に手札の枚数が七枚になっても負け、というルールがあります。
 これを「バクハツ」といいます。
 手札からカードを切らず、山札を一枚引けば他のプレイヤーから「ドボン」をされる危険はありませんが、「バクハツ」する危険性が増します。
 「バクハツ」は共同作業とみなされ、「バクハツ」したプレイヤーが敗者になり、それ以外のプレイヤーに一点加算される(得点については後述)。

 山札がなくなった場合、場札の一番上のカードだけを残し、それをシャッフルして山札にする。

《役札について》
 役札は四種類あります。
 ①1(『UNO』でいうところの「スキップ」)
 次のプレイヤーの手番が飛ばされます。二人プレイの場合はもう一度自分の手番となります。
 ②2(『UNO』でいうところの「ドロウ・ツー」)
 次のプレイヤーは強制的に山札から二枚取らなければならない。ただし、手札に2があれば切ることが出来、さらに次のプレイヤーが四枚取ることになる。2が四枚続けて切られた場合2×4で8枚取ることになります(当然最後のプレイヤーは「バクハツ」します)。
 ただし、手札がS1、D1というように二枚の1で構成されていたら「ドボン」となります。
 ③7(『UNO』でいうところの「リバース」)
 それまで右回りだったゲームが左回りに、左回りだったゲームが右回りになります。
 二人プレイの場合役札ではありません。
 ④11(『UNO』でいうところの「ワイルド」)
 (2を切られたときを除いて)いつでも切ることが出来、さらにマークの指定を出来る。指定の仕方は「スペード」というようにストレートなものだけでなく、「ダイヤ以外」「スペードとダイヤ」というように変則的でもよい。
 また、「マークの指定はしない」という指定でもよく、その場合次のプレイヤーは必ずカードを切らなければならない。


 基本的なルールはこんなところかな。
 ふぅ、それにしてもゲームのルールを詳細に説明しようと思ったら疲れる!!
 これだけ苦労したんだから、一人ぐらいはプレイしてくれたら嬉しいんだけどな~(って一人でするゲームじゃないけど)。
 何かルール上わからないことがあれば遠慮なく質問してください。

 あと、ハートやスペードのマークを文字化けすることなく表示するにはどうしたら一番いいんでしょうか?
 いろいろ調べたけど、どのやり方も文字化けするっぽいんだよね。。。
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北の国から送られてきたフリーペーパー。

2009-07-29 22:23:37 | 日常
   
   


 少し前のことですが、マイミクであるデヴォンさんからフリーペーパー『ロウデッドウェポン』(前号まで『ローデッド・ウェポン』だったんですけど、何か心境の変化があったんでしょうか?『エヴァンゲリオン』が『ヱヴァンゲリヲン』になったようなもの?)が送られてきました。
 フリーペーパーは数あれど、映画専門のものとなると珍しいんじゃないですかね。もしかしたら唯一無二かも?などといっといて、実は他にも何誌かあったらカッコ悪いなぁ。笑。

 でも内容は本当に唯一無二ですよ。
 巻頭特集(といっても6pしかないけど)は主要キャラ三人が語る「『ドラゴンボールエボリューション』とはなんだったのか?」。
 普段デヴォンさんって「映画は楽しんだモン勝ち!!」みたいな発言をされていて、自分はデヴォンさんってスゲー人だなぁと思っているのですが、そのデヴォンさんが(的確なレビューで)『ドラゴンボールエボリューション』を情容赦なくぶった切っているのは読んでいて痛快でした。
 どんな映画好きであってもやはりぶった切りたくなる映画があるのだなぁとほっと一安心しました。

 続いては「漫画家漫☆画太郎と映画『トワイライト』の徹底比較」。
 この目のつけどころはスゲぇ!!と唸ってしまいました。
 だって全然共通点がないんだもん。笑。
 この二つを結び付けて考えようと思ったのは何が切っ掛けだったのか、是非教えて欲しいところです。
 もちろんめっちゃ笑わせてもらいましたよ。
 これだけ笑えるものがただで手に入る北海道民が羨ましい限りです。

 ところで巻末に次号は八月末の発行予定と予告されてたんですけど、やけに刊行期間が短くないですか?大丈夫ですか、デヴォンさん?余計な心配?笑。
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自分が『アマルフィ』を観に行かないワケ。

2009-07-28 23:26:01 | 新作映画
 お袋が『アマルフィ』を観に行きました。
 一応「止めといた方がいいと思うよ」って止めたんですけど、お袋も言い出したら聞かないところもあるので。笑。
 で、肝心の感想はというと、(珍しく辛口の評価をした後で)「面白いかどうかは観に行かなくちゃわからないからねぇ」だそうです。
 いやいやいや、『アマルフィ』が面白いかどうかは事前にわかるんじゃないの?って思います。

 映画を観に行く際、情報を出来るだけシャットダウンして観に行く、という人がいます。
 まぁその気持ちがわからないではないけれど、自分は完全に逆。出来るだけ情報を仕入れてから観に行きます。試写会でのレビューやネタバレサイトも平気で読みます。
 だって、公開されるすべての映画を観るというならばともかく、実際はどの作品を観て、どの作品を観ないか、取捨選択をしなければいけないですからね。
 そのために少しでも多くの情報を仕入れるのは当然だと思います。

 結末がわかってたらつまらない、という人もいます。
 しかし、自分に言わせるとそれもちょっと違う。
 結末が事前にわかって感動が半減する映画なんて、所詮その程度の映画だったってことです。
 人それぞれ傑作の定義は違うでしょうけれど、自分の中では二度目の鑑賞で一度目と同じように感動できる映画こそ傑作だと思うのです。
 その作品を鑑賞することこそ究極のネタバレといえるのではないでしょうか。

 で、話は『アマルフィ』に戻りますが、ざっとネットで見た限りではかなりひどく叩かれてました。
 ミステリーとして成り立っていない、演出がド下手、音楽の使い方がめちゃくちゃ、あんな外交官はいない、タイトルに反して舞台がアマルフィでない、サブタイトルの「女神の報酬」が意味不明etc。

 しかし、自分が『アマルフィ』は絶対に観に行くまい、と決めているのは上記の理由からではありません。
 やはり例の脚本家名問題によるところが大きいです。
 この問題を取り上げているブログもほとんど対岸の火事、みたいな感じでした。
 しかし、本当にこれは脚本家と製作者の間だけの問題なのでしょうか?

 一般的にどの映画を観るか決める際、大きな決め手となるのはまず出演者だと思います。
 トム・クルーズが出る映画は必ず観るとか、逆に大沢たかおの出る映画は観ないようにしているとか、そういうことです。
 次に決め手となるのはやはり監督でしょう。
 スピルバーグも以前ほどは面白くないけど、やっぱりつい観ちゃうよね、とかね。
 そしてその次ぐらいに来るのが脚本家じゃないでしょうか。
 あの映画の脚本はよかったとか、逆にあの脚本はひどかったとか、年に何十本も映画を観に行けばそう思うことも当然あるわけです。
 脚本家が映画を観る(もしくは観ない)決め手となることも充分ありうるわけです。

 しかし、もし脚本家の名前がエンドロールにも公式サイトにもパンフレットにもどこにもなかったらどうします?そういうことが日常的に平然と行われるようになったら?
 大袈裟ではなく、我々は映画を観る際の決め手を一つ奪われた、ってことになりませんか?

 まぁ現実的にはそんなにしょっちゅう脚本家の名前のない映画なんてないだろうとは思いますが、それでも悪しき慣例とならないように願わずにはいられないのです。 
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トランプについて語る、その二。

2009-07-27 22:42:22 | ゲーム
 先日の記事の続きです。


 自分が一番好きなトランプゲーム、それは『ドボン』です。
 『ドボン』は一言で言うと『UNO』に近似したゲームです(ネットで調べたところ一口に『ドボン』といっても何種類もルールがあるみたいですね。ここではもちろん自分が知っている、自分が面白いと思う、自分が紹介したいと思う『ドボン』を紹介します。)。
 
 『ドボン』のルールを説明する前に『UNO』というゲームに関する自分の考えを書きます(もちろんこれも自分が知る『UNO』のルールに対してのものです)。
 『UNO』ってはっきりいってつまんないと思います。
 つまんないと思う理由は主に三つ(まだあるけどね)。
 一つ目、残り一枚の手札を最初に切ったプレイヤーが勝ち、というルールなのにゲーム開始時点でプレイヤーは七枚もカードを持たなければならず、ゲーム序盤は、というか誰かのカードが一枚にならない限りまったく緊張感がない。
 二つ目、あるプレイヤーの凡ミスがそのプレイヤーのみならず、他のプレイヤーにまで迷惑を掛けること。具体的にはプレイヤーAの手札が一枚の状態のとき、プレイヤーBがマークを変えてAの勝利をアシストすることがあります。Aの持つカードのマークぐらい読めっつーの。
 三つ目、勝者と敗者が同時に決まらない。
 誰かが最初に残り一枚のカードを切って、そのプレイヤーの一位が決まった後もプレイ人数が五人なら五位まで、八人なら八位まで、延々と最下位を決めるためにプレイしなくちゃならないのがかったるくて仕方がない。だるいよ。

 というふうに『UNO』の欠点は挙げられると思うのですが(繰り返しますが自分がプレイしたことのある『UNO』です)、『ドボン』はこれらの『UNO』の欠点を無くしたようなゲームなのです。
 
 では『ドボン』の具体的なルールですが、、、今日は遅くなったのでここまで。。。
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カラオケ・オフ。

2009-07-26 22:31:06 | 日常
 土曜日は吹きすさぶ雨の中、カラオケ・オフに行ってきました(何だか最近毎週オフ会に行ってるようですが、そんなことはもちろんなくて、この日もたまたま福岡に行く用事があったので参加しました)。 
 カラオケ・オフに参加するのはこの日で二回目。
 前回は一次会で解散したのですが、今回はなぜか二次会が行われました。
 自分は一次会が終了した時点結構きつかったのですが、「二次会、行きません?」と誘われたのでホイホイと行くことにしました(基本的にお誘いは断らない主義なので)。
 二次会は一次会に輪を掛けて皆歌いまくりましたね。
 カラオケ・オフに参加しようというぐらいなのだから、皆歌うことが好きなんでしょうけれど、喉を嗄らし、体力の限界に達しながら、それでもマイクを握ると熱唱する様は感動すら覚えました。

 今回のカラオケ・オフで実感したのはB’zの偉大さ。
 自分はB’zのよさは全然わからないのですが(断っておくとよさがわからないのは何もB’zだけではなくて、EXILEも、GLAYも、その他諸々売れ筋のミュージシャンの曲のよさがわかりません)、B’zの曲が掛かったときの盛り上がりぶりには目を瞠るものがありました。
 スゲーなぁ、B’z。

 そんなこんなでカラオケ・オフ、すごく楽しかったです。
 今回も、そして前回も、参加しているのは皆、いい人ばかりですし。
 また是非参加したいなと思いました(現実的にはそんな毎週毎週は参加できないですけどね。財布の中身と相談しなくちゃいけないし。)
 ただ、、、その割にはマイミクが一人も増えてないんですよね(男女共に)。
 まぁそれは自分がオフ会というものに不慣れで、自分のやり方がよくないっていうのもあるんでしょうけど、自分は何も一夜限りの享楽を求めてオフ会に参加しているわけではないので、この状況はどうにか考えなくちゃいけないだろうなぁ。

 二次会、結局自分は朝の五時に抜け出したんですけど(結局徹カラ。笑。)、エレベーターで一階に下りたら土砂降りでした。駐車場からカラオケ屋に行くときはほとんど雨が止んでたんで、さすがにもう上がるだろうと思って傘を車に置きっぱなしにしてたんですが、それはすごい間違いでした。涙。
 何とか駐車場までたどり着いた後も雨は強まるばかりで、福岡から家に帰るのもチョー大変でした(途中コンビニの駐車場で仮眠したけど)。
 ほとんど遊園地のウォーター・コースターですか?って感じで、運転しながら笑いがこみ上げてきて仕方がなかったです(極度の緊張状態に陥ると笑えてしまうのです)。
 カラオケ・オフには結構遠くから参加してる人もいたけど、無事みんな帰れたのかな?
 まぁともかく、それなりに充実した週末でした。
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未来へ帰る。

2009-07-25 23:30:47 | 旧作映画
 
   


 ボーナスが出たので(といっても蚊の涙ほど)思い切って『バック・トゥ・ザ・フューチャー 20th アニバーサリーBOX』を買っちゃいました。
 中古DVDショップで¥2680也。
 ヤフオクでは人によっては¥5000以上の値をつけることもあるので(状態にもよるけどね)、まぁ買いといえば買いでしょう。
 ただ、残念ながら六大特典のうちドクからマーティに宛てた(という設定の)手紙だけがついてませんでした。
 でもペーパークラフトもポストカードもあるのに、何故に手紙だけがないのか、ちょっと不思議。
 これをショップに売った人にどういう状況で手紙を紛失したのか聞いてみたいところです。

 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は自分が高校生の頃友人の家でビデオで見て、うわ、ハリウッド映画って面白ぇ!!と感動を覚えた映画です。
 この映画に出会うことで、自分が映画に興味を持つようになった、といっても過言ではないかもしれません。

 ただ、だからといってこのDVDボックスを買うつもりはありませんでした。実は長い間件のDVDショップの棚に陳列されてました。
 今回これを買うつもりになったのは、ボーナスが出たから、というのもありますが、それより姪っ子のなるみに見せようと思ったからです(八月の頭に来るらしい)。
 なるみにはこれまで『スーパーマン・リターンズ』と『ターミネーター2』を見せました。それなりに面白かったみたいです。
 次に何を見せようかと考えて、「なるみ、怖いのも平気!」なんて生意気なことをいうものだから『28週後・・・』を見せようかとも思ったのですが、さすがにそれは自重することにしました(漏らされでもしたら敵わないし。笑。)。
 最初『キング・コング』(もちろんピーター・ジャクソン版)をリストアップしていたのですが、あれはちょっと長いですからね。
 それで、DVDショップに『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のDVDがあったのを思い出し、土曜日に買いに行き、無事購入しました。
 長く人に買われることがなかったのは自分の手元に来る運命だったのでしょう(別に運命論者ではないけど)。
 さてさて、なるみは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を気に入るかな?
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トランプについて語る、その一。

2009-07-24 23:59:24 | ゲーム
 先日のオフ会でのこと、トランプを持ってきた人がいました。
 これは無性に嬉しかったですね。
 自分は大のトランプ好きだから。

 それで、まず最初にやったのが『ババ抜き』。
 トランプは好きだけど、正直『ババ抜き』はどこが面白いのかがよくわかりません。
 ぶっちゃけいって『ババ抜き』ってただ運が強い奴が勝つっていうか、あんまり駆け引きがあるゲームには思えない。
 『ババ抜き』好きな人は(いるのか、そんな人?)、いや、あれはあれで奥が深いゲームなんだよ、駆け引きがあるんだよ、っていうかもしれないけど、自分には『ババ抜き』に奥深さがあるにしても、それってジャンケンは奥が深いといってるのと同じように思えるのです。

 続いてやったのが『ブタのしっぽ』。
 これは結構好きですね。
 トランプのカードをブタのしっぽ状にぐるっと輪になるように(山札として)並べ、プレイヤーが一枚ずつめくって輪の中心に(場札として)重ねていく。その際、前のカードと同じ数字か、同じマークのカードだったらその場札の上に手を置く。手が一番上だった(遅かった)プレイヤーがその時点で溜まっていた場札を(手札として)もらう。お手つきの場合も同様。手札があるプレイヤーは手札からカードを出さなければならない。
 山札がなくなった時点で手札が少ない人の勝ち(手札の枚数が同じであればカードをもらった回数の少ない人が勝ち)。
 ルールを丁寧に書き出してみると長々となっちゃいますが、実際はめちゃめちゃシンプルなゲームです。
 自慢じゃないけど、このゲームで負けたことがありません。
 負けたことがないからいうんじゃないですけど、『ブタのしっぽ』は面白いですよ。
 自分がそう思うのはこのゲームは勝利以外を目的にゲームを楽しむことが出来るからです。
 どういうことかというと、例えば手を出すのが一番遅れた人はその分思いっきりバシッと叩けばいいんですよ。いいストレス発散になります。
 もしくは愛しのあの子がゲームに参加してたら、その子と手を重ねるのを目的にプレイする、とか。笑。
 そういった意味では非常に合コン向きなトランプゲームといえると思います。
 もちろん自分は勝利以外を目的に『ブタのしっぽ』をしたことはないですけどね。笑。

 その日プレイしたのは結局その二つだけだったのですが、それ以外の主なトランプゲームにも言及してみたいと思います。

 今なら誰もこんな差別的なゲーム名はつけられないであろう、誰もが知ってる『神経衰弱』。
 何で裏返したトランプのペアを探していくゲームが神経衰弱というのかわかりません。
 単に記憶力だけを競うゲームって感じで、あんまり好きじゃないかな(苦手ってワケではないよ)。
 三連続で当てたらボーナス・ポイント、みたいなルールにしたら駆け引きもするようになって面白くなるんだろうけどね。

 これまた有名な『ポーカー』。
 これもあんまり好きじゃないかな。
 ぶっちゃけ『ポーカー』ってゲームとしては単純すぎて面白くない。
 『ポーカー』が面白いのは、ゲームとしてではなく、ギャンブルとして、言ってみれば丁半博打と同じようなものではないだろうかって思います(同じことは『ブラックジャック』にもいえる)。

 ゲームとして比較的面白いかなと思うのが『大富豪(大貧民)』。
 ただ、『大富豪』はゲームとして(致命的というほどではないにしろ)欠点があって、それは何かというと人数制限があること。
 『大富豪』って三人じゃ遊べないし、六人だと多すぎるよね。
 あと全カードをゲーム開始時点で配らなきゃいけないのは正直かったるいと思います(それは『ババ抜き』にもいえるけど)。

 あとは有名どころでは『セブンブリッジ』と『七並べ』かな。
 『セブンブリッジ』は面白くないことはないけど、やっぱり麻雀をしたことのある人間には物足りない。
 『七並べ』もあまりゲーム性は見出せない。

 散々トランプゲームにダメを押してきましたが、じゃ、お前の好きなトランプゲームは何だよ、と言われる方もいるかもしれません。
 それについては後日。
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今更ながら『T4』の不満を述べてみる。

2009-07-23 22:55:25 | 新作映画
 おそらく全国どこの映画館でも公開が終わった頃ではないかと思われますが、今更ながら『ターミネーター4』の不満を述べてみたいと思います。

 ぶっちゃけ『ターミネーター4』って脚本がお粗末な映画ですよね。
 スカイネットが何をしたいのかがよくわかんないし、マーカス・ライトって結局何のために出てきたのかもわかんないし、展開はご都合主義だし(物語はすべからくご都合主義であるが、それが鼻につくのは問題)、正直この続きがどうなるかにもあまり気にならない。

 などと貶しちゃったりしてますが、実は途中まではすごく楽しめていたのです。
 具体的にはジョン・コナーが瀕死の重傷を負って手術を受けるまで、ですが。
 この後、自分はてっきり次のような展開になるのだと思ってました。


(以下自分の予想した展開)
 瀕死の重傷を負いながらも何とかスカイネットのターミネーター製造工場から脱出したジョン。彼は妻ケイトを病室に呼ぶ。
 ジョン「ケイト、俺はもう助からないだろう」
 ケイト「何をいってるの、ジョン。解放軍のリーダー、人類の救世主であるジョン・コナーがこんなところで死ぬはずがないでしょう」
 ジョン「俺は数え切れぬほどの“死”を見てきた。自分が死ぬかどうかぐらいわかるさ」
 ケイト「お願い、やめて、ジョン、お願いだから・・・」
 ジョン「死ぬのは怖くない。死ぬのはな。恐れるには“死”はあまりにも身近すぎた」
 ケイト「おぉ、ジョン・・・」
 ジョン「死ぬのは怖くない。だが今解放軍からジョン・コナーの存在がいなくなるのはマズい」
 ケイト「何をいってるの、ジョン?」
 ジョン「ケイト、君に頼みがある。君以外には頼めないことだ」
 そしてジョンはケイトの耳元で囁く。驚愕の余り目を見開くケイト。
 ケイト「そんなこと、出来るわけがない・・・」
 ジョン「頼む、ケイト。時間がない。マーカスはすべて了解済みだ」             

 数時間後、手術を終えたジョンが解放軍のメンバーの前に現れる。車椅子に乗り、全身包帯だらけだが、目は生気を湛え、とても死の淵を彷徨っていた人間とは思えない。
 彼の元に駆け寄るカイル。
 カイル「無事だったんだね、ジョン!」
 ジョン「あぁ、問題ない(ノー・プロブレム)」
 カイル「(ジョンの態度に怪訝なものを覚えながら)マーカスがどこにもいないんだ。何か知らないかい、ジョン?」
 ジョン「彼は役目を終えた。彼はもういない」
 そういいながら遠くを見据えるジョン。
 ジョン「嵐がやってくる。今までより遥かに大きな嵐が・・・」
 そのとき一瞬ジョンの目が赤く光る。
 そしてエンドマーク。
 

 てっきりこういう展開になるのだと思いましたよ。
 これだともちろん新たなパラドックスも生まれますが、でもそんなことがまるで気にならない、衝撃的な展開でしょう?
 他ならぬ解放軍のリーダーであるジョンがターミネーターだなんて!!
 すごい、すごすぎるぜ、ターミネーター4!!
 と身震いしながら観てたら、実際はマーカスの心臓がジョンに移植されただけ、っていうオチでガックリしましたけどね。
 何じゃ、そりゃ、って思いましたもん。

 それにしてもジョン・コナーがターミネーターになるというオチ、製作者は誰も思いつかなかったのかなぁ。
 これだとマーカスの存在意義もあるし、続きがめっちゃ気になると思うんだけどなぁ。。。
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四畳半神話大系。

2009-07-22 23:28:24 | 読書
 森見登美彦著、『四畳半神話大系』、読了。

 これでよーやくモリミーの著作を全部読みました(単行本未収録の作品は除く)。
 当然発刊順ではないですけどね。

 本書を読んで何が驚いたかといって、出版社が太田出版なんですよ、太田出版。
 今じゃ押しも押されぬ人気作家で、あまつさえ新聞連載さえしている森見登美彦が太田出版から本を出してたとは知らなかったなぁ。
 太田出版といえば、アレですよ、アレ、、、そうだ、『バトル・ロワイアル』を出版した出版社ですよ。
 『バトル・ロワイアル』、面白かったなぁ。
 後にも先にも徹夜して本を読んだのはあの一冊だけですよ。
 作者である高見広春は今ごろ何をしてるんでしょうね。
 次回作を鋭意執筆中、というのを最後にぱったり音沙汰がなくなったけれど。

 って、太田出版も高見広春もどーでもいいんですが。笑。
 『四畳半神話大系』を読んで本当に驚いたのは、この作品の中に後に発表された彼の作品の原型を見て取れるということでしょうか。
 『恋文の技術』とか、『夜は短し歩けよ乙女』とかね。
 そういった意味ではモリミーって引き出しが一つしかない作家なのかもね。
 といってもその一つしかない引き出しが無限に広いのがモリミーの魅力だと思うのだけれど。
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