この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

来年のことを言うと鬼が笑うといいますが。

2008-07-31 00:14:01 | 新作映画
 来年のことをいうと鬼が笑うといいますが、まだ八月になっていないというのに十二月のことを話題にするのはどうなのでしょうね。

 今現在、自分の財布の中には映画の前売り券が七枚入っているのですが、そのほとんどは八月から九月に公開されるアクション映画のものなのですが、ただ一枚十二月に公開されるものの映画があって、それは何かというと『WALL・E/ウォーリー』
 七百年の間一人ぼっちだったロボットのお話、というプロットだけで何だか泣きそうになります。
 孤独な主人公というのは妙に自分のツボを刺激するんですよね、といいつつ、『アイ・アム・レジェンド』はクソつまんなかったけど。笑。

 そんな『WALL・E/ウォーリー』なんですが、一つだけいいたいことがあって、それは何かというとウォーリーくん、見た目がまんま『ショート・サーキット』に出てくるロボットだよね、ってことです。あと恋人のロボットのイヴはまるきりクリオネ・・・。
 まぁ『ショート・サーキット』も名作ではあるから、ある意味リスペクトですよね。笑。
 今から公開が楽しみな一本です。
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夏バテバテ・・・。

2008-07-27 23:54:25 | 日常
 もうねー、何だかいけません、夏バテ気味です。いや、気味じゃないよな、気味じゃ。完全に夏バテです。
 朝起きたら、心臓がバクバクいってるんです。
 自分の部屋だっていうのに寝てる間に熱中症になりかけてんの!笑。
 もう何年も自室のクーラーは稼動させてないんですけど、それも限界なのかなぁ、、、といっても動くかどうかわからんけど。
 ともかく今年は例年以上に暑いみたいです。みなさんも体調管理には充分気をつけて下さい。
 ではまた明日会いましょう(会えたらね。笑。)。
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ハプニング。

2008-07-26 23:38:31 | 新作映画
 M・ナイト・シャマラン監督・脚本、『ハプニング』、7/26、Tジョイ久留米にて鑑賞。2008年32本目。

 一言でいえば、怖かったです。
 怖かったといってもそれはストーリー的な怖さではなく、あくまでヴィジュアル的な怖さ。
 ビルの屋上から次々と人がダイビングしてきたり、人の死体がぶらーんぶらーんと何体も樹の枝にぶら下がっていたり、向かって来る大型の芝刈り機の行く手に自ら大の字に寝転がったり、そのヴィジュアルのインパクトは相当なものでした。
 でもストーリーはというと、正直あまり怖くなかったかな。何しろ襲い掛かってくる恐怖の源が正体不明だわ、見えないだわで、怖がりようがない。
 だからこそ、シャマランはヴィジュアルに頼るしかなかったんでしょうけどね。
 最近観た映画ではフランク・ダラボン監督作の『ミスト』も正体不明の何かに襲われるお話だったんですが、あれは正体不明な何かに襲われる恐怖を描いているように見せかけて、実は怖いのは何より人間なのだ、というお話だったので、観終わった後にもずーんと重いものが胸に残りました。
 しかし、『ハプニング』の方は正体不明な何かに人間がひたすら殺されまくる(自殺させられまくる)だけの話だったので、観終わった後に何かが残る、というわけではなかったです(途中人間にライフルで射殺された子供もいたけれど)。
 まぁでも本作をホラー映画として観た場合、それなりによく出来ていたと思います。ともかくヴィジュアルはインパクト大でしたから。
 でもシャマランは確か前作『レディ・イン・ザ・ウォーター』で「ストーリーを信じることの大切さ」を説いていたような覚えがあるのですが、、、あれって結局何だったんでしょうね。
 やっぱり自分にとってシャマランは理解し難い存在みたいです。

 お気に入り度は★★☆、お薦め度は★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)といったところです。

 次回鑑賞は『インクレディブル・ハルク』(8/1公開)の予定です。 
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きぐるみマニアの方に挑戦♪

2008-07-25 23:33:38 | 日常
 一昨日の記事で、街で見かけたきぐるみについて情報を下さい、と書いたら、早速「くーまん」ではないかという情報を頂きました。
 どうやら間違いないみたいです。
 それにしてもクマのキャラクターで「くーまん」、何とも素晴らしすぎるネーミングです。草刈機の名前に「草刈機まさお」とつけた会社のことを思い出しました。

 で、今回は街で見かけたきぐるみ第二弾です。
 何だか挑発的なタイトルだけど気にしないで下さい。
 「くーまん」がやたら評判がよかったので、じゃ、こっちのきぐるみはどーよ?と思ってアップします。
 とある展示会で見かけたきぐるみなのですが、、、

   

 これはさすがに可愛くないと思います。
 といいつつ、きゃ~、このきぐるみ可愛い~、私も会ってみたかった~、って人がいたらどーしよ。。。
 そんな人、いないよね!?
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CODE46。

2008-07-24 22:24:23 | 旧作映画
 マイケル・ウィンターボトム監督、『CODE46』、DVDにて鑑賞。

 先日の記事で借りてきた六本のDVDを一括りにして、B級臭漂うなどと称してしまいましたが、申し訳ありません、本作の監督であるウィンターボトムは超有名な映画監督でしたね。いやぁ、我ながら不明でした。汗。

 本作を鑑賞すればウィンターボトムが才能ある映画監督なんだろうなぁということは伺えます。
 どのシーン、どのカットもスタイリッシュとはこういうことだ!というような撮られ方をしているので、そういう映画が好きな方にはたまらない一本に違いありません。

 が、しかし。
 本作はSFなんですよね。
 クローン技術が実用化されてるんだから、舞台は間違いなく未来で(少なくとも五十年以上は先?)、作中用いられるツールも今の時代にはないものが出てきます。
 なので本作がSFであることは間違いないんですが、所々、現代がそのまんま出てくるのです。
 未来は現代の映し鏡だとか何とか、高尚なことをいう人もいるかもしれないですが、未来が現代そのままじゃ、やっぱりおかしいんですよ。どこかしら進化(もしくは退化)していないと。

 おそらく監督であるウィンターボトムはSFがさほど好きではないのでしょう。
 この作品のテーマである「禁断の愛」を表現するためにとりあえずSF的な世界をテキトーに作ってみました、そんな印象を本作からは強く受けます。
 世界観に説得力がない。
 当然登場人物の運命を左右する「CODE46」という法律もなぜ存在するのかがまったくわからない。下界に逃亡した人がどうインモラルに生きたって、政府が関知するわけがないです。
 そのように設定に説得力が欠けるので、その世界で運命にどう翻弄されようが、登場人物に感情移入がまったく出来ない。

 ウィンターボトムには同じような未来社会を舞台に、同じように遺伝子に翻弄される人々が登場する、傑作SF『ガタカ』を見て、SFとは何かを勉強し直して欲しいです。
 まぁウィンターボトムがもう一度SFに手を出すとは到底思えないですけどね。笑。
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どう見てもバランス悪い、、、よね?

2008-07-23 21:15:21 | 日常
 
   

 某月某日、駅前のショッピングセンターで遭遇したきぐるみです。
 名称、設定などは一切不明(ご存知の方、教えてください)。

 どう見てもバランス悪い、、、よね?
 このきぐるみを作った人は、製作中そのことに気づかなかったんだろうか?
 それともスポンサーの意向なのかなぁ?

 ともかく、きぐるみ作家の人もスポンサーも中に入る人のことを考えてあげて欲しいです。
 小さい子供に軽く蹴られただけで転んでましたよ。

 まぁミッキーマウスのように軽快に動けるように作れ、とまではいいませんが、、、あ、ミッキーマウスはきぐるみじゃなくてミッキーマウスという生き物でしたね。失敬失敬。笑。
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死者のための音楽。

2008-07-22 23:21:44 | 読書
 山白朝子短篇集『死者のための音楽』、読了。

 自分が本書を読む気になったのはネットで、山白朝子=乙一ではないか、という噂を聞きつけたからです。
 乙一マニアを自認する自分としては噂の真相を確めずにはいられませんでした。
 同じく乙一の別名義ではないかと噂される中田永一に関しては、中田永一は乙一とは別人だと思うとコメントしている人に対して、おめーは今まで乙一の何を読んできたんだよ!といいたくなるぐらい中田永一=乙一であることを確信しているけれど、99%間違いないと思います、山白朝子に関してはどうもはっきりしません。
 確かに文体といい、内容といい、似ているところもあるのだけれど、同一人物だと断定するまでには至らないなぁ(同様に別人ともいえない)。

 感想はというとそれなりによく書けてある幻想小説だな、というところ。でもどのお話にもオチらしいオチがないので、自分の好みではありませんでした(乙一作品であれば『石ノ目』に雰囲気が似ています)。

 あと、背表紙についているしおり代わりの紐!(正式名称は何ていうんでしょうか?しおりひも?)これが本書には通常の本より細いのが三本もついていて読んでいて邪魔っけでしょうがなかったです。一本で充分だっつーの。

 本作のお気に入り度は★★☆、お薦め度は★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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三連休ってことで。

2008-07-21 21:12:49 | 旧作映画
 三連休ってことで本当だったら一日ぐらいはどこかに遠出したかったんですけど、これといって特に行きたい場所も思い浮かばず、結局三日間とも家でだらだらと過ごしてしまいました。

 ただだらだらと過ごすのも何なので、昨日はだらだらと掃除などしました。といっても元々掃除好きでも何でもないので、他の人が見ていたら、何でそんなところを掃除するの?他にも掃除しなきゃいけないところ山ほどあるでしょ~?ってツッコミを入れられるであろうところばかり掃除しました。窓枠の溝とか、テレビ台の裏とか、そういうとこ。笑。

 掃除も飽きたところで(すぐ飽きる)、駅前のツタヤにDVDを借りに行きました。
 借りたかった本命は先日映画館で観た『REC/レック』が存外に面白かったハラホゲ監督の、、、違った、パラポラ監督、、、これも違う、バラゲロ監督の『機械じかけの小児病棟』だったのですが、在庫がありませんでした。ツタヤって近作であれば大概置いてあるかと思ってたんだけど違うんだなぁ。『ネームレス』はあったのに(貸し出し中だったけど)。

 仕方なく代わりに借りたのが『ホラーバス』、『コベナント』、『CODE46』、『アナザー・エフェクト11:59』、『ザ・スリーパー』、『EVENT16』というB級臭漂う六本。どれかご覧になったことのある作品はありますか?笑。

 まず最初に見たのが『ホラーバス』
 タイトルに相違してホラー映画ではありません。じゃあ何かというと純然たるファンタジー映画だったりします。
 この映画、何がスゴイといって、今どきのファンタジー映画でありながら、CGを一切用いていないということ、です。笑。
 物語のクライマックスでは悪の伯爵のお城を守るモンスターに主人公の少年が狼男になって戦いを挑むのですが、そんなシーンであってもCGはもちろん、気の利いた特殊メークすらなし。
 狼男になったという表現はすべて主人公を演じる子役俳優の演技だけで為されています。
 ある意味斬新な、ある意味強引な一作でした。笑。

 もう一本見たのが『コベナント』。紛らわしいですが、レニー・ハーリン監督の同名作ではなく、『ターミネーター2』でジョン・コナーを演じたエドワード・ファーロング主演の方です。
 ファーロング目当てで見た、といっても過言ではないのですが、ファーロングのオーラのなさといったら、江原某でも見つけられまい、ってぐらいでした。
 フツー映画の主演が決まったら、俳優たるものはある程度体を絞ってくるものだと思うのですが(役柄にもよるでしょうが)、彼の肉体のぶよぶよさといったら!クランクインの前日までお酒をしこたま飲んでましたよ~、って感じでした。
 まぁファーロングのことを抜きにしても夢オチっていうのはどーよ!とツッコミたくなる作品でした。笑。

 といったわけで、上述の二作品は到底薦められるものではありませんが、残りの四作品にもお薦めがあるかどうか、甚だしく疑問です。笑。
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耳の穴に・・・。

2008-07-20 00:50:44 | 戯言
 毎日暑い日が続きますね!

 というわけで今日は背筋が凍るよーな怖いお話をしちゃおうかな!

 そーゆー怖い話が苦手!って人はこの先読んじゃダメだからね!!

 いいね!?注意したからね!!あとのことは知らないよ!!知らないったら知ーらない!!

 これだけ脅せば大丈夫かな?(何が?)


 あのですね、右の耳の穴の中が最近妙にこそばゆいんですよ。

 あれ、耳垢がたまってるのかな?そう思って普段より念入りに耳掃除をしても耳垢はさほど取れない。

 でもやっぱり耳の穴がこそばゆい。

 おかしい。どうしてだろう・・・。

 それで耳の穴を鏡に映して覗いてみたんですよね・・・。

 そしたら何と!!

 びっくりするぐらい長い耳毛が一本、にょい~んと生えていて、しかもそれが耳の奥に向かって伸びてました。

 いやぁ、こそばゆいわけだわ。

 それを見た時はほんとびっくりして、背筋がぞぞっとしましたね。お前は川内康範先生か!って自分で自分にツッコミを入れちゃいましたよ。

 以上で怖い話は終わりです。

 ね?背筋がぞぞーっとしたでしょう?(しねーよ!!)
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12番目のカード。

2008-07-19 18:17:02 | 読書
 ジェフリー・ディヴァー著、『12番目のカード』、読了。

 ふぅ、これでよーやく現在刊行されているリンカーン・ライムシリーズ七巻をすべて読み終わった!!
 それにしても我ながらめちゃくちゃな順番で読んだものだなぁ。
 第一作『ボーン・コレクター』→第七作『ウォッチメイカー』→第五作『魔術師』→第二作『コフィン・ダンサー』→第三作『エンプティー・チェアー』→第四作『石の猿』→第六作『12番目のカード』。
 ほんとどーゆー順番なんだよ、って感じです。笑。

 さて本書はシリーズのファンの中で一番評価の低い作品のようです。
 まずシリーズの他の作品に比べ強烈なドンデン返しがありません。まったくないってわけではないんだけど、えぇ~!!というような奴じゃない。せいぜい、あぁ、そういうこと、ぐらいです。
 また犯人役が若干印象に乏しいかな。感情のない殺し屋、という設定は悪くはないと思うけれど、如何せん他の殺し屋たちが強烈過ぎる。笑。
 それに導入部がちょっと問題あり。今まで散々凶悪な殺人事件ばかり手がけてきたライムがレイプ未遂事件に借り出されるかなぁと首をひねりました。
 といったわけで純粋にサスペンスミステリーとして読むともう一つかな、という感が否めないのですが。
 でも一人の少女のシンデレラストーリーとして読むとこれがなかなかにイケます。
 住むところもない、両親もいない、みすぼらしい少女が最後の最後に手にするのが九億七千万ドルとは、さすがはディーヴァー、シンデレラっぷりも桁が違いすぎて読んでて思わずニンマリしてしまいました。

 本作のお気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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