この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

10月の予定。

2023-10-31 21:34:02 | 日常
 10月の予定です。
 10月は忙しい月になりそうです。
 って毎月言っている気がする。

 10月1日は映画サービスデーなので映画のハシゴをする予定です。
 どこの映画館で映画のハシゴをするか、まだ確定ではないけど、たぶんユナイテッド・シネマトリアス久山あたりだと思います。

 10月6日は映画『イコライザー THE FINAL』の公開日です。
 今から観るのがめっちゃ楽しみ♪
 イオンシネマ福岡に観に行く予定です。

 10月13日は映画『死霊館のシスター 呪いの秘密 』の公開日です。
 そこまで期待はしていませんが、『死霊館』シリーズは全作劇場で観ているのでこれも観に行くつもりです。

 10月15日は湯布院カントリーロードユースホステル主催の「院内3瀑布巡りドライブツアー」に参加する予定です。
 最後泳ぐらしいですよ?(マジで)

 10月27日は映画『ドミノ』と『SISU シス 不死身の男』の公開日。
 ユナイテッド・シネマトリアス久山に観に行きます。

 10月は忙しいっぽいですが、予定はほぼ映画鑑賞ばかりです。
 もうちょっと用事がバラエティに富んでいたらいいのになぁ…。
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こんなのはどんでん返しでも何でもないと思った『ドミノ』。

2023-10-30 21:18:38 | 新作映画
 ロバート・ロドリゲス監督、ベン・アフレック主演、『ドミノ』、10/28、ユナイテッド・シネマトリアス久山にて鑑賞(2ポイント消費で鑑賞料金1000円)。2023年44本目。

 10/28は映画を三本観たのですが、三本目に観たのが「一級品のどんでん返し映画」と宣伝されていた『ドミノ』でした。
 実は、ってほどのことでもないのですが、この『ドミノ』が一番期待出来ないだろうな、と思っていました。
 まず事前に「どんでん返し映画」と宣伝するのってどーよ、って感じでした。
 加えて別の宣伝ページでは「映像の魔術師ロバート・ロドリゲスが仕掛ける…」みたいなことが書かれていて、「え?いつの間にロバート・ロドリゲスは映像の魔術師って呼ばれるようになったの?」と思ったんですよね。
 ロドリゲス監督の作品をすべて見ているわけではないですが、彼の作品を見て映像がすごいと思ったことはないですけどね。

 実際に観ての感想はどこら辺がどんでん返しなんだ、どこら辺が映像の魔術なんだ、といったところでしょうか。
 まずどんでん返しについてですが、敵のスキルが相手の脳をハッキングすること(そして自在に操る)という時点で物語がどう展開しようと驚くことはないですよね。
 どーせ今まで見せられていたものも偽の映像でしょ?って感じで。
 ついでに言っておくと、どんでん返しってパズルの最後のピースをはめたら全体像が浮かび上がり、それが今まで見えていないものだった、みたいなものじゃないといけないと思うんですよね。
 単に予想外の展開、もしくは予想外の結末になればいいってものじゃない。
 『ドミノ』では、エンドロール後のオチも、あぁ、そういったことね、って感じで、驚きや衝撃は皆無でした(あのオチで驚いた人っているの?)。

 映像に関して言えば、クリストファー・ノーラン監督の『インセプション』をパクった、訂正、想起させるシーンがあるのですが、その見せ方がショボいというか、下手というか、ともかくロドリゲス監督とノーラン監督の才能の差をまざまざと見せつけられました。
 ロバート・ロドリゲス監督を指して「映像の魔術師」と称した人はどの作品を見てそう思ったのか、是非教えて欲しいです。

 あと、ベン・アフレックを指して「選ぶ脚本に外れなし」と称している映画サイトがあったのですが、確かに監督作に関しては一定の評価を与えていいと思うけど、出演作に関してはそこまで外れがないとは思わないけどなぁ。
 「選ぶ作品に外れなし」と言っている人は都合のいい作品を5作ほど選んで、ベン・アフレックって脚本選びが上手いよね、っていってる気がします。

 お気に入り度★★☆、お薦め度★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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愛の形が理解し難かった『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』。

2023-10-29 18:07:20 | 新作映画
 レオナルド・ディカプリオ主演、マーティン・スコセッシ監督、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』、10/28、ユナイテッド・シネマトリアス久山にて鑑賞(2ポイント消費で観賞料金1000円)。

 10/28は映画を三本観たのですが、二本目は『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』を観ました。
 先日の記事で『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』の鑑賞は先送りにします、というようなことを書きました。
 200分を越えるような映画はハシゴの中の一本としては適さないだろうと考えたのです。
 しかし直前になって来週は『ゴジラ-1.0』が、さらに次の週は『マーベルズ』が公開されることに思い至りました。
 この先この作品を観賞するとしたらどう抗ったとしてもハシゴになるのは避けられないなと思ったので、この日に観ることにした次第です。

 観てよかったです。
 面白かったですよ。
 ただ、200分を越える超大作なので途中ウトウトしちゃいました。

 一言で言えば西部劇版マフィア映画です(ある意味スコセッシが監督するのは必然の映画)。
 チンピラがボスの望むままに次から次に人を殺めていくが、次第ににっちもさっちも行かなくなり、最終的にはボスを裏切ることになるという、マフィア映画ではよくあるストーリーでした。
 知らなかったのは石油によって巨万の富を得たインディアンがいた、という歴史的事実ですが、興味深かったというか、理解し難かったのは主人公とその妻の愛の形でした。

 レオナルド・ディカプリオ演じるアーネストはインディアンであるオセージ族の妻モーリーのことを心から愛しています(そのように見える)。
 しかし彼は叔父のヘィルが望むままに妻の近しい親族の命を次から次に奪っていくのです。
 そこにためらいのようなものは見て取れません。
 一方妻のモーリーは夫のやっていることを薄々気づきながら、夫のことを愛し続けるのです(最終的には離婚するのですが)。

 この愛の形は自分にはちょっと理解し難いですね。
 普通に考えれば、妻のことを愛しているのであれば、その親しい人たちも大切にしそうなものですし、夫が親しい人たちの死に関係していると考えるのであれば、そのことで夫を問い質しそうなものですが、二人はそうはしないのです。
 オセージ族のことは学べばいろいろと理解出来るかもしれませんが、二人の愛の形はどうあっても理解出来る気がしません。
 まぁそれは自分が男女の機微に疎いからかもしれませんが…。

 200分を超える大作なのでおいそれとは薦められませんが、観て損はない映画だと思います。

 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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笑ってしまうぐらい主人公が不死身だった『SISU シス 不死身の男』。

2023-10-28 21:57:48 | 新作映画
 ヤルマリ・ヘランダー監督、ヨルマ・トンミラ主演、『SISU シス 不死身の男』、10/28、ユナイテッド・シネマトリアス久山にて鑑賞(割引クーポンにて鑑賞料金1000円)。2023年42本目。

 10/28は映画を三本観ました。
 一本目に観たのは10月公開作品の中で『イコライザー THE FINAL』の次に期待していた『SISU シス 不死身の男』です。
 面白かったです!
 と言いたいところなのですが、いや、面白いか、面白くないかで言えば面白かったんですが、期待していたような突き抜けた面白さではなかったかな。
 どこら辺がもう一つだったかというと、主人公があまりに不死身すぎるところ、かな。
 アクション映画を観ていてスカッとするのって主人公がギリギリで危機を回避するところにあるじゃないですか。
 本作の主人公アアタミにも次から次に危機が訪れます。
 その危機をアアタミは回避するのか?
 回避しないんですよ。
 アアタミは危機を回避せず、受け止める(という表現が正しいのかどうかわからない)んですよね。
 でも死なないんです。
 どういったシーンで死ななかったかというと、、、
 馬に乗っていて、その馬が地雷を踏んで馬もろとも吹っ飛ばされても死なない。
 犬に追いかけられていて、その追跡を振り切るために自らにガソリンをぶっかけ火だるまになっても死なない(直後に川に飛び込むのですが、川に飛び込むのであれば火だるまになる必要はないような…?)。
 川の中に10分ぐらい潜っていても死なない(一応空気を取り入れる描写はあるのですが、あれで充分な空気を取り入れられるとは思えない)。
 鉄柱に絞首刑状態で首を吊られても死なない。
 飛行機が墜落して爆発炎上しても死なない。
 ここまで行くとアアタミが死ななくてもスカッとすることはなく、むしろそれがギャグになっていて、笑うしかなかったですね。

 でも一番スカッとしなかったのはラストかな。
 ナチス軍団を壊滅させたアアタミが採掘した金を銀行に持ち込むんですよ(平原を掘ってあんなに大量の金が見つかるのはありえないと思うけど、それは置いといて)。
 自分はっきり戦火で荒れ果てた母国の復興のためにその金を寄付するのだとばかり思ってました。
 が、そうじゃないんですよね。
 確かにその方がアアタミらしい行動なのかもしれないのですが、自分は単純にカッコ悪いなと思ってしまいました。

 今挙げた点は人によってはマイナスとは捉えないかもしれません。
 自分はスカッとするアクション映画を求めていたので(結局一番スカッとしたのはナチス兵に辱められていた女性たちが機銃掃射するシーンだった)、本作を手放しで褒め称えることはできませんが、ハマる人にはハマる映画だと思います。

 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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No plan,No travel.

2023-10-27 21:05:42 | 旅行
 昨日の記事で
>来年もまたいろいろなところに行きたいです。
 と書きましたが、実はもういくつかの旅行を計画中です。
 5月の鳥取・島根旅行は松江で泊まるホステルも決めました。
 まぁ決めたというだけで予約したわけではないのですが。

 そのホステル、すごく居心地が良さそうで、しかも料金がリーズナブルでいいなって思ったんですが、食事を提供してくれるかどうかがはっきりとは書かれていないのです。
 ギャラリーを見る限りは朝食は提供してくれるようなのですが、公式サイトの料金表には朝食をいくらで提供してくれるかが書いていない…。
 問い合わせれば教えてくれるんでしょうけれど、それぐらいは公式サイトに書いといてくれよ、って思います。
 我がままを言ってますかね?

 5月の旅行の計画を前の年の10月に立てているなんて気が早いと思われるかもしれません。
 なぜそんなに早く計画を立てているかというと理由は単純、旅行の計画を立てること自体すごく楽しいからです。
 どこに行くか、どこに泊まるか、イベントはいくつ組み込むか、そういったことを考えることはとても楽しいです。
 自分的に計画を立てずに旅行に行くことはありえません。

 自分的にはありえないことなのですが、皆が皆、同じ考えというわけではないようです。
 先日、【湯布院カントリーロードユースホステル】に泊まった際、韓国人の女性と話をする機会があったのですが(話をしたといっても直接話をしたわけではないです。通訳付き。)、その女性は日本で何をするのか具体的には決めていないようでした。
 遠く韓国からやってきて、日本で何をするか、決めてない?
 自分的にはありえないです。
 自分が韓国に行くことになったら出来るだけ下調べをしてから行きますけどね。
 まぁ韓国に行きたいと思ったことはないですが(韓国に限らずどこの外国にも行きたいとは思いません)。

 そういえば、ノープランの旅を薦める旅行漫画がありましたっけ。
 サイコロか何かで行く先を決め、その日に出立し、泊まる宿も当日現地で決める、というノープランの旅をレポートしてました。
 絶対ありえない、って思いましたね。
 当日現地で宿を決めるって、宿がすべて満室だったらどうするつもりなんですかね?
 もしくは空いてる部屋が一泊5万円のスイートだけだったら?
 その時は野宿でもするつもりなんでしょうか?
 それとも自分が旅行に行くところでは宿が満室なんてことは絶対にないという(根拠なき)自信でもあるのか?

 以前知人と山口へ旅行に行ったことがあるのですが、その時少し遅くなったので、その知人がこのまま下関に泊まろうと言い出しました。
 泊まるのは構わないけど、宿の予約なんてしてないよ?と言うと、知人は任せておけ、奥の手があるから!と自信満々に言いました。
 知人の奥の手、それは観光案内センターで空いている宿を探してもらう、でした(その時は今ほどインターネットが発達してなかった)。
 知人はそれで上手くいったことがあったんでしょうね、あれだけ自信満々だったんだから。
 その日、下関に泊まれたのかというと泊まれませんでした。
 なぜかというと空いている宿がなかったから。
 ないものを見つけることは観光案内センターの人でも出来なかったのだと思われます。
 その日、宿に泊まることは出来ませんでしたが、予約の大切さは学びました。

 以来、旅行に行く際は、出来るだけ下調べをして、宿でも食事処でも出来るだけ予約をするようにしています。
 旅行に行って夕食がコンビニ、なんて嫌ですから。

 さて、5月の旅行プランはほぼ固まったから、次は6月の大阪旅行について計画を練るかな。
 大阪っていうか、大阪での社員総会が終わってから三重に移動して、三重の桑名にある【ナガシマスパーランド】に行けないだろうかって考えているのですが、大阪から三重までの移動手段がよくわからなくて…。
 ご存じの方は教えてください。
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2023年旅行総括。

2023-10-26 21:41:46 | 旅行
 2023年は残り二ヶ月以上ありますが、たぶん「旅行」と呼べるような移動をすることはないと思うので、少し早めではありますが、2023年の旅行の総括をしたいと思います。

 まず2月に北九州の小倉に遠征しました(こちら)。
 普段、旅といえば、一人で、そして車で行くことが多いのですが、小倉遠征は四人で、そして電車で行きました。
 小倉では、お昼にサンドイッチを食べ、24時間営業の焼肉屋に行き、小倉A級劇場を見学し、世界最速のピッチングマシンがあるバッティングセンターで汗を流し、銭湯で竜や虎を観賞し、居酒屋で小倉名物に舌鼓を打ちました。
 自分が旅行プランを立てただけあって、これ以上ない!っていうぐらい小倉を満喫しましたよ。
 この時の四人でまたどこかに行けたらいいのですが、、、ちょっと難しそうです。

 5月はスカイダイビングをするために兵庫県の豊岡まで行きました(こちら)。
 豊岡まで高速道で行って高速道で帰ると観光が出来ないので、行き帰りともに一般道を通りました。
 おかげで一日10時間以上運転する羽目になりましたが、島根や鳥取では得難い体験もしました。
 島根では日本一の居酒屋で夕食を頂き、キャバレーデビューをして、巨大迷路で彷徨い、夜神楽を観て、自販機のうどんを食べました。
 鳥取ではこれまで食べた中で一番辛いカレーを食べ、生まれて初めて民泊をして、人生二度目のラフティングをしました。
 自分で言うのもなんですが、めちゃめちゃクレイジーで、充実した、楽しい旅でした。
 島根と鳥取ではいくつかやり残したことがあるので、来年も行こうと思っています。

 6月は会社の総会で大阪に行きました。
 これまでは総会で大阪に行くことがあったら一泊して大阪観光をするのがパターンだったのですが、今年は素直に帰りました。
 来年はどうしよっかな~。

 7月は湯布院カントリーロードユースホステル主催の【由布川渓谷ツアー】に参加しました、と書きたいところなのですが、今回は天候に恵まれず、直前になってキャンセルしました。
 由布川峡谷の美しさは異次元なので来年こそは参加したいです。

 8月のお盆休みに佐世保に行きました(こちら)。
 佐世保では無線塔を見学し、鍾乳洞を探検し、音浴博物館を訪問し、夜は昭和歌謡バーに行って、翌日は度胸試しの橋を渡り、最後にシーカヤックをしました。
 この旅行でもやり残したことがいくつかあるので佐世保にはまたいつか行きたいです。

 10月は2023年の旅納めということで由布院・別府に行きました(こちら)。
 別府では泥湯に入り、関サバのお寿司を食べ、怪しげな古本屋に行きました。
 由布院ではホタルを観てきましたよ。
 10月にホタル?
 いや、本当に観てきたんですけどね。笑。
 安心院では滝巡りをして、日本三大投入堂の一つを見学しました。
 一泊二日の短い旅でしたが、とても充実した旅になりました。

 来年もまたいろいろなところに行きたいです。
 でも行きたいところにはだいたい行き尽くしちゃった感があるんだけど…。
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映画を観て死ね。

2023-10-25 21:04:13 | 新作映画
 先週の日曜日は折紙探偵団九州友の会の例会でした。
 例会は午後からなので、午前中にレオっち(誰?)の最新作『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』を観るつもりでした。
 上映スケジュールもちょうどよかったのです。
 が、日曜日は起きたら気分がひどく悪くて映画どころではありませんでした。
 それどころか例会にも行けませんでした。
 講習会は折り鶴関連の作品だったので出来れば参加したかったんですけどね。
 ともかく先週は『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』を観損ねたのです。

 先週観損ねたのなら今週観ればいいじゃない?とマリー・アントワネットに言われそうですが、それはそれで難しいんですよ。
 何しろ今週は観たい映画が二本も公開されるので。
 一本はツルハシ一本でジーサンがナチスドイツと戦う『SISU/シス 不死身の男』で、もう一本が驚愕必至のどんでん返し映画『ドミノ』です。
 『SISU/シス 不死身の男』の方は無条件で期待しています。
 予告編を見るだけでワクワクします。
 一方『ドミノ』の方はどうなんですかねぇ、どんでん返しを謳ってそれでラストで驚くことがあるのかどうか、、、そこら辺も劇場で確認してくるつもりです。
 そんなわけで今週は『SISU/シス 不死身の男』と『ドミノ』を観るつもりです。
 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』を観る余地がない、、、わけではないんですよ。
 二本観るのも三本観るのも一緒ってことで『SISU/シス 不死身の男』と『ドミノ』と『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』を一緒に観ればいいってだけの話なのですが、どうなんですかねぇ。
 なぜ二本映画を観ようと思っている自分が三本目を観ることに乗り気じゃないかというと、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』の上映時間がハンパなく長いからです。
 その上映時間、実に206分。
 何と『SISU/シス 不死身の男』(91分)と『ドミノ』(94分)を合わせたより長いんです。
 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』を三本目に観るということはさらに二本観るのと同じなんです。
 長いよ、長すぎるよ、レオっち!
 これで自分が『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』を三本目に観ることに躊躇する理由がわかってもらえたかと思います。

 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』を三本目に観る、と言いました。
 それが出来たらまだいいんですよ。
 『SISU/シス 不死身の男』を観て、『ドミノ』を観た後に、余力があるようだったら『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』を観るというふうに出来たら問題はないのです。
 しかしそれが出来ないんですよ。
 なぜかというと、映画には上映スケジュールがあるからです。
 10月28日のユナイテッド・シネマトリアス久山の『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』の上映スケジュールは12:00~15:39なんです。
 この日映画を三本観るとしたら『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』は間違いなく二本目なんです。
 さて、どうするか…。

 考えて、考えて、答えを出しました。
 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』は先送りにすることにしました。
 まだ次週ぐらいまではフツーに上映されていると思うので、11月の三連休に観に行くことにします。
 今週の土曜日は『SISU/シス 不死身の男』と『ドミノ』を観た後に、余力があるようだったら、『唄う六人の女 』を観ます。
 それでもまだ余力があったら映画館を移動し、イオンシネマ大野城でデヴィッド・フィンチャー監督の新作『ザ・キラー』を観ます。
 よし、これがベストなプランでだろう!

 何だか我ながら命を削りながら映画を観ている気がしないでもないですが、気のせいですよね。。。
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久しぶりにベリーダンスを見たくなった『セクシー田中さん』。

2023-10-24 21:01:33 | テレビ
 『ブレンパワード』の呪いからも解放されたし、撮りだめしておいたのを見た『VIVANT』も面白かったので、今クールはドラマやアニメを出来るだけ見るつもりでした。
 が、先に始まった秋の新アニメの第一話を何本か見たのですが、ピンと来るものはナシ。
 新アニメの中で一番楽しみにしていた『カミエラビ』が録画されてなかったのはなぜなんだろう?
 テレビ西日本で放映されるアニメは全部録画されるはずなのになぁ。

 アニメに続いて始まった新ドラマも何本か第一話を見ましたがやはりピンと来るものはナシ。
 とりあえず『時をかけるな、恋人たち』は見てるけど、正直そんなに面白くはない。
 今さらながらのタイムトラベルものなので、これまで見たことのない新機軸でもあるのかと思いきや、そんな気の利いたものは一切ナシ。
 これ、最後まで見続けられるかなぁ。
 ちょっと自信ナシ。

 まぁ別に見るつもりではあっても、見なくちゃいけないってわけでもないので見なくてもいいんだけどね、などとやさぐれながら何気なく見た『セクシー田中さん』がめっちゃ面白かったです。
 主人公の朱里は「若くて可愛いこと」しか自分に市場価値がないことを自覚している派遣OL。
 ある日朱里は会社の先輩OLである田中京子の秘密を知ることになるのだが、、、というお話。

 まず主人公の朱里を演じる生見愛瑠がいいですね。
 彼女と同じぐらい可愛い女優は他にもたくさんいるだろうけど、彼女が侮れないのは演技が上手いこと。
 『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』の第四話にゲスト出演した時も上手いなと感心したけど、本作でもその演技力は健在。
 可愛いことを自覚しつつ、それだけではダメだと焦っている、ある意味屈折したキャラクターを上手く演じています。

 そしてタイトルロールである「田中さん」を演じる木南晴夏もベストキャスト。
 裏の顔を持つ40歳独身OLを完璧に演じています。
 
 ネタ晴らしすると田中さんの裏の顔はベリーダンサーなのですが、このドラマを見ていて久しぶりにベリーダンスを観たいなと思いました。
 ベリーダンス、見たことありますか?
 自分は一度だけ見たことがあります。
 以前今泉にあったパブでベリーダンスのショーをやっていたんですよね。
 個人的にはポールダンスがお目当てだったのですが、ベリーダンスもよかったです。

   

 これがその時撮った写真。
 ついでにポールダンスの写真も貼っておきます。

   

 何ていうか、露出度の高い衣装なのでエロいことはエロいんですけど、エロいことなんかどうでもよくなるぐらいアクロバティックなんですよ。
 ベリーダンスとポールダンス、調べてみたら中洲でショーをやっているお店があるみたいなので今度行ってみようと思います。
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エンタメとして充分面白かった『777 トリプルセブン』。

2023-10-23 21:27:13 | 読書
 昔は趣味の欄にはっきりと「読書」と書けるぐらいに本を読むのが好きでした。
 今は果たして趣味と言えるのかどうかわからないぐらいにしか本を読まなくなりました。
 なぜ読まなくなったのか?
 理由はいくつかありますが、一番の理由は目が疲れるから、、、自分では認めたくないですが、ウルヴァリン、、、じゃなくて老眼ですね。
 あと本を読むのって体力(気力)が必要なんですよ。
 若者よ、本は今のうち読んでおけ、って言いたいです。

 そんなわけで新刊が出たら無条件で買う作家も三人しかいなくなりました(以前はもうちょっといた)。
 その三人とは乙一、伊坂幸太郎、森見登美彦です。
 この三人の新刊は無条件で買いますが、逆に言うとこの三人の新刊しか買わないといってもいいぐらいです(ちょっと前に読んだ『六人の嘘つきな大学生』は面白かったですが)。

 けれど先日京極夏彦の百鬼夜行シリーズの新刊『鵺の碑』を本屋で見かけたのでついふらっと買ってしまいました。
 京極夏彦も以前は無条件で新刊を買う作家の一人でした。
 ただ彼の場合、『ルー=ガルー』や『どすこい』など、個人的にまったく面白くない作品も多々あったので無条件で新刊を買うことは無くなりました。
 ただ、百鬼夜行シリーズだけは買っていました。 
 買っていました、と過去形なのは前作が出たのが17年前(!)だったからです。
 まさか17年の時を経て新刊が出るとはね。
 今の自分に『鵺の碑』を最後まで読み通せるかどうか、自信はありません。
 何しろ一部でレンガ本、鈍器本、漬け物石本と呼ばれる分厚さですからね。
 読めるかな~、どうかな~と思っていたところに伊坂幸太郎の新刊『777 トリプルセブン』が出ました。
 根性なしの自分は後から買った『777 トリプルセブン』から読み出しました。
 こちらの方はサクッと読み終えましたよ。
 ほとんど中身というもののないエンタメ本でしたが、いつもの伊坂節全開で自分は面白く読めました。

 一つわからなかったのは真莉亜の危機を七尾に伝えた丸顔のおっさんは誰?ってことかな。
 このおっさんだけ作品の中で浮いているような気がする…。
 他の登場人物は重要な役目を与えられていたり、意外な正体を隠していたりするのにこのおっさんは通りすがりみたいに真莉亜の危機を伝えていくだけだったからね。
 まぁ気にするほどのことでもないかもしれないけど。

 さて、今度こそ『鵺の碑』を読まなくっちゃ。。。
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ホラーアクション映画としては悪くなかった『死霊館のシスター 呪いの秘密 』。

2023-10-22 22:06:14 | 新作映画
 マイケル・チャベス監督、タイッサ・ファーミガ主演、『死霊館のシスター 呪いの秘密 』、10/13、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(無料クーポンにて鑑賞)。2023年41本目。

 あなたが最も高く評価するホラー映画は何ですか?と訊かれたら、自分は躊躇することなく『マーターズ』の名を挙げます。
 『マーターズ』はシナリオが舌を巻くぐらい上手いんですよ(『マーターズ』の最終考察はこちら)。
 ホラー映画を観ていてシナリオに感心するなんて滅多にあることじゃありません。
 では、『マーターズ』がお薦めのホラー映画なのかというとそんなことはありません。
 なぜ『マーターズ』がお薦めじゃないかというと、一言で言えば描写がきつすぎるからです。
 よほどホラー映画に耐性がある人でなければ『マーターズ』は耐えられないと思います。

 じゃあお薦めのホラー映画は何かというと『死霊館』とその続編である『死霊館 エンフィールド事件』ですね。
 怖がらせるだけ怖がらせて、最後は家族愛で締めるのですから、まずは理想的なホラー映画であると言ってよいと思います。
 ただ、『死霊館』はシリーズ化されて、多くのスピンオフ作品も作られているのですが、それらの作品がすべて本家同様に面白いのかというとそんなことはなく、中にはもうこのシリーズは見ない!と言いたくなるほどひどい出来のものもあります。
 ではシリーズ9作目の『死霊館のシスター 呪いの秘密 』はどうだったかというと、、、

 まず特筆すべきは登場する悪霊のシスター・バラクが無双だということでしょうか。
 何しろ本来聖域であるはずの教会の中で神父を焼死させるんですからね。
 神出鬼没で、使い魔を用い、さらに憑りついた人間を自在に使役します。
 本作でバラクは好き放題にやっていると言ってよいと思います。
 そのバラクの目的が何なのか、作中明かされます。
 とある聖遺物を手に入れることです。
 でもその聖遺物を手に入れてバラクが何をしたいのか、どうなるのかといった説明は一切ありません。
 まぁそれもやむを得ないでしょうね。
 何しろバラクは聖遺物を手に入れる前から無双なんですよ。
 無双である悪霊が聖遺物を手に入れたらどうなるのかなんてシナリオを書いた人も思いつかなかったのでしょう。
 ともかくバラクが聖遺物を手に入れたらヤバいぞ、というふうにしとけって感じで。
 そんなわけで本作のシナリオはかなりテキトーだと言えます。

 なので本作はホラー映画としてはお世辞にも出来がいいとは思いません。
 では本作は映画としてダメなのかというとそんなことはありません。
 『死霊館のシスター 呪いの秘密 』、ホラーアクション映画として観る分には充分楽しめました。
 本来ホラー映画にアクション要素は不要なんですよ。
 遊園地で言えば、ホラー映画はお化け屋敷であり、アクション映画はジェットコースターのようなものだと思います。
 同じく怖さを追求するアトラクションでもお化け屋敷とジェットコースターは全然別ものであるはずなのですが、最近はお化け屋敷を舞台にしたジェットコースターのような映画が多いです(『バチカンのエクソシスト』もそんな映画でした)。
 そういった観点で見ると『死霊館のシスター 呪いの秘密 』はそこまで悪くないかなという気がします。
 個人的にはもうちょっとシナリオが練られたホラー映画が好みではありますが…。

 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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