この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

8月の予定。

2017-08-31 21:14:18 | 日常
 7月は暇かなと思っていたのですが、何だかんだ言ってそれなりに忙しい1ヶ月でした。
 8月もそうなるんじゃないかなって思っています。


 8/5は『ゴットンジャム2017』に行きます!かなり危険な人(?)も含めて結構な数の人を誘いましたが、ぐるっとまるっと全員から断られました。青い空なんて大っ嫌いだぁああああ!!!
 
 8/11は『スパイダーマン ホームカミング』と『ターミネーター2 3D』の公開日。『スパイダーマン』の方はすでにムビチケを購入済みだけど、『ターミネーター2』の方はまだ買ってない、というか売ってない。鑑賞料金、いくらぐらいなんだろう…。

 8/13~15、まささんと二人、青春18きっぷで四国まで行ってきます!青春真っ盛りの二人なのさ~。

 8/19は『ベイビー・ドライバー』の公開日。ムビチケは売ってないけど、これも必ず観るつもりです!

 8/25は『ワンダーウーマン』の公開日。ムビチケ購入済み。こうして見ると、8月に観に行く予定の映画はどれも面白そうだなぁ。


 とりあえずこんなところです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 『空のない街』/第十六話

2017-08-30 22:38:22 | 空のない街
 廃工場に飛び込んだオーレリーたちが目にしたのは、嘘だ、そう悲痛な叫びをあげ、今まさにエドワード・マクマーナンへ断罪の鉄鎚を下すべく、ナイフを振り上げたジョシュアの姿だった。
「やめて、ジョシュア!」 
 オーレリーの声が届いたのかどうか、少年は振り下ろそうとしたその手を止めた。
「ローシェル警部…」
 ジョシュアは虚ろな目をオーレリーとハプスコットに向け、どうしてここに二人がいるのかわからないというふうに首をかしげた。
「アティルディアが、ティルダが電話で知らせてくれたの、あなたたちがこの工場にいるって」
 オーレリーの答えに納得したのか、ジョシュアは、ああ、と頷いた。
「そう、か…。彼女につけられていたんですね。この男にばかり注意を払っていたので気づきませんでした…。迂闊だったな」
 ジョシュアはフフ…、と笑った。ひどく儚い笑いだった。まるで全てを諦めてしまったかのような儚さだった。
「それで…、彼女は?」
「危険だからと言って帰らせたわ。今頃は、家にいるはずよ。それより、ジョシュア、その手を離して」
 少年の持つナイフは、ピタリとエドワードの喉元に当てられていた。わずかでもオーレリーたちが不用意な動きを見せれば、容赦無く男の喉を掻き切るというように。
「許せないんだ…」
 ジョシュアが誰にともなくつぶやくようにポツリと言った。
「わかるわ…。その男が、妹さんを殺した、犯人なんでしょう…」
 彼女の言葉に、少年は力無く首を振った。
「違う…。違うんです。そうじゃない。そのことで許せないんじゃない…。この男は、嘘を、ついているんです。その嘘が、許せないんだ…」
 それがいったいどういう嘘なのか、オーレリーは問う気にはなれなかった。例えそうしたところでジョシュアは答えないであろうし、自らの喉元に突きつけられたナイフを他人事のように眺めながらただへらへらとにやついてばかりのばかりのエドワードも、二人の会話が耳に届いているようには見えなかった。
「もう、疲れたんだ。これで終わりにしたい…。エミリーが…、エミリーが待ってる…」
 ジョシュアは、ナイフを持つ手にわずかに力を込めた。エドワードの喉にナイフの刃がスッと潜り、血が溢れ出した。エドワードは、グエッと蛙のような声を出した。
「それは違う!」
 咄嗟にオーレリーは叫んでいた。考えるよりも先に言葉が口をついて出た。
「エミリーは、エミリーは、あなたのことを待ってなどいない!」
 マニュアルに載っている説得術でなく、彼女の、必死なまでの心の叫びだった。
 ジョシュアがオーレリーの方を見て、頷いた。
「そうですよね。エミリーは、天国にいる。僕が死んでも地獄に落ちるだけだ。エミリーには会えるわけない…」
「違う。そんな意味で言ったんじゃないの。あなたを待っている人は、こちら側にいるのよ!」
 ジョシュアがオーレリーの言葉の真意がつかめないというように怪訝な顔をした。
「ジョシュア、聞いて。あなたを最初に訪ねた後、それから別の日にも私たちはもう一度救護院に行っているの。あなたがいないのを見計らって。その時、タウンゼント神父や他のシスターたちは皆、あなたの、マードックが殺された日のアリバイを主張したわ。あなたがあの日、一日中子供たちの世話をしていたって」
 オーレリーは自らが刑事であるということも、ジョシュアが容疑者であるということも半ば忘れていた。ただ目の前の少年にそれ以上罪を重ねさせたくない、そして何とか救ってやりたい、それだけだった。
「それにティルダよ。彼女は電話口で泣きながら言っていたわ。あなたにこれ以上罪を犯してほしくない、あなたがこれ以上傷つくのを見たくないと。彼女はすべてを知った上であなたのことを許しているの。あなたは、その人たちのために、これ以上罪を犯してはいけない!」
 ジョシュアは、タウンゼント神父の言葉を思い出した。この世に許されない罪などないと神父は言った。そしてアルバート・マクマーナンの、他人を傷つけることでは決して自らは癒されないという言葉も。
 ジョシュアは胸の内の、もう二度と閉じることはないと思っていた空虚な穴が少しづつ、少しづつ、小さくなっていくのを感じていた。
 ジョシュアの目から涙が止めどなく溢れ、砂鉄が混じって赤茶けた工場の床面に吸い込まれていく。それに連れてナイフを持つ手から力が抜けていった。
 やがて心の穴が完全に塞がると、ジョシュアは目を閉じ、大きくゆっくりと息を吐いた。両腕をだらりと下げ、少年は見えないはずの空を仰いだ。


                             *『空のない街』/第十七話 に続く
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

強く美しいヒロインを観に行け!『ワンダーウーマン』。

2017-08-29 21:23:59 | 新作映画
 ガル・ガドット主演、パティ・ジェンキンス監督、『ワンダーウーマン』、8/27、Tジョイ久留米にて鑑賞。2017年30本目。


 はっきり言ってツッコミどころの多い映画ではあります。
 本作の主人公であるワンダーウーマンこと、ダイアナが育ったセミッシラは女性だけの部族アマゾン族が住む外海から隔てられた孤島であるという設定です。
 女性だけの部族?
 歴史上、女性が支配する部族は存在しました。
 ただ、それは極端に女尊男卑というだけで、男性がいなかったというわけではないらしいです。
 まぁそりゃそうですよね。男性がいなければ部族を維持出来ないのだし。
 
 しかしセミッシラには女性しかいないわけです。
 果たして女性だけで部族を維持出来るものなのだろうか、、、う~~~ん、いろいろ下世話なことを想像してしまって、維持は無理!という結論に達してしまいました。笑。

 それに、なぜそもそもセミッシラには女性しかいないのかもよくわかりませんでした。
 セミッシラを作ったのも、アマゾン族を作り出したのも、神々の長であるゼウスであるという設定なのですが、なぜアマゾン族に男性がいてはいけないのかがよくわかりません(一応映画のパンフレットも買ったんですけどね)。
 結局のところ、ゼウスが極端な女好きで、自分だけのハーレムを作りたかったからとしか思えません。笑。

 というのは(半分)冗談ですが、結局セミッシラに女性がいないのは、ヒロインのダイアナがまったく男を知らずに育った、という設定だと面白いという作劇上の理由なのだと思います。
 まぁ作劇上はそうであれ、ともかく説得力のある設定ではなかったってことですね。

 ツッコミどころはまだまだあり、小舟でセミッシラを出立したダイアナが翌朝目覚めるとロンドンに着いていたり、、、どこにあるんだ、セミッシラ!?

 斯様にツッコミどころは尽きないわけですが、本作はそれらに目をつぶり、強く美しいヒロインを拝む映画なのだと思います。
 ともかくダイアナを演じたガル・ガドットが超絶的にカッチョいい!こんな男前のヒロインは過去にいただろうか、いやいまい(反語)。
 
 まぁいろいろ言いたいことはありますけどね。
 ラストバトルに捻りがないとか、それ以前にラスボスが何をしたいのかがよくわからないとか、などですが、そういった細かいことはどうでもよいのだと思われます。

 あ、一つどうでもよくないことがありました。
 この手のシリーズもののヒーロー映画には本編終了後のおまけ映像がつくのが常なのですが、本作にはそれがなかったです。
 『ジャスティス・リーグ』の公開が11月に控えているのに!!
 おまけ映像がないならないで事前に知らせておいて欲しいです。
 それともDCEUではないのが当たり前でしたっけ?

 以上です。


 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第12回鳥栖ボードゲーム交流会(小郡出張編)に行ってきました。その3。

2017-08-28 22:31:42 | ゲーム
 もう少しだけゲーム紹介。

『ヤッツィー』
 自分は知らなかったんですけど、昔からあるダイスゲームだそうです。5つのサイコロを振ってポーカーと似た手役を作っていきます。手軽に出来るのはいいですね。
 でもこのヤッツィー、サイコロを5つ使うだけのゲームなのにゲーム会社から¥2000(!)で販売されてる。フツーのサイコロと何が違うんだろ?

『アブルクセン』
 トランプの大富豪に似たカードゲーム。でもこれならフツーに大富豪をやった方が面白いよーな?

『バード・オブ・ハピネス』
 この日持ち込みゲーム以外で唯一勝利したゲーム。にもかかわらずあまり面白いとは思いませんでした。黒い鳥を独占したプレイヤーが必然的に勝つような気がします。

『コヨーテ』
 トランプのインディアンポーカーをさらに洗練させたようなゲーム。人気はあるみたいです。

『ピクテル』
 ピクトグラムが描かれたクリアカードを組み合わせて、お題が何か当てるゲーム。
 突然ですがここでクイズ!!

Q1 これ、なーんだ?


   

Q2 これ、なーんだ?


   

 1は比較的簡単で、2は超絶的に難しいです。誰も当てきれないと思います。

 あとは当然『民芸スタジアム』もプレイしましたよ。
 この日が初プレイにもかかわらず、あっという間にこのゲームの本質を見抜く人もいて、驚きました。
 
 この他にもいくつかゲームをしましたが、この日一番面白かったと思えたのが、結局自分が考案した積み木ゲームの『カプラス』でした。
 面白かったというより、対戦したのが前述の『民芸スタジアム』の本質を見抜いた人で、その人が『カプラス』にゲーム性が存在し、駆け引きが必要なことを認めてくれたので、それが嬉しかったですね。

 交流会終了後、参加者の女性が、小郡で行われているお祭りにみんなで行きませんか、と誘ってくれました。
 このお誘いは小躍りしたくなるぐらい嬉しかったのですが、自分は辞退しました。
 なぜかというと半日やったことのないゲームばかりプレイし続けて知恵熱でも出たのか、交流会が終わるころには気分が悪くて悪くて仕方なかったのです。
 でも自分が気分が悪くて倒れそうだったことは誰も気づいてないと思います。鉄の意思でそれを隠していたので。笑。
 お祭りに行く面々と別れてトイレに直行すると、胃の中のものをリバースし、30分近く便座にぐったりと腰かけてから何とか車に戻り、一休みしようと仮眠したのですが、目覚めてビックリ!夜の10時近くになってました。3時間近く寝てました。

 あとからツイッターでお祭りを楽しむ面々の画像が流れてきて、地団太を踏みたくなるぐらい悔しかったです。

 最後はちょっと残念でしたが、ゲームもまずまず楽しく、いろんな人と知り合えたのがよかったです。また来月も参加出来たらって思います。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第12回鳥栖ボードゲーム交流会(小郡出張編)に行ってきました。その2。

2017-08-27 23:15:36 | ゲーム
 久しぶりの交流会で、事前に参加も申し込まなかったし、もしかしたら歓迎されないかも、などとネガティブなことも考えたりしたのですが、それはまったくの杞憂で、主催の方からはごくフツーに歓迎され、昼過ぎから夕方、というか夜の7時まで楽しくゲームに興じました。

 プレイしたゲームの中からいくつか覚えているものをご紹介。

『パンデミック:クトゥルフの呼び声』
 

   

 世界的に有名な大ヒットゲーム『パンデミック』のクトゥルフ版、、、といってもほとんどの人は「パンデミック」も「クトゥルフ」も知らないでしょうね。
 一言で言えば「邪神の復活をみんなで阻止しよう、エィエィオー!」みたいなゲームです。
 ルールがよくわかんないまま始まり、そして終わり、見事邪神は復活しましたとさ♪

 ルールはともかくわかんなかったんですけど、わかんないなりに序盤はかなり上手く行っている感じがしました。しかも初心者用にかなりハードルを下げてくれたみたいだし。
 それでも邪神の復活を阻止できないとはこれ、どんだけ難ゲームなんだ…。
 ルールも把握出来ず、クリアも出来ずで、あんまり面白いとは思いませんでした。

『ボーナンザ』

 「ポーナンザ」と聞いて将棋ソフトの「ポナンザ」を思い出したんですけど、関係あるのかな?
 豆を育てて、売って、お金を稼ぐカードゲームです。交渉が肝になります。
 この日プレイしたゲームの中では比較的面白かったかな。

『約束のネバーランド:脱獄ゲーム』
 人狼ゲームの『約束のネバーランド』版です。
 ぶっちゃけいって自分は今流行りの(と言っていいですよね?)人狼ゲームをあまり面白いと思ったことがないのです。
 人狼ゲームっていわば推理小説で言うところの、嵐の夜の惨劇みたいなものですよね?
 嵐の夜の惨劇における殺人鬼が人狼ゲームでの人狼に当たるのだと思います。
 嵐の夜の惨劇系の推理小説を読むと、なぜ殺人鬼が徘徊しているのにもかかわらず、各登場人物は別々の部屋で夜を過ごすのか、自分には不思議に思えてなりません。
 人狼ゲームにも似たような矛盾を感じるのですが、それは『約束~』も例外ではなかったですね。
 まぁそういった設定上の無理、矛盾を感じるのですが、そういったものが気にならない人には人狼ゲーム、すこぶる面白いものに思えるのでしょうね(確かに誰がスパイなのか、推理するのは楽しかったです)。
 ちなみに自分は3回のスパイ当てのうち、2回目でスパイが誰なのかを当てましたよ(逆に言えば1回目ではわからなかったってことですが)。
 しかし、なぜか2回目のスパイ当てで、一番多くのプレイヤーから「こいつがスパイだ」と指差されたのが自分でした(自分は村人だった)。
 それだけならいいんですけど、3回目のスパイ当てのときも自分のことをスパイだと指差した人がいたなぁ、、、そんなに自分ってスパイ顔ですか???

 もう少し続きます。


                                      続く。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第12回鳥栖ボードゲーム交流会(小郡出張編)に行ってきました。その1。

2017-08-26 22:06:22 | ゲーム
 不思議博物館とは縁を切りました。
 断っておきますが、館長に出入り禁止を申し渡されたのではないですよ。
 館長には自分を出入り禁止にする正当な理由はありません。
 Mさんが不思議博物館を辞めた経緯にどうしても納得が行かず、一人ぐらいおかしいと思うことに「おかしい」と言う人間がいてもいいだろう、そう思ったのです。

 かなり痛手を伴う決断ではあります。
 何しろ自分のツイッターは不思議博物館を通じて知り合ったフォロワーが少なくないですからね。
 不思議博物館と縁を切るということは、そこを通じて知り合ったフォロワーとも縁を切るというのと同意でしょう。
 リアルでの友人がいない自分としてはこれはかなり痛い。

 しかし、真実を知った今、何も知らぬふりをして、不思議博物館、及び、サナトリウムに遊びに行くことは出来ません。
 痛手を伴う決断もやむなし、と考えます。

 それにしてもツイッターのタイムラインを見る限りでは、不思議博物館は本日も天下泰平で、日曜日には毎年恒例のバーベキュー大会が開かれるようです。常連さんも多く集まるんだろうなぁ。

 常連さんで、Mさんが不思議博物館を辞めたことをおかしいって思う人、いないのかなぁ。もしくは問題だと思う人。
 まぁいないから天下泰平なのでしょうね。
 それともみんなすべてを知った上で素知らぬふりをしているのか。
 だとしたらみんな大人だな。笑。
 自分は大人になりきれないから対応もつい子供っぽいものになってしまいます(この前振りも本来なら無用のものでしょう)。

 さて、少なくないフォロワーを失った自分ですが、決して友人なんていらないと思っているわけでもないわけで、友人知人を少しでも増やすべく、第12回鳥栖ボードゲーム交流会(小郡出張編)に行ってきました。
 会場は小郡市総合保険センター あすてらす
 ん?鳥栖ボードゲーム交流会で会場が小郡市?
 おそらく、いつもの会場のサンメッセ鳥栖の予約が取れなかったのでしょう。
 自分はイベントの会場なんて(早めに予約すれば)簡単に取れるのかと思っていたのですが、そういうわけでもないようですね。
 主催のととろさん、ご苦労様です。

 まぁでも今回の会場があすてらすでよかったですよ。
 自宅から十分ちょっとで本格温泉がある施設があるなんて全然知らなかったですから。
 夕方6時からは入浴料が半額の¥260になるようだし、今回は行けなかったけど、近々行ってみよう…。

 前振りのせいで長くなりました。笑。
 続きます。


                                         続く。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご当地Tシャツを何枚か。

2017-08-25 22:59:53 | 雑事
 旅行に行くと自分用のお土産にご当地Tシャツを買うようにしています。

 以前はストラップを買っていました。
 ストラップ、、、若い人はご存知ないかもしれませんね。
 iPhone以前の携帯電話にはストラップを取り付けられるようになっていて、老いも若いも携帯電話に取り付けたストラップの数を競っていたものなんですよ。
 
 というのは嘘ですが。笑。

 まぁでもストラップをお土産に買っていたというのは本当。それで何をしていたかというと、愛車のフィットのサンバイザーにじゃらじゃらぶら下げていました。笑。
 自分ではそのすだれの如く揺れ動くストラップ群が気に入っていたのですが、同乗する人には甚く不評で、ぶら下げるスペースもなくなり、またiPhoneの台頭でストラップ文化自体が廃れてしまったたので、今ではTシャツを買うようになりました。
 Tシャツは人類が腕が二本で首が一つである限り廃れないと思うので。

 前振りが長くなりましたが、ご当地Tシャツを何枚か紹介しますね。

 まずは大阪で買ったご当地Tシャツ。


   

 これはお土産に買ったというより雨にびしょ濡れになっていて、その時着ていたTシャツを早く着替えたくて買いました。
 二度漬け禁止のカツTシャツなので、次に麻雀をするときにでも着ていこうかと思っています。

 お次はつい先日四国で買ったばかりのTシャツ。


   

 捻りも何もなく讃岐うどんとだけ書かれています。とりあえずこれを着ていたら四国に行ったことはアピール出来ますよね。アピール出来たからなんだって話ですが。

 お次は熊本の五木村で買ったもの。


   

 五木村で「ば」?
 そう、バンジージャンプ成功記念で買いました。
 値段はちょっとお高めで、その分生地は厚手でよいです。

 さてお次はどこでしょう?


   

 去年大淵献燈祭を観に行った際に買いました。
 達筆すぎて何て書いてあるのかわかんないですよね。
 献燈だけに見当もつきません。

 実はあと一枚、京都に行ったときに買ったご当地Tシャツもあったのですが、部屋の中のどこを探しても見つかりませんでした。
 そんなに部屋のあちこちにTシャツを置きっぱなしにしているわけではないのですが…。
 自分の京都Tシャツの行方をご存知の方はご一報ください。
 よろしくお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蛾には要注意!

2017-08-24 22:42:24 | 日常
 恥ずかしながら、お尻と太ももの裏に湿疹が出来てしまいました。
 かーなーりー痒かったのですが、そのうち治るだろうと楽観的に考えていたのと、実際病院に行く時間が取れなかったので、一ヶ月ぐらい放置していました。
 が、一ヶ月経っても治りそうな気配なし。
 さすがにこれはいかんなと思い、お盆休みの最終日に市内の某皮膚科に行ってきました。
 最初に行った別の皮膚科は待ち時間が一時間と言われて受診を諦めたのですが、こちらは待ち時間がほぼゼロ。
 待ち時間が少ないのは喜ばしいことですが、ここまで患者さんの数が違うと少しばかり不安にはなりますね。

 診察室で早速パンツを下し、母親以外誰にも見せたことのない(ということにしておきます)マイ・プリティー・ヒップを先生に見てもらいました。いやん、恥ずかしい♪
 先生は少し首をかしげながらこう言いました。
 あー、かぶれてますね。
 ・・・・・かぶれ?
 かぶれってフツー、首筋や腕など、露出したところが特定の植物に触れてなるものじゃないの???
 お尻は風呂に入っているときとトイレで大きな便りを出しているとき以外に露出させた覚えはないんだけど?
 いつ、何でかぶれたんだ、マイ・ヒップよ。

 それから念のためにということで血液検査もすることになりました。
 まぁそれはいいんですが、会計で検査費用代で¥7500請求されたときは「ホワット?」って言いそうになりましたよ。
 何事も検査するのってお金がかかるのね。。。

 後日、検査結果が出ました。


   

 13の検査項目のうち12が陰性であるクラス0でした。
 唯一疑陽性であるクラス1だったのが「蛾」でした。
 また「ホワット?」って言いそうになりましたよ。

 世の中に様々なアレルギーが存在することは知っていました。
 しかし「蛾」アレルギーは初耳でした。
 だいたい蛾ってアレルギーになるほど積極的に接触するものじゃないと思うんだけど。まぁアレルギーって直接触れなくても発症することがあるってことなんでしょうね。

 結局のところ、お尻と太もも(の裏)に出来たかぶれの原因はわからないままでした。
 が、処方された塗り薬に効果があったようで、湿疹もかなり収まり、以前の美尻を取り戻しつつあります(誰が美尻だ)。

 これからは蛾には注意して暮らしていこうと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『空のない街』/第十五話

2017-08-23 22:13:10 | 空のない街
 エドワード・マクーナンは体の中の空気を全て吐き尽くそうかというように、なお叫び続けた。そして雄叫びを上げたまま、ジョシュアに殴りかかった。彼にしてみれば精一杯の抵抗だったが、ジョシュアには、それはひどく緩慢な、マードックに比べれば退屈でさえある、動きだった。
 体をわずかに沈め、エドワードの拳をかわすと、そのまま地を這うように屈みながら、ジョシュアはすれ違いざま、相手の右と左、両方の太股に持っていたナイフを突き立てた。
 ゲフゥと、体に残っていた最後の空気を吐き出すように短く呻くと、エドワードは両膝を着いた。それは罪人が神に対して許しを請う姿にも似ていた。
 神が、死生を決する存在を指すのであれば、エドワードにとって今のジョシュアはまさしく神にも等しいといえた。
 今、ジョシュアを支配するもの、それは怒りではなく、憎悪でもなかった。ただひたすらに開放を願う心であり、早く楽になりたいという思いだった。それゆえジョシュアは目の前の跪く男に対しても余計な苦しみを与えるつもりはなかった。どうすれば最も苦しみを与えることなく相手の命を絶つことが出来るのか、束の間迷った。
「あの時の、子供なのか?」
 ジョシュアの顔を一心に見ていたエドワードが不意に口を開いた。
「だとしたら、それがどうだというんです?」
 今更自分が誰なのか、自らが手を掛けた少女の兄だと気づいたとして、だからといってどうなるというのか。それでジョシュアの、エドワードへの対応が変わるというわけではなかった。
 そのはずだった。
 エドワードが突然笑い出した。最初は含んだ笑いだったが、やがてそれは工場全体に反響する狂笑に変わった。ジョシュアはエドワードが気が触れたのかと思った。だが、そうではなかった。
「何がおかしいんです?」
 ジョシュアの問いにもエドワードはすぐには答えようとはせず笑い続けた。
「何が、おかしい?」
 ジョシュアが再度問うと、ようやくエドワードは笑いを収めた。
「殺すがいい」
 彼は含み笑いを浮かべつつ、言った。そして、こう続けた。
「殺すがいい…。あの子に頼まれて、私があの子を、そうだ、エミリーを殺したように、私を、殺すがいい!」
 エドワード・マクマーナンが何を言っているのか、ジョシュアにはわからなかった。この男は、何を言っているのだ?エミリーが、頼んだ…?わからない、わからない、わからない…。
「確かに私は、普通の女性を愛せない、その意味で私はまともじゃない、それはわかっている、わかっているさ。だがな、私は女性に対して暴力を振るったことなど一度もない、あの時を、あの時を除いてな!」
 エドワードは、さもおかしそうにハハハと笑った。
「あの子は、エミリーは、私の腕の中で泣いて訴えたよ、もうこれ以上生きていたくない、もう一日もとな。だが神様は自ら命を絶った者を、天国には召さないという。だから、私に殺してほしいと、涙ながらに訴えたんだ。だから、だから私はこの手で、殺したんだ、エミリーを、あの子を、この手で!」
 こいつは、嘘をついている。嘘を、言っている。嘘を…、ついて…いる。嘘を…。
「殺せ、私を!そうすれば、私は、天国で、エミリーと、永遠に、結ばれる!」
「嘘だ…」
 男は少年に向け残忍な笑みを浮かべた。
「嘘じゃあない…。嘘じゃないさ。その証拠に、お前は殺さないでいてやっただろうが!」
「嘘だ。嘘だ。嘘だ。嘘だ。お前は、嘘をついている、嘘だ、嘘だ、嘘だ!」
 エミリーが、そんなこと、言うわけない…。 僕は、エミリーを愛していた…。
 エミリーも、僕を、愛して、いた…。
「嘘だあああ!」
 ジョシュアの絶叫と、エドワードの狂笑が、主をなくした廃工場の中で交錯した。
 少年はナイフを高らかに掲げた。


                                 *『空のない街』/第十六話 に続く
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遊園地に行くか、温泉に行くか、それが問題だ。

2017-08-22 23:41:48 | 旅行
 青春18きっぷを利用して四国に行ったことはすでに書きました。
 二泊三日の旅でしたから、青春18きっぷ5回分のうち、3回分使ったことになります。
 そして先週の日曜日、博多に行く用事があったので、そのとき1回使いました。
 鳥栖から博多まではJRだと片道540円、往復1080円で行けるので、青春18きっぷを使うのは勿体ないのですが(青春18きっぷは5回分で11,850円)、このまま使わずに宝の持ち腐れになるよりかはいいだろう、そう思ったのです。

 さて、残る1回をどう使うかですよ。
 いろいろ考えた末、選択肢を二つに絞り込みました。

 一つは今年の12月に閉園されるスペースワールドです。
 昼間はスペースワールドで存分に遊び、日が暮れてからは小倉のアーケード街を散策する、悪くないプランだと思います。
 ただ、いくつか問題があって、まず今年閉園されるだけあってスペースワールドは人がめっちゃ多いことが予想されること。
 どんなに魅力的なアトラクションでも一時間以上並んで待つ気にはなれません。

 あと、遊園地って男一人で行っていいものなのかどうかという葛藤がありますね。
 まぁ考えすぎなのかもしれませんが。

 もう一つのプランは、180°趣きを変えて、熊本の八代にある日奈久温泉に行くことです。
 日奈久温泉、ネットで調べた限りでは風情があってなかなかよさげな温泉です。それに間違っても人が多そうじゃないのがいいですね。笑。

 遊園地と温泉、どちらに行くか、まるっきり趣きが違うので、なかなか決めきれないんですよねぇ。
 青春18きっぷの期限が9/10なのでそれまでに決めなければいけません。
 遊園地と温泉、どちらに行くか、それが問題です。 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする