この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

映画のハシゴをしてきました。

2010-10-31 20:23:08 | 日常
 久しぶりの更新です。
 特に何があったってわけじゃないですし、ネタがなかったってわけでもないのですが、電池が切れてしまったというか、記事を書く気力がありませんでした。
 十月は毎日更新していたんだけど、最終週になって途絶えちゃったか。我ながら惜しいな。

 さて、映画のハシゴをしてきました。
 観てきたのは『ソウ ザ・ファイナル3D』と『怪盗グルーの月泥棒』の二本。
 最初はワーナー・マイカル・シネマズ・筑紫野(家から車で三十分弱)で『怪盗グルーの月泥棒』と『おまえうまそうだな』の二本を観ようと思ってたんですけどね。
 さすがにアニメ二本というのはチョコレートパフェを食ったあとにぜんざいを食うみたいなもんで腹にもたれるな、と思って止めにしました。

 次にTOHOシネマズトリアス久山(車で一時間弱。車で行ける距離にあるシネコンで『ソウ』をやってるのはここだけ。)で『ソウ ザ・ファイナル3D』と『おまえうまそうだな』の二本を観ようと思ったんですけど、これもよくよく考えてみると前売り券を持っているのは『怪盗グルーの月泥棒』だけだったので、映画のハシゴをしようと思ったら二本のうち一本はこれにしないといけなかったんですよね。
 なのでハシゴは『ソウ ザ・ファイナル3D』と『怪盗グルーの月泥棒』という3D映画二本となりました。
 ただでさえ映画のハシゴをするときついのですが、それがどちらも3Dとなるときつさも五割増しでした(じゃ、映画のハシゴなんてするなよ!と言われそうですが、まさに仰る通りです。)。
 レビューはまた後日アップすることにして、まずは館内で見かけたくまの着ぐるみ。

   
   


  どこぞの女子高生が「可愛い~♪」なんてほざいてましたが、「どこがですか!?」と問い詰めたくなりました。


 続いて出入り口付近にいた豚のぽこちゃん。


   


 シネコンの近くにあるふれあい動物園の一頭なのですが、そばに誰も見張りの係りの人とかいませんでした。
 逃走したり、さらわれたりしたらどうすんだろ、、、ま、考えにくいけど、でもイタズラされる可能性はあるよね?

 何となく映画のことよりくまと豚のことがやけに印象に残った一日でした。
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何を観ようかなぁ。

2010-10-26 22:06:39 | 日常
 いつだったか、今年は年間五十本のペースで劇場に映画を観に行っています、というようなことを書きました。
 前言を撤回します(といっても誰も覚えていないであろう発言を撤回してどうなるんだ、って気はしますが)。
 たぶんですが、今年は五十本の大台には乗らないですね。
 今現在四十二本観に行ってるから、いいとこ四十七、八本ぐらいかなぁ。
 この先どんな映画が公開されるか、ほぼわかってますからね。
 年末までに観に行く予定の映画は公開順に『怪盗グルーと月泥棒』、『ソウ・ザ・ファイナル』、『デイブレイカー』、『リトル・ランボーズ』、『トロン・レガシー』ぐらいかな、観たいのは。
 なんですけど、ワーナー・マイカル・シネマズで使える、期限が十一月末までのポイントカードが一枚あるので、それでもう一本何か観ることが出来るんですけどね。
 何を観ようかなぁ。
 今の時期、あんまり鑑賞意欲をそそられる映画が公開されてないんですよね。
 『インシテミル』でも観に行くかな、、、あまり惹かれるものがないんだけど(原作は好きだけどさ)。
 と思っていたところに意外な伏兵が現れました。
 もうねー、主だった映画レビューブログで絶賛の嵐!!こんなにべた褒めされる作品も珍しいんじゃないかってぐらいです。
 その作品の名は『おまえうまそうだな』
 マシで(面白いんで)すか!?と言いたくなるんですが、まぁ他に期限までにこれといって観たいと思える作品もないので、今週か、来週にでも観に行ってこようと思います。
 あ、そうだ、よくよく考えたらTOHOシネマズのマイレージポイントも溜まってるんだっけ。
 前言の撤回の撤回、今年はやっぱり劇場鑑賞数は五十本の大台に乗りそうです、、、たぶん(どっちだ!!)。
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『WORLD WAR Z』、読了。

2010-10-24 23:48:15 | 読書
 マックス・ブルックス著、『WORLD WAR Z』、読了。

 本書は人類を滅亡寸前にまで追い込んだ世界ゾンビ戦争終結から十年後、一人の調査官が生き残った様々な人々に対して行ったインタビューを元にした記録(という設定の擬似ドキュメンタリー)です。

 長かった!!
 一時は読み終わらんかと思いました。
 といっても決して面白くなかった、ってわけではないのです。
 ありとあらゆる階層、階級、地域、職業の人が語る、一つ一つのエピソードはよく書けてると思うし、なかなか読ませるものがありました。
 ただ、皆が皆、一様に「あの戦争に勝者はいない、いるのは敗者ばかりだ」みたいな感想を述べるのは読んでいてひどく疲れました。
 一人ぐらいは『ゾンビランド』のタラハシーのごとく、「きやがれ、ゾンビども!!」みたいなぶっ飛んだキャラがいてもよかったんじゃないかと思います(その役目を担っていたのがもしかしたら日本人の師弟コンビなのかもしれないけど、二人とも生真面目すぎる)。

 しかし、本書に対する一番の不満はそこじゃないんです。
 どこまでも暗く、息苦しい世界観が本書の持ち味なのだ、といわれたら納得するしかないですからね。

 ゾンビ映画における一番の恐怖は、無数のゾンビに囲まれることでもなければ、高速で走るゾンビに追いかけられることでもなく、自分は恋人や家族、その他近しい人がゾンビになる、ってことじゃないかって思います。
 ゾンビになってしまった愛する人を自らの手で屠れるのか?
 それが究極の選択ではないでしょうか。

 しかし本書ではそういった究極の選択を強いられる人間が一人も出てこないんですよ。
 これだけ多くの人がインタビューに答えているというのに、家族にゾンビになったものがいないというのは片手落ちだし、不自然です。

 本書はゾンビという空想の産物をモチーフにして、戦争の虚しさを描くことに成功しているといっていいでしょう。
 が、戦争による悲劇は描けてないように思えました。
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『世にも奇妙な物語』を見ました。

2010-10-23 23:46:39 | テレビ
 週末はこれといってやることがなかったので(これといってやることがないのは今週末に限ったことではないけど)DVDで録画しといた『世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・秋 ~人気作家競演編~』を見ました。

 『世にも奇妙な物語』も二十周年かぁ。もうそんなになるんですかね。時が流れるのは早いもんだ。
 よく言われるのは『世にも~』はレギュラーで毎週放送していたころの方が面白くて、スペシャルになってからつまんなくなったってこと。
 今回のスペシャルは人気作家の原作ということでつまんなかった、ってことはさすがになかったけど、すごく面白かった!!ってほどでもなかったかな。どれもドラマとしてそれなりにまとまっているとは思ったけどね。

 以下各話への簡単なレビュー。

○『厭な扉』
 京極夏彦の原作ということで期待していたんだけど、ごくごく平凡な作品だった。早い段階でオチが読めて、でもさすがにそのオチはないだろうと思わせて、やっぱりそのオチだった。
 おそらく原作はもっと“嫌な”お話なのではなかろうか、と想像する。

○『はじめの一歩』
 原作者の持ち味がよく出ていたのではないだろうか。
 オチも気が利いている。

○『栞の恋』
 悪くはなかったんだけど、自分の好みではなかった。

○『殺意取扱説明書』
 個人的にはこういったお話は結構好き。ただ、このお話が成り立つためには主人公がライバルに殺意を抱いているだけでなく、ライバルも主人公に対して明確な殺意を持っていなければいけないはずが、その説明がなかった。傑作になりえたかもしれないが、傑作ではないかな。

○『燔祭』
 このお話、『世にも~』でやるには尺が足らないと思う。宮部みゆきなら、もっと『世にも~』向けのお話があったんじゃないかなぁ。出来自体は可もなく不可もなく。

 『世にも奇妙な物語』を見ると、それが面白くても面白くなくても、創作意欲を刺激されます。
 ショートショート(のプロット)を何本か思いついたんですけど、読んでみたいって人、いらっしゃいますか?主にグロい話ですけどね。
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宿題の解答。

2010-10-22 23:50:28 | 蘊蓄・雑学
 どれぐらいの人が待っていてくれたのかわかりませんが、幸太郎さんから出された宿題の解答です(ミクシィのコミュの方で同じように出題したけど、リアクションゼロでした。とほほ。)。


   


 長方形の縦と横を四分割します。便宜上、座標を上からA、B、C、D、E、右から1、2、3、4、5と定めます。

 点A1からD2、D3、D4を貫く直線を引き、辺E1-E5との交点をそれぞれX、Y、Z(E5)とします。
 このときD1-D2、D2-D3、D3-D4の長さは等しく、D1-D5とE1-E5は平行ですから、E1-X、X-Y、Y-Zの長さもまた等しくなります。
 よって点X、Yによって辺E1-E5は三等分されます。

 以上証明終わり、、、なんですけど、数学の証明なんて久しぶりなんで上手く証明できたかどうか・・・。

 おっとせっかくだからこの方法で作った三角柱も公開しときますね。


   


 ・・・・・・・。
 やっぱり糊代は必要だと思いますよ、幸太郎さん。笑。
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女を落とすメール術 。

2010-10-21 22:26:12 | インターネット
 もうすでに削除しちゃいましたが、昨日の記事に『女を落とすメール術』というタイトルでトラックバックが打たれてました。
 普段だったらそういった怪しげなトラックバックはソッコーで削除するのですが、このときはふとした気紛れでトラックバック先の記事を覗いてみることにしました(よい子のみんなは危険だからやめようね♪)。
 その記事を読んで驚愕しました。
 たかが携帯のメールでそんなことが出来るなんて!!
 目からウロコでした。
 ちょっと長いですけど以下全文転載します(一部伏字)。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ルックス自身がなくても、メールだけで女を手玉に取り続ける、その秘訣は、ス○○○○メール。 
 全く女性から相手にされず、一度も女性と付き合った事がない。そんな元アキバ系が、モテ男に大変身したメール術です。
 ・超簡単。空き時間に携帯からメールするだけ。
 ・お金も時間もかからない。メールだけで女を落とせる
 ・面倒なことは一切無し。職場や自宅からメールするだけ。

 「ホントかな~? たかが携帯メールだけで、そんなにもてるようになるなんて・・・・」
 おそらく、半信半疑でいることと思います。しかし、これは紛れもない事実なのです。

 もしあなたが、「女性にもてたい」「彼女が欲しい」と思っていても、面と向かって口説く自信がない、というなら、ス○○○○メールがおすすめです。
 百発百中のメール術で、どんな女も、どんなシチュエーションでも必ず落とせます。

 ところであなたは、このような悩みをお持ちではありませんか?
 ・ルックスに自信がない
 ・女性と会話しても話が続かない
 ・いつも「いい人」で終わってしまう
 ・メールや電話が苦手
 ・デートしてもHまで持ち込めない
 ・お金がないからリッチなデートができない

 「外見がパッとせず、話も上手じゃないし、また、お金もないから、女性を落とすことができない・・・・・・」
 いいえ、落とすことができるのです。
 ス○○○○メールを使えば。

 好きな女性と付き合ったり、Hをしたり、または、女性に貢がせたり。
 今後、女性のことで悩むこともなくなり、女性に不自由しなくなることでしょう。
 相手の年齢・職業にかかわらず、様々な女性に対応できます。
 好きな女性を落とすことなんて朝飯前です。
 
 ス○○○○メールでは、「落とせる女性」ではなく、「自分が落としたい女性」を落とすことができます。
 この「メール術」は、基本理念が「相手の心理を操作をする」事にあるので、すぐに落とせるような簡単な女性ではなく、自分の好きなタイプの女性(自分より数段レベルの高い女性でも)を落とすことができるです。

 また、ナンパのように無駄な時間をかける必要もありません。効率よく女性を落とせます。
 自宅や職場で、空いた時間に自分のペースでできます。

 「本当にメールだけで女性を落とせるんですか?」
 「僕、本当に見た目が冴えないんですけど。それでも、メールで彼女が作れるんですか?」
 よくこのようなメールが届くそうですが、実際にス○○○○メールを実践してみて、
 「このメール術で、女性の方から誘われる事が多くなりました」
 「今月に入って4人の女性に告白されました」
 「ずっと片思いだった女性から、逆に告白されました」
 などなど、喜びの声が多数届いているそうです。

 人生は長いようで短いものです。女性と楽しめる時間は限られています。
 ずっと、もてない、女性と縁がない暗~~い人生を送ってきた男性も、ス○○○○メールで初めて彼女ができたり、好きな女性とHをしたりと、幸せをつかんでいます。
 本当に、思いもよらないふとしたことで、その後の人生が大きく変わってしまうことがあるのです。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 いや~、今までス○○○○メールの存在を知らなくて、人生確実に損をしてましたね。
 こんなに簡単に女性を落とせるなんてまるで夢のようです。
 早速愛しのあの子にス○○○○メールを送って、あの子のハートをゲットすることにしましょう。
 ・・・・・・・・。
 そーいや、あの子の携帯のメールアドレス、知らんかったわ。笑。
 どなたか、女性から携帯のメールアドレスを自在に聞き出す方法をご存知の方はお教えください。
 どーぞよろしくお願いします。
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抱き合わせ。

2010-10-20 22:44:09 | 戯言
 購入したDVDは今まで一つの棚に収めていたんですが、レンタル落ちしたものを大量に大人買いしちゃったりしたもので、棚をもう一段増やしました。


   


 レンタル落ちしたものを買うことに抵抗はまったくないのですが、むしろ欲しかったDVDが安く手に入るのであれば大歓迎なのですが、こういうふうに貸し出しOKの文字が頭一つ飛び出て、高さが揃ってないのは気に喰わなかったりします。まぁB型だからね(B型は大雑把じゃないんかい!!)。
 どこか100円ショップとかでDVDのケースだけ売ってないもんかいな。

 それにしてもこれだけDVDを所有しておきながら、新作で購入したものが未だ一作しかないというのは我ながらケチ臭いというか、何というか。あとは廉価版だったり、ヤフオクで落札したものだったり、レンタル落ちだったりします(さて、唯一新作で購入したDVDはどれでしょう?ってタイトル、読み取れないか。)。

 まぁでも別段新作のDVDは絶対に買わないゾ!って心に固く決めてるわけではないのです。ただ、新作のDVDを買ってまで見たいと思える映画がそうないってだけで、、、しかし、この冬、よーやくDVDが出たら即買おう!と思っていた映画のDVDが発売されます。
 その映画のタイトルはそう、『ヒックとドラゴン』。
 今年観た映画の中でこれは抜群によかったです。もう一度見たい。何度でも見たい。
 よし、今週末にでも予約しよう!!

 と思ったのですが。
 『ヒックとドラゴン』のDVD発売を教えてくれたYUMIKAさんの記事によると、この作品のDVDはブルーレイとDVDのセットものしかないとか。
 マジかよ!!
 ブルーレイとDVDを抱き合わせで販売して、一体誰が喜ぶんでしょうね。
 ブルーレイの再生機器を持ってない人はブルーレイディスクは不要だし、持っている人はDVDが不要でしょう。
 どういう販売意図があるのかまるでわかりません。
 フツーにブルーレイとDVDを別々に販売して、ブルーレイの方だけを特典を豪華にして、価格を千円か二千円高くして販売すればいいと思うんだけどな。
 『ヒックとドラゴン』だけはDVDが出たら買おうと思っていたんだけど、、、今回もやっぱりスルーかなぁ。。。


ps.あとで調べたらDVDオンリーでも発売されるみたいです。こちら。まぁ500円しか変わんないから、セットで買う方が特といえば得なんだけどね。
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宿題を考える。

2010-10-19 21:05:09 | 蘊蓄・雑学
 先日パズルを出題したら、逆に幸太郎さんから宿題を出されました。
 その宿題とは【長方形の一辺を道具を使わずに三等分にする】というものでした。
 これは、、、難しいです。
 たぶん自分が出題した【長方形の紙で道具を使わずに正三角形を作る】よりも格段に難しいと思います。
 難しくて、これは出来ないのではなかろうかと思ったのですが、好敵手(と書いて「とも」と読む)である幸太郎さんから出された宿題をそう簡単にほっぽり出すわけにはいきません。
 なので、考えて、考えて、座禅を組んだり、滝に打たれたり、瞑想に耽ったり、インドの山奥で修行をしながら考えて、ふっとわかりました(本当にふっとわかった)。

 出来るじゃん、三等分!!

 というわけで自分からも出題です。
 長方形の一辺を道具を使わずに三等分するにはどうすればいいでしょうか?
 前回同様わかった!という方はその旨コメントしてくださいませ♪
 解答はまた気が向いたときにでも・・・。

ps.言うまでもなく三等分は、たぶん三等分やなんちゃって三等分、何となく三等分、もしかしたら三等分、いつの日か三等分、目を細めたら三等分などは不可です。
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久しぶりのヤフオク。

2010-10-18 21:09:03 | 日常
 少し前のことなんですが、自分がたまに行ってた、大手系列店ではないレンタルビデオ店が閉店しました。
 そこは品揃えがちょっとばかり変わっていて、こんなの誰が借りるんだ、というような作品が同じものばかりずらっと五、六本、ときには十本近く並んでたりしていました。
 いまどき商品棚の1/4ぐらいをDVDでなくビデオが占めていて、よくこんなのでお店が成り立つもんだなと思うこともしばしばだったんですが、そうですか、やっぱり成り立たなかったんですね。

 で、店仕舞いの片付けをしていた店員さんに「閉店セール(在庫の処分)みたいなものはやらないのですか?」と尋ねたところ、店員さん曰く「業者さんに任せているので(閉店セールはやらない)・・・」とのことでした。
 そのときは、そっか、レンタルビデオ店が閉店するときは在庫の処分は専門の業者がやるものなのか、と思いました。

 なのですが、映画レビューブログ『サブタレイニアン』の管理人たおさんが懇意にしていたレンタルビデオ店がやはり閉店して、そこは閉店セールを兼ねて、取り扱っていたDVDをヤフオクに出品をするのですよ。
 その数、100本(以上)!!
 しかもオークション開始時価格が何と500円!!
 100本も出品されていれば一本や二本は目ぼしいものもあったりするわけで、覗いてみる価値は充分あると思います。商品リストはこちら

 自分は、ミッキー・ローク主演の『エンゼル・ハート』というオカルトミステリーが出品されてて、この作品のDVDは通常だと四、五千円で取り引きされるシロモノなので(レンタル落ちではないけどね)、これは競り落とさねば!と思ったのですが、オークションの終了時刻が平日の真っ昼間だったのであっさり競り負けました。オークション最終価格1300円・・・。自分が前日入札したときは1200円だったので、あと一歩、及ばなかったってことですね。2000円までだったら出してもよかったんだけどな。

 代わりに『ヤング・シャーロック ピラミッドの謎』という懐かしい映画のDVDを入手しました。落札金額500円なり♪出品価格で落札出来てよかったです。

 皆さんも是非オークションを覗いてみて下さい。
 上述の通り、この作品のDVDが500円!?というようなお宝DVDもあるかもしれませんよ。
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『BRICK ブリック』、学園ハードボイルドの傑作!!

2010-10-17 22:25:52 | 旧作映画
 ライアン・ジョンソン監督・脚本、ジョセフ・ゴードン=レヴィット主演、『BRICK ブリック』、DVDにて鑑賞。


 高校生は言うまでもなく子供である(ただし、自分にいわせれば、高校生だけでなく、自らの食い扶持をまともに稼げない奴、稼いでない奴はみな子供だと言ってよいと思う)。
 だがこれまた言うまでもなく、高校生だってその気になれば車の運転が出来る。銃だって撃てる。麻薬を売買することだって出来る。セックスだって出来る。人も殺せる。
 つまり、大人と何ら変わりない。
 映画『BRICK ブリック』はそんな映画だ。

 学園の変わり者ブレンダンの元に二ヶ月前に別れた元恋人のエミリーから助けを求める電話が入る。よりを戻す気はないが、エミリーのことが気がかりになって彼女の最近の動向を探るブレンダン。しかし電話があった日から二日後、彼は排水坑で哀れにも骸になったエミリーを発見するのだった。誰が彼女を殺したのか、そして彼女は何故殺されなければならなかったのか。真相を求め、彼は学園を疾走する…。

 ストーリーよりもむしろ映像の印象が強く残る映画だ。
 排水坑の奥から映した、半円に切り取られた外の景色。遠くに消え去ったかと思うとブレンダンを轢き殺すために引き返してくるスポーツカー。艶かしく、どこか象徴主義的な絵画を思い起こさせるファム・ファタールの裸身。誰もいなくなった放課後の運動場で真犯人と対決するブレンダン。
 監督が映像にこだわり抜いた作品だということが強く感じられた。

 ハードボイルドが好みだという人に強くお薦め出来る。また、映画においてヴィジュアル重視だという人にも、新しい才能(監督もそうだし、主人公のブレンダンを演じたジョセフ・ゴードン=レヴィットも)を先物買いしたいという人にもお薦め出来る。

 先ほどチェックしたところ、ヤフオクで本作のDVDが千円前後で出品されているようだ。映画マニアであれば千円なら即買いだと思う。
 ただし、本作はDVD化にあたり、劇場公開時の『BRICK ブリック』から『消された暗号』という意味不明なタイトルに変更されているので要注意である(本作は暗号を巡るお話では全然ない)。
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